アーカイブ:2017年2月14日

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かたる:いやはや…世の中は不思議なものです。またケネディクスが自社株買いを実施するとか…。カタルは先日、追証懸念が発生し、儲かる金融株を売りたくもないのに売らされて、尚且つ、あまりに下がる想定外の動きをするクラウドワークスを、買うためにケネディクスを売ったのです。

あれは…たしか7日でしたかね? 泣く泣く…ケネディクス413円で5000株売り、代わりにクラウドワークスを687円で、2500株買いました。本当は…もっと買おうと650円、更に、まさかの下げに備え、600円でも買い注文を入れていたのですが、実際の下値は656円までで、結局、2500株しか…買えませんでした。

ところが…驚くことにケネディクスが、再び、自社株買いの50億円だそうです。前回、50億円の自社株買いを、したばかりなのです。如何に、自分達の株価が安いか…と言う事を、経営陣が自覚しているかの証明なのでしょう。それなら、利益隠しなどをせずに…ちゃんと、いちごHDのように、利益を出すべきですね。利益を隠すから…いちごHDの後塵を拝する評価だったのです。本来は格が違うのです。

カタルは1000円でTOBを掛けろ!…と述べていました。世の中には、お金持ちがたくさんおり、ケネディクスを買収すれば、直ぐにお金が何倍にもなります。宮島さんの経営能力は低いですからね。

でもカタルと同様に、本人達は、馬鹿は馬鹿なりに努力をして、自社株買いをしている姿は、評価できるのでしょう。いくらお金があっても、株価を安値水準で放置している経営者は、沢山います。そのような村論理は、明らかにおかしいのです。ユナイテッドアローズは、株価を正当な評価から…遙かに低い価格で株価を放置していたために、ABCマートの株集めに遭い…結局、高値で買い戻しを、余儀なくされました。それ以来…ユナイテッドアローズは、株価水準に関心を払い、自社株買いを…度々、実施しています。

上場企業の中で4番目(実際は6位)…、日本で土地を支配している会社なのです。一番は地所、二番は住友不動、3番は三井不動です。実際にはJR東海(2位)やJR東日本(4位)が登場しますが、それらの会社は、全部の土地を売る事は出来ません。トヨタ(7位)やNTT(8位)は、地方の稼げない資産ですからね。

本物の名目時代に突入するなら、実際にはケネディクスが、一番、価値があるのです。その会社の時価総額が、僅か…1000億円足らずなのです。1兆数千億円も、商業用の不動産を、傘下に置いているのですよ。不思議ですね。だれも…この価値に気付きません。市場参加者は馬鹿なのでしょうか? 中国人の金持ちが、買収すればいいのです。たかが1000億円程度なのです。

この事を知っている経営陣は、余裕資金が出来ているから、自社株買いに走る訳です。先日まで経営危機に遭い…株価は100円を割れていたのです。

如何に…金融規制が、すごい力を有しているか分かります。カタルは先日、ソフトバンクが、英アーム社を買収する時に、みずほ銀行は1兆円の融資を実行しました。これには驚きました。金融力が、世の中を動かす実例です。

本日は、更にビックリすることがあります。USEN(4842)をU-NEXT(9418)が買収すると言うのです。U-NEXTの売り上げは、伸びていると言っても、四季報予想では売り上げ450億円規模の会社です。それが…遙かに大きな787億円の売り上げ規模の会社を、子会社にすると言います。つまり宇野さんは、一度は、失敗しましたが…返り咲きを狙ったわけです。この資金元が、みずほ銀行です。なんと…買収資金の800億円を融資するとか…。通常、あり得ない融資です。

だってU-NEXTの売り上げは…増えると言っても、売り上げは450億円で9億円の赤字の会社ですよ。そんな会社に買収資金800億を融資するのです。勿論、USEN株が担保になり、USENの資産も担保としての融資でしょうが…。

これが、金融庁の方針転換と言う奴で…「事業性融資」への方針転換が、世の中を動かすのです。分かりますか? 如何に、金融規制と言うのが凄いものか…。経済活動の景気と言うのは、熱エネルギーなのです。内部の物質が、活発に動いているかどうか…。いくら日銀が、下からガンガン焚き木を燃やしても…金融庁が、上から液体窒素を注いでいたわけです。しかし、ようやく…昨年、1月から方針が変化し、3月になり実際に変わりました。その結果、U-NEXTによるUSENの買収が可能になったのです。

当然、U-NEXTは売り上げも、利益も大きく膨らみますから、株価は上昇するのでしょう。これはグループ企業のようなものですが…、資本関係ないケネディクスを、地所が買収しても良い訳ですね。敵対的な買収がドンドン起これば…経営者は真剣に経営をして、東芝のような事例が、何れ…なくなります。だから…日本株は、名目時代に向け…ドンドン上がる可能性があります。カタルはバブル当初に、考えた日経平均株価10万円を目標に据えています。

だって…あの時は38915円ですからね。あれから、まもなく30年です。名目成長率3%台をキープしていれば…、今頃の日経平均株価は10万円だったわけです。それを馬鹿ぞろいの為に…永遠と「失われた時代」を過ごしてきたのです。米国は2008年にリーマン・ショックですからね。既に、トランプ政権により清貧思想のオバマから体制転換をしました。日本は30年ですよ。いい加減に…名目時代を目指す馬鹿達にも、光が当たって良い筈です。

カタルは述べています。名目時代の成否を決めるのは、ケネディクスの株価だけを見ていれば良いと…。本日は、寄り付きで、また買いました。資金不足で…売った分の5000株は買えず、たった2000株ですが…。それに…クラウドワークスも、買いに向かっています。実は…昨日の出来高推移を見て、考えを改め…一旦、売った玉を…高値で再び買い戻し始めたのです。昨日は770円台で買い戻しています。

これは…ひょっとすれば、ひょっとするかもしれません。それほど…この出来高推移は、魅力的です。ここに来て、確かに、株価は100円ほど上がりましたが…まだ200日線より下ですからね。カタルの考える…最も強い相場に発展するかどうか…。アドバンテストの2100円を超えることができるなら…カタルにとっては、昨年の失敗を、一気に…取り戻す事になります。果たして…そんなバカな展開があるのでしょうか?

世の中は…面白いですね。売り上げ規模が450億円の赤字の会社に、800億円も融資をするなんて…通常はありえません。本日のレポートの目玉は、金融規制の意味を、皆さんが良く感じることにあります。だから、三菱UFJは純資産価値を、必ず、奪回するわけです。

この辺りのポイントを、しっかり押さえて、おかねばなりません。規制緩和の意味は…皆さんが考えているより、遙かに巨大なエネルギーなのです。だからメディアに批判されつつも、米国株は上がり続けるのでしょう。それでは…また明日。下がらなければ…クラウドワークスの上を、更に…買い増すかな? 貧乏人は資金不足で…困りますね。仕方がありません。



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