アーカイブ:2019年10月

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今朝の東京はどんよりした曇り空で…肌寒く感じられます。部屋の中は電気を付けなければならないほど薄暗いのです。新潟(日本海側)の天気は冬になるといつもこんな感じです。唱歌で「お正月」と言う歌があります。

♩もういくつねると お正月 お正月には 凧あげて こまをまわして 遊びましょう♩と言うくだりです。

カタルはこの歌を聴くたびに…何故、正月に凧揚げなのか? 何故、コマ回しが出来るんだろう?…と不思議でした。だって…長岡の正月は、たいがい雪が積もっているのです。

日本も広いですね。住む場所により状況は違うのです。冬になると…東京は西高東低の気圧配置で青空ばかり…偏西風の気圧配置で風が強いイメージが分からないのです。小さな小学生の知識では、気象の知識なんかありません。

株式相場も同じです。だから自己研鑽が欠かせません。金利と企業業績の関係など…証券マンになったばかりのカタルにとって、未知の領域でした。大手証券の場合、研修があり基礎知識が学べます。一応、カタルの場合も形ばかりの研修はありましたが、小さな証券会社では…教育に時間を割き、人を育てるのも限度があります。

楽天の三木谷さんは、きっと優秀だったのでしょう。一ツ橋を卒業後、興銀に入社し、直ぐに米国留学です。すべて会社のお金ですよ。そうして人を育て、終身雇用で年功序列が一般的な形態でした。でも今の日本は、そんなユトリもないでしょう。日経新聞には銀行・証券、二桁減の新卒採用の文字が躍っています。だから中途採用が増えますね。

銀行も証券もエキスパートは欲しいのでしょうが…素人を育てるユトリはありません。カタルは一応、証券アナリストの資格を独自に取りました。週末に学校に通い…勉強して、どうにか合格した部類の人間です。しかし世の中には、頭が良い人間は多く、全部、一発で資格試験を合格出来る人間も居ます。司法試験は難関と言われますが…それも学生時代に取る人間がいます。

でも資格試験など…何の役にも立ちません。やはり実践経験に勝るものはないのでしょう。弁護士になっても食えない人間も多いですよ。

最近になって、ようやく…カタルもマズマズの水準に達して来たな…と思っています。掲げる銘柄は、相場環境が良くなれば…の条件付きですが、田中化研のように事前に掲げることが出来ます。本日は、何か出たのでしょう。あの時に仕掛けて、あれほど推奨したのに…4桁に届きませんでしたが、タイミングと環境により、本日は1010円のストップ高買い気配です。先ずはおめでとうございます。

カタルは、この株は4桁銘柄、間違いなし…と述べていましたね。昨日はJトラストを大引けで2000株ですが、400円まで買いに行ったら…なんと大引けは397円で買えました。きっと期日か…なにかの売り物があったのでしょう。この株は、田中化研よりもっと有望です。何処かでタイミングが合えば…田中化研のような動きになります。

でもそんな事は、神様ではありませんから、いつストップ高するの?…と問われても分かりません。そもそも…素人は相場と言うものが分からないから、ワイワイガヤガヤ…的外れな指摘ばかりします。

先日、安川電機が減額修正を発表しましたが、その後の動きの重要性さえ、理解できないでしょう。馬鹿と識者の違いは、歴然としています。

もう直ぐ…カタルもこの壁を越え、あっちの世界への旅立ちが出来るかも知れません。本日の日経平均株価は309円高の22516円です。あと250円です。22750円が潮目です。この意味は非常に重要なのです。

馬鹿は、株が上がるとワイワイ騒ぎます。でも僕らは「賢い投資家」を目指しましょう。相場を読む事より、己の心を理解でき、制御できるかどうか…。株式投資の成否は此処に尽きます。田中化研を見れば分かりますが…カタルが推奨した「株価位置」と言うものを理解できるでしょう。

今日は、何故かいつも使っているチャートのサイトが不調のようですから…チャートを付けることが出来ませんが、各自で株価位置の重要性を確かめて置いて下さい。そうして安川電機の減額修正と、その後の動きも重要なので、その理解を深めましょう。

そこで…ヒントを掲げます。金融相場と言うのは現状が悪いのです。でも何故か、株価は上がります。相場は、逆業績相場から金融相場の境目に位置しており…その現象の一つです。こういう現象が続くかどうか…。安川は機関投資家の核になっており、指標に近い銘柄なのです。SUMCOもそうです。でも古河電工は格落ちです。

その銘柄の「格」と言うものがあります。一株利益は同じなのに、株価の評価が違う銘柄は、たくさん存在します。全部がPER10倍ではありません。利益の資質も違うのです。

カタルは有料株式教室の12回目、今回の最終回のレポートで、その利益の資質について触れています。同じ一株利益でも株価の評価は違います。

相場全体の体温でも…個別株の評価は変わります。株式投資の難しさを理解しないと駄目なのです。奥が深いからから面白い。なかなか株で儲けられないから面白い。たまに儲かるから面白い。今の相場を楽しみましょう。

相場の見所が理解できるようになると…未来の株価も、自然に見えるようになります。カタルは田中化研の特集を組みましたね。何故か? 考えた人がいましたか? ヒントは、色んなところに転がっています。

でも普段から、その気になり…しっかりと観察をしてないと、その変化に気付かずに過ごすのです。この違いは非常に大きな違いです。銘柄を知る事より、考え方の話が重要なのです。

先ずは無理をしないことです。いつも心にユトリを持てる「建て残高」まで、手持ちの玉を落としましょう。常にゆったりした気持ちで相場を眺めましょうね。のんびりやればいいのです。

これから数年間の大相場が始まるのです。目先の1日、1か月、1年…の、そんな短い時間はたいした時間ではありません。ソフトバンクの孫さんは、いつも300年後の未来を見て行動をするのでしょう。今、苦境に陥っているジャンク債扱いのWeworkも彼の世界では有望株なのでしょう。でもメディアは散々な評価をしています。

さて本日は、この辺でお終いにしましょう。今日の焦点は田中化研ではなく、安川電機の動きの観方ですよ。こんな事も解説できないとすれば…証券マンは失格です。証券マンは、常に自己研鑽を欠かさずに勉強をしましょうね。カタルはこのレポートを書く為に、どれだけの下準備をしているか…。それでも常勝将軍には程遠いのです。

早く…最後の時間の壁を破ることが出来れば…お金なんか必要なくなります。互いに頑張ろうね。また…明日。



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