アーカイブ:2021年3月13日

名目成長時代の特徴

長年抜けなかった「デフレの関門」の扉の22750円を、こじ開けたのは日銀のETFの買いの力が大きいのでしょう。そうしてデフレの出口である27270円を今年に入り抜けました。ようやく…本格的な名目成長時代になります。この考え方は実に重要です。基本認識が確り…自分のものになってないと、相場の潮流(流れ)が理解できないのです。市場で今、起きている現象を理解できなければ…株を買える道理がありません。

日経平均株価の月足推移

カタルは事前に、皆様が賢い投資家を目指せるように…カタルのこれまでの経験で培った「キャリア」(経験値)を皆さんに無償で公開しています。

皆さんには「回り道」をせずに、今のカタルの境地に早く辿り着いて欲しいと願っています。そうすれば無駄な試行錯誤の時間が減ります。今の心境にたどり着くまで、カタルは様々な試練を乗り越え、上京して30年以上が経過します。希望を胸に30歳代の若者が意欲を持って上京しました。しかも…本物が求められる「完全歩合給」の世界です。収入がないときは、会社から「社会保険料」を請求されます。そんな世界です。

今でも、本物を目指すために試行錯誤を繰り返しているのがこのレポートです。ですが…このレポートを毎日読めば、自然に…その辺に転がっている経済学者より、その辺に転がっている証券マンや銀行マン、テレビの解説者より、ずっと…為になると思っています。

日本のメディアの資質は、非常に低いですね。だから政治家が国会で他人の「誹謗中傷」しか…繰り返さないのです。こんな歪な「村社会論理」を創っているのはメディアの責任です。新聞やテレビなど…は腐っています。

インターネットが一般化して…グローバルな時代になりました。

日本の野球選手は大リーグを目指します。はやく…世界を舞台にして戦える人材が多く出てきて欲しいと思っています。本物だけが生き残れる社会なのです。地位もコネも関係ありませんね。本物なら…必ず、世界を舞台にして活躍できます。カタルも日々挑戦をしています。

さて冒頭の時代背景を良く理解してないから、今の市場の「流れ」が見えないのです。日本は1985年前後に方向性を誤っています。当時の政策官僚や政治家は本当に勉強をしていたのでしょうか? 

澄田元日銀総裁はバブルを創り、それを強引に潰したのが三重野元日銀総裁、この二人は極悪人です。その前後の政治を担当した政治家も脳タリンです。

その為に、国民は「長い失われた時代」を甘受しなくてはなりませんでした。今でもメディアは腐っています。はっきり言って東北新社などの問題なんか大きな問題ではなく、取るに足らない問題です。

どうしたら…世界競争で戦えるのでしょう。嘗て日本は半導体の製造において「世界一」だったのです。それをこの「失われた時代」で潰したのです。NECの本社は立派ですよ。すごいビルです。一度、中に入ってみると良いですね。しかし…中身は落ちこぼれの集まりです。だから世界一だったのに、「体たらく」したのです。

ネット時代ですから、様々な情報が溢れています。自分がどの意見を採用し…どう考えて、行動しようが自由です。

他人の意見を取り入れて、そうして失敗をすると、その失敗は自分の責任なのに、他人に転嫁するのは止めましょう。こんな当たり前の常識が理解されないようでは、もう生きている価値もありません。すべて他人任せは止めましょうね。自分の人生です。だから自分がどの意見を選択して、どう行動しても…その成果は全て自分の責任です。成功も失敗も自分のものです。

株式市場は、常に売りか、買いか…と迫られます。その選択の連続です。だから面白いですね。自分が見た「未来像」が、正解だったか?…それとも失敗だったか? 時間が経過すると判明します。知的なゲームです。しかも成功すれば…一生、働いて得る所得より大きな成果を果実として受け取ることもあります。もちろん、逆のこともあります。

まぁ、ヤクザの世界と違って失うのはお金だけです。命のやり取りはありません。最後は破産を選択すれば、何十億円だろうが、何百億円だろうが…関係ありません。貸した方が悪いわけです。

