かたる:昨日の日経夕刊は、なかなか…面白ニュースを、掲載していました。国際基準より厳しい自己資本比率の米国ルールは、無効だと言う連邦地裁の判決です。この判決は、メットライフが裁判を起こしたものです。この判決などの現象が、厳しい金融規制への改善に繋がると良いのですが…果たして、今後、どうなる事でしょう。
同時に、ラウンドアップのコラムでは、カタルと同じことを感じている様で…スタバのシュルツCEOが「昨今の米国での人種差別の深刻化、排他主義、若者の間で広が悲観論について触れ『アメリカンドリームの貯水槽が枯渇している』と嘆いたとか…」一方でチャイナドリームの躍進を、述べたそうです。彼はユダヤ系の貧しい家庭の出身で、アメリカンドリームの成功者です。
実は、この二つの現象は、日本が先に体験した現象ですね。厳しい金融規制と、夢がなくなった社会構造、この元凶は「デフレ」なのです。人間社会は基本的に未来志向のなかで物事が円滑に回転します。故に、インフレ率を高めないとなりません。しかし近年、様々な効率化の技術開発が進み、大きな構造転換を迎えています。その為に過去のシステムが構造転換に直面している訳です。カタルが何度も述べている受託生産の「TSMC」などの躍進は、その事を示す現象の一つですね。「ホンハイ」もそうです。
昨日、述べたソフトバンクの新サービスも新しい現象です。アイディアが勝負なのです。資金はクラウドファンディングで集め、生産を受託企業へ発注し、販売はネットや提携企業、そうして物流システムも完備されています。つまり何も、要りません。アイディアと実行力が、ものを言う時代になりました。この辺りの発想は、最近生まれているもので…何故、市場で小型株が好まれるか?…と言う市場の流れを考えています。
大切なことは…原油価格が戻り始め、物価が上がりやすくなり、新しい時代を観る事になりますね。SP500の1―3月期は大きく減益で、4―6月期も減益が継続しますが減益幅は縮小し、7-9月期になるとプラス転換する見通しだそうです。つまりイエレン時間が訪れる可能性があります。
本日のケネディクスは安く、カタルは例の如く、買っている訳ですが…ケネディクスの不動産マーケットレポートを読むと…マイナス金利適用で調達金利が下がり、物件の取得余力が高まると述べられています。1兆円の1%は100億円です。如何にマイナス金利効果が大きいか…分かると言うものです。3月22日の日経夕刊で報道された、国土交通省の不動産投資市場を30兆円と…2020年を目途に倍増させる計画は、大きな収益を生むことになります。
カタルは不思議で、なりません。何故、ケネディクスが…TOBされないのか? 時価総額は1300億円…足らずです。1兆円以上の不動産を実質的に支配下に置いている訳で大きな収益が、決まっている様に見えますからね。カタルがお金持ちなら…800円程度出せば…TOBは成立するでしょうから、やりますね。そうして上場廃止ですね。良い買い物です。2100億円程度で…1兆円を超える収益を上げられる不動産を…実質支配する事になります。
ケネディクスのニュースリリースを読むと…資産譲渡が盛んに行われているようです。基本的に不動産を動かす事で、利益が上がる仕組みです。今日は株価が下げていますが…全体が下がった…連れ安なのでしょう。でも全体株は、何故…安いのでしょう? 依然、海外投資家の売りが、続いているのでしょうか? 金融庁の「赤字法人への融資容認」の姿勢転換などの意味は、皆には、分かり辛いようです。なかなか大きな材料なのですが…確り説明できる人間が、証券界の上に居ないのですね。現場を知らない人間が上に行くから、こんな…ていたらくの市場展開が、続くのでしょう。まぁ、馬鹿が多いから儲かる訳ですが…。また、ケネディクスでも買うかな?
フュートレックにも、ニュースリリースが掲載されていましたね。この協議会のセミナーを観て、カタルはベンチャリを想い出しました。ベンチャリはフランチャイズの加入者を集める為に、小林さんが、良く講演会を実施していました。その為に、牛角などは…あっという間に、全国規模の出店が可能になり、FC成功者の上場企業が多く生まれましたね。きっと…このようなセミナーは、拡販に欠かせないアイテムなのでしょう。分かりますか…この意味が? インバウンド需要は、ドンドン膨らみますからね。きっと企業収益は、想像以上に伸びるのかも知れません。まだようやく時価総額が100億円を超えた所ですからね。
そうそう、本日の日経新聞に先日、カタルが事前に述べた…ソフトバンクの「減損リスク」の記事が掲載されていましたね。カタルのレポートを、どう活用しようが自由です。無料公開していますから…勝手に引用しても構いません。出来れば…このページも紹介して欲しいものですが…。まぁ、証券マンの育成講座のようなものです。毎日、読んでいれば分からない事でも、何れ分かるようになります。その為に…繰り返し、同じ考え方が登場しています。故に前からの繋がりが分からないと…何を言っているか…、意味不明の会話が出てくるかもしれませんが…基本的に継続して、読んでいれば…カタルの考え方も理解が進むでしょう。ただし、カタルの考えが正しいとは限りませんからね。失敗も良くします。何しろ、40億円も飛ばしたのですから…。下手糞の極みですね。でも3億を40億にしてから~飛ばしたのですよ。だから3億かも知れません。
ケネディクスの日足チャートに注目して下さいね。このような揉み合いを抜ける形の一つに…一旦、上がる前に、このような下げを入れてから、急騰する事が良くあります。ほら…人間はジャンプする前に、膝を曲げてから…ジャンプしますね。同じ格好です。これは経験則ですが…当たらない場合も、多いですからね。つまりどっちか分からないのですが…この形は良くあります。下値の堅さを…確かめてからやるのです。一度下に振れば…今度500円台に上がると、ヤレヤレの目先売りの玉が、集まりやすいからですね。大きく株を集める場合は、一旦売ってから…仕掛けを開始します。こんなのも常識ですね。まぁ、今度、勢いよく上がったら…この話を思い出してください。その程度の内容です。
流石にカタルは実践経験は豊富なので…色んなケースを知っています。まぁ、基本はケース・バイ・ケースでセオリーはありません。所詮、いい加減なのです。流石…神主さんもたいしたものですね。やはり目先は利食いが…正しかったのかも知れませんね。実は日経平均株価の指数は条件の悪化が続いています。でも高値を更新しているリスト銘柄はそんなに下がるようには見えません。つまり相場は二極化しているのかも知れません。
今日は下値の買い指値が、どんどん買えるようです。あまりいい気になって買っていると…また、痛い目に遭うかな? 今日は日経新聞報道で…ソフトバンクは自社株買いをしているようですね。この相場で…高いのです。この懸念報道で、この話は終わりかな? あの100株残した実験の玉は、事前の公約通り…6000円台で、利食い出来るかもしれませんね。果たして…どうでしょう。昨日は、事前の公約通りフュートレックも大幅高しました。ただ少し物足りません。まだ時期が…来ないのかも知れませんね。あまり裏を事前に話すと、彼らも…困るでしょうからね。所詮、僕らは小判サメなのです。
こんな日は…一度は、買ってみることだと思います。下げ続けるようなら…諦めて時間を置きます。さて皆さんも頑張ってくださいね。それでは…また明日。