アーカイブ:2019年10月

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米国では今年3回目の利下げが実施され、これで打ち止め説が浮上しています。事前予想通りの展開になりました。注目点は、今後の米国10年債の利回り推移でしょう。GDPの発表では、好調な消費が確認され、カタルの考える理想形の展開に見えます。もともと米中貿易協議から過度の景気後退論が生まれた面が強いのでしょう。散々、悪口を言われました。リセッションの話を、改めて語るまでもなく…その話は皆さんの方が得意なのでしょう。それほど…一般化している訳です。

昔から、株屋は「あまのじゃく」的な性格の人が多いのです。何故なら、相場は「少数派の論理」で決まると言われています。多くの一般論はその前提がある為に対策が練られ、それを回避しようとします。一例を掲げれば…昨年末のクリスマスショックです。あの金利引き上げにより、一気に市場は冷え込みました。未だにその影響が色濃く残っています。

しかし今年に入り…既に3回目の利下げ実施です。あの昨年の談話から、今年のFRBの行動は予想も出来ません。例えば此方の…あの時期の報道を読むと…その状況が分かります。しかし…現実は、株価が下がるのを受け、政策方針が転換されました。このように現状の状態を受け、柔軟に対策を変えるのが市場経済です。

バブル崩壊の初期段階で、元日銀総裁の三重野さんは株や土地が下がっても実体経済に影響などない…と豪語しました。日経平均株価がガンガン下がっているのに…利上げを強行したのです。故に、傷口が更に広がったとも言われています。景気動向は、市場に聞かねばなりません。株式相場は常に半年先を見て動いていると言われています。

SUMCOの株価動向をみると…その意味が理解できると思います。今はまだ多少の警戒感が残っています。依然リセッション入りを考えて行動する人がいます。

FOMCでは3回目の利下げの実施を決めましたが、カタルはそれ以上にレポ金利の高騰を受け、市場に短期資金をFRBが供給していることが大きな材料だと思います。カタルは、このレポ金利の高騰を…何度も取り上げました。JPモルガンのレポートによれば、金融規制が問題だと言う事です。

ガチガチに規制されている金融規制の為に、円滑な資金循環が妨げられている可能性があります。だから来年の2月から3月は、この懸念が再浮上する可能性があります。今から、カタルは皆さんに注意を促しておきます。

まぁ、事態が表面化すれば…対策が練られ、的確な政策が実施されれば、もう情報化の時代ですから、極端な景気後退、リセッション入りはないのでしょう。カタルはそう考えています。1年程度なら、誰でも耐えられます。日本の場合は30年ですから呆れます。今でも、日経新聞は少し不動産融資が増えると…過去最高水準で、バブルだと社説を書くほどの人間が、騒ぐのです。

スルガ銀行の問題発覚、この程度の事で目くじらを立て、金融庁は経営者を変えるのです。昔の役人の資質は素晴らしく…今の役人は度量が狭く感じます。まぁ、これも社会の変化と言うのかな? 

カタルなど…昔は交通違反で捕まっても、よく見逃して貰いました。今は絶対に駄目です。こんな所にも村論理が行き詰った理由が、垣間見れます。本当の悪と偽物の悪、同じ悪でも違いがあると思うのですが…。カタルは甘ちゃんですからね。

要するに、いい加減な性格です。昨日もパスワードの配布をしていたら、名前を間違えちゃって…ご迷惑を掛けました。お詫び申し上げます。ついでなので…全ての有料会員にメールでパスワードの配布を行いました。…ので確かめて下さい。28日現在で入金を頂いた方には、既に手続きが完了しております。もし…パスワードが届いてなければ、お知らせください。

メールを読んでいると、皆さんの期待を感じる次第です。しかし株式投資と言うのは自分の心との戦いです。株が下がれば不安になり、株が上がると浮かれます。如何に、自分の心をセーブできるかどうか…。情報は「諸刃の剣」なのです。自分がどう解釈して、どう利用するか…此処に真髄があります。市場にはたくさんの選択肢があります。

例えば…昨日かな? 発表された貿易統計でカタルが気にしている9月のチタン輸出が発表されています。この34億5288万円という数字の持つ意味をどう解釈するか? この見方、一つとっても意見は割れます。

実はこの数字は、カタルがデータを取ってから…初めての過去最高水準なのです。でも不思議な事に、本日の大阪チタンも、東邦チタンも今の所は反応していません。このデータを見て株を買っても良さそうに思えます。東邦チタンの2大収益材料のチタンもMLCCも改善方向にありますから、株価が4ケタ以下なのは納得がいきません。

チタンを狙うなら、本当は大阪チタンですよ。内容を見ると割高に思えてとっても買いにくいでしょうが、株式投資の基本は、方向性を買うものです。収益が改善方向に向かっているか…それとも悪化方向に向かっているか?

