アーカイブ:2022年1月

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米国の印象は、期待していた「あく抜け」は感じることが出来ず…僅かな売り物の目先の投げを吸収して上がらずに…売り直された印象です。通常ならFRBの基本姿勢が明らかになったので…取り敢えず「安堵感」が広がると思っていましたが、あまり多くを期待できないようです。

カタルのパウエルFRB議長の印象は、岸田総理に似ています。岸田さんは官僚の傀儡政権だと思っています。パウエルは、バイデン大統領の意向を反映した政策をしている目先の「追随型」に見えます。故に、市場はインフレ圧力に負け、「過度の引き締め」リスクを警戒するのかもしれません。

基本のインフレ圧力は増す一方でしょう。カタルの基本構想の米国金利は、かなり高い水準を観ています。故に「三菱UFJ」(8306)なのです。このインフレ圧力は米国だけにとどまらず…全世界に波及するのでしょう。今のところ…EUと日本は静観です。

よって新興株のウェートを下げて…バリュー株中心のインフレ株対応になるのでしょう。この路線は、船株にもプラスですが…個人投資家はヤラレが大きく目先はもたつくかもしれません。しかし仕掛け筋が関与するなら、面白いですね。はたして…侍が居るかどうか…。

この方針転換で、本日はサイバーダインも売り、B君の持ち高ウェートを下げましたが、基本方針は、あまり変わってないから600円で買ったものは、そのまま残し…買う株数を引き下げて…下値を買い続けます。今のところは485円の500株は買えましたが、480円は買えていません。どんどん…下がれば面白さは増します。もっと下がると良いですね。きっと面白いものになるでしょう。

やはりカタルはこのB君に関心があるようです。今年は何処かで…大物ぶりと言うか、一旦は反発して市場を「席巻する」活躍機会があるのでしょう。空売りが出来ますから仕手化します。その時に…ARKKのキャシーウッドの構想が復権すると面白いと思っています。

あっ、480円が買えました。今度は475円です。とりあえず500株単位ですが、何処かで買う株数を増やそうと思っています。たぶん…決算数字が悪いのでしょう。ソフトバンクも逆風は続きます。アーム程度の話で、簡単に新安値を割るのです。依然、警戒感は必要かもしれません。ただ…この手の株も、そんなに下値があるとは思えません。

INPEX(1605)の日足推移

同じように…バリュー株と言うのは、なかなか…爆発高はしませんからね。 「INPEX」(1605)などに興味があるのですが、あまり儲かるとも思えず…やはりカタルは船の選択かな? 川船が新高値の8770円が抜けたら…買い増しに行きます。今の状況では…夏の港湾労働者のストライキが予想され面白そうに見えます。

日本電産の3000億円の「設備投資」のように、この関連が強いと思っていますが、個人が買って儲かるような相場かどうか…。カタルの経験上、素人が株を買って儲かる相場は株価が短期間に2倍程度にならない…と追随できません。

そう考えると…折角、景気循環は上昇局面ですが、先行きの不透明感が強く難しい相場になるのでしょう。故に、こまめな対応が求められます。何度も、小すくいの「鞘抜き」をするしかないかな?…と思っています。ネットなら可能ですが、対面営業では難しいのでしょう。所詮、多くの市場参加者は市場ムードで株の売り買いをします。米国も…その傾向です。

カタルは徐々に上がる「国際優良株」が物色される相場は苦手です。だから…株価が上がると言われても、値動きに拘りますからね。そう考えるとどの株も「帯に短し、襷に長し」の印象です。一番、カタルの感覚に合うのが「船株」ですが…恐いイメージが付きまといます。やはり「一過性の市況」と言う概念が強いためでしょう。でも…業績は当面落ちませんからね。

来期見通しも、そんなに落ちるとは思っていません。

2023年には新造船が市場に投入されますが…何故か、「2023年から世界の大型既存外航船にCO2排出規制開始」される話があまり話題になっていません。国際海運の気候変動対策の規制開始は2023年1月1日です。この話は、どうなるのでしょう。此方のサイトを紹介しておきます。もっと一般化させた方が良いと思っています。だから下押さない筈ですが…やはり全体安に沈んでいます。

半導体の調整は仕方ないと思っていますが、値嵩株が多く…指数への影響が強いのでしょう。だからどうしても…マインドが弱くなります。

ただ…ね。此方の報道のように、目先の「消化度合い」の問題です。基本的に株と言うのは未来に対する対処度合いの問題です。既に米国株はかなり株価が下げて昨年春の水準です。何故、このラインを何度も指摘しているかと言えば…リバースレポの取引高が増えた時期だからですね。その時から金余りなのです。既に株価はこの時期まで下げていますから…基本的に金利高を織り込んだと思っています。

カタルはそもそも…昨年から一貫して難しい相場と言い、この状況を気にしてきました。だからテーパリングの開始で「悪抜け」をイメージしました。もう8割程度は、この金利高対応の大勢が整っていると思っています。そう考えないと…売られているB君の値動きも(475円が買えました。)「市場の整合性」から見て…説明できないのです。

これだけの乖離ですから、必ず一度は市場を席巻するような値動きを示すと思っています。だから本日は8000株を損切りして、500株単位で再び買い直しています。同じことが売られているソフトバンクにも言えるでしょう。決算通過後、チャンスが来ると思っています。B君は2月9日で、ソフトバンクは2月8日ですね。

今度は逆かもしれません。昔は「節分天井、彼岸底」と言いましたが、今年は「節分底彼岸高」かもしれません。まぁ、あまり心配をせずにノンビリやりましょう。それでは本日はこの辺で…また明日。



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