投稿者:kataru

10月相場の見どころ

基本構想として、今晩の米国株は「もみ合い」でしょう。トランプはサプライズを用意して、中間選挙を「迎えたい」ところでしょう。可能性のあるのはロシアとウクライナの停戦やイラン戦争です。イラン戦争は株価に影響を与えますから狙われます。イランも強硬路線を続けることは出来ません。

しかし現状は、仮に金利が下がっても「AI革命の真偽」は、まだ…続きます。オープンAIの売り上げ動向は集計の仕方が「違う」と言っても…その内容は強くはないのでしょう。既にアンソロピックは「無料サイト」を閉じていますから、一定の需要はあるのでしょう。だから中間選挙後にIPOが予定されているアンソロピックの株価動向が注目されます。

安川電機の日足推移

カタルはいくつかのAIを使って…比較していますが、同じようなものです。今はGeminiだけにしようかな?…と思っています。今回の安川電機(6506)決算を受けた解説では、概ね同じですが、中国市場との関連を伝えたのはオープンAIだけでした。同じ質問をして…比較したのです。そもそも…安川電機は中国関連の売り上げが多いのです。

AIによる回答

自分で、いちいち決算短信などを見て分析すれば良いのでしょうが、面倒なのです。それに、カタル自身も「会計の知識」は、あやふやな…面があります。でもアナリスト比較を出したAIは、既存の報道に左右される面が多く…独創的な発想が欠けているように感じます。概ね…中国の落ち込みは軽減され、米国は回復しています。日本の未来は有望ですが、今回の数字には反映されていません。

安川の受注動向(クイックより)

ここで忘れていましたが、やはりクイックの報道の方がAIより的確ですね。この文章をリンクを忘れており夕方に原稿を修正しました。そのクリックの報道は此方です。たぶん、今は会員登録をすれば無料で記事は読めるのでしょう。カタルは前から有料会員だったので、今の仕組みはよく分かりません。この段落だけ…グラフと共に追加しました。

なかなか日本人は「大胆な投資行動」はとりません。対処療法的な対応です。カタル自身にも、同じような事が言えます。証券マンあがりですから、一般的な運用を、常に考えます。「損をしない投資」の投資先を観ると、その事が分かります。

ただ…昨日も語りましたが、このように…「様々な懸念」がある時に、現状の株価が堅調なら「強い相場」なのですよ。特に日本株は、実質経済から名目経済に変化しています。だからAI関連の物色が止まってもその…「代わり」があります。

それに…ようやく持ち合い株の売却が加速しています。東京海上の分割などは、東証の指導もありますが、株価水準があがり、好環境なのです。デンソー(6902)は、トヨタ自動織機、ルネサスエレクなどを売却した影響もあるのでしょうが、大きな規模の売却額でした。日経新聞によると4500億円の売却だそうです。トヨタ自動織機が持っていたデンソー株を買い取った形です。3135億円の買い取りです。その株価は1696円です。

トヨタと言う会社は、中国企業と違い…完成品を出そうとします。中国は競争が激しく…スピード競争ですが、日本人は兎に角、人間のモチベーションが大きく劣っています。実質経済の弊害が、至る所に出ています。日本と言う国は、政治家のレベルを観ても分かりますからね。もともと…メディアが悪いのでしょう。

ようやく名目時代に舵を切ったけれど…この好環境を活かせるかどうか…微妙です。トヨタを観ていると分かります。2026年9月に発表された広州汽車集団(広汽集団)と中国第一汽車集団(一汽集団)による資本・資産再編計画は注目されます。

26年1~8月のトヨタ自動車の中国販売は、前年同期比19%減となったそうです。EUほどは落ち込んでいませんが…レクサスは28%減でした。トヨタが中国製部品を採用して、生産しても…その競争に負けている有様です。

カタルはニデックのeアクセルに注目していましたが、結局、永守さんは赤字を克服できずに、その開発を断念しました。あの永守さんも「焦り」を抱き強行したので、不正会計と言う結果になったのでしょう。東芝も同じような構図でした。

最近の日本企業は「不正だらけ」の印象を持っています。つまり残念な結果ですが、清貧思想が、日本人の「モラル観」まで汚染し始めているのでしょう。そう簡単に「立て直せない」のでしょう。この辺りは株価の値動きにも関連します。

商船三井(9104) の業績推移(四季報より)

この基本構想を持つと「船株の謎」も理解が進みます。商船三井(9104)は、やはり…純資産価値を回復するまで…「自社株買い」をすべきでしょう。


商船三井(9104) の株価指標(四季報より)

