アーカイブ:2021年12月6日

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「陰と陽」と言えば…何か、謎に満ちたイメージですが…まさに今の相場感覚です。この所…「株主還元」相場と言う新しいアイディアを「テーマ」にして、相場観を再構築し始めました。その筆頭は1兆円の自社株買い発表をした「ソフトバンク」です。

本日も「派手に」…売られています。完全な追証水準になって来ました。どうお金を工面をするのか? 年末にかけ困った問題です。この一番の理由は、米・中対立かな? そうして規制の話です。カタルの好きな「ユニクロ」も逆風のようで…芳しくありません。この2銘柄は、日経平均株価の指数銘柄で…両者とも寄与率が高い株です。

カタルは年末ですから、ソフトバンクの「損切り」をしながら…時間差で、買っています。あまり持ち株は増えていませんが、それでも少しは増えています。

助かったのは、この短期口座は、川船が上がっているから…追証にならない事です。ソフトバンクだけに特化した口座は険しいですね。でもこの構想は「間違ってない」と思っています。必ず、「株主還元」相場が起こるでしょう。それが自然であり時代の流れです。

投資…というのは、どういう事でしょう。

カタルは自分が思い描く社会を実現させるための…有効なアイテムだと思っています。我々は、働いて得る「労働収入」があります。しかし…働いて得られるお金などは、たかが知れています。多くは資産投資によって得られるお金です。

不動産投資、株式投資、他の多くは資源などの物質資産(代わりの…)に投資する「オルタナティブ投資」と言うものでしょう。日本の失政の原因の一つは、このような所得を不労所得と蔑み…この資産価値を下げたことです。特に土地です。

昔は不動産があれば…お金は後から付いてきました。銀行が担保価値を認めてくれ…融資をしてくれたのです。しかし現在は、東京などの大都市以外の土地は価値がなく…お荷物の存在です。この現象は、やはり…行き過ぎでしょう。

日本人という種族は極端です。

バブル期は「原野商法」が生まれるほど、熱狂したかと思ったら…今度は利回りが10%を超える田舎の土地でも、買い手が消えるほどなのです。もう馬鹿としか言いようがありません。そうしてニセコなど…オーストラリアの人や中国人が、その価値に気付いて買い始めると、また追随してワイワイ騒ぎます。まったく…自分の価値観を持っているのかどうか…。疑わしいものです。

今の相場は「半導体」一色です。政府まで高いお金を出して支援しています。しかし肝心の人材が田舎で集まるのでしょうか? EVへの補助金が決まりましたが、肝心の電力需要の予測はどうなっているのでしょう。

カタルには、馬鹿が動いているようにしか…見えません。本当に…自分で仕事をしたことがある奴が、上に居るのかどうか…どの業界も疑わしいと思います。やはり世界競争に負けるわけです。

昨日は「市場原理主義」の話をしています。時代が要請する時間を、早める企業を選択して買えば…必ず、株式投資は成功すると思っています。「時代の要請」です。

その実現のために、イーロン・マスクにお金が集まるのでしょう。彼の火星移住計画は凄いロマンがあります。その為にスペースXを立ち上げ、革新的な技術開発をしています。テスラでもそうですが、不可能と思われる目標を掲げ…経営者が自ら工場に寝泊まりをして陣頭指揮を執るのですよ。もう日本人の馬鹿経営者と、次元が違います。

「女神の見えざる手」という映画を観ましたか? 主人公エリザベスのあのスピード感あふれる仕事ぶりを見てください。あの時間感覚が、世界の一流域のレベルの仕事の時間です。やはり年収20億円の超一流域と言うのは、凄い仕事量であり、それを実現させるアイディアと行動力が溢れています。すごいなぁ~と思います。あのペースは、観ていて…気持ちいい「時間の流れ」です。

株式市場も同じようなものでしょう。

アイディアの価値が分からない奴に、いくら詳しく説明をしても仕方ありません。逆に向上心のある奴は、アイディアを示すだけで…あとは自分で考えて消化します。この違いは、何処から生まれるのでしょう。株が上がるとワイワイ言う奴は、沢山います。でも川船の4660円を割れた株価を観て…何も感じない馬鹿が、今の日本人でしょう。

何故、こんな不可解な現象が現れるのか? 

