アーカイブ:2021年3月15日

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花粉症のカタル君、毎年、ひどい日があります。既に一日、重症日を体験しました。数日前ですが…くしゃみの連発から鼻水が止まりません。故にステロイド剤を飲んで押さえましたが、このステロイドも効きませんからね。それ故、コロナの外出禁止ではなく…花粉症の為に外出禁止です。

だから必要最小限のおばあちゃんとの散歩以外、外出を控え、運動不足です。いつもはおばあちゃんとの散歩の後で1時間弱の散歩をするのですが…。きっと多くの方は、カタル同様に不愉快な日々を過ごされていることでしょう。

「河津桜」の頃から「もくれん」も散り、まもなく「ソメイヨシノ」の桜見ですが…5月の上旬まで警戒が怠れません。

三菱UFJ(8306)の日足推移

とうとう…三菱UFJは600円台に入りました。昨年のコロナ禍の1年前…400円を割れる三菱UFJを見て「金利裁定」概念が働くので「鉄板相場」だと述べました。

実は、リーマンショック直後から…800円を割れる三菱UFJを見て、カタルはこの株価水準はどこか間違っていると思ってきました。そうして500円を割れる三菱UFJを見て馬鹿になって営業活動をしました。しかし当時は既に力はなく…100万株も買う力はなかったのですが、それでも顧客は皆、三菱UFJを持っていたと思います。多い顧客は50万程度持っていたかなぁ~。そのおじいちゃんも既に他界されました。

バフェットの言う通り、「忍耐」は時間が掛かります。あるお金持ちの弁護士は、名言を述べています。「難しい問題は、解決に時間を掛ければ良い」と述べています。人間の感情と言うのは、時間により変化します。その事を述べているのでしょう。村社会構造の転換は、時間を掛けてグローバル化を受け入れました。徐々に村社会論理から日本は変化しています。

27270円の「流動性の罠」からの脱出は、その事を示しているのでしょう。2012年、安倍政権への期待から暮れにかけ、日経平均株価は「名目時代」の相場転換を目指しました。しかし…黒田総裁が不退転の決意で、量的緩和を実施しても…「市場はただ…笑うばかりなり」そうしてケネディクスはTOBに遭い退場になり、その成果を得ることなく市場から消えます。

カタルの顧客の多くも実質時代を嘆きながら…今日の名目時代の「躍動感」を感じることなく寿命が尽きました。今でもその多くの顧客の顔が頭をよぎります。この時代に生きていたら…きっと喜んでくれたでしょう。馬鹿どもめ…多くの国民に悲哀を味あわせ…本当に日本国の行く末を考えて、政策を運営しているのでしょうか? 馬鹿メディアの報道を見るたびに、売国奴の「厚かましさ」に腹が立つばかりです。

カタルは相場の「潮流」の話をしています。様々な景気循環の他に、日本は失われた時代と言うキリンなんてもんじゃなく…長~い間、失われた時代を甘受してきました。その復讐戦が始まりました。

三菱UFJの妥当株価は2000円前後ではないかと思っています。カタルは明確な公式を持っています。純資産価値と10年分の一株利益を合わせた株価が妥当だと思っています。三菱UFJなら一株純資産価値が1281円(四季報より)です。それに今期の一株利益予想が46円ですから10年分で460円がプラスされ…1740円になります。これが名目時代の標準的な妥当株価です。

だから今の相場の潮流の「船井電機」を、皆さんに提示して、市場にその真価を問いました。カタルが買うから株価が上がるわけではありません。ロコンドを見れば分かります。事前に立てたシナリオ通り、市場がその可能性を感じているから、船井電機の株価は、とうとう野村証券の株価と逆転しました。今の野村証券株は675円で680円の指値が売れませんが、船井電機の680円の指値は売れました。

先週かな? 先々週かな? 

前のカタルレポートを読んでいただけると分かります。カタルはハイリスク派ですから、野村証券株が上がることが分かっていましたが…その野村証券を売り、船井電機を買っています。670円の野村を売り570円の船井電機を買っていましたね。カタルはいつも事前に皆さんに未来図を提示して行動しています。本物になる為に…後講釈ではなく事前に語っています。しかし…テレビの評論家は、どうでしょう?

みんな…後講釈です。しかも自分で行動せずに…。そんな偽物社会の村論理は、もう卒業です。日本人は自ら…自分の道を選択して自分で歩く時代です。それが出来ない人はしょうがありません。はやく日本を、本物社会にして…社会は、その方向性に舵を切らなくてはなりません。だからROEなのですよ。必要のないお金を内部留保しない。どうして成長率が低い売上高営業利益率が10%以下の会社が、内部留保を優先するのでしょう?

