アーカイブ:2021年12月9日

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カタルは皆さんと違い、あまり株価を観て、自分の気持ちは動きません。追証などの物理的な制約を受けますから…対処は必要になります。本日は川船を現引きした為に信用余力が上がり…川船を7000円まで1000株、6800円で1000株、6750円で500株、6650円で500株と4本の買いを用いました。その結果、上の3つは買えました。カタル自身は、いよいよ「爆上げ」相場が始まると思っています。

ですが…「読者の人」は、無理をせずに「利食い」を先行させていいのです。

上手に立ち回ろうとせず、自分の力量配分を考えて行動をしてください。この自分の力量を考えない馬鹿が大勢います。少し相場が良くなると…ワイワイガヤガヤと言い、少し相場が悪くなるとブツブツと不満を言います。みんな自分の行動が招いた結果なのに…見苦しい連中です。日本人の資質と言うのは、落ちたものです。「110番通報」事件を経験し、情けない民族になりました。

全て…日経新聞が悪いと思っています。

まぁ、日経だけでなく…すべてのメディア、そうして日本人の資質劣化が原因ですが…その時代を選択したのは国民ですから、やはり「国民の責任」でしょう。「自業自得」なのです。先ずは此方を読んでください。

カタルが何故、ライブドアの堀江さんが投獄されて、東芝などが軽い処分で済むのか? その要因と思われる現象が描かれています。この記事を読んで、カタルの言いたいことが分かる人は、良く時代を観察していると思います。たぶん…多くの人は、日枝さんの成り立ちを知らないし…フジテレビの歴史も知らないでしょう。

カタルは現役の法人マンの頃、新潟のメディア担当でNSTを始め、各社を毎日のように回っていました。当然、フジテレビも良く知っています。NSTの酒井常務は、駒形重吉の子分です。彼は北越製紙の課長時代に…駒形さんに引き抜かれました。田中角栄の朋友の駒形重吉は、非常に優れた人でした。

カタルは何度も常務のカバン持ちで、彼の晩年を過ごしたマンションにお邪魔をしました。その度に、駒形さんは、「オイ、若いの、食え!」とお茶菓子を食べろと催促します。佐川急便の親父さんの話などの「政治の舞台裏」を聴いたものです。価値のある体験でした。

田中角栄の娘婿の田中直紀を角栄に預けられ…彼の器の小ささを嘆いた逸話は、面白いですよ。本当の話だから面白いのです。角栄と駒形さんは仲が良かったのです。喜寿の祝いか、米寿の祝いか…忘れましたが、東山魁夷と平山郁夫が、わざわざ筆を取って、お祝い絵を描いたのが配られたはずです。美術界にも貢献されました。大光コレクションは、どうなったのか?

話がそれましたが…フジテレビの日枝などが、代表的な日本の村社会論理の代弁者です。たぶん推察ですが…その人脈を通じてホリエモンは、地検にやられたと思っています。だから安倍さんは「地検改革」を画策したけれど、結局、潰されたのでしょう。村社会の構造は、なかなか厄介です。

ホラ…川船が上がって来ましたね。本日の買いは、まさにギリギリのタイミングだったかな? もっと早めに「買い増し」が必要なのかもしれません。どうしようかな?

今の株価は6810-7050-6690-7010=3562500(9:35)です。実は読者から、最近、川船を利食いして…他の銘柄を選択しようとするメールを多く貰っています。利食いは、ジャンジャン…しましょう。自分の気持ちに正直になって…心配の人は株を売れば良いのです。

多くの人は、間違っていますよ。相場がどうなるか? 良く聞かれます。

しかし…そんなことはカタルも分かりません。当たり前の話なのに…心配でカタルに聞いてくるのでしょう。もともと…何故、自分が心配になるほど、株を買うのでしょう。ここが問題なのです。

株なんか…上がったり、下がったりします。そんな株価の上下に付き合って…自分の気持ちも大きく動いていたら…やがて「うつ病」になります。自分の気持ちが動かない水準で「売り買い」を楽しみましょう。楽しむという事は、無理をしない水準です。

「無理をするな!」と…口が酸っぱくなる程、毎日のように言っているのに…自分の行動もセーブできないなら、株を止めれば良いのです。カタルは様々な選択肢を掲げているつもりです。そうして…自分の行動も披露しています。

カタル自身は「ハイリスク・ハイリターン」人間です。だからカタルの行動を「他山の石」として…眺めなさいと述べています。あとは皆さんの選択です。

もう小学生ではないのですから、自分の行動は自分で決めて、その責任を他人に転嫁せずに…自分自身で消化しなくてはなりません。こんな基本概念が、教育されてないのが、日本人のレベルです。

さてフジテレビの話は、書くと長くなるから…自分で調べる気になれば、分かる筈です。

何故、日経新聞の悪玉論を述べているか? 

