アーカイブ:2023年1月

投資の時間軸は…様々

昨日は久しぶりに東京で暮らす高校時代の同級生と、互いに…老人の域になった話をしました。どうもカタルだけではなく…みんな、それぞれ病気体験を抱えているようで、少しホッとしています。面白いものですね。…安堵するのです。やはり華麗ではなく、加齢年代になったのでしょう。当然のことですが、体のパーツも劣化します。使い続け…67年ですからね。

加え…昨日は孫が遊びに来ていたのですが、彼は、もう直ぐ5歳になりますが、この子の記憶力には驚かされます。結構、覚えているようです。まだ字は書けないのです。顔の絵には、口がなかったり…面白い絵を描くのです。

でもカタル自身は、何とか「もう一花を咲かせたい」…と思っています。バフェットは幾つぐらいから…有名になったのでしょう。彼の若い時分の話を、あまり聞きません。投資の世界は、やはり…いくつかの経験が必要です。

カタルは「時代投資」を推奨していますが、この時代変化の「極意」と言うか…。時代を変える企業の株価は10倍なんてもんではなく、100倍、200倍以上の成長株になります。その代わり、1年や2年の短い期間ではありません。5年、10年でもなく…かなり長い時間を振り返ることになります。「テスラ」が誕生して…どの程度の時間が経過しているのでしょう。此方の実話の経過時間は、正しいように感じています。投資も色々です。

でも…これは、一般の人の「時間」感覚ではありません。

基本的に成長株投資と言っても…「絵に描いた餅」のような存在です。実際にカタルだって、新入社員当時に「任天堂」(7974)の株を自分で2000株買ったのです。カルタやトランプの時代から…ゲーム&ウォッチの時代の話です。その後…数年してから、例の「ファミコン」が販売されます。でも僅かな儲けで…この株を売りました。あのまま任天堂の株を持ち続けている人は居ないでしょうが…この40年間、仮に任天堂の株を持ち続けていたら…大変なお金持ちでしょう。

そう言う意味で…今回の提案と言うか、利用している「SDGs投資」なんか…面白いアイディアです。

実際にカタルは、今でも「ユビキタス」(3858)や「J・TEC」(7774)の株価は観察株のままです。今回は利用しませんでしたが…「グロームHD」(8938)も観ています。実際に…700円台の時に株を買い…これも僅かな利幅で利食いをしています。もう少し…株価「波動論」を勉強して、もっと…うまく利用できるようになりたいと思っています。

NSW(9739)の週足推移

実際に2014年頃だったと思いますが、「NSW」(9739)の株価を500円台に乗る前かな? 推奨して手掛けたことが在ります。当時も、この手の産業は「大きく伸びる」と考えていたのでしょう。「ジェオフェンス」と言う実験をしていました。この株は、もう直ぐ10年が経過します。


「テクノスジャパン」(3666) の日足推移

この二番煎じを狙った「テクノスジャパン」(3666)は、ソロソロ…またチャンス到来が近いのかも知れません。

今は「ナ・デックス」(7435)を「参考銘柄」として…今回はレポートで採り上げています。もう直ぐ、高値圏での調整も終えるのでしょう。最近は、玉がこなれて来たように感じています。基本的に、企業業績が向上し続けていれば…株を買い続けるなら儲かります。

ここに…やはり市場要因である全体市況が強くなる環境が整わないとなりません。FRBや日銀の金融政策の話は、この全体市況の話です。個別株は「全体市況」(市場要因)に大きく影響を受けます。

まもなく…インフレの話しから脱却して…金融政策はフラットの展開になるのでしょう。この次の2月の1日かな? このFOMCで0.25%の利上げで…FRBは様子見の段階に突入して、景気動向の指標観察期間に移行すると思っています。たぶん…秋頃から年末近くに一時的でしょうが…「利下げ」の話も出てくるかもしれません。

カタルが考えているのは「アジア圏の隆盛」です。

インドは既に日本の自動車販売台数を抜いたことは、カタルの想定より早い可能性があります。でもインドは残念ながら…中国のようになりません。何故なら…「日本の空洞化」と言う条件が消えます。基本的に中国の躍進の背景には、バブル崩壊により、パイオニアの指名解雇の日本国民の拒絶ぶりを観て、多くの日本の産業は、大きな市場がある中国への生産移転に踏み切りました。あれは…1995年頃でしょうか?

