いつもと変わらない…「メディアの退化」。
新聞の価値はいったい何処にあるのでしょう。カタルは日経新聞より、日経産業新聞の背景を掘り下げている記事が好きです。それは日経産業新聞と日経本誌のスタイルの違いなのでしょう。しかし近年は、新聞は売れず…販売店(配達拠点)の死活問題になりサイドビジネスに取り組んでいます。花を売ったり…特産物を販売したり、相撲のチケットなども売るようになっています。しかし所詮は「焼け石に水」でしょう。
米国では新聞配達をやめ、ネットに特化していることもあります。売れる記事を作る努力も方向性が、間違っていると…社員はどんなに努力をしても業容は上昇しません。
週刊誌の領分かもしれませんが、日経一面の形態は、やはり古い体質のままのように感じます。例えば…本日は、例の総務省の役人様の減給の記事です。
これは…在り来たりの取材のように思えます。この話がどうして起きて…何故、問題なのか? 一体、背景には日本のどんな仕組みが、問題にされているのでしょう。
国会でも、度々、この手の「叩き」が入りますが、表面的な対処で終わっています。役人様の天下り問題が、どういう構図になっているのか? 何故、様々なぶら下がり団体が「雨後の筍」のように、日本には存在をするのでしょう。
必ず、各産業には3つか5つか…もっと多いかもしれませんが、様々なぶら下がり団体があり、そこには元役人様が居ます。その経費は一体、だれが負担をしているのでしょう。その為に現役の役人の給料は安く抑えられているかもしれません。もっと高額報酬でも良いのではないか?
教育の世界に…数億円を稼ぐ奴が出てきても、良いんじゃないかと思います。優れた教師はその正しい評価を得るべきでしょう。本日の日経新聞の「パスクなき世界」のリモート学習を読んで…そう感じています。ビックチャンスです。優れた塾講師を集めてネットビジネスをやれば…大儲けできるかもしれません。そう考えると「学習塾は成長産業」のようにも見えます。
今、東芝の3550円、500株の利食いが出来ました。実は昨日の「弱い相場の中で」カタルは原稿に書く以上、自分でも実践をしています。指値の3430円が500株買えたのです。だから…それを利食いしました。その儲けは57404円です。
まさか…買えると思わずに3430円で偶然の産物です。こんな偶然もあれば…ロコンドの2200円が買えるとは…思っていませんでしたが、昨日は買えました。今朝、たぶんその理由は分かったように思います。昨日は権利付き最終日なのですね。中には…決算を跨ぎたくない投資層も居ます。アンジェスなどのマイナス効果と共に…関連をしたのかもしれません。
良く新聞は、○○の理由で株価が上がった…とか、下がったとか…メディアは勝手な解釈を述べていますが、そんなことは、誰も分かりません。実際に株を売った奴らに聞いてみないと分かりませんからね。いちいち売った奴を探して…何故、株を売ったのですか?…と聞いている訳ではありません。単なる推測を述べています。しかし…的外れな解説も非常に多いように感じます。
カタルも、当たらないのを承知で…この2日間の相場を推察をすれば…「僅かな」金利上昇が、株式市場に大きな影響を与えたと述べるでしょう。ですが…パウエル議長は、正しい答弁をしています。こちらです。その為に…米国株に安心感が生まれ、流れが修復されました。
そうして…こちらの見解が、相場の見方としては、最も相応しい内容でしょう。もうずいぶん昔の事になりますが…嘗て、カタルが現役社員の頃、公定歩合の引き上げがありました。その時の記憶が甦りました。その時は公定歩合2度目の引き上げで…ようやく株価の勢いが落ちます。3度目は、市場に影響を与えていたように感じます。情報化時代で、この法則が生きるかどうか分かりませんが、参考になるでしょう。
もう一つ…カタルは米国でも「インフレ」は進むと思っています。しかし同時に気になるニュースを発見しました。こちらです。
TSMCは米国で1兆円以上の投資を実行しようとしていますが、政権が変わりこのような記事を見ると、本当に米国での投資が実行されるかどうか…。サムソンも追随を発表していただけに気がかりです。グローバル論理の話ですが、今は回帰現象が広がり…インフレに加担すると考えていました。ですが、この報道を見ると…パウエル発言が正しいのかもしれません。
