アーカイブ:2021年12月22日

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人間の気持ちの変化など…面白いものです。やはり「自分中心」で世界は回っていると思っている人が、多いのでしょう。カタルもその口です。株式投資をしていると自説が正しく、仮に負けが込んできて、上手く行かなくても「市場が間違っている」と…という「傲慢な考え方」をする性格です。故に…肩入れが強くなり、失敗するケースが度々あります。

BASE(4477)の日足推移と200日線乖離

たぶん人気株だった「BASE」(4477)の下げ方を観ていると…個人投資家は相当やられているのでしょう。通常は1/3程度で株価の下落は止まるものですが…。このBASEは1/5程、いや1/6かな? …そんなラインですからね。

実は昨日、新興株の観察銘柄にBASEを追加しました。先週末に600円で200株だけ買ったのです。そうして、そこから10円刻みで「買い下がる予定」でしたが、意に反し、月曜日の20日は大幅な全面安だったのに…BASEの株価は13円高く、全体安の影響を受けませんでした。

そうして昨日、詳しく見たら…この株はなんと「貸借銘柄」に採用されています。カタルは、てっきり「現物株」だと思っていました。貸借なら…仕手化する可能性もあります。故に、考えを改めて650円で、残りの800株を買い増しして…合計で1000株にしました。やはり、いくら何でも200株じゃ…ね。でも貧乏人は、「分を弁えない」となりません。

カタルはこの性格ですから、いつも目一杯の人生を歩んでいます。その為に直ぐに追証に陥るから…対処が必要になります。全く、困った性格です。ですが…アーク・インベストメント・マネジメントのキャシー・ウッド氏も、似た性格のようで…「年40%リターン予想を軟化-「誤解」回避で」と報道されています。

この話とWSJが報じている…一部の銘柄で指数を支えていると言う話の「巨大テク銘柄への依存強まる米国株、下げの前兆か」この話は共通項があります。

基本的に企業業績の発展に対する「懐疑」が増しています。故に、多くの人は株高に対して警戒感を持っており、澤上ファンドのような慎重論の意見が、ここでは…多く散見されます。一方、ソフトバンクの「危ない資産」への融資の話も出ています。通常はレバレッジを掛けないものです。まるでアルケゴスに似ています。どの程度か…は分かりません。でも4000億円は大きな金額です。

昨日はイーロンマスク氏の1兆円を超える納税の話が話題になっていました。税金を1兆円も払うのですから…凄い話です。このような話題が出ることが「危ない兆候」ですが…同時に、澤上さんのような慎重論も存在し、判断が難しいのです。

レザーテック(6920)の日足推移

カタルは時代考察から、相場の流れを読みますから、このような出来事に過敏になっています。ですが…批判を続けている「レーザーテック」(6920)の株価は、高いとは思っていますが、天井圏に位置している株価に見えないのです。

カタルのような批判的な意見があるから、なかなか「一気呵成」の株価人気に繋がらないのでしょうが…チャート面から判断をすると、綺麗なチャートです。また高値を超えて「角度を変えた」爆上げ相場があっても、不思議ではありません。論理的な株価では買えませんがチャート面では、買えるのかも知れません。

このような微妙な整合性を個別銘柄で観察して、最近、気にしているマザーズ指数の1000ポイント割れからの急落相場なども見て…総合的に株価を判断します。

目先のタイミングを合わせようとすると、なかなか大変ですが…割安株を買い続け時間概念を外すなら、そんなに難しくもありません。

カタルは証券マンだった為に、常に「手数料の概念」が働きます。証券マンは、顧客の満足度と投資成果と手数料の3つを考えないとなりません。ただ…儲かっても駄目です。顧客が満足するワクワク感が必要なのです。でも顧客サイドばかり見ていると…肝心の手数料が疎かになり…出来ない社員のレッテルを張られます。なかなか難しい職業です。

カタルは相場環境さえ良いなら…かなりの自信がありますが、今年のような難しい相場は基本的に儲かれば…「それで良し」なのでしょう。

ですが…顧客は相場環境なんか関係なく…いつも自己中心的に物事を考えますから大変です。でも多くの場合は「調整期間」が必要になります。どんな成長株も、必ず、閑散期の相場の期間があります。その下げを耐えないとなりません。あまり調整が「くどい」と、大概の人間は嫌になります。

例えば何時だったか…読者の人は覚えているかな?

