アーカイブ:2017年2月9日

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かたる: SUMCOの決算が発表され…減収減益だと言います。それにも拘らず…株価は800円から1800円台へ大きく伸びました。まもなく1900円台ですね。まったく…日経新聞の観測報道を重視したために、早めにカタルは相場を下り大失敗をしたわけです。中国のスマフォ需要などは、一時的な増産体制か? あるいはクリスマス商戦までの一時的な現象か?…との懸念が在ったためにカタルは、スタート当初に手掛けただけで相場から離れました。

まぁ、この背景は…電津事件に心打たれ、クラウドワークスの転換促進を狙ったために、間違った事前観測が要因です。あの時は、アドバンテストを売り、クラウドワークスの買い増しをしていましたからね。完全な相場の読み違いです。もともとDRAM相場のDXI指数の変化に、早く…気付いたのです。あれは昨年の夏に、米国企業が半導体は不足していると言う…意外な報道を目にしたのが切っ掛けでした。あれ? 既存の認識と違うな…。

DXI指数の推移

それまでの半導体産業は、赤字の垂れ流し状態が、続く…との認識でしたからね。このDXI指数は5000台の底値を這っていたのです。その指数が6000台から7000台に突入する姿を観て、カタルは半導体株のSUMCOとトリケミに注目したのですね。流石、市況ものです。現在も乗るべきで、この動きに付いていくべきかもしれませんが…どうしても、休むんじゃないか…と言う恐怖心は、消えませんね。何しろ、この早さですから…。

でもカタルは明らかに、間違っていました。たぶん、こんなもんじゃなく…もっと大きなスケールなのかもしれません。カタルには、サッパリポンです。現役の頃の勉強不足が祟っていますね。もっとキャリアの蓄積があれば…全力で大相場に乗れたのかも知れません。実はこのようなチャンスは、至る所にあります。でもそのチャンスを、なかなかモノに出来ないジレンマを、いつも感じています。

Vテクの取り組みの失敗を、活かせるかどうか…。この銘柄、実は3000円を割れたところの推奨だったと思います。最初の上下で…カタルは、その上限で、一度、仕上がり宣言をして…離れていました。そうして…再び1万円乗せを目指し参入しました。今回も上がるとは思っていましたが、自分のポジションの問題で、手掛けていません。

この教訓はスタート時点の相場は、兎に角、重いのですね。なかなかスムーズな動きになりません。実はSUMCOも、そうかな?…と考えていた節があります。でも実際は違いました。折角、読者からDXI指数の推移のデータを頂いたのに…。この貴重なデータの情報を充分に活かす事が出来なくて…反省しています。ゴメンね。貴重なデータなのに…。カタルは、もう一度、今年、何処かで…半導体にチャレンジします。

さて…昨日の孫氏の言葉を聴き、なるほど…ね。思いました。やはりトランプ政権の誕生を受け、今年は大きく伸びるのでしょう。一番は規制緩和ですね。公共事業投資や減税ではなく、規制緩和が実際されることで…潤う産業は、多いのでしょう。先日、パイプラインの構築が…認可されましたね。自然破壊を畏れ…オバマケアなどを観ると、オバマ政権は、実にまともな精神の持ち主でした。しかしこれからは、イデオロギー重視の世界から、実利を重視する世界になるのでしょう。そもそも人間は生きている訳で…理想だけでは、食えません。

中国は大気汚染と言う代償を払いましたが、その代わりに「生活の豊かさ」を手に入れ、現在は、その後始末に、追われています。日本でも水俣病など…不幸な事件が沢山ありました。同じ現象ですね。PM2.5などの問題は…。

田沼政治の後を受け、寛政の改革を実施した松平定信から、「白河の清きに魚の住みかねて もとの濁りの田沼恋しき」と言う現象がトランプ現象なのでしょう。

今、読者からの推奨で、読んでいる船戸与一の「蝦夷地別件」と言う小説が、その時代背景を描いています。まだ上巻なので、どんな展開になるか…楽しみです。この本と関連した作品で、花村満月の「私の庭 蝦夷地編」と言うのがあります。この本もマズマズでした。興味のある方は、読まれると面白いと思います。今度、時間があれば、熊谷達也も面白そうですね。花村作品は「ワルツ」に惹かれ…多く読みました。

まぁ、小説の話は、どうでも良いか…。でも相場を知るためには、ある意味で人生経験がないと…なかなか相場は上達しません。そう言えば…クラウドワークスが、最安値を付けた時に、丁度、昔の仲間から電話があり、クラウドワークスは、どう?…と薦めましたが、やはり一回転は…出来ましたね。彼は、買ったかな? あの日は660円台で、いくらでも買えました。カタルは大引けを665円の指値で、500株だけ買いに行きましたが…660円と安く買えたのです。

そうです。あの日ですね。追証懸念が生まれ…いやいや、ケネディクスを5000株売り、本当は670円で指値をしようと思ったのが…買えないと困るから、寄り付きで2500株買い、650円で2000株用い、まさかの急落に備え、600円でも2500株の買い指値を入れたのですが…。あの恐怖感が底値でしたね。今の所は…ですが、でもDeNAなどの動きを観ていると…大丈夫そうですね。やはり、誰かが手を入れているみたいな動きに見えます。

ひょっとすれば…一気に4ケタを、奪回するかもしれませんね。1300円台の時は、数字を見ずに…買い増しをして大ヤラレしました。今度は…どうでしょう。小型現物株は、兎に角…ハイリスクです。比較しているフュートレックは貸借ですが、クラウドワークスは現物です。だから上下の動きが激しく、カタル好みなのです。

カタルは証券マンだったので…基本的にカメレオンです。どんな投資家の要望にも応えられます。機関投資家なら機関投資家向けに…。早く金持ち運用が出来るほど…お金が欲しいですね。それなら…配当利回りの「みずほ」などでしょう。リクルートだって…何れ、1万円です。ソニーもマズマズですね。オリックスは、先日HSCと言う米国の水道メンテナンスの会社を買収しましたね。やはりコンセッションを…目指しての行動です。これとドッド・フランク法の改正が繋がります。大きな会社だから、なかなか動きませんが、関空の案件といい、将来を見据えた手を着々と打っています。これが未来の利益に繋がります。

何気ない…新聞記事をどう活かすか…? この発想に、カタルは長けています。しかし独創的過ぎて…市場は、なかなかカタルの発想通りの展開になりません。経営者の方針と相場運用の力が合体すれば…ケネディクスも1万円相場になり得るのでしょう。それが相場と言うものでしょう。そんな幻想ばかり見ているから…おかしな人生になりました。まぁ、これも人生です。今日は、この辺で…。



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