難しい…でしょう。株式投資は…。
同時に奥の深さを感じてください。どの政策が正しいかは…分かりません。市場原理をカタルが支持しているのは、このような試練が、度々、市場で起こり…その懸念を市場が消化するのです。この「懸念の消化」が、新しいステップアップには常に必要です。そうして市場は正しい評価をして…株価を決めていきます。
ロコンドも…そうです。このような市場の波乱の試練を経て、株価は一つ一つの壁を乗り越えられるかが試されます。俺(ロンンド)は、アンジェスやPSSとは…ものが違うと意思表示を示さねばなりません。近々、そのような動きがみられるか…どうか。
本当は…昨日のような相場で「強さ」を示せば…NPCなども男でした。
でもこの株も8月決算なのですね。偶然の産物と言うか…。今朝、株式ボードのマークで気づきました。面白い偶然です。
本来は…日銀のETF買いがみられても良い筈なのに…3万円台になってからの下げ過程の2月は、まだ一度も日銀はETF買いを実施していません。この意味も非常に重要なサインだと思います。同時に…どの水準なら買いを入れるか…。試したくなるのが、市場と言うものです。米国金利の上値も、同じことです。2%を超えても…FRBは容認するかどうか。
この見方が…株価の今後の行方を決めます。
そんなに…簡単に乖離調整は進みませんよ。野村証券や三菱UFJの株価がこの辺りでもたつくのは道理です。大型資本の株だからです。過小資本の仕手株と、一緒に…考えてはなりません。素人には「銘柄の格」の話も、理解できません。バブル期は大型株が小型株のような値動きなったのです。
そういえば…読者から浮動株式の話の質問を受けました。四季報に出ている浮動株式はある程度の目途にすぎません。それまでの歴史的な経過が本当の浮動株式比率の意味を語ります。バブル期に、何故、大型株が小型株のように乱舞をしたか? あれは、たしか1984年から5年も掛けて…熟成した相場です。
しかし…今はどうでしょう。コロナ禍のお陰で、名目時代の下地が生まれ、ようやく「流動性の罠」から抜け出したばかりの…謂わば、病み上がりの体です。
日銀のカンフル剤のETF買いが消えただけでも…ビクビクしているような相場です。今、2160円が買えました。果たして2150円は買えるかどうか…。ここは僅かに1400株しか買い物が入っていません。ですが…NPCは高いですね。
カタルだって分かりませんが、常にこのような実験をして…ハイ、2150円が500株ですが買えました。また2000円を割れるかな?…果たしてどうでしょう。
自分で、実際に売り買いをしてみないと…決して、投資家の気持ちは体得できません。野村証券の動きと言い、三菱UFJもそうですが…果たして、一気に名目時代に駆け上がることができるかどうか…。病み上がりの日本株は、どういう反応を示すか…面白いでしょう。
これが株式投資の面白さです。
自分が様々な世間の事象を見て…市場との繋がりを考えて行き、自分が事前に、未来の株価を構築します。頭の中で描く株価は、直ぐに崩壊します。僅かな試練を受け、自分の気持ちはどう変化するか…。
米国金利が1.3%を超え…1.4%になって、テスラが下がり始めるとバブルとの識者の「諫言」が真実に聞こえます。ビットコインなどに投資したマスクを支持できるかどうか…。カタルは距離を置きたいと感じました。ですが彼は好きです。やはりカタルも古い人間です。
相場はそう単純ではありません。僕らは賢い投資家を目指しています。その為に様々な体験談を語り、その過程を通じて…カタル自身も、本物の投資家に躍進をしたいと思っています。決して、カタルの意見が正しいわけではありません。
誰も未来図なんか…事前に分からないからです。本当の金持ちは、株式投資なんかも…しません。もう既に…そんな領域ではないのです。お金なんかより、名誉と言うか…日々の満足を求めるのでしょう。
豊かな時間と言うのは、どういう時間でしょう。
はやく…そんな感覚を持てると良いのですが…トホホのカタルには、音楽の奥深さも分かりません。所詮はその辺に、転がる…爺さんです。果たして…未来図が完璧に読めるかどうか…。また明日。