アーカイブ:2019年10月

鉄道の日

おめでとうございます。昨晩は興奮しましたね。稲垣啓太選手のトライは、まさに神業でした。あのパス回しは、何度、見ても…素晴らしい奇跡に見えます。最初にスコットランドがトライを決めた時は、やはり駄目かな…と思ったものです。そもそもラグビーの日本開催が決まった時から、負けは決まっていたので…善戦すれば…それで良し。勝ちは望んでいませんでした。関係者には失礼な話ですが…。だって…過去の戦歴を見ると、望みは薄く感じられていました。

それがロシア戦に勝ち、何より驚いたのはアイルランドに勝ったことです。それでも…最終戦のスコットランドは敗れると思っていました。あんな熱い戦いぶりを見るとラグビーなんか…見たことがなかったカタルですが、心が大きく動かされました。

僕が、日経新聞の編集長なら…どちらをトップに据えるか? 確かに迷います。常識的にはやはり台風被害をトップに据え、ラグビーは2番目の扱いなのでしょう。しかしカタルなら、ラグビーを右のトップにして、左に台風の紙面を割くでしょう。この思いの中には願望もあります。清貧思想の実質時代か、それとも夢が溢れる名目時代か、どちらを取るか…と問われれば、未来の夢に向かって、生きる方が良いと思うからです。

最近は、天気の豪雨速報なども「50年に一度の」…と言うくだりに、引っ掛かります。毎年、豪雨被害があれば、もう50年に一度じゃ…ないだろうと思うからです。必要以上に…清貧思想を蔓延させていると…常に報道を聞くたびに思うのです。

政治家の発言を「切り取る」やり方も…なんで部分的なバッシングを、派手に繰り返すのか? カタルにはサッパリポンの世界だからです。他人批判をして…いったい何が生まれるのでしょう。

先ずは、稲垣選手のあのフォローを称賛して…彼に続け!と頑張る事です。素晴らしいトップ選手を見て、我も、我も…とみんなで頑張ることが、よりよい社会を形成するのでしょう。マー君の素晴らしい投球を見て称賛し、一流域の世界を感じねばなりません。その世界に触れることで…自分自身の目標を高め、更に、自分自身もステップアップする事でしょう。

故に日経新聞の編集長だったら、台風被害を2番目に持ってくるべきじゃないかな? 確かに多くの被災者が居られ、心情を考えれば同調し…悲しみを共有すべきかも知れません。それにより、少しは被災者の気持ちが安らぐかも知れません。悲観に明け暮れる友達を、どう慰めるか…難しい。でも気分転換も必要です。そんな最中の快挙なので、彼らの勝利は、僕らの心に…より一層、響きました。

例えば…こちらのレポートを読むと、今までの日本株のイメージが分かります。常にNY市場の動向に一喜一憂し、従者の日本が定着しています。しかしNY株はカタルが証券界に入った時は、日経平均株価がNY市場の10倍の価格だったのです。日本株は常に右肩上がりを続けていました。だって一人あたりGDPは増え続け…、米国と同じレベルまで追い付いていたのです。そうしてジャパンアズNO1と言われました。

その逆転劇から30年間も負け続けていれば…富田さんのような解説が一般的になります。しかしカタルは、此処から「日本の逆襲劇」が起ると思うのです。ラグビーだって、1995年の南アフリカ大会でニュージーランドに128点差を付けられ17―145で敗れたのです。あれから24年で…予選リーグの全勝ですよ。

いい加減に…日本株もバブル期の高値38915円を抜いて、自信を取り戻す日本になって欲しいものです。もう富田さんのような「金魚の糞」のレポートは読みたくありません。条件が整った今回こそ…奈落の底から這いあがり、ラグビーに続かねばなりません。

本日は義母の米寿祝いを兼ねて…これから家族でお祝いに出かけます。この10月14日は「鉄道の日」だそうで…新橋・横浜間を初めて機関車が通過したお祝いだそうです。明治天皇が横浜まで行かれたそうですね。本当は10月11日に決行する予定だったそうです。何故なら、旧暦で9月9日にあたり…重陽の節句になるそうです。それが台風か何か…で、10月14日順延されたそうです。

菊の節句だそうです。1月1日、3月3日、5月5日、7月7日そうして9月9日が5節句で1月は7日になるそうですね。七草粥を食べます。桃に菖蒲に笹に菊だそうです。植物が邪気を払う意味があるとか…。

慣習と言うものは…背景に流れる意味を持っているようです。カタルは常に市場の摂理と言うか…整合性を考えています。何故、ラグビーと株式相場を結び付け…稲垣選手の初トライを採り上げたか? 

普段は、日経新聞の記事の順番など…の扱いを、考えたことがない人も多いでしょう。しかし僅かに…目にする積み重ねから、人々の心は揺れて行きます。だからメディアの人は、言葉の選び方一つにしても…配慮して、みんなで新しい世界を築きたいと願っています。それでは…そろそろ出かけるのでこの辺で…また明日。



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