アーカイブ:2019年12月30日

12/30(大納会)

あれ? 先ほど株価ボードを見て…、すっかり頭は「正月モード」に入っている印象です。普段と何も変わらないのに…日本と言う国は面白い国で、周りがお正月になると、自分自身も…既に、お正月汚染されています。

でも泣いても笑っても…本日で、今年の立会はお終いです。この30年間、古き良き時代の大納会も、大発会も何もかも…みんな消えてしまったようで、土曜も半日もなくなりました。今でも…今日の立会は、半日?って、具合に戸惑う自分が居ます。

昔は昼休みも11時から13時なっていましたが、今ではこの制度も変わりました。誰が変えたのか? カタルのような人間は、何故か…郷愁に黄昏ます。最近になり…若い人の書く文章を読む機会が増えました。昔は馬鹿らしくして、読む気もしなかったのですが、自分自身が早く書くのを辞めたいなぁ~と思いはじめ、相場の事を書く時に、初めて…他の人って、どんな事を話題にして相場を書いているのか、気になるようになりました。

カタルは正直、いろんな人の話、いろんな人の講演など…さんざん聞いてきましたが、あまり参考にならないのです。何人か…好きな人は居たのです。山本清治さんなど…彼には、一度、友人を介してお会いしました。丁度、東京に講演をしに来た時の事でした。昔から好きなタイプの人間でした。でも証券会社の統廃合の時に消えましたね。みんな…知り合いは、市場から消えて行きました。

相場の仕組みも成り立ちも、あまり変わっていないように感じますが、どちらかと言えば…骨のある人が減ったように感じています。今では歩合セールス自体の数が、減っているのでしょう。手数料で成り立つ商売ではないのでしょう。

こんな郷愁に浸っているカタルですが、「空売り」は、やってみたいですね。依然、罪悪感のようなものはあるのですが…一番、興味のある分野です。でも上手く行けば…来年、令和の本番相場は、金融相場の年として、歴史的な記録ラッシュになるかもしれません。そんな…淡い期待を抱いています。

アイフルの日足推移

そうそう…先ほど相場を見て驚いたのは、カタル銘柄のA君(アイフル=8515)が、久しぶりに活躍をしていたからです。久しぶりなので…自分の買い値を見たら220円で2000株を現物で買っていました。

たぶん…本日の付けた259円は、かなり高い株価位置なんじゃないかな? …と思い、四季報を見てみたら、一株利益が30円となっていました。それじゃ、250円台は、まだ安いですね。でも四季報には、復配の印がありません。確か…記憶によれば…復配を準備していたはずです。どうなるのでしょう。

今年は…個人好みの株は、あまり良くなかった様に感じます。年末に来ても…冴えない展開に見えます。でも8月からの空売り筋の買い戻しで、国際的な電子部品などは、大きく上がりました。代表事例は村田製作です。5000円を割れていましたから…かなり株価が上がった口でしょう。SUMCOも500円ほど株価位置が上がりました。1200円台だったのです。

このラインを除くと…三菱UFJは「底値圏」から、離脱した印象でしょうか? カタルは年末に500円で買った玉を利食いしました。税制の関係で…昨年の損をカバーし、今年の利益を確保しました。もったいない…と思いつつ、新日本建物と一緒に、利食いを敢行しました。この新日本建物(8893)も割安銘柄の部類です。四季報を見ると、驚かれる方が多いのでしょう。

つまり…やはり玄人好みの銘柄選別ではなく、素人向けの銘柄選別の方が、成績が良いのかも知れません。カタルが、今年、反省している点です。

千代化の日足推移

故に来年は、あまり分かりにくい筋ではなく…もっと馬鹿でも簡単に理解できるパターンを狙おうと思っています。その点、今年は駄目でしたが、千代化は来年のスター株の一つに選択される要素を、秘めている様に感じます。何しろ、株価は200円台の低位株です。故にスター性は、充分に発揮されます。

このアイフルも、その口かも知れませんね。年末に掛けて仕掛け筋の関与があると言う事は、来年に繋がるのかも知れません。

株ってやはり面白いですよね。仕掛け筋の意図が、すんなり…市場が受け入れて、相場になるケースや、ならないケースがあります。市場参加者の総意が相場を決めるのでしょうが…素質のないものを、いくら仕掛けても無駄に終わります。でも資質のあるものを手掛けていれば…誰かが、必ず、やってくれます。

別に自分達が仕掛け人にならなくても、素質をいち早く見抜き…その順番が来るのを待てばいいのです。それまで無理をせずに、下値をしっかりと集めて置けば、必ず、素質を有する者は、市場の陽に当たります。

だから…慌てなくても良いのです。のんびりやりましょうね。素質のある銘柄は限られます。その資質が活きるベスト舞台を求め、順番を待っているだけに過ぎませんから…。

だから自分が感じた「感性」を大切にして、その感覚を忘れないことです。ワクワク感が芽生える銘柄なら、また出番が、必ずやって来ます。越年したカタル銘柄の活躍時期は、いつになるか…楽しみにして居ましょう。本日は低位株の千代化とアイフルのチャートを付けて…お終いにします。

皆様、本年一年、ご愛読を頂き、誠にありがとございました。いよいよ「平成」の真逆の「令和」と言う新しい年が本番を迎えます。

何故…平成2年と対比するのか? カタル自身、良く分かりませんが、平成の年に上京して、カタルは11月に歩合セールスをスタートさせました。そうして平成2年は、兎に角、頑張ったのです。でも毎日セールスに出るたびに…顧客から、「今日も株は暴落しているよ。」と言われていた日々を想い出すのです。

その真逆の展開が、令和の年は、待ち受けている様に感じています。その通りになるかどうか…今からワクワクしながら、新しい年を迎えることになります。

本年一年間のご購読に感謝を申し上げ、大納会のレポートを終わりにします。来年は1月4日から令和のレポートをスタートさせます。それでは、皆様、良いお年をお過ごしください。また来年。



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