川船の「低PERの謎」です。完全な買収価格なのに…誰も株を買おうとしません。本当に狂った市場です。今は、ようやく…そのギャップが急速に、これから修正されるのでしょう。でも真髄は1兆円の株主還元を決めたソフトバンクでしょう。だんだんカタルは傾斜してきました。

本日は寄り値5201円で800株を売り、損を出した後に…5150円~随時5080円まで1000株を買いました。何処で止まるかは「需給バランス」ですから分かりませんが、完全な買い場に見えてきました。

本当は5000円割れも、覚悟していましたが…これではMBOでしょう。孫さんは、発表するかもしれません。もともと…カタルは「投資会社」に変貌した時に、上場維持は難しいと思っていました。この程度の話で、株価は大きくぶれますからね。東芝問題も同様です。だから東芝も、近々…「TOB」の話が生まれる可能性があります。

PER予測

本日、もし…ソフトバンクの株価が、プラス転換をしたら…そうばの流れが変わります。そろそろ…その時間感覚でしょう。その理由は此方です。

高まるROE経営の様子

日経新聞が報じた年末かけて株価が大きく下がる2018年のパターンの再来は間違いです。理由は、このデータを観ると分かります。日経新聞をどう活用するか? 自分が正しい認識を持ってないと騙されます。

ソフトバンクは…たぶん、本日が底値でしょう。ここから株価は反転をして…先日、示した株価7000円台の二つの山の株価を抜く事でしょう。楽しみです。まだ…出来高面で自信がないのですが…今は52015287-5057-5126=141129500(10:22)です。午前中に2000万株を超えて、後場から買えば完璧でしょう。カタルがヘッジファンドなら、ここから「仕掛け」ます。

自社株買いを発表してからの動きを観ると「理想的な展開」です。

流石、一流域のプロたちです。基本的に日本株も大きく動いてくるのでしょう。海運株の配当性向や自社株買いなどの「株主還元」相場も、大きなスケールになると思っています。心配な人は、「配当利回り」投資の「日本製鉄」(5401)でも構いません。同じことなのです。この繋がりが見えないようです。来年の相場をものに、出来ないでしょう。今から断言をしておきます。

カタルのわだかまりの元だった「低PERの謎」は、急速に水準訂正が行われると考えています。川船の株価の前に、棒が一本、付きます。実現は、来年の春ごろでしょう。早ければ2月でしょうが…果たしてどうでしょう。川船も買い場でしょう。どれを選択しようが読者のみなさんの自由です。

BASE(4477)の日足推移

他の個人好みの銘柄カタルは参考銘柄として「BASE」(4477)を掲げてきましたが…もうすぐ75日線にタッチする場面が生まれると思っています。しかし駄目なのですよ。まだ整理は続くでしょうが、相場のスケジュールと言うか…。全体の流れを考えると、どの株も戻り相場に入る筈です。本当は500円台の株価から…と考えていましたが75日線は1028円ですからね。やはりそろそろ…「リバウンド」の株価波動が起きるタイミングでしょう。このチャートも掲げておきましょう。

つまり…カタルはほぼ全面高の相場が、まもなくスタートすると思っています。多少の読み時間のズレはあるでしょうが…まもなく始まります。全体を見渡すとそのタイミングに見えるのです。カタルの勝手な思い込みか?どうか…全てはまもなく、その結果が分かります。日経平均株価は3万円台を抜けて新高値を取るのでしょう。今、売られているソフトバンクは直ぐに1万円台の高値更新とは言いませんが、かなりの値戻しをする候補株です。

ソフトバンク(9984)の日足推移

間違いなく9月8日に付けた7680円は抜けます。今の株価は5100円前後ですから50%近い利回りになりますね。来年春までに超えると思っています。

川船は1万円台の株価でしょう。残念ながらBASEは4桁に届かないかもしれませんが、75日線を目途に考えると良いですね。こんな事をカタルは考えて相場を見ています。

ファナック(6954)の日足推移

この原動力は日本企業の頑張りです。内部留保に溜まった484兆円が動きます。設備投資を中心に、投資も加速するでしょう。「ファナック」(6954)なども有力な投資先ですが…カタル向きではありませんからあまり書きません。チャートだけ付けておきましょう。

カタルはいつも…事前に「未来図」を述べています。これはカタルの相場観であり、正しい未来図ではないかもしれません。こんな事は当たり前なのですが…日本人は劣化した国民です。

ダイエーの中内さんのように、生死の狭間を歩き、戦争を体験した人間は、皆消え…日本人は苦労を知らない民族になったのです。だからベトナムにも…競争では負けるのでしょう。やはり最後は人材なのです。そういえば…娘がロンドンからシンガポールに移り…彼女のシンガポールに対する行政のサービスを観て、「流石、人材の国」と述べていました。

自分の娘ながら、なかなか…良い表現だと思った次第です。それに引き換え…日本人のレベルは…早く、早く本物の世界にしましょう。それでは…また明日。



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