FRBは0.25%の利下げを実行しました。更に…短期市場の「流動性」を増すために、今月400億ドル(約6兆2500億円)の証券を購入してバランスシートの拡大を開始しまた。でも今回はQTの終了も…「QEの再開」とは、言わないそうです。それは購入が短期証券で長期金利の引き下げを狙っておらず、規模が限定的で大規模の資産購入ではなく、一時的な処置だからだそうです。

やはり「金融政策の解釈」も難しいですね。カタルは、てっきり…QTの停止、または終了とメディアは伝えると思っていました。来年は「年1回の利下げ」が見込まれているそうですが…メディアは、利下げの打ち止めを伝えています。しかし市場の予想では、1月の利下げを予想する人も居ます。3月になると、その確率は更に上がります。

その反面、今までは、日米の「金利差」からメディアは「金利平価説」を持ち出して…為替相場を説明していましたが、現在はFRBが利下げ、日銀は利上げですから、その差は縮まり、本来なら「円高方向」を伝えるはずですが、実際の為替の動きは違います。

逆に…今度は、日本国債の「信用度合い」を示すCDSの保証料が上がっている様子を伝えています。メディアの情報操作と言うのは、如何に「巧みに」恣意的な情報の出し方をするか…。このような背景を自分の頭で考えて、なんとなく…分かってもらえれば良いと思います。

情報は必ず…「その裏」を取らねばなりません。日経新聞もNHKも同様です。カタルはいくつかの…特に海外勢のニュースをよく読みます。英語が分かりませんが、便利な世の中になって来ました。
そもそもリーマンショックの引き金である「影の銀行システム」の話を、日経新聞は、最初の時に、伝えてないのです。「サブプライムローン」と言う住宅債権の格付けの低い話ばかり…伝えているから、カタルは「大事にならない」と思っていました。
しかし金融の世界はあらゆる商品の「デリバティブ」と呼ばれる…派生商品が誕生しています。このCDSなんかも、きっと…「いい加減」な市場なのでしょう。一般的ではありません。都合よく…メディアは情報を、改ざんとは言いませんが、「勝手な解釈」を、読者に押し付けます。故にカタルは、常に「市場の整合性」の話をしています。

仮にその現象が正しい事象なら、追随するデータが「至る所に」現れるはずです。例えば…日本の小型株の値動きを示すグロース250の指数の動きは、こんな感じですが…米国の小型株のラッセル2000は、逆に…最高値を更新しています。ナスダック指数より…ダウ平均株価に先行して高値更新です。同じ値動きではありません。

日本は利上げで、米国は利下げだからだ…と言う反論があるでしょう。それなら、今までの日本と米国の関係をどうでした?
日本は異次元の量的緩和をするような金利なのに…どの株も下げ続けていました。最近になってようやく株価が上がって来ましたね。全て…カタルは日本の「清貧思想」の為だと思います。日経新聞の方向性を観ると分かります。だから編集長も政策官僚と「グル」なのでしょう。メディアと政策官僚はお友達です。黒川人事の珍事を述べるまでもありません。
皆さんは、自分の頭で、しっかり、メディアの情報を理解して、そうして「鵜呑み」にせずに、精査をしないとなりません。情報は「諸刃の剣」なのです。使い方次第で、間違った結果を招きます。もう馬鹿ばかりの世界です。まぁ70歳と言う年になって、棺桶が迫っている老人が、今頃、「悟っても」意味はありません。
若い読者に期待をしています。目先の「鞘取り」ではなく、本当の投資を心掛けて、やがて「僕らの種族」が力を付けるなら、世の中は良くなるでしょう。
老人を騙して金をとることが、正義とは思えません。振り込め詐欺や最近は、押し込み強盗です。「寛容な社会」が、豊かな明日を創るのでしょう。ハハハ…馬鹿をやっているなぁ~と、何故、笑って許せないのでしょう。
先日、テレビを観ていたら、警察官が「高校生」を逮捕していました。相手は高校生です。馬鹿をやりたがる年頃です。殺人のような凶悪犯罪なら兎も角…。「交通違反」程度の暴走行為で逮捕をするのは、やり過ぎじゃ…ないかな? 呼び出して「厳重注意」でも、良いように思うのですが…カタルは、甘ちゃんかな?
まぁ「世知辛い」時代です。たぶん…清貧思想が行き過ぎて、社会が荒廃したのでしょう。ユトリある社会に変化するのが「名目経済」です。
異常に膨らむ「内部留保」を観て…メディアは、高市総理の「積極財政姿勢」を叩きます。どちらが狂っているか…自分の頭で考えると分かります。此処で郵船の話を紹介しておきます。
なにが東大法科卒だ! カタルは、東海大と…間に、「海」が入る馬鹿ですが、一所懸命に働いている人間が、家も持てない社会の方が、可笑しいのでしょう。
学生ローンを国民銀行かな? 国の銀行ですが、最初は「所得が少ない」と言って断られ…次は「所得が多過ぎる」と言って断るのですよ。カタルが経験した実話です。新川にある銀行です。色んな経験をしてみると、世の中が、分かります。まぁ経験をしない方が良かったのですが…仕方ありません。
今の株式市場も、ちゃんとした株価評価をするのが「筋」でしょう。カタルから観ると非常に「歪な世界」です。良い筈の株が下がり、高い筈の株が上がったりします。空売りを出来るなら、もっと…楽しめるかな? でも今の時代は「空売り」ではありません。国を挙げて証券投資を推奨するのに…ようやく野村証券はPBR1倍を回復した所ですからね。

