アーカイブ:2022年9月6日

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株式投資で儲けるためには、何が必要でしょう。なにも「良い銘柄」を選択することではないのでしょう。カタルは、昨年の8月に船株の爆利益に驚いて株を買い、一貫して注目を続けています。既に、企業業績のピークラインは超えているのでしょう。しかし…後になって判明する実際の業績は、今期がピークとなり…11月に予定される3Qも既に事前予想より増額修正されます。

そうして…通期の数字を再び増額します。こう言うことは、事前に判明しています。加えて…株価はPER2倍程度、川崎汽船の一株利益は7000円台でしょうから、株価が8430円と言うラインはPER1倍台です。TOBなどで買収するなら、投下資本が直ぐに回収できて、尚且つ、川船の会社が残るのです。「奇妙な市場評価」だと…ずっと考え続けています。

業績はピークアウトしていますが、コロナ前の運賃に戻るのは…時間が掛かると思っています。急速に落ちないでしょう。何れ…利益が落ち着いた段階でのPERの評価は5倍程度になるのでしょう。その間、この爆利益の恩恵を、配当などの形で受け取れば良いのでしょう。「法人企業統計」の配当性向は47%前後です。上場企業はその模範を示す格式の筈ですから、時間の経過で…配当性向の50%ラインは、「常態化」すると考えています。

昨日は流石に、「商船三井」は75日線ラインで…株価は下値から反発しました。まだ分かりませんが、こんなものだろうと思っています。利回りは14%台です。狂った評価です。何故、小数点以下の預金金利なのに…2005億円の家計は、1088兆円も現預金を持ち続けているのでしょう。カタルは早くから「株主還元相場」を謡い…ソフトバンク、日本製鉄などの銘柄を紹介しています。もう…完全に狂った世界観です。

常識が通用しない日本村論理の矛盾を、何故、メディアは大々的に報道をしないのか? そうして間違った概念を修正させないのか? メディアの馬鹿さ加減が分かります。僕らは賢い、自立した投資家になりましょう。常識通りに行動をすれば…何れ、狂った社会も修正されるのでしょう。

でもカタルも反省をしています。我慢が効きません。船株なんか…下値で投げなくても、何度も応用できる銘柄だったのです。株価が高くなると買いたくなり…安くなると貧乏人のカタルは、追証の「ご印籠」の前に…「ひれ伏す」しか手段がありません。今回もそうでした、Jトラストを買うために、上がる株を整理して…買い続けています。せめて…自由な行動を維持できる程度の資金量を、早く、確保したいものです。貧乏人には、難しい選択が残されたままです。

この気持ちと行動の矛盾を、どう処理をするか。この狭間の葛藤を、うまく処理が出来るなら、また「違った世界」を観ることが出来るのでしょう。株式投資の難しさは、銘柄選択でも相場観でもなく…自分自身の「心の葛藤」をどう処理をするか…ここに尽きます。

カタルの問題は、未来の株価は読めますが…時間軸の壁が、なかなか破れません。今回のJトラストもそうです。当初は、これだけの逸材ですから…大きく株価は下がらずに「一本立ち」まで、視野に入れていたのです。丁度、国際紙パルプ商事のような展開です。

あるいは全面安のなかで…「独歩高」するイメージを抱いていました。

でも今回も「普通の株」の動きでした。755円の高値を付け、720円前後から買い始めているのですから、まるっきり…読み方を間違えていました。だからBASEを仕方なく…「損切りする」羽目になったのです。昨日の25日線は604円で、本日は609円前後でしょう。

これまでは…5円刻みで2000株ずつ、下値があるたびに買っていました。2日の日に595円で2000株を買ったのが、最後です。本日も同じ手法で590円から下値に2000株ずつ買い物を用いていましたが…昨日、初めて上を買う動きが見られました。755円の高値を付けてから…初めての変化です。この25日線を、挟んだ場面が「拾い場」になるかもしれません。

まだ全体相場の動きは不安定でしょう。21日のFOMC…更に気になるのがQTの影響です。9月から倍増です。WSJにもこの報道がありました。此方です。

この解釈は難しい。カタルもよく分かりません。英国の新しい首相がトラス氏に決まり、減税を実施するのか、どうか…。既に、インフレは同盟国の物価対策に及んでいます。スリランカ、トルコ、アルゼンチンではなく…同盟国のイギリスです。主因は米国と同じく…資源価格の高騰から来るインフレ圧力です。

カタルは米国ばかりを観ており、インフレから既に景気動向に「焦点は移っている」と考えていますが…イギリスの電力料金の引き上げはこれからです。でもトラス氏の減税は、景気対策でもあります。この辺りの解釈は難しい。依然、インフレと景気の狭間で、市場の焦点は揺れています。まだ「新常態」の時間ではありません。