100%の株主還元をすべきです。

東芝の株主総会が18日に開かれ、この対立は注目されます。残念ながら3600円は買えませんでしたが、3700円と3650円で500株ずつ、カタルは久しぶりに、この下げを買っています。ですが船井電機を買い過ぎましたからね。なかなか…他に手が回りませんでした。故に本日は、少し売り上がっています。ですが…寄り値では500株だけ、皆さんと共に買いました。

だって…休みに船井電機を書きましたからね。故に、カタルは有言実行で500株だけ皆さんと共に株を買っています。実は下値にも買いを用いましたが、今のところは駄目でした。株は上がって良し、下がって良し、どちらでも良しです。

さて市場は米国金利高と株高が、同時進行し始めています。これが正しい動きに思えます。ですが…カタルは、やはりインフレのガラガラポンの世界も、同時に頭に描いています。ドルと言う基軸通貨も崩壊するでしょうが…、日本の「財政ファイナンス」も、何れ…「咎め」を受ける時が来ると思っています。政治家は傲慢です。

数十億円程度の小金持ちはどうでも良いのですが…数百億、数千億円になれば…早めのヘッジが必要になります。まぁ、そんな規模の人は読者にはいないでしょうから…この話はパスです。でもこの二つは現状の状態が続くなら避けて通れない話でしょう。

下げ続ける(金利低下)米国10年債の月足推移

その米国金利の話で重要だと思われる記事は此方です。「40年ぶりの転換」だと述べられています。米国債の長期の下降トレンド(金利低下)が終了したのでしょう。カタルはこの考え方を支持しています。故に先日、米国債の長期波動を紹介しています。非常に重要なアイテムですから、時間があるときに、このシナリオを自分なりに消化しておきましょう。そうしないと…相場の未来図が読めません。

カタルはイエレン氏やパウエル議長の話は真実を語っていると思いますが、「お金は暴走する」のです。このことを忘れています。WTI原油はコロナ禍の現象として、マイナス価格になっています。こんなバカなことが…現実に起こるのです。あり得ない現象ですよ。それが金融の世界です。だから…いつも警戒感を怠っては駄目です。どっちに転んでも…対処できるように準備をしておきましょう。

さて肝心の力を入れている船井君、F君から卒業をしました。本日の動きは654-687-651-683=413900(10:10)出来高バランスはマズマズです。下値で買った人が売り、新規の買いがその売り物を消化したようです。だからこの程度の出来高バランスで株価は二段上げのような動きなって来ました。ここから一気に持ち上げると、昨年のアンジェスやBASEのようになりますが…果たして、仕掛け筋は存在するのでしょうか?

良いですか…僕らは無理をしない、賢い投資行動を求めます。先ずは打診買いをして、下値になったら拾うのです。カタルのように持ち株は多い人はホームランを狙わずに、少しずつ利食いをして売り買いを繰り返すのが、カタル流のブツブツ投資です。ですが…やり方は様々です。

下がれば株を買いますが、本日は買いより売りの方が多いのです。だって新高値です。場合によれば…本当に数千円相場の可能性もあります。カタルも分かりません。4桁奪回の可能性は高いと思っています。夏まで相場が楽しめると思っています。場合によれば1年程度は「持ちっ放し」でも良いと思っています。どちらでも…。

実はロコンドも持ち株が今までは減っていましたが、増え始めています。何しろ…カタルは「雪だるま投資」に格上げしました。株価が下がると持ち株は減りますが、株価が上がると持ち株は増えます。本日も1000株だけ買い増しを実行しています。でもよく分かりません。そもそも…この下げは理解できません。

三菱UFJも、謎のままだったのです。カタルの宿題です。カタルには理解できない不可解な現象は、時間が経過すると…その理解が進む場合があります。

ジャムコ(7408)の月足推移

むかし「ジャムコ」(7408)が500円の時に、絶対に良い筈なのに…長い期間、株価は低迷を続けていました。何故、上がらないのか? 不思議だったのです。そうしたら…円安を切っ掛けにして暴騰を始めました。2011年から2012年頃の話です。その後、ジャムコは予想通り5270円まで10倍以上に化けました。

カタルの元顧客だけが、知っている真実です。現役当時の話です。だから時間は読めないと今でも、正直に語っています。ですが…今回の船井電機も、少し前の島精機も…たんだんカタルの精度も上がって来たように感じています。そんなことで、本日はお終いです。

良いですか…高値を馬鹿になって追ってはなりません。いくらでも銘柄をご用意します。既に相場は、名目時代になっていますから、カタルレポートを読み続ければ、その内、良いことがあるかもしれません。それでは…また明日。

この程度で船井電機は終わらない。何しろ…十年以上も下げ相場だったのです。久々のチャンスです。本日は買いより多く…少し売りを優先していますが、4桁奪回へ向け、がんばれ!



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