アーカイブ:2019年12月16日

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本日の日経新聞の4面の「FRB越年資金53兆円」(常設レポ・ファシリティー)の記事は、重要なので読んでおいてください。基本的にリーマン危機以降、先日、亡くなられたボルガーを始め、反省が強過ぎて金融規制の強化が様々な弊害を生んでいます。その一つが9月16日に発生した米国のレポ金利の高騰です。

この金利高騰を米セントルイス連銀は今年の3月に既に指摘していたと言います。6か月前に指摘されていた事が実際に起り、問題が表面化するのです。そうして改善策が講じられる。現状は症状を悪化させない為の対処療法です。根本治療とは違います。

カタルは早くからJPモルガンのダイモン氏が述べる金融規制論を悪玉視しています。過度に戒めるから…歪が生じます。

今の日本はそうです。バブル期の反省があまりに強く、それ故、日本銀行が本格的に金融緩和処置をしても、誰も見向きもしない「流動性の罠」と言う状態が生まれます。金融庁は、少し不動産融資が増える…ワイ、ワイ言い始め指導を連発します。メディアも、それに加担をして「バブルだ、バブルだ」と騒ぎます。

30年間も値下がりした不動産が世界にありますか? 値下がりする市場の何処が、一体、バブルなのでしょう。カタルにはサッパリポンの解説です。「流動性の罠」が生まれるわけです。

企業経営者は、日経新聞を片手に出勤をして、社有車の送り迎えの車の中で日経新聞を読み、毎日、洗脳されるのです。だから463兆円も使わないお金を積み上げても…自分達が狂っているとは思いません。

でも世の中には、常識があります。自分の頭で考えて矛盾を感じましょう。株式投資をすれば…自然に、自分の行動のミスは損失となり、自分に跳ね返ります。 何故、自分が間違った行動を取ったか? 反省させられる日々が続きます。カタルなどは毎日が、反省ばかりです。何故、追証になるのでしょう。失敗したから追証に追い込まれるのです。

偉そうに…語っていますが、成功したなら、こんなバカな作業はしません。今頃、美女を引き連れ、南の島暮らしです。失敗者だから、カタルは狭いマンションの北向きの部屋で、凍えながら原稿を書いているのです。(でも最近はエアコンが入り、暖房を入れています。)トホホの人生ですよ。

失われた30年間で、少しは成長したのかどうか…。今でも試行錯誤の毎日です。本日も千代化の290円を1000株だけ買いました。毎日、毎日、実験をしています。

それでも、なかなか思うような成果が生まれません。辛うじて損はしてないが…儲かっていると胸を張って言えるレベルではありません。所詮はカタルの戯言です。だから読者は、それを前提にして読まねばなりません。こんな事は常識なのです。日経もNHKも嘘ばかりついているのが現実です。

この日経新聞の4面の記事は、ほんの表面的な現象ですが、この背景に流れる大きな動きを、この記事から感じないとすれば…もう金融界の世界では食えませんよ。

何気ない…現象が生まれるその背景には、大きな方向転換の「ハシリ」があるのかも知れません。このような予兆が、市場ではたくさん生まれます。その現象を見逃さずに…丹念に観察を続けましょう。

自分の心の動きと実際の株価の動きは違う筈です。その小さな違和感が、何故、誕生するのでしょう。

きっと…自分のシナリオの何処に落とし穴があるのでしょう。何故、自分のシナリオは、市場で実際の「現象」として現れないのでしょう。もうとっくに千代化もJトラストも、株価が上がっている筈なのに…何故、モタモタするのでしょう? 

その原因は、何処にあるのでしょう? カタルはいつも試行錯誤の中で…頭の中は、そんな「すり合せ」ばかりを繰り返しています。

自分の行動が、何故、間違ったか? その修正を繰り返せば…やがて本線の流れに…身を委ねることが出来るはずです。「常設レポ・ファシリティー」この制度改革が、今の市場の焦点でしょう。

さて…そろそろ、今年も「締め」の作業に入る季節になりました。今年の成績は日経平均株価が高値圏だから、いい筈ですが…カタルにとっては、あまり褒められた成績ではありません。昨年に続き、またも目標の未達です。昨年の春の段階まで回復すことが出来ず、終わりそうです。

まだ反省の総括をするのは、少し早いのでしょうが…「ユーフォリア」と言う感覚とは、大きく違います。

まぁ、たまに買った瞬間にストップ高はありました。先日のG君などは、その口でした。たった200株だったか、いや100株ですね。手持ちが900株だから100株を買い増して1000株にした途端にストップ高したのでした。

昔は、カタルがレポートを書くと…直ぐにストップ高する銘柄も多かったのです。しかし最近は、読者も痛い目に遭ったらしく…賢くなりました。

互いに成長できればいいですね。その内容を、自分なりに吟味して、自分の身は自分で守らねばなりません。「おんぶに抱っこ」で儲かるなんて…生易しい世界ではありません。

でもソコソコなのでしょう。だから継続的に読まれる読者数は減ってはいませんが…増えてもいませんから、やはりイマイチの市場評価なのでしょう。世間は正直なものです。

値段が入らないから見てみたら…サンバイオは売り気配なのですね。また治験か何かの失敗かな? カタルは昔から、治験には痛い目に遭っています。小野薬品の時もそうでした。面白いけれど…なかなか、ものになりませんからね。

この休みに批判した「マクアケ」の株価は、安いのですね。それでも4位ですね。本日のTICK回数のトップは「ランサーズ」? 

クラウドワークスをやった時に、聞いた名前です。同業のトップ企業の筈です。久しぶりにクラウドワークスの株価を観たら…938円なのですね。

クラウドワークスの週足推移

確か…昔、仮想通貨に進出するような話が出て、詐欺行為に関わるような会社は嫌いだ…と述べて、売った株価はこの辺りの筈。1000円前後だったように記憶しています。でも売った後に大きく上がったんだよね。クラウドワークスは…。2500円台まであるんだね。懐かしいね。

まぁ、その内、今、手掛けているカタル銘柄も、市場から大きく評価される時期が来るのでしょう。株なんか…上手に売ろうとか…、買おうなどと思わずに、思った時が、いつも吉日です。自分がそう感じたら…迷わずに売り買いをする事です。考えるのは、それからの話です。だからカタルは、いつもブツブツ投資を推奨しています。

自分が、株価は安いと感じたら、直ぐに行動する。自分が株価を高いと感じ、利食いをしたいと思ったら、すぐに売ればいいのです。

確か…読者から相談を受けた時の株価を上回るかもしれません。G君などはそうかな? 1200円割れを読者は売っているかもしれませんね。本日は高値まで戻っているようです。でも…良いじゃないですか。

成功も失敗も…全部、自分の行動の結果です。正解など…ないのです。仮に目先は「失敗した」と思っても、長い目で見ると…成功していることは、良くありますよ。

株なんか…どっちでも良いのです。上がっても良し、下がっても良し。のんびり構えましょうね。それでは…本日はこの辺で…また明日。



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