アーカイブ:2020年1月

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いつものようにスマフォを見ていたら、こんな記事が、何故か…気になりました。此方です。発信元は、毎日新聞ですが…検索を掛けるとヤフーなどのサイトが上位になっています。面白いね。先ずは発信元を最優先にすべきだと思いますが、それじゃ…技術的に難しいのかな? センター試験で、分からない問題をスマフォで検索して、カンニングをしたと言う事ですが…これで5例目だと言います。

一般的な解釈は「馬鹿じゃないか」?…と言う反応でしょう。でもカタルは、この報道を見て日本の教育システムが間違っているんじゃないかな?…と感じています。

何故、こんな事を思うかと言うと、カタルを入社試験で落とした山一證券から、山一が倒産した時に大量の人間が、カタルの勤める証券会社に歩合セールスとして入社しましたが、せいぜい食えるのは2年か3年で…みんな会社のブランドが消えると、仕事が出来ずに…食えなくなるからです。歩合の世界は、真の実力だけの勝負です。

カタルは山一の入社試験を受け、一次面接で成績表を見た途端に…「ハイ、ご苦労様でした。」と面接官に言われ、落とされた口です。

その入社試験で受かった一流大学出の人間が、何年も働いたのに…何故、歩合の世界では食えないのでしょう。山一の社員は、みんな優秀なのです。一般的には、ですが…。そう言えば…東大を出た歩合セールスも居ました。何冊も本を書き…そいつも食えずに首になりました。

記憶力が、そんなに重要なのでしょうか? スマフォで分かる答えなんか…覚える必要はないですね。そんな基準だから偽物人間ばかりが上に行く…村論理が、何年も続くのでしょう。いい加減に…本物人間が、上に行ける本当の実力の社会構成に変えないとなりません。試験にスマフォを持ち込んでも良い、教育の仕組みに変えるべきじゃないかと考えています。

昨日、これからの時代は、独創的なアイディアなどを生み出す「価値観」が尊ばれると述べました。だからカタルの孫には、自分の頭で考える教育をしたいと思った次第です。株式市場の値動きを見て…市場が、何を求めているか? その市場の…「声なき声」を聞ける人間が本物でしょう。時代が求めている産業を応援すれば…その恩恵を投資家も受けられると思います。

社会資本整備を終えた先進国の日本で「鉄は国家なり」など…と、馬鹿な論理を展開する経営者が居る国が日本と言う国です。今でもNHKを始め…多くのメディアは「ものづくり」大国を強調します。しかし…どうでしょう。1兆ドル倶楽部のアップルにアマゾン、そうしてグーグルにマイクロソフトは、ものづくりで利益を挙げていますか? 

時代はドンドン変化を続けているのに…日本のメディアは、いつまで…昔の頭のままなのです。メディアの報道の仕方が間違っていたから、「失われた時代」が生まれた…との反省はないのでしょうか? 日経新聞を読んでいて、それで経済が分かった気になっている馬鹿経営者が、如何に多いのでしょう。463兆円も…必要のないお金を貯めることが仕事ではない筈です。

少なくとも…カタルの読者には、毎日、カタルレポートを読んでいますから、株式投資の真髄を、理解して欲しいと願っています。市場原理主義は、時代が求めている産業に資金を流す事です。決して…衰退して行く企業を助けることではありません。この辺りの…感覚が大切だと思っています。

僕らは…「市場の整合性」を考えながら、時代変化を加味した市場に流れている底流を見極め、その流れに投資をすれば…やがて時代が、その方向性を加速させます。5Gなどの技術革新により社会構成は大きく変わりますよ。その変化を受け入れねばなりません。

メディアが「ものづくり大国」などと言う…間違った幻想を日本人に植え付けるから、空洞化が長引いたのでしょう。ROE経営を推し進めないから、利益率の低い競争ばかりで疲弊したのでしょう。

ビットコインなど…いい事例でしょう。「儲かる」と聞けば…、我も、我も…。

半導体もそうです。NECだけでなく…続々と過当競争になり最後は村論理の権力争い、そうして今は、誰も助けないジャパンディスプレイです。エルピーダの時が、最後のチャンスだったのかな? 坂本さんは頑張りましたが、結局、世界競争に敗れ駄目でした。社会の仕組みが足枷になりました。(減価償却など…の仕組み)

メディアは自分達の行動の結果を考えないとなりません。日経の編集長は役員待遇でしょう。この馬鹿が、本当のグローバル論理を、日本の経営者に植え付けないから…失われた時代が長引き「流動性の罠」が生まれたのです。

ラッセルする人間を叩く社会など…おかしな社会です。むしろ逆でしょう。ラッセルする人間を称えるべきでしょう。

信越化学の週足
SUMCOの週足

ソロソロだと…、速度計算をしているSUMCOですが、なかなか「走り」ません。同業の信越化学は、もう直ぐ新高値です。しかもDXI指数(半導体価格の市況を示した指数)は韓国騒動の関門を抜けてきました。

DXI指数の推移

この事実はTSMCの決算でも…既に確認されています。様々な市場の現象を合わせると…間違いなくSUMCOの株価は、2000円台に突入するのは時間の問題です。その投資が正しいなら…色んな現象が、その行動を裏付けているのです。これが「市場の整合性」です。

銘柄など…なんでも構いません。自分の実力に合わせ…自分が納得したものをやれば良いのでしょう。カタルはいつもブツブツ投資を推奨しています。ブツブツ投資は、必ず儲けが出る投資法です。でも自分の力量把握が大切になります。今は株が高いですが…株が下がった時も視野に入れた行動が必要です。

ブツブツ投資なら、最初は高値を買っても構いません。そうして株主になり、その株価の動きを、よく観察しましょう。株価が自分の考えたような動きになっているかどうか…。株価は僕らの心を常に揺さぶります。その変動を利用できるなら…もう株式市場の勝ち組でしょう。自分自身が努力をして、勉強して納得をした投資をしないとなりません。

切っ掛けは、何でも構いません。でも自分で投資を決断したら…もうだれの責任でもなく、全てが自分の責任であり「自己責任」なのです。自分の心が動くかどうか…。この感性を、カタルは大切にしています。それでは…また明日。

そうだ…先日、Rの田中は間違いで、Lの田中ではないか…とのメールで指摘を受けました。馬鹿カタルですから…間違えました。以前も同じ間違いをしたなぁ~と思い返しました。そうです。サイバーダインを採り上げた時にSとしたのですが、実際は「CYBERDYNE」ですからCでした。

昔も…同じような間違いを犯しています。教えて頂いてどうもありがとう。カタルは原稿を何度か読み返していますが…間違いも多いですから、皆さんも気を付けて下さい。このように…教えて頂けるとありがたいです。 まだヒントを出してないのに…分かる人には直ぐに分かるようです。

何しろ…馬鹿カタルなのです。トホホ…英語ぐらい話せないと駄目ですね。2月に帰ってくる孫は、英語の片言を話すようになっていますから…今度は、彼女がカタルの先生になるかな? やはり基礎知識は、どんな世界でも必要なのでしょう。

教えて頂き…どうもありがとうございました。故に今度からRではなくLとの表示に変わります。のんびり…のんびりやりましょう。また明日。



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