アーカイブ:2022年9月21日

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いつもの事ながら…米国株に翻弄され続けているような気配です。加えて昨日は、人気株の「Wスコープ」(6619)がストップ安になっており…本日も安いようです。こう言う現象が市場全体に「悪影響」を与えます。

市場で動いている人間と言うのは、一握りの先導ではなく…扇動役です。仕事をする人間は、目先を追い、博打を承知で果敢に挑みます。証券マンの多くもWスコープのような下落を観ると…腰が引けるのでしょう。もともと…ボラティリティーの高い株は、人気が剥落すると…こうなります。内容が乏しい株が多いのです。

材料株なんか…こんなものです。あっという間に「追証」です。だから市場要因と言うのは大切なのです。この元である「市況要因」を構築するのが「政策」であり基本理念です。中国のような強引なやり方を観ると…「政策リスク」が浮上しますから、中国への投資は最小限になります。アリババ子会社のアントの上場を始め…彼らのやり方に怯え…まともな投資資金はお金を引き上げます。だから中国は衰退が決まっています。習近平体制の下では…この局面の再建は難しいと思います。外部からお金が入りません。

何故、カタルが「東芝の奉加帳」に猛反対をしているか? 

日産自動車のゴーン逮捕も同じ次元の話です。世界から「日本は異質」の国と言う烙印を押されます。最高裁の判決を観れば…同じお金なのに、日本人は良くて…外国人は駄目と言う判決です。こんな事をやっているから、海外から株は割安でもお金が入りません。

でも…本日はカタルも買ったことがある不動産の「レーサム」(8890)にTOBが掛けられていました。例の香港のオアシス・マネジメントです。確か…東京ドームを買収した会社かな?

セントラル硝子(4044)の日足推移

「ご都合主義」の日本ですが、大物は駄目でも、小さな案件ならOKと言う訳です。故に「セントラル硝子」(4044)も500億円の自社株買いだそうです。村上ファンドの乗っ取りに遭い、高値で買い戻すのでしょう。そのチャートを付けておきます。内部留保の蓄積の時は未来を考えず保身に走り、勝手な経営者です。配当性向を早くから100%にして蓄積を止めれば良いのです。

分かりますか? 何故、カタルが「時間ですよ。」と述べて、日本株の爆発高は間近に迫っていると述べているか? 

日銀の資金循環表

昨日は日銀から「資金循環表」が発表されており、家計の…つまり個人の資産が2007兆円に乗ったと報道されていました。この個人の現預金残は1092兆円から1102兆円にまた増えたようです。企業の内部留保も同じように484兆円から516兆円に増えたのですよ。どんどん…貯まります。

日本の地価動向の推移

昨日は31年ぶりの住宅価格の基準地価が上昇をしたと述べられていました。此方の報道ですね。そのグラフも付けておきます。分かりますか?

このようなデータの裏付けを材料にして、カタルは未来の株価の予測をしています。悪戯に願望だけを述べている訳ではありません。だからカタル銘柄は、時期を外れても…何れ、復活するケースが「数多く」あります。その時に時間軸を間違っていても、時間の経過で今回のレーサムのようなケースですね。

トーセイ(8823)の日足推移

あまり述べていませんが、会員レポートで採り上げた「トーセイ」(8823)も今の株価は1448円です。約300円以上も緩やかですが…株価は上昇をしています。ついでに…このチャートも付けておきましょう。

会員の方は、過去の会員レポートを「読み返す」と分かります。カタルは、後になって…結果を観てレポートを書いている訳ではなく…いつも事前に、未来を語っています。だからペンネームが未来を語るから、「未来かたる」なのです。当然の話ですが…ハズレも多く、未来「騙る」と言う詐欺行為の誤解も受けます。でも未来の事例だから、当たり前です。当たり続けるなら、今頃はこんな面倒な作業をしていません。南の島で美女に囲まれています。

過去の実績がカタルの実績です。そうして今、盛んにJトラストを推奨しています。皆さんは、たとえ100株で良いから参戦をしていますか? 読者は約5000人ですから100株で50万株です。なかにはカタルのように10万株を大きく超えている人間もいます。昨日の買いでカタルの持ち株は16万株を超えました。更に買う準備をして…本日も野村証券を5000株だけですが…投げてJトラの下値に買いを用いました。もう、そろそろ…上値を追う時間に見えますが、まだ始まりません。

まるで…あの時のようです。今年6月に550円を付けて420円台でウロウロしていたような感覚です。でもあれから200円も株価は上昇しています。約5割高だから立派なものです。そうして8月に755円です。次の外部環境が「好転する」年末年始が楽しみです。Wスコープはまたストップ安のようです。可哀そうに…また被害に遭った人がいるのでしょう。こんなバカ株をやるから「自明の理」でしょう。