「野村証券」(8604)の寄り前の気配値
いくら…能力が劣っている社長でも、世間の風は「追い風」です。「野村証券」(8604)の株価は、此処から上がるのですよ。皆さんのイライラ感はよく分かりますが、此処から相場は本格化します。試しに…500株だけ買いに行きますか? 今は1280円の寄り前の気配値です。まぁ500株なら、下がったら、何回も買えますからね。
最近は「パスキー・キー」なる仕組みに代り…機動性が失われています。昨日の事です。実は昨日は後任の証券マンと電話をして居り、大引けに5000株だけ…1435円で「ジェイドG」(3558)を買うと述べていたので、買いに行きました。そうして、「まさかの用心」に…更にもう5000株程を、同じ1435円で追加の買いを入れたのです。
そうしたら…2万株程の「まさかの売り物」が出て来て…気配値が1422円まで下がりました。カタルは、更に1万株を買うつもりで…口座を開こうとしたら、なかなか「パスキー・キー」が働きません。「困ったなぁ~」と思いながら、待っていましたが、何処からともなく…2万株程程の買いが出て来て、大引けは1435円ではなく1438円で終わりました。この大引けで3万株程の「商い」が成立しています。
考えられるのは「クロス」か、空売りの「買い戻し」でしょう。あるいは売り仕掛けに「対抗する勢力」の出現です。果たして…どうでしょう。あまり細部を語っても、意味はありません。でもね。皆さんには「本物の投資家」に育って…欲しいと願っています。

ハイ、相場が開始です。「野村証券」(8604)は1289円で500株のお買い上げです。この「ジェイドG」(3558)の寄り前の1000株の成り行き買いは、カタル自身の注文です。安値で株を叩き、高値でも買いに行く…馬鹿をやっているでしょう。
実践投資家と言うのは、「場味を確かめる」ために、実際に行動をするのです。でも皆さんはいつも「口だけ」の人間です。早く本物の投資家になりましょうね。単独でも自分が正しいと思うなら…そのような行動をします。
そうして「失敗」も、「成功」も…経験をして。ようやく…一人前でしょう。なかなか「あちら側」に行けない…カタルです。しかしカタルの相場観は、実践から生まれた「真の相場観」です。たくさんの銘柄を挙げていますから…それぞれが、気に入った株をやると良いのでしょう。
此処で「大切は事」は己の把握であり、力量問題ですね。株は、自分が株を買ったら、「下がった方」が、良い場合が、沢山あるのです。実話ですよ。隣の浜ちゃんは、最初は軽い気持ちで…1万株単位で株を買ったら…いつしか、5万、10万株と株を買う事になります。
いつも間にか…。株を買い続けていたら、持ち株は100万株~200万株と増えました。そうして株価が反転をして…上がり出します。あら大変です。その顧客は大物になりました。証券マンが「顧客を育てる」ことも在ります。スケールの大きな話は、幾らでもあります。

「タイミー」(215A) は1400円を割れましたね。連日の「空売り」攻勢です。「大阪チタン」(5726)も「SHIFT」(3697)も似た…動きです。「ジェイドG」(3558)は、下値が乏しく…下がっても知れています。
更に昨年は、マガシークの「もたつき」が原因でしょうが、リーボックの「ポカ」も重なりましたが、今回は違います。だからロケット・スタートを考えています。一気に、2年分の損失を取り戻す「爆上げ」相場です。問題は2000円を超えた時に、全力投資を続けるか…「雪だるま」だけに、するかどうか…迷っています。どっちにしても…今回は昨年の「二の舞」にはならないと思っています。

構造改革銘柄の「グンゼ」(3002)は高く…「ユニチカ」(3103)は下がったのです。25日線を割れたのですね。一度、買ってみましょう。264円で1000株のお買い上げです。

「3Dマトリックス」(7777)も安いですね。327円は、難しいかもしれませんから、328円で2000株だけ買いに行ってみます。果たして、買えるかどうか…。先日はこの328円の買いを345円の微益で売ったんだよね。あの時は「ジェイドG」を買うために、儲かる株を全部売ったのですね。でもあっさり株価は下がったのです。
カタルは1480円と1450円で株を買い続けたのですが、駄目でした。仕方がないから昨日は売って…大引けだけ、関与しようと思って…最初は5000株の予定でしたが、1万株になり、更にもう1万株を買うつもりで、口座を開いたら…稼働しなかったのです。
本当に世の中は、世知辛くなりました。「清貧思想」が過ぎると、犯罪も増えます。やはり「ユトリのある社会」が正しいとカタルは思っています。そんな事で…今日はお終いです。

また「ニデック」(6594)が叩かれています。買えるかどうか分かりませんが、1900円でまた200株だけ…買い物を用いてみましょう。カタルは「上場廃止」になっても、下がるなら「買おう」と思っています。その理由は、世界一のモーターの会社ですから、必ず、TOBかMBOになるだろうと思っています。それが「世界基準」でしょう。またね。