アーカイブ:2019年12月

情けない…

日経新聞には東芝系のニューフレアテクノロジー(6256)を巡り、東芝の買い取り価格11900円に異を唱え…HOYAがその価格を1000円上乗せして12900円でTOBを掛けました。この話は非常に大きな意義があります。HOYAの真意は買収ではなく協賛(協業)と言う資本業務提携に狙いがあるのでしょう。

面白いのは東芝機械と言う会社の支配権は、社名に東芝と言う名前はついていますが、僅か、東芝の持ち株は2.2%の66万株しかありません。取引の割合はもっと大きいのでしょうが…資本関係は乏しいのです。

しかも東芝機械はれっきとした上場企業で「コーポレートガバナンス」が問われます。東芝に株を譲りたいのでしょうが…価格面で1000円の違いがありますから、株主に対し合理的な理由がないと…東芝機械は、株主に説明がつきません。だからこの問題はある意味で…非常に大きな意義があります。

HOYAは半導体マスクの会社ですから、技術面を補う意味もあるでしょう。一方、東芝は東芝メモリの上場も控えており…相互関係があります。

昔…北越製紙に対し王子製紙がTOBを仕掛け…北越製紙はそれを拒みました。その時から村論理から合理性の風は流れていますが…日本の経営者は村社会のままです。何度も書きますが…パイオニアが、何故、消えたのか? 

カタルは、これはメディアの「報道の責任」だろうと思っています。

あの時には既に…「終身雇用」や「年功序列」などと言う概念は陳腐化していました。識者なら…「失われた時代」の元凶である「負の遺産」を真剣に考えるべきだったのです。それを「脳足りん」のメディアは、雇用を守ることが正義だと言うばかりに、弱者救済を、殊更に…面白おかしく打ち出した為に、日本社会の変貌が大きく遅れました。

だから「失われた時代」になり、就職氷河期を生み、振り込め詐欺のような犯罪や、自殺者を作ったのです。ある意味で、日本の遅れはメディアの責任です。

日経新聞の批判を、カタルは良くします。日経新聞系列の東京テレビのWBSの番組で「マクアケ」を採り上げていました。大和証券が主幹事を務め、みずほが主力銀行です。親会社は藤田さんのサイバーエージェントです。もともと中山さんはサイバーエージェントの出身だそうで、その縁なのでしょう。

金曜日の人気上位(TICK回数上位10位)

でも呆れる人気ぶりです。東京市場では3日間連続でTICK回数トップの人気株になっています。僅か発行済み株式総数は998万6千株で、しかも…その内78.1%の780万株をサイバーエージェントが支配しているのです。中山さんは15%を保持しており149万株です。一体、浮動株式は、いくつ存在するのでしょう。今計算すると、僅か69万6千株ですよ。僕は計算を間違っていませんよね。

その株式が東証の人気株になり、出来高が1049万5900株、648万3600株、そうして985万6300株も成立しています。 株価は3630円ですから、時価総額は362億4918万円ですよ。一方、四季報を見ると…売り上げは今年の9月の段階で僅かに13億44百万円、営業利益は1億24百万円です。

四季報のマクアケの内容

しかも四季報の予想数字は、来期の売り上げは22億、再来期33億円ですが…こんなのは会社四季報を発行している東洋経済社の「作り事」で、現実ではありません。しかも業務内容はクラウドファンディングの会社で金融業ですよ。利益があがる筈がありません。

売り上げが倍増を続けることなど…絶対にありません。こんな会社をオモチャにして…大手のテレビ局や大和証券などが株をオモチャにすることが、犯罪行為に当たらないのでしょうか?

金融庁は、テレビ東京や…並びにそれを容認している東証や幹事証券などを検査すべきでしょう。スルガ銀行問題を、とやかく言うより…こっちの方が大問題です。なにしろ…3日間連続ですよ。

背景には、それを操る連中が存在するのでしょう。たぶんサイバーエージェントの藤田さん達が関与しているのでしょうが…やり過ぎだよね。これは見過ごせません。しかもWBSなどで…事前に報道を準備しているのです。だから意図的です。何れ、間違いなく上場株価の基準値である1550円も割れるでしょう。3年程度もすれば…価値は失われと思います。呆れる…行動です。

これが詐欺でないなら、なんでもあり…の市場になります。関係者には、強く…良識を求める次第です。確かに…個人投資家は痛んでおり救済銘柄のスター株が必要な相場なのでしょう。でも…これは頂けません。

こんな事をやっているから、市場を楽しむ次世代の若者が育たないのでしょう。三菱UFJの株価の純資産価値を回復させず…「マクアケ」のようなオモチャを、乱舞させる偽物社会の日本にはウンザリします。

月曜日から藤田さんを説得して、上値に売り物を用いて全部売らせるんだね。馬鹿が損をしても当たり前です。いくらマネーゲームでも良識は存在します。

昔は鉄火場でも、親分が参加者を諭し…熱くなる顧客を諌めたものです。カタルが証券会社の社長なら、買い注文を発注禁止にします。博打場を、知るものにとっても…「大人の良識」があるでしょう。

そもそも1550円の価格設定にも…驚きます。154億円? 売り上げが13億円で…その10倍ですよ。 幹事証券は、自分達が付けた株価に責任を持つべきでしょう。今度…調べてやるよ。一体、公開価格を割れている新規上場株がどれ程あるのか? 

金融庁は、確り…検査すべきです。直ぐに…人気株に規制をする事が、正義ではありません。もっと根本的な問題が東京市場にはあるのでしょう。情けない話です。こんな市場を見ると…本当に反吐が出ます。

僕らは賢い投資家を目指しています。市場には「詐欺まがい」の連中が、沢山いますから…自分自身の身は、自分で守らねばなりません。だから企業業績の売り上げは13億の企業が、何故、時価総額が362億円で評価されるのか?

自分の頭で考えましょう。全部利益になっても、回収まで、いったい何年かかるのでしょう。27.8年だよ。全部利益なんて…あり得ないね。しかも業種は鞘取りのクラウドファングです。金融の世界の定期金利は幾らですか? 1%に満たないのですよ。

マクアケの売り上げの13億円の1%は1300万円でしか、ありません。この10年分の利益は、たかが1億3千万ですよ。それを362憶円? 馬鹿も…いい加減にすべきです。カタルは賢い投資家を育成するために…毎日、努力を続けています。

いくら博打好きのカタルでも、顧客が「マクアケ」を買いたいと言えば…分かりました。3年間待ってください。それから、いくらでも買いましょう。…と諭します。それでも買いたいと言うなら…他の証券会社に行け!と言って、預かり資産を全てか返します。

そんな顧客と関わっていたら、此方の精神が持ちません。最後は、間違いなく家庭内争議に巻き込まれます。証券マンは顧客を守らねばなりません。証券会社や東証や金融庁は馬鹿ばかりなのです。

本当に情けない結果です。こんな世界に誰がしたのでしょう。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。
2019年12月
« 11月    
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  
株式投資関連の本