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かたる:カタルは年末年始高を「アノマリー」から述べています。毎年、1年を通じて、一番…運用成績が良くなる時期だからです。特に11月はそうなのです。12月に入ると損切り対応から中旬を過ぎると相場は伸びません。この11月は過去の事例では、もっとも投資環境が良いのです。

通常、株式相場は企業業績が良くなると株価が上がると思われていますが、この考え方は間違いです。むしろ期待感の高まりで、株価が上がると思った方が良いのでしょう。

今年はレパトリ減税で投資熱が高まると…設備投資関連が年初に賑わいました。カタルはあの時に、安川電機の上昇ぶりを批判し、ファナックまで大きく上昇する有様は少し異常な状態じゃないかと思ったほどです。だから年初のレポートを読めば分かりますが、どちらかと言えば、批判的な目で…その相場を見ていました。

案の定、安川電機は、そこが天井で…今年は一貫して調整を続けています。ただ春の早い段階からカタルは突飛な発想を提案しました。「進化論」です。これはスマートコミュニティーと言う技術革新の波が訪れており、意外に早く人類は新しいステップに移行出来ると言うものです。

アマゾンやグーグルが発売する「AIスピーカー」は未来のロボットでしょう。一声かけると…なんでもこなしてくれます。年々賢くなって行くのでしょう。

もう一つ、カタルは日本の株価が10万円台に乗るストリーが頭の中にあります。この実現のためには、そろそろ…景気循環から見て新しい胎動が起っても不思議ではないと思っています。そこに登場するのが5Gなどの通信革命と、半導体のスーパーサイクル論に的を絞り…二つの銘柄を提案しています。古河電工とSUMCOです。しかしこの延長線上には、当然のことながらロボットのファナックや安川も存在します。その為に人気株の安川電機も動きを追っています。

安川電機の株価推移

この2日間、安川電機は奇妙な動きを示しています。お気づきでしょうか?

実に一昨日の陽線率は日経平均株価で第一位を飾り、昨日も第三位でした。一昨日は5.08%と5%を超え、昨日は3.6%も寄り付きと引け値の差があります。そのチャートの様子をご覧ください。古河電工、SUMCOと言い、これまで下げ相場をリードしてきた銘柄の底入れを感じています。

つまり…年初から一貫して調整を続けてきた相場は、ようやく底を打ったと思われます。基本的に逆金融相場は終焉を迎え…中間反騰か、進化論か、定かではありませんが来春に向かい株価は大きく戻るのでしょう。カタルがこう言っても…多くの皆さんは、誰も信じないのでしょう。新聞を読めば貿易摩擦問題、中国の景気悪化説など…様々な懸念材料が一般化しています。でも昨日の上海総合株価指数は、何故か…日本株のように下がりませんでした。

でも実績は最悪です。4カ月連続で前年割れの自動車販売かな? 自動車販売は、景気動向をみる一つのバロメーターです。でもカタルは当初、レパトリ減税から米国で投資熱が高まり設備投資が加速すると思っていましたが、トランプ政権への批判も強く、「不透明感」が市場に漂い、お金がなかなか循環していません。原油相場を見ると分かります。一時、価格は戻ったのですが、イラン制裁を迎え今は景気後退観測と相まって、先物価格は弱含みで推移しています。

世界の市況を見ると、米国の利上げが続くようには、とても見えません。12月は今の所は利上げが確実だと言われていますが、カタルは、これさえ…懐疑的な目で市場を見ています。むしろ、はやく金融政策を転換しないと…来年の落ち込みが大きくなるような気さえしています。一部の不安定な市場の動きは、この辺りの動向が影響を与えているのでしょう。

この見方は有料読者には既に示しましたが、一般の読者には…今日が初めて述べる見解です。人間は感情の動物で、比較感で物事を判断します。絶対値ではありません。常に昨日との比較で心が動くのです。だから株価を判断する時は変化率が問題になります。