ヤオハン(八百半?)の和田さんは、上海の浦東地区に百貨店を作って失敗しましたが…もし製造業なら大成功を収めていたかもしれません。この90年代に日本の産業の空洞化は始まります。間違いなく…パイオニアの指名解雇事件が引き金になっています。この30年間の失われた時代の背景は、面白いものです。やはり…地理的な理由もありますね。インドはやはり遠いのです。逆に…インドネシアは近いですからね。でもイスラム圏ですが…。

昔話をしている場合ではありません。昨日、少し触れた「ネットフリックス」の話題を取り上げねばなりません。

ネットフリックスの週足推移

株価と言うのは、なかなか…正直なものです。2022年5月12日に162.71ドルの安値を付けました。そうして…3か月ほど「下値調べ」をしています。そこから株価は反発して、344ドルですから、既に、約2倍の株価上昇です。この原動力は、「此方の決算」で認められます。会員数の想定外の増加です。まだ市場から正しい評価を受けているか分かりませんが、カタルが注目するのは「曲がりなりにも」会員数が増えたことです。

やはりカタルは「時代の進化」は絶対だ…と考えています。

当初から「ITバブル」と比較して…ソフトバンクの株価を参考に…「2年半」と言う時間を考えています。

ネットフリックスは2021年の11月が高値ですが…この後に行われる日本の「メルカリ」(4385)は手掛けていませんが、前回は、意外に「良かった内容」でしたから、今回の数字も…との願望もあります。

カタル自身は、金曜日に「サイバーダイン」(7779)の株を5000株₌299円だけ、買ったように…やはりこの新興株で掲げた「4銘柄」が気になっています。「ソフトバンク」(9984)「メルカリ」「BASE」(4477)に「サイバーダイン」です。前者は想定以上に早く…株価は戻り始めていますが…後者は、未だに下値を「這いつくばって」います。まだ底入れが確定されていません。

カタルは「ネットフリックス」同様に…参考のために掲げた日本の「新興株」も、同じような値動きをする筈だと言う「市場の整合性」の概念を信じています。

ロコンドの日足推移

2年半の時間経過、故に「ロコンド」(3558)も4桁割れの株価を買い続けています。むしろ…ロコンドの方が、早めに「経営戦略を変えて」利益をあげています。カタルは当初は成長を追うべきだと思っていましたが…今になって考えてみれば…田中君の選択が正しかったのです。

彼は、早めにテレビCMの効果を見限っています。でもBASEの鶴岡君は、お金が豊富にあるから…成長を追い続けて失敗しています。両者の比較も面白いものがあります。カタルは両社とも…に株を買っています。

まぁ、基本的に実験を続けています。

BASE(4477)の日足推移

ITバブル同様に、2年半の壁の話を含め…調整期間の話です。ロコンドはBASEと違って、流石に、経営戦略が違うから200日線を一度、既に回復しており、かなり長い期間、この上に居ました。そうして今回、再び株価は4桁を割れて「チャンス到来」です。でも拡大経営を維持しているBASEは、まだ一度も200日線を超えていません。ネットフリックスの米国型経営は、先駆した事例だろうと思っています。何れ…ロコンドもBASEも下値のここから、株価は2倍以上になるのでしょう。

ネットフリックスを観て感じたことは…この新興株の経営方針と株価の推移は、他の銘柄でも…「同じことが起こる」と思っているのです。経営力と言うのは、そんなに大きな違いはなく…やはり市場環境とか、時代の流れに、大きく経営も影響を受けるのでしょう。株価を考える上で…個別株要因と「市場要因」の話に似ています。何も…偶然ではありません。ネットフリックスを観察しているカタルの感想です。

まぁ、ノンビリやりましょうね。読者の皆様、それぞれの時間軸はみんな違います。株式投資を理解したうえで楽しめば良いのでしょう。また…明日。



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