石油資源開発(1662)の日足推移

今、調べました。会員レポートでは2020年の8月に1763円で「石油資源開発」(1662)と言う株を参考銘柄として取り上げています。その後のこの株価推移を観ると分かりますが、上手に株を買うことが正しいわけではなく…顧客の満足度から考えると、このような展開は好まれません。儲けることと満足度は違うのです。このチャートは面白いですね。

カタルは本日、取り上げたのはある意図がありますが…皆さんに、分かるかな? たぶん証券マンでも難しく…カタルの「意図する狙い」は、分からないでしょう。ヒントは「ソフトバンク」の自社株買いに在ります。この1兆円は大変な金額ですよ。通常は市場から株を買い集めることが出来るかどうか…しかも前回も5000億円規模で自社株を買ったばかりです。それに引き換え…他の企業は、如何でしょう。せいぜい1000億円程度ですね。

一日、皆さん各自で、何故、このチャートを掲載したか? そのカタルの意図は、何処にあるか…一度、考えてください。ヒントは書きました。忘れなければ…明日、カタルの狙いを書きます。

先ほど…我慢がきかず、川船を7050円で500株を買ったら、また6840円です。慌てないでもまだまだ7000円割れで買えるんですね。いつ増額修正を発表して、人気化するのか? カタルには分かりませんが、昨日紹介した海運市況の状況だと…来年夏まで、もう心配する時間は来ません。半導体の相場も、パソコン需要の低迷からDRAM市況は軟化しましたが…再び最近は盛り返しています。

半導体といっても幅広いし…いろんな分野があります。一概に言うのは難しい。昨日のデータを見て調べ直して…買いたいと思ってのですが買うのを、忘れていました。その株は1507-1576-1496-1571=469900(10:13)です。困ったな…仕方がない…今、1573円で買う株数を減らして500株にして、先ずは買ってみました。(実践派のカタルらしい行動です。)

川船だけでなく…今は選択肢が豊富にあります。どれも買い場に見えるから…たぶん全体株は、このまま上がるのだろうと思っています。昨日の米国株が強かったのは、此方の報道でしょうか?

今も難しい。既に米国のインフレは重症度を増しており、既に住宅市況は20%を超える値上がりであり…賃料の上昇です。だから…金利が上がり三菱UFJは上がる筈なのですが、市場は、なかなか…そういう展開になっていません。相変わらず、テーパリングは早くなっても、市場は「一過性の物価上昇の可能性」を視野に入れているとも言えます。川船の相場と半導体の価格、インフレの話は、みんな繋がっています。だからレーザーテックは高すぎると思っているけれど…、チャートは良く見える時間感覚です。

まぁ、あまり難しいことを書くと、読者は離れますから…ほどほどにしないとなりません。本日は商船三井が、この「ボックス圏の高値」8200円を超えて…8270円を付けました。日本郵船は、まだ8670円を奪回できず、川船も7290円は…遠くになっています。

ですが…この時間感覚でやられると、どんどん期待感は薄れ取り組みは改善しています。つまり仮需より、実弾の買いが此処では、増えています。ようやく…ステージが変わる秒読みに入ったのでしょう。タイミングは難しいので…皆さんは、同じことですから、8770円の高値を抜いてから参戦したほうがタイムロスはなくなります。上手に買わずに時間を買うやり方です。

要するに…ここでの選択肢は、沢山あります。マザーズの下がった銘柄でも良いし…好業績の株でも良いし…何をやっても、失敗はあまりないと思っています。勿論、株主還元相場のソフトバンクに、日本製鉄と海運株の選択肢もあります。どれでもOKでしょう。BASEも下値は乏しく感じます。何しろ…「200日線乖離」は、50%を大きく超えるマイナス状態です。それでは…また明日。

それぞれのお好みで動けばいいのでしょう。大切な事は無理をしない投資です。自分の力量と相談されてください。また…ね。



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