多額の信用取引になれば…証券会社から何か言ってきます。まぁ、そんな経験をした方は、居られないと思いますが…要するに思い切って、勝負をしても命は大丈夫ですから…心配は要りません。人生は「パッパラ、パー」が一番楽しいのです。世の中は、どうにかなるものです。それがカタルの人生観です。

目先の小さなことに悩まないでください。真剣に対処しなくてはなりませんが、所詮、最後は「なるようになるさぁ~」…なのです。

肝心な話題に戻します。日本はようやく…名目時代がスタートしたばかりです。1989年に上京して…苦節31年間です。ここから楽しい時代が始まります。カタルが述べているデフレの関門とデフレの出口の意味をよく理解しないとなりません。そうしないと…何故、名村造船の株価が上がって来たか? 全く理解できないのです。

名村造船の日足推移

カタルは、前のレポートで、何を語っていましたか?

三菱UFJの日足推移

何故、ここに来て三菱UFJの株価が上がって来たのでしょう?

この意味を理解できる人が、市場にどれだけ居るのでしょう。カタルは昨年のコロナ禍の追証の最中に、三菱UFjは鉄板相場だと述べていましたが、覚えておられますか? あれから1年です。株価は400円割れからまもなく600円ですよ。約5割の上昇です。

この1年間のカタルレポートを読み返して…当時、書いている銘柄のチャートを見てみると良いですね。カタルはいつも事前に未来を語っています。

だからペンネームが「未来かたる」なのです。未来社会を夢見て…未来の姿を語るから「未来かたる」たまに「語る」が、「騙る」になる場合もあります。それは未来図だから、当たり前です。誰も未来は読めません。ですが…自慢じゃ、ないが…なかなかのレポートだと自負をしています。しかも論理的に事前に未来図を語っています。

本日のチャート、日経平均株価の長期の月足と名村造船と三菱UFJの繋がりが見えますか? 

見えない糸で繋がっている「市場の整合性」の話です。この話が理解できると最近市場で起きている現象の理解が進みます。カタルが何故、「船井電機」(6839)を選択したか? 明確な理由があります。馬鹿だけですよ。これだけ丁寧に解説して船井電機を買わない人は阿呆です。

これ以上の銘柄があるなら…カタルに教えてください。

船井電機(6839)の週足推移

1年後の船井電機を見ていてください。三菱UFJの5割高なんてもんじゃ…ありませんね。4桁以上になっていると思っています。場合によれば…2014年の高値1623円を抜けるのは時間の問題のような相場になると考えています。2Qが明らかになる…11月までに達成できる確率はかなり高いですね。日経平均株価の月足と三菱UFJや名村造船などとの共通項はPBRの1倍割れです。

カタルは実質成長時代から名目成長時代に移行する相場の特徴を述べています。黒字で配当をしている「PBR1倍割れ」の会社は、時間の問題で市場から消えます。これが名目成長時代の相場の特徴です。馬鹿だけですよ。日経平均株価が3万円を超えて「バブルだ」なんていう奴は…。もっと勉強をした方が良いですね。

日本には個人の現預金残が1034兆円もあるのです。

三菱UFJの配当利回りは? 野村証券の配当利回りは?

小学生でも計算をすれば分かります。しばらく…船井電機の解説を続けましょう。カタルは金曜日も後場から寄り付きの1000株の他に1500株かな? …を買い増ししました。「だんだん良くなる法華の太鼓」になって来ました。野村証券まで、あと670-643=27円です。短期運用分では…残り1万株の野村証券を持っており、どうしようか…と、悩んでいるカタル君です。

何しろ…パッパラパーだから…ね。

困った性格ですよ。こりゃ…。馬鹿カタルの性格は、死ぬまで直りません。病気だと治るでしょうが…性格だから直るで良いのかな? どっちでしょう。どうもインターネットで調べると直るが正しいようです。また明日。



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