カタルの大きな選択の間違いに、「リーマンショックの認識」があります。あの時の…当初の報道は「住宅バブル」の話だけで…ニューセンチュリーが破綻したときは、CDS(クレジット・デフォルト・スワップ)の存在を…日経新聞は伝えていません。だから担保があるから、大事になる筈ではなかったのです。でも実際は、その債権を元にして…天文学的な「仕組債」が売られていました。影の銀行システムです。この報道が日経新聞に欠けていました。大切なのに…。

中国の「恒大集団」が、どうのこうの…と騒ぐ馬鹿が、いっぱい居ますが…陰の銀行システムは、リーマン後に自己資本比率規制の適応で…厳格に運用されておりバブル化してない筈です。だから心配ないのに…背景を知らない馬鹿メディアは、「リーマンの再来」と言い…人を煽ります。

あの時に、一部の不良債権化したMBS(資産担保証券=住宅ローン担保)を他に転売する「隠れ蓑」に、CDSを利用したのです。格付け会社と結託して…嘘の格付けを付けたのです。いい加減な連中です。このように日経新聞は、肝心の事を報道しないのです。

この辺りの背景を描いた映画が「マネー・ショート」です。だから皆さんには、是非、観て欲しいと述べています。背景を知らないと株価評価なんかできませんね。

カタルの…船株の認識を変えるニュースが報じられています。此方です。

この報道の価値が分かりますか? 何故、海運運賃が大きく上昇をしたか? この背景は一過性のコロナによるサプライチェーンの問題と…「一般認識」されています。

しかし、この「一般的な認識」をカタルは疑っています。そうでないと説明がつかない馬鹿運賃相場です。市場価格と言うのは、良いから上がると言う側面と、必要だから上がると言う側面を併せ持っています。「二つの顔」を持って、価格が形成されるのです。市場原理主義を説明しましたね。

この韓国の新聞社が報じている…

「業界は、早ければ来年からLNG船全体の66%に達する1-2世代船舶の代替が本格化するとみている。現在運行中の船舶のエネルギー効率性や炭素排出量を一定水準以下に下げることを要求するエネルギー効率指数(EEXI)や炭素集約度(CII)などの規制が、国際海事機関(IMO)主導で2023年に導入されるからだ。」

という部分です。これを検索すると…こちらがヒットします。

つまり現在、運航されている船は、脱炭素化の動きから、世界的な規制で大きく削減されます。だから…高い船株運賃が下がらない可能性があるのでしょう。

マークスの株価推移

これはカタルの観測で、正しいか…どうか分かりません。そうすると…新高値を更新する世界NO1のコンテナ船会社「マークス」の株価とも整合性があります。この仮説が正しいのかどうか、分かりませんが、株価は、此処から5倍や10倍の可能性が出てきます。だからカタルは目一杯の買いで対応しているのです。この話が間違っている可能性もあるし…自分で検証しなくてはなりません。

情報と言うのは、一つでは駄目です。

色んな側面を検証して、その「整合性を観る」のです。正しいかどうか…。検証して…相場観が構築されます。

仮に、「このエネルギー効率指数(EEXI)や炭素集約度(CII)などの規制が、国際海事機関(IMO)主導で2023年に導入」されるなら…ここから来年の夏ごろ(米国港湾労働者の労働条件改定7月まで)大相場になる可能性があります。

何しろ、市場の評価は「一過性の利益」ですからね。つまり株価は、此処から5倍から、場合によれば…10倍になるかもしれません。日本人は、この手の国際ルールに、鈍い人種です。

カタルは、今回のニュースで…初めて知ったのです。

もともと…こんな運賃が生まれるのは、不自然にも感じていましたが、このような背景があるなら…この運賃が理解できます。ここは…9月末からの「爆下げ」で「フルイ」を入れましたから、利食いが先行するのは、仕方ない株価位置です。また下げてきました。今の株価は6830円です。

この揉み合いが小さなコマの連続で…ここから「爆上げライン」相場になります。年末年始は、特殊な心理に傾きやすく…売り急ぎは慎まれた方が良いのでしょう。でも…最優先は「儲け」より自分の「力量」配分です。忘れないようにしましょう。

ソフトバンクを、何故、選択したか? もともと…共同冨裕にインフレからの金利高ですから、外部環境はマイナスです。故に一度は、今回はやらないと言ったのです。でも考えを改めた背景は、あまりに弱い…「買い需要」です。故に、信用の期日売りも消化できないのです。BASEの下げだけでは…ありません。

皆さんは「個別株要因」ばかりを、気にし過ぎです。

肝心なのは、市場要因です。岸田政権は今までの所、そんなに優れているように見えません。何しろ、財政健全化派閥です。今は大切な時期です。

日経新聞の一面を飾る「繋がる車」の話を、昨日カタルはテスラとトヨタの比較で5G時代の話をしています。投資減税ではなく…政府は率先して、「5Gのインフラ整備」をすべきです。 「送電網」整備も同じです。EVなどの戦略を打ち出す前に 小型モジュール原子炉(SMR)を真剣に検討すべきでしょう。此方です。

もう…いい加減に、本物の政治家を育てましょう。故に、日経新聞が正しい報道をしなくてはなりません。アリババ(PER17.6倍)の株価が下がっている報道をするなら…アマゾン(PER68.9倍)との比較と…中国の実際の経済規模と米国の話を同時に掲載すべきでしょう。知らない人間は、記事を鵜呑みにします。

ソフトバンクの選択は、やはり「実弾」投資の1兆円は大きな金額だからです。この時期の投資は難しいのです。インフレも重なり…いろんな意見が分かれています。故に…多くが「様子見」の儘なのです。意外性があり…完全に投資尺度が合う銘柄を探していくと…自ずと「株主還元」相場が、主流に浮かびます。

ここは自分の力量と相談のうえで、確り方針を決めて…臨みましょう。個別株要因より「市場要因」が優先されるのが大前提です。相場が良くなるなら…カタルレポートは、かなりの確率で当たります。あとは皆さんの選択です。それでは…また明日。



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