アーカイブ:2017年12月

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かたる:この所…世界的にハイテクの下落が目立ち、相場の流れに変化を感じていました。29日の米国のNY株価は上がっていましたが、ナスダック市場は下げていました。この原因の背景の代表的な意見は、このようなものだそうです。

『ジェフリーズのストラテジスト、ショーン・ダービー氏は、売り時が来ているとの考えを示した。 フェイスブック、アマゾン、ネットフリックス、アルファベット傘下グーグルの米ハイテク大手4社で構成するFANGと、百度(バイドゥ、Baidu)、阿里巴巴集団 (アリババグループ、Alibaba)、騰訊控股(テンセント、Tencent)の中国ハイテク大手から成るBATなど業績が好調な銘柄について、ダービー氏は「市場では数少ない勝ち組企業の株式保有が行き過ぎているようだ」とし、「今はこれらの株式いずれも保有する時ではない」と述べた。」 ダービー氏は、ハイテク株の下落が続けば下げはかなりきつくなる恐れもあるとし、MSCIエネルギー株の買いを推奨している。』

ただ…やはり凄いのです。アマゾンが提供するクラウドサービスのAWS部門の伸び率は、前年同期比で34%増の46億ドルだそうです。このような現象は、良い「ガス抜き」になるのでしょう。相場と言うのは、様々な意見の対立から成り立っています。だから批判意見があれば…まだ株価は、上がる可能性が高いと言う事でしょう。スマートコミュニティーの進化は…これからですからね。AIスピーカーなど、まだまだ赤ちゃんです。でも赤ちゃんの成長は、驚くほど…速いですからね。

三菱UFJの日足推移

でも昨日も書きましたが…三菱UFJは目立ちませんが、この所は続騰を続けています。自社株買いの影響もあるのでしょうが…何やら、嬉しい変化も感じています。FRB議長の交代は、来年の株高を支えるかもしれません。昨晩の米国株の大幅高は減税法案の進展なのでしょう。相場が立ち上がっているのに…さらに加速させる政策です。冒頭のダービー氏のエネルギー株の推奨も頷けます。

相場には様々な流れがあり、どの潮流に乗るか…は、読者、それぞれの自由なのです。人には好みがあります。自分の人生観を、他人が、どうこうと言おうが…関係ないですからね。投資の原点は「孤独」なものです。相場の勝者は、常に少数派で…多数派は負け組です。だから「人の行く裏に道あり花の山」と言う諺があるのでしょう。

さて本日は、ようやくケネディクスは下落しています。770-770-742-746ですね。カタルは760円から、順次…買下がりを実施しており、今のところは745円まで買えています。でも少し調整を入れても良いと思っています。昨日の出来高は895万株止まりでした。いつになったら、1000万株、2000万株の出来高になるのでしょう。楽しみです。

本日の日経一面の記事は、人材関連株にとって追い風になります。人件費の上昇は収益を押し上げます。カタルは、少し…慎重になり過ぎているのかも知れません。でも次の決算数字を見てからの出動でも、充分か…とも思っていますが、株価が下がれば、少し買い増そうか…とも考えています。「夢テク」の話をしています。この株も前回の乱高下で持ち株を落としたままです。環境は抜群ですが…時代に、上手く乗れるかどうかは、経営者の手腕によりますからね。

先ほどの銀行株の話なのですが…カタル銘柄で、なかなか浮上しないサラ金株のアコムですが…本日は3円安の464円ですが、最近は変化を感じており、買い増そうかどうしようか…悩んでいます。株価位置は申し分ないのですが…業績数字の変化率に問題を抱えています。

基本的にカタルは高値圏の株も追いますが…基本姿勢は、株価位置が低い銘柄が好みです。本日は、先日2800円で売った株を、買い直しています。既に、高値から1割以上下げて200日線を割れました。相場の流れを、つぶさに観察すると…結構、儲かる銘柄が見つかりますが…人気になるか、どうかは別物ですからね。株価が上がるには…上がるのですが、綺麗な相場になるかどうかの見極めは、非常に難しいのです。SUMCOのようなケースは、稀な成功事例です。多くは「掠る」だけ…なのです。

証券マンが株式手数料を1000万円以上、上げるのは至難の技です。カタルは入社5年目の1984年に、小野薬相場で初めて達成しましたが、その時だけでした。それから…歩合の時は2003年から2006年の相場ですね。「みずほ」株が急騰して行く段階で、もう大丈夫だと思ったのですが…日本の馬鹿主導者とリーマンショックの為に、二番底を経験させられました。(本物相場が続くなら、この時の金融株の高値を抜きます。)

だから上手く行っても…過信はしていません。人生は分からないものです。どっちに転んでも大丈夫なようなポジションを持つ事です。大御所さんのお婆ちゃんが、大御所さんが上京する時に、「真坂、魔坂、まさかの用心をしろ」と言ったそうですが…本当に株の世界は、分かったように見えた時が…危ない時です。常にヘッジと言うリスク管理は大切です。

空売りを考えて…検討していた株が、下げて来ましたね。でも空売りは恐いですからね。滅多にやらないカタルですが…来春は、少し検討をしようと思っています。なにしろ、毎年、夏はヤラレ組です。下げて良し…上げて良し…どちらでも良し…と、完璧を目指したいと思っています。みずほの200円割れを、再び…買うチャンスはあるのでしょうか?

さて本日は…この辺で終了です。好調な時ほど…自分の心を戒めないとなりません。カタルはいつも有頂天になり、やられ続けています。そろそろ、このレポートも卒業しても良い頃ですよね。何しろ…20年近く、試行錯誤を繰り返しているのです。いい加減に…いくら馬鹿なネズミでも、迷路を抜け出す時間でしょう。それでは…また明日。



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