アーカイブ:2017年12月5日

12/5

かたる:そろそろ…年末特有の損切りクロスが出るのでしょうか? 毎年、12月になると…今年の儲けを減らすために、利益の計上はせず、損をする玉のクロスをして、買値を引き下げます。そうして税金の還付を受け、来年に繋げるわけですが…、今年は、買い値を下回る玉が余りありません。それほど…今年は好調だったわけです。

当たり前の話です。何しろ…東証の開設以来、初めての16連騰を記録して、デフレの関門だった22750円を破ったのです。このデフレの世界からの出口の関門を破ったことで…来年は、春闘から実態経済も、本格的な上昇期を迎えることになります。長かった「失われた時代」の平成の世が、ようやく…終りを迎えます。

的確に…政府はデフレからの脱却の手を緩めずに、実態経済を、更に加速させようとしています。安倍さんは…なかなかです。一方、米国も同じ現象です。テーパリングから利上げなので…本来なら逆金融相場と言う動きになりますが、逆にトランプ政権は、減税と金融規制緩和です。来年はこの金融規制緩和が、どのような進展になるか…興味があります。此処では、米国国債の金利水準を観ましょう。更に基本的に…2年物と10年物との金利差も重要なアイテムです。

何故、三菱UFJが此処に来て、売り物ゾーンが重なっている場所なのに…9連騰も続けているか? 本日、株価が続投すると…なんと10連騰ですよ。この意味を、よく考えた方が良いのです。馬鹿は、このような市場の動向の意味を理解できません。

世の中の事象と、市場の動きに整合性があるなら…本線の筈です。JPモルガンは上がっており、GSも上昇を始めています。基本的にFANG銘柄などのスマートコミュニティー銘柄は、良く株価が上がりました。

例えば…その大元の半導体株、日本のSUMCOは、三菱UFJと同じ800円台だったのです。それが…なんと3000円を付けました。まぁ、市況ものと三菱UFJのような大型株を一緒に並べて比較するのは、無理がありますが、時代の流れは、どの路線を選択するか?…の話なのです。

昨日は一人で…夕食は近くの店で餃子とタンメンを食べました。本当は、焼き鳥屋の予定でしたが…閉まっていたのです。その店に置いてあった東京新聞の夕刊には、老朽化する橋の話が載っていました。ふだんは見ない東京新聞ですが、橋は老朽化すれば…待ったなしに落ちて…怪我人が出ます。故に、地方政府は大変な財政負担を抱えます。戦後、構築された多くの社会インフラの更新需要は、すごい量でしょう。

東京都は、豊洲の改善工事で随時契約を検討していると言います。小池さんも、理想と現実の狭間で、もがいている訳です。なかなか理想通りには、事が運びません。でも昨日のニュースでは、英シティーと協力合意し、2020年度までに40社の金融機関の誘致を目指すと言います。東京の金融シティー構想です。実現すると良いですね。この材料はケネディクスにとって、大きなプラス効果になります。何故、香港の不動産会社が、ケネディクス株を買い増しているか? 誰もが簡単に分かります。

土地保有(AUM)と時価総額比率表(資料は2016年4月22日の話でケネディクスの株価は当時は500円です。)

馬鹿なカタルでも、ケネディクス株は非常に割安に見えます。でも一般の人は不動産の実態を知りません。カタルは以前、ケネディクスは、実質的に日本で6位の土地保有会社だと言いました。一番の三菱地所の時価総額は、幾らですか? 二番の住友不動産は? 3倍目の三井不動産は…、それに引き換え、ケネディクスの時価総額は、どうなのでしょう…との疑問を指摘しました。2016年の話です。

名目時代になれば…誰でも、この矛盾が「宝の山」に見えるでしょう。だからARAはケネディクスが正当な利益を計上せずに、利益を蓄積しているから経営に疑問を感じているのでしょう。宮島さんは、正当な利益を計上しない限り…経営者の地位を脅かされます。市場と言うのは、一所懸命に経営して株主の期待に応えねばなりません。だから内部留保を蓄積する保身経営の経営者は、何れ…排除されます。

カタルはこの考え方を…先日はABCマートとユナイテッドアローズの実例で、その後の株価の動きを解説しました。必ず、宮島さんは、この期待に応えると思っています。

一株利益100円以上を出すのが、今の時期なら自然なのです。今は40円ソコソコなのでしょうが…この利益はインカムの利益です。安全圏の継続利益でしかありません。でも実際は、サンフロンティアやレーサムのように…キャピタルの利益がバンバンと出せる環境なのですね。このギャップは、必ず、市場で修正されます。だからカタルは4桁まで買い増しを続けると宣言をしており、昨日も寄り値から745円まで買っており、本日も寄り値の737円から買っています。

目先の5円や10円などは、どうでも良いのです。「1300兆円の逆襲」なのですよ。この扉は、先日の16連騰と22750円のクリアで、開かれたわけです。折角の歴史的なチャンスが訪れているのに…何故、皆さんはケネディクスを買わないのでしょう? カタルには、皆さんが、株で儲けようとしているのか…どうか分かりません。 カタルの読者が此処で1000株ずつ買い増せば…合計で600万株です。カタルと共に、年末年始を笑って過ごせます。

だって…日立国際を見てくださいよ。アークはどうでしょう。そうして本日の日経新聞にも…次の儲け話が、載っていました。カタルは本日、大引けで…○○を買う予定です。大変、大きな会社で…シャープのような事例です。本日の日経の社説を読みなさい。何故、こんなに多くの儲け話が、読者の皆さんには、理解できないのでしょう。

確かに…カタルは、失敗も多く犯しています。でも今年のカタルの成果は、おかげさまで…大変な数字です。故に、もうじき…このサイトも卒業かな?…と有頂天になっている訳です。ケネディクスの宮島さんは、馬鹿ではありませんよ。カタルより、ずっと優秀でしょう。来月から50億円の自社株買いを始めると宣言をしています。何故でしょうね。余程…先行きに自信があるのでしょう。

その「からくり」のヒントは…バブル期の三菱重工のCB発行にあります。その理由は、明日、述べましょう。本日は…此処までです。

遅れていた金融相場が開始される…と考えると、これからの相場が分かり易いのでしょう。カタルは現在の相場を、そう理解しています。故に…銀行、証券、不動産の3点セットは、買いなのでしょう。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。
2017年12月
« 11月   1月 »
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  
株式投資関連の本