アーカイブ:2019年12月5日

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市場の意見は分かれており、このような相場の時は強いと思っています。

仕手株と分類される株があります。「仕手」とは、能舞台の主役の意味ですが…仕掛け筋が存在し、強弱感の対立が際立つ事は、相場の盛り上がりに欠かせません。そこに「ツレ」などが現れ…「ワキ」などの参加者が多くなると、相場が大きく盛り上がります。

此処に欠かせないのが…時代的な背景です。時代の追い風があれば…企業業績は加速度的に向上します。アマゾンなどは、当初は赤字続きで…この株の市場評価は大きく分かれていました。売り上げの伸びは続いていましたが、それ以上に設備投資を加速させていた為に、常に赤字が先行していました。

最近のWeworkは、そのビジネスモデルは、今の所…懐疑的な評価が多いようです。この上場取り消しや…ウーバーなどの評価を見ると、最近の市場は、成長より「確実さ」を求める風潮に…今年は風向きが変わったように感じています。グロースからバリューです。

基本は、どんな事業もお金を投じれば大きく伸びます。わが国の半導体産業が衰退したのは…お金の掛け方を渋った為でしょう。丁度、折りしも名目時代から実質時代に変化し…時代は堅実さを求めました。

バブル期の反省があった為です。しかしあの時期にもっとお金をかけ続ければ…技術者をサムソンに奪われることなく…NECは生き残ったはずです。今頃は世界で自動車産業と、肩を並べる産業になっていたでしょう。皮肉なものです。

お金をどう使うか? 非常に難しいですね。ソフトバンクGの投資は、危ない橋なのかもしれないし…今のスマートコミュニティーの変化には欠かせないチャレンジなのかもしれません。それは後世の人達が、評価をするのでしょう。

後出しジャンケン的に結果を見て…他人やメディアはゴチャゴチャ言います。しかし僕ら投資家は、果敢にリスクを取ってチャレンジを続けます。

市場には色んな銘柄が存在し…それぞれリスクウェートが違います。リスクの低い株は動きが乏しく…年間を通じても変動率は髙くありません。配当利回り株などは、概ね…この範疇です。

逆に変動率の高い株は、リスクが高いから失敗をしたら手痛い打撃を受けます。カタルはいつも述べています。自分はハイリスク・ハイリターン狙いをしていると言っています。

皆さんは、単純に儲かれば良いと言います。カタルは年間「倍増」を目標にしています。だから非常にリスキーな銘柄も選択します。故に証券会社から、取り扱いに対し現物のみとか、信用取引を認めても担保率の高い株とか…、そういうものを選択します。

最近の中では、G君やU君は証券会社では現物のみの取り扱いになっている所も多いのでしょう。でも…カタルはヘッチャラ…です。自分の選択眼を信じて大きく売られる株を、買う事は多いのです。

何しろ…上場廃止が確定した「ライブドア」を買いに行く人間です。ベンチャリで40億円を、飛ばした証券マンですからね。行けると思ったら、カタルは果敢に挑戦します。昨日は千代田化工建設(千代化=6366)をお薦めしています。

御存じのように…債務超過に陥った会社です。でもカタルは三菱商事の支援が確定してから、買い始めています。その最初の報道を見て買った株価は365円だったかな? その期日が到来して仕方なく現引きしました。

その後も、続々と…信用の期日が到来しており、たぶん年内には山を超えます。もう制度信用は利用できず、一般信用と言うのかな? 証券会社の無期限信用の対象になっています。一部から降格し、二部に落とされました。

一般的には…「危ないから、やめた方が良いですよ。」と証券マンは口を揃えてアドバイスをするでしょう。しかし最近のカタルは、今までの持ち株の2倍を目標に再び買い始めています。1万株なら2万株、5万株なら10万株…と言う具合です。

まだ不透明な点は、幾つか…あります。カタル自身も分かりませんが、この株は先ほどの「仕手性」がある株です。

この仕手性とは何か?…と言われると困るのですが、一般的には、市場の浮動株が少なく…値動きの軽い株を言います。日経225採用でも、ファナックはFAの雄と言うイメージですが…安川電機は同じ業種ですが、仕手性を帯びています。信越化学とSUMCOの関係もそうです。

昨日はSUMCOを買いましたが、本日は、先ほど1700円で200株だけ売りました。でも昨日の買い(1655円)は売っていません。また…下がれば買います。所詮は遊びです。自分の相場観を確かめる為に、カタルは色んな実験をしています。

Jトラストや千代化は、どちらかと言えば…気に入っており持ち株は多いですね。ウェートの掛け方を、間違っているケースばかりです。リオンなんか…昨日は3000円ですよ。確か買値は1800円台じゃ…なかったかな?

上手くヒットするかどうか…は、難しいですね。今では遙かに上に行った銘柄も、他にたくさん…カタル銘柄の中にはあります。これだけ、毎日、売り買いをしていれば、当たり前ですが…。

たぶん…千代化は「新春銘柄」になる確率は、かなり高いんじゃないかな? 問題はいつ信用規制が解除されるか…7月1日でしたかね? 債務超過から離脱したのは…来年の春には、大丈夫なのでしょう。気長に待ちます。それまで…下値でジックリ貯めこめば…良いと思っています。本日も277円、275円と指値をしてありますが、今の所は買えません。

今の株価は…アララ、278-283-277-282=987200(9:53)ですね。上がっています。12月3日になかなか買えないから、確か…280円でも4000株を買ったのです。カタルは300円以下なら何処でも大丈夫だと思っています。

この株は100株単位ですから、僅か3万円から投資が出来ます。パチンコ感覚です。カタルにお金があれば…100万株単位で、玉を揃えます。でも貧乏人のカタルは、1万や2万が、せいぜいでしょう。でも既にそれ以上を保持しています。何しろ…今年の春から、同じことを言い続けています。トホホのカタルなのです。

一方、この話はマトモですよ。読者がそれぞれ、自分の力量を判断して銘柄を選択してくださいね。 昨日は三菱UFJを寄り値で1000株買い増しをしました。以前500円で現物株を買ったのですが、どうも近々…一段高する気配を感じています。故にもう1000株を信用で昨日は買いました。貧乏人のカタルらしい。この株ならリスクはほとんどありません。だから100万株単位で行けますよ。100万と言っても、僅か金額では6億円以下の話です。

東京のお金持ちは、この程度の株なら1000万程度、買う人は、何人かいます。昔は…1000万単位が、当たり前だったのです。カタルは法人も担当していましたから…バブル期の山形共済は凄かったのです。

NTTの上場の時に、カタルも1000株の注文をもらいました。300万円ですから、ワンロットで30億円です。それを10本程度、発注していたと思います。バブル期は、こんなのが当たり前だったのです。

今は小粒になりました。だいたい玉のある証券マンは、みんな市場から消えました。破産宣告なんか当たり前、自殺者も多く出ました。これはみんな実話です。30年も前の話なので…みんな消えました。

だからカタルは、日本市場を「肥沃な大地」…と呼んでいます。トヨタの上昇を見ると…本格派の資金が日本株に流入しているように感じています。ソニーもそうでしょう。通常なら、村田もこんなに上昇はしません。

野村証券を馬鹿にしたら…やられますよ。だからカタルは臨時レポートを出した時に、前後してO君を推奨しています。その時は350円でした。まだまだ助走です。女装じゃないね。さて与太はこの辺にして…本日は、弱気のレポートを紹介しておきましょう。此方です。

だから冒頭の意見対立が激しい…と述べたのです。それでは…また明日。



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