一番大切なのは、この方向感覚です。皆さんは一株当たりの利益に対し割高とか、割安とか言いますが…そんなもんは関係ありません。株価の決定要因が業績動向にあるのは事実ですが…一番大切にするのは、この変化率です。「潜在成長力」が高いかどうか…に心が動かされるのです。この話は非常に重要なのです。

未来の業績はある程度、経験を積めば読めます。だからソニーのように結果が分かって買うのは、馬鹿ばかり…。見えない部分をどう考えるか? 先ほどのチタン輸出の34億円の水準を、どう解釈するか…が重要なのです。このような積み重ねが「市場の整合性」に繋がります。重要なパーツを、ひとつ一つ積み上げて、未来を予測するのです。

カタルは今年、村田製作を採り上げ…事前に皆さんに伝えています。村田で重要なのはメトロサークの量産化の立ち上げに失敗して、収益の改善が遅れた為に、前回の相場の時に買われなかったことなのです。つまりシコリがありません。今回は揃っています。しかも…全個体電池と言う夢も、三桜に比べれば…実用水準の話です。その三桜は、本日、株価が安いようですが…どうなりますか。

カタルは田中化研に軍配をあげますが、仕掛け筋が居るのかどうか。その田中、今の株価は998-1009-975-980=118700(10:09)です。こんな時にどうするか…を考えるわけです。株価が上がって来て1100円を超えた時に買うのではないのです。今、どうするか…ですね。参加するか見送るか…。

基本は目先の動きより、中長期の動きです。株価の動きを見る時に、対応に迷ったら時間軸を伸ばしましょう。日足で判断するのではなく週足や月足で判断をすればいいのです。こんな事は常識です。それでも迷ったら、時間を置きましょう。自分の心の冷却期間を置けば良いのです。一時的な熱は、直ぐに冷めるものです。

あれ?ソフトバンクが高いですね。カタルの買い値は4200円前後でしたが…。まぁ、ノンビリやればいいのです。基本は「デフレの関門」(22750円)を久しぶりに抜いた意味が、重要だと思います。

カタルが今年の夏、基準地価を採り上げて特集しています。渋谷の地価上昇はすごいのです。でも日銀の緩和のお蔭で金利は安いのですよ。あの開発は数年を要しています。

馬鹿は少子高齢化で…どうのこうの。カタルの息子の奥さんも孫を預けて働くのだそうです。でもカタルは出来るなら反対です。娘の様な子供の育て方が望ましいと思っています。彼女には頭が下がります。

毎日、どこかに出かけるのです。昨日はロンドンタワーに…。同じ地区に住んで納税をしているから、15ポンドの入場料なのに…僅か1ポンドで入れるとか…書いてありました。日本の保育は、海外に比較すると劣化しています。大切な幼児期の教育ですが…まるでお金の掛け方がなっていません。

話しが逸れましたが、このように女性の働き手が増え、今後、定年が伸び老人も働きます。だから労働人口は増え続けています。留学生の事例を、先日は紹介しました。この意味はケネディクスの株価の事を書いているのです。

まぁ、良いか…。G君は昨日も高く本日も強いですね。今849円に9900株、850円に3500株の売り物があります。どうなるでしょう。まぁカタルにとって上がれば嬉しいが…どっちでも良いのです。

何しろ未来には、お金持ちになって一億円を、ぶち込むと宣言している株です。 ただし1000円程度を予定しているから、あまり早くに上がるのも困るのです。その前の段階で1億円を早く儲けないとなりません。馬鹿カタルの戯言です。意味が分かる人も分からない人も…毎日読んでいれば…楽しく、世の中の推移を感じられると思います。

それでは…また明日。



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