別に船株だけではないのです。小さな会社は、もし…そのまま買収が出来るなら、採算に合う安い株価の企業はゴロゴロ…しています。基本的にお金が正しく活動してない現象は、至る所に転がっています。カタルはジェイドGの株価水準は「間違っている」と考えていますが、他にもこのような事例はザラにあります。逆に…時代の流れの主流を歩むAI関連株は、割高評価の株価も多く観られます。つまり銘柄選別において、時代性が、如何に重要か…分かります。

決算発表した安川電機は、褒められた内容ではありませんが、構造改革のモタツキが、今回の決算でも分かります。消化できない受注残も明らかになっています。要するに、下期にこの無駄な「遊び」と言うか…効率化のツメの作業が、大きく進展するかどうか…の見どころにより…その株価位置が問われます。今の株価位置は比較的に低い位置なので、目先の上がる可能性が高く…逆に、株価が下がる可能性は低いのでしょう。故に…トレーディングの範囲なら…買える銘柄でしょう。

逆に折角、人気になって株価が大きく上がっても、今の市場要因では「一時的な株価」になります。追随する連中が、多く居ない…為です。つまり実質経済から名目経済に移行はしているが、その速度が弱いから、大幅高する株価を期待するのは、過剰期待だと言う事です。

ジェイドGの株価が、一気に3000円を超えて…4180円の新高値を更新する期待は、今は、捨てた方が良いのかも…しれません。余程、大きなサプライズが生じるか…。自社株価などの追加処置がなければ、株価が大きく「飛ばない」と言う事でしょう。でもカタルは2828円を、この年末年始に超えることを期待しています。

今後、年末年始の相場の見どころは、AI革命の活用です。


日立(6501) の週足

つまり…AI革命の真偽からフィジカルAIの分野に、物色の中身が徐々に移行します。その代表銘柄は、日立(6501)でしょう。既に、日立は構造改革を終えて、新たなステージに入っています。だからディーリングの対象銘柄になります。しかし…割安感は、全く感じられない時価総額は25兆7120億円ですから、そのPSRは2倍ですから、妥当な株価評価なのでしょう。

ジェイドGの方が日立より、ずっと…割安感があります。成長性は遥かに高く…収益率もマズマズですから、カタルが現時点でも…そのPSRは、2倍(4352円)だろうと述べている…その理由が分かるでしょう。日立の比較すると分かります。


日立(6501) の業績推移(四季報より)

日立の株価が下がったら買い上がれば売る…短期のディリング向きの銘柄なのが分かるでしょう。その移動平均線の位置に注意して…株の売り買いを「何回も」繰り返すのです。大儲けを狙う投資ではなく「鞘取り」に終始する行動です。そうして乖離が開いたら、徐々に離れます。金儲けなんか…誰にでも出来る簡単な作業です。野村証券も名目経済が徐々に加速しますから、同じことなのです。

自分が、どんな狙いで、その株に投資をするか? 成長株投資なら…乖離が消え始めたら持ち株を増やし…乖離が離れたら、持ち株を減らするのです。景気循環株の利用の仕方も同じですよ。

今の金融株は、既に高値圏内です。野村証券の場合は、経営者が劣っているから、こんな株価位置なのでしょう。通常は三菱UFJのよう株価位置の筈です。カタルはバブル期に上京した時に、その記念に…ゴールデンチャート社の月足チャートを保管してあります。それを観ると…当時は三菱銀行ですが、1987年4月16日に4350円を付けたのです。野村証券は同じ時期の1987年の4月20日に5990円を付けたのですよ。

分かりますか? 何故、カタルが奥田さんを批判し続けているか? まぁ、大きく劣っているとは思いませんが、…今の日本を象徴する経営者の一人です。要するに、日本人の資質の劣化を、嘆くしか…ありません。

因みに…日立のバブル期の高値は1988年8月1日の2040円です。日立の素晴らしさが分かるでしょう。トヨタ自動車は3030円でした。バブル期と単純比較できない事例として、東京海上(8766)の株価も比較しましょう。バブル期は1987年4月16日に2940円を付けています。今の株価は525.7円ですが、先日は15分割をしたばかりです。だから7885円になりますが…やはり「時価総額」比較をすべきです。分割など…この期間には、いろんな事がありますから…。今度、時間がある時にやってみましょう。

デンソーの株を持っていますから、どうしてもトヨタの構造改革に関心が向かいます。今の日本経済の象徴な案件でもあります。果たして中国勢とのガチな…競争に勝てるのかどうか…。

この10月相場において、我々は事前に…「相場の見処」を探っています。自分がどんな選択をして、どんな行動をするのか? 全ては自分の決断と行動に掛かっています。他人の動向なんか、自分の成績に関係ないのです。

投資と言うのは孤独なものですよ。誰も自分を救ってくれないのです。だから株価が、どっちにブレても…対処できる「事前の備え」が重要なのです。こんな単純で、当たり前の常識がない人が日本人です。幸福は与えられるものではなく、自分で掴むものです。また…明日。



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