Jトラスト(8508)の板状況

このJトラを観ると、わざと上値の売り物を用いて、株価を抑えているように見えます。その板状況も掲載しておきます。本日は607円が下値でした。610円割れを更に「拾いたい」のかもしれません。まぁ…ノンビリやりましょう。

昨日のカタルの売り買いの様子

昨日は…散々でした。何しろ…担保が30%ギリギリで…常に「追証と背中合わせ」なので思うような行動が取れません。これも性格だと言えば…仕方ありませんが、僅かな値動きに揺れ動く姿です。その昨日の取引が此方です。基本は、「買いたい欲求」が強いのですが…何しろ…貧乏人のカタルは、ギリギリまで自分を追い込んでいるから、「右往左往」しているのです。早く…あちら側に行きたいものです。果たして…カタルの運命は如何に…。

まるで…ドラマを観ているようなイメージで、このレポートも読むと良いですね。しかし基本戦略は、必ず、理解を進めてください。何度も、何度も恐縮ですが…同じことをグダグダ繰り返しています。

それでも読者のメールを読むと、「個別株要因」と「市場要因」の意味を理解してない人、更に何故、日本株が上がるか? その背景を理解してない人がいるようです。本日のレポートは、その話題が凝縮されています。地価は資産価格を押し上げ…経済の「車の両輪」の一つを担う重要な要素です。株と土地が上昇するから、実体経済に加えて…購買力が増すのです。

この失われた馬鹿政策の時代は、毎年、地価は下げ続けたのです。この値下がり分を実体経済が補填します。だから…みんなが「希望を失って」自殺者の山を築きました。しかし安倍さんの登場で変化します。株価が騰がることが「正しい政策」です。地価も遅ればせながら…プラスの世界になって来ました。だからレーサムなんかも…TOBの対象になります。

アップルの日足推移

昨晩のNY市場を観ての感想は、米国10年債金利は「まだ上昇」をしています。この上昇は長く続きません。高止まりですが…長く続かないと思っています。景気の火種は、まだ残っていますから…カタルはリセッションに入らずに…新常態まで視野に入れています。その証に…アップルの株価は、この2日間は陽線で上昇しています。

カタルなら…FOMCを待たずに、株を買い始めると述べたような株価の動きになっています。まぁ…偶然かも知れませんが、可能性の問題です。あり得ると思っています。やはり先ほどのJトラの板気配は、「値抑え」の見せかけの売り物のように見えます。カタルが現役の証券マンなら…毎日、毎日、「泳げたい焼き君」のように…沈潜活動をして玉を貯めます。

もうひとつ地方銀行株も上がっているようで、FOMC通過の後は、急速に「配当取りの動き」も広がるのでしょう。船株は配当を取るのが正しい行動のように見えます。こんなところが…本日の雑感です。個人の現預金残が1102兆円に、企業の内部留保は516兆円です。そうしてゼロ・コロナ対策として、企業の国内回帰が始まっています。アイリスオーヤマの事例を紹介しておきましょうか…此方です。

もう、このような様々な現象を観て、来春の設備投資計画から「一段高する国内景気」が分かります。

昨日のWBSで九州の工業団地周辺の地価があがっている話が紹介されていました。例にTSMCの新工場の建設地ですね。これが「貨幣乗数」効果です。分かりますか? お金がお金を産みグルグル回る話ですね。此方の報道ですね。熊本の菊陽町原水の工業地の上昇率が31・6%になったそうです。

カタルは、何も…あてずっぽうに、相場観を語っているのではありません。ちゃんと…その相場観の裏付けになる「事例」をいくつも挙げられます。時代の流れと言うのは一つの現象だけでは動きませんが、今回のコロナから物流問題が発生してサプライチェーンの話になって、最近のウクライナ侵攻で…この物流が特に半導体は安全保障問題に格上げになっています。だから「国内回帰」なのです。そこに516兆円の内部留保があるから、日本人の性格からして、誰かが動き出すと、みんなが一斉に行動を開始します。だから来年、日経平均株価は38915円を超えるのでしょう。

追証が心配で…本日は川船を、また売りました。トホホ…買いたかったのです。このような微妙な時間軸を完璧に読め…と言われても、やはりカタルには無理なのでしょう。何度も、何度もチャレンジをして…実践していますが、なかなか壁が乗り越えられません。

たぶん…この2日間のアップル株の陽線を観れば分かりますが、米国株も6月の安値が確定されるのでしょう。この年末年始に8月中旬の高値を抜けると思っています。そうなれば…また多くの市場参加者の考えが変わります。今回のロシア侵攻も「ドル高」が示すように米国にとって、優位な戦略に見えます。国家戦略とは…こういうスタンスで構築するものでしょう。基準地価の上昇は力強い応援材料です。それでは…また明日。

皆さんも無理をしないように…Wスコープの株価動向を観て「他山の石」として、自分の行動を戒めましょう。



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