少し迷っています。「薄利多売買」の手法を用いて、今年前半は乗り切って来ました。しかし今はこの薄利多売買を止めて「一本買い」のスタイルに変えています。この戦略は、兎も角、相場を楽しむと言う観点では…面白さがありません。

昨日も午前中に商船三井を買ってみたい…と言う誘惑に駆られたから、昨日の原稿になったのです。本日は今、2300円を割れた所の「メルカリ」(4385)を300株だけ2299円で買っています。

メルカリの板状況

下がるのを待っていたJトラストは、下がらないので…先ほど、上値でもJトラストを買おうと思ってキーボードを叩いているうちに、誰かが218円の2000株を買ったので、仕方なく、薄利多売買戦略も、並行してやろうかな?…との思いを新たにしています。この辺りで…「緊急避難モード」を解除すべきかどうか…。来週には解除なのでしょうが、今週はまだ分かりません。不可解な面もあります。

やはり「貧乏人の性」です。我慢が効きません。

銭を持たせれば…「宵越しの金」は残さねぇ~となります。駄目な性格です。実は、他にロコンドの1200円も500株だけですが「買い物」を入れました。でも1200円は全く買えていません。やはり…あの時に1210円まで買うべきでした。

今年…たぶん初めての経験だろうと思いますが、ネット証券ならでは、可能な…「薄利多売買」戦略で成果を積み重ねました。通常の対面営業とは違う、「ディトレ」まがいのやり方です。小手先のムードで「鞘を抜く」手法です。故に注文数が大きく膨らみ…カタル程度の小さな資金でも50から100に及びました。だいたい…その内の約定は20から30程度です。でも小銭向きの運用で、楽しみながら…相場に関与できますが…成果が大きいのかどうか…。

考えて観ると…証券株投資と言うのは、色んな「やり方」があります。銘柄の選別でも好みがあるし…買いたい株は、山ほど…あれど、どれが一番の効率か?

証券マンなら…やはり手数料が抜けやすい「メルカリ」かな? 

メルカリの日足

この株の9月2日の動きは「異色」の展開でした。カタルは、てっきり…あの日は下がると思っていました。でも「異彩高の動き」でした。たぶん…相当、大きな仕掛け筋のような気がしています。当初の観方では、インフレから景気動向、そうして更に、新常態の相場をイメージしています。その内、ソフトバンクとサイバーダインは、既に200日線を回復しました。残されたメルカリとBASEです。

Jトラストは25日線を基準にして、下値を拾うと報われると思っています。高額配当の商船三井の選択もある…と考えています。BASEは少し遅れますが…やはり叩けないと思っています。今回の下値は295円まではなく…300円まででした。しかも…出来高は大きく膨らみません。もう一度、叩く可能性もあるのですが…もうFOMCを控えた売りは、他の銘柄とのバランスを考えても…大きな心配は必要ないと思っています。

また売られています。メルカリの話です。今は2274円で出来高は438万株です。先ほど…2299円で300株を買いました。次は、何処で買ったらいいのでしょう。本当は2250円と2200円で…と思っていましたが、あるのかな? 

今回の下値は2186円で、2日の安値は2199円でした。買いたくて「ウズウズ」…しています。下値の「買い板」が消えて来ました。2250円の買いは64900株です。たぶん売り崩され…この板は消化されるのでしょう。やはり次は出来高推移を観てから決めます。まだ487万です。少なくとも1000万株を超えた場面で、もう一発、買うかどうか…決めましょう。

2188円を破る動きになるのかどうか…。なかなか2250円は売り崩せないようです。先ほども攻防がありましたが…こういう「綱引き」の攻防は観ていて、「どうなるか」?…と考えるだけでも、面白いですね。カタルは全部で1000株しか持っていませんから、どっちでも良いのです。

相場の楽しみ方は色々あります。あの2日の1962万株の出来高は、見事なやり方でした。あの日の安値は2199円です。相場と言うのは、観るべきポイントがあり、この日の安値は意味がある株価です。移動平均線もそうです。Jトラストは25日線で止まり、商船三井は75日線です。順のパターンや逆のパターンの移動平均線が、目安の一つになります。やはり2250円も敗れました。次は2186円の攻防かな?

仮にここを突破されると…相場観の修正が必要になるかもしれません。でもBASEはやはり売り物が乏しいようです。4円高の319円です。 Jトラストの出来高も減っており…株価は618円で、出来高は357000株です。本日は100万割れでしょう。

あの日、株価がストップ高した日のVWAPは646円です。このような株価は、それぞれ価値を有した株価です。メルカリの2日の安値は2199円で、その前日の安値は2186円です。このようなポイントを狙って、打診買いを入れます。

何回か…試してみて駄目なら時間を置きましょう。自分の目が曇っているから、思い通りに運ばないのでしょう。相場に「意地は禁物」です。いつもどうにかなるさぁ~楽しいな…と「相場を楽しむ」程度が良いのかもしれません。それでは本日はこの辺で…また明日。本命はあくまでJトラストに賭けています。



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