もう一つ意外に感じたのは…人間と言うのは常に未来を見込んで動くという事です。現状が良いから行動に繋がる訳ではなく、未来の見込みを前提にして心が動くという事です。今回の企業業績もそうですね。この期に及び…未だに為替見通しを105円に設定して通期数字を弾く会社が、如何に多い事か…。サラリーマンの保身行動を示しています。気持ちは分かりますが、果敢に攻めません。自ら墓穴を掘る稀勢の里を観ているようです。

保身では絶対に伸びません。常に高い目標を掲げ邁進する姿を市場は応援します。テスラを見て下さい。ZOZOの前澤さんを見て下さい。不可能だと思われる目標を掲げ諦めません。現在株価が下げているZOZOにカタルは高い関心を持っています。

実は安川電機を冒頭に持ってきたのは、来週、とうとう期日が来ます。古河電工の4780円だったかな? 今から思えば…如何に、高い所を買ったか分かります。でも小野薬品と古河電工で、カタルは新たな学びをしています。高い授業料でしたが、新たな武器を手にした思いで…今は市場を見ています。今度、暇の時に計算をしてみます。こうなったら買い始めると良いという武器を手に入れたように感じています。

でも多くの人は古河電工に、気持ちは動かないでしょう。6か月前のあの時は心が動くのに…いざこれから上昇を開始するという時になると、人間の心は逆に働きます。面白いですね。ケネディクスもそうなのでしょう。みんなうまく出来ています。

もう人生が終わりの段階で、様々な体験が一つの投資学となって、纏まっているように感じています。この考え方が、若い時に身に付いていれば…馬鹿な回り道を歩まずに済んだのです。皆さんにはカタルのレポートを通じて、賢く学んでください。カタルは様々な失敗も同時に語っています。

カタルには、やはりリーマンショック後に構築された過剰な金融規制が足かせになっているんじゃないかと思っていますが…同時にソフトバンクを通じてサウジの産油国資金が円滑に市場の投入されている現実を思うと…代替え手段と言うのは、生まれるものですね。未上場市場から銀行は手を引きましたが、代わりの資金提供手段が生まれるのです。面白いですね。

あらら…東邦チタンが安くなっていますから、また1000株を買いに行ってみます。でも、もう枠が余りないから古河電工を利食いして枠を空け買いに行きます。ハイ、1325円で1000株のお買い上げです。これで3日間連続の下げです。本日の引け値も安いのかどうか…、カタルは単純なのです。一度決めたら、なかなか方針は変えません。あと利食いを出来そうなのは、東芝ぐらいのものです。でも…ね、僅か1700億円とか…報道されていましたね。

買うと言うと売らないと言うし…、株式投資は変わっています。いくらでも3000円近辺では買えたのです。カタルの現物の買い値は、高い水準でも買っており、3190円です。でもあの時にもっと買っておけば…カタルは世界のヘッジファンドが集結しているから、何度、「鉄板相場」だと述べた事か…。でも皆さんは、なかなか信じなかったようです。

なかなか気分が乗らない人は、三菱UFJを見ると良いと思います。この株はこの株安の最中でも下値を割れていません。6月の22日の608円が安値になっています。でもカタルがあの時に底値だと思っていた720円台を下回っていますが…。この辺りの株価推移も全体相場の考え方に繋がります。このヒントだけでカタルが何を考えているか分かるでしょうか?

色々書いていますが、皆さんの参考になるかどうか…。東芝はどうするのでしょうね。もう自社株買いをしないと言えば、批判を浴びるでしょうし…あまり高値での自社株買いに応じるのは不本意でしょう。でも1700億円程度では…経営者の判断が間違っていたという事です。市場は常に正しいのでしょう。でも一時的に間違った価格を付けることは、良くあります。それをどう考えるか?

カタル自身、今年は、どうやって利益を確保するか…難しい対応を迫られています。困ったことです。偉そうに講釈を垂れているのに…未だに目標値を確保するどころか…損ばかり目について、頑張れ!カタル銘柄。それでは…また明日。

あらら…先ほど無理をして買ったばかりなのに1300円を割れる東邦チタンです。トホホのカタルの人生は、いつまで続くのでしょう。稀勢の里みたいです。



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