アーカイブ:2019年3月

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かたる:このサイトを初めてよかったのは、多くの人が自分の自慢の銘柄を聞いてくることです。先日は読者に心を動かされた「PSS」の話を述べました。しかし、カタル自身に余裕がなく上手く活かす事が出来ずに、失敗をしました。でももしお金があれば…やはり成功していました。多くの人は、たとえお金があっても、たった1年足らずの時間ですが…この程度の我慢が出来ずに、チャンスを活かし切れないのでしょう。

この休みに読者からのメールを頂き、これは順調に行けば、かなりのものになります。成長株の可能性も感じられます。でもカタルは「打診買い」に留めました。たった100株ですが、本日は読者に追随して買いました。カタルが読者からのヒントで、実際に株を買う事は、非常に珍しい事です。読者から来る銘柄のほとんどは…高値圏の株価位置の銘柄ばかりです。

低い株価位置が絶対条件なのです。…と、何度、言っても駄目です。

低い株価位置の時は、悪い材料が揃っています。だから株価位置が安いのです。でもやはり安い株価位置になると…不安が増すようで、市場で言われている様々な不安が疑問に思えるようです。そのような様々な不安があるから、株価は低い株価圏に位置しているのです。

でも面白いですね。株価が急落する過程では「値惚れ」から、どんなに悪くても買いが入ります。

サンバイオのチャート推移

そうだな…。例えばサンバイオのケースを考えると分かります。でも…たぶん駄目だと思います。まだ最近、形成した下値圏の底値から高いですが、何れ、この底値も下回る時があるんじゃないか…と推察しています。逆に、このような形から1年以上経過するなら、考えてみる価値はあります。通常、人間の我慢は2年程度の時間推移でしょう。

カタルのように、何年も…銘柄(会社)を観察し続ける人間は珍しいのです。仕方なく、経過を見守るケースがあります。高値を買い、仕方なく持ち続けるケースです。

カタルのユビキタス病は、いつ以来かな? あれは2010年の2月の話です。当時の株価と似た水準に現在は位置しています。あの当時は全面安の相場で動く株がなかった時期です。そんな時に、上昇して…今のように休んでいたので、カタルは買ったのです。そうしたら…例の急騰相場がやって来ました。

QBのデモビデオを見て…魅了されたカタル君、結局、その応用範囲は、もう9年も経過しますが…車のカーナビだけかな? でもこのシステム、たぶんルネサスも絡み共同開発している筈で…村田と通じて量産化されるはずです。そろそろ次世代の車の量産化が始まり、たぶん上手く行けば、この技術の採用となる可能性があります。今の株価の動きは、そんなカタルの推察を生んでいます。まぁ、いろいろ考えます。

アララ…案の定、やはり早過ぎて大台を割れた次期主力株? この時期ならの特有の動きのようです。 また何処かで買えば良いでしょう。 本日は株数を間違えて1000株の予定が、2000株を買いました。週末まで買い注文を用いていたのを忘れていました。何処まで下値が買えるやら…。

読者から届いた新規の銘柄も、珍しく…下値圏の株価です。此方も取りあえず100株だけ買いました。でも、これも危ない会社です。ハイリスク・ハイリターンを好むカタル君ですから、当然の選択です。でも…ビデオを見て魅了されて1時間以上も検討していました。

だから読者の人は、銘柄を相談される場合、安値圏の銘柄に限定して下さい。簡単に言うけれど…調べるのは時間がかかります。本格的に調べるのは無理ですよ。ざっと所感を述べるだけで1時間以上も掛かるのです。でも今回のケースは非常に有益な時間でした。観察して置きますから、チャンスが来たら、読者にもご報告します。早過ぎるのを承知で伝えると…古河電工のケースもあるから気を付けないとなりません。

日経新聞にエーザイの治験失敗が載っており、ストップ安のようです。先日の報道は、一体、なんだったのでしょう。治験なんか…所詮、いい加減なものです。だから開発費に膨大なお金が必要になり、小野薬品のような結果になります。本物でも…あの程度、大手製薬でないと…治験も出来ないのです。武田が買収し、ようやくランキングに顔を出しましたが、このクラスでも駄目なのです。甘く見ない方が良いですね。

さてFOMCの結果を受け、再びNY市場は高値追いをしています。でもこの高値圏はそんなに簡単に抜けません。昨日はアップルなんかも…大きく上がり、半導体株も上がったようです。でも半導体の市況は、悪いままで…「底なし沼」のような状況です。年内の回復期待が、裏切られそうな展開で…現状は落ち込みが続いています。

でもカタル君は、休み前の日経新聞を読んで…こんなに配当利回りが高いのか?と、改めて感じ…打診買いの200株を、もう800株を買い増し1000株にしました。 何故なら…300mmウェハーの工場が、続々と…これからも誕生するからです。逆説的に言えば、このような状況だから、市況が低迷しているとも言えます。でも信越化学やSUMCOの業績は落ちませんよ。信越化学が自社株買いをするわけです。

皆さんは、エレクトロン等と、一緒に考えているようです。300mmの量産化技術は難しく、日本の2社で世界シェアは70%近くだと思います。故に、昔、書いたように、既に2年以上先の契約も決まっているのです。だから…その内、スーパーサイクル論も復活するでしょう。問題は車です。車の電装化は進んでおり、ドンドン使用量が増えています。5G時代になると…更にすごい需要が生まれます。VRなんかが一般化します。

カタルは米国株の復活と、中国株の上昇を見て、世界経済は順調に拡大すると思っています。だから半導体関連の株価も、戻ると思っています。SUMCOの株価は、安過ぎます。今は完全に…相場がアウト(長期低迷)を織り込んでいます。今の状況でも1500円台が、当たり前の水準でしょう。場合によれば…1800円ラインが正常な株価位置だろうと思っています。まぁ、現在はその程度の評価です。

世界の半導体の在庫調整が済めば、株価は、もっと上に行くのでしょう。このSUMCOと先日ストップ安した「ルネサス」も、買い場かな?

カタルと同様に…今回は景気の落ち込みが小さいと言う意見が増えてきました。カタルのように落ち込む前に、株価が下がる事を前提に、株を買い始め…折角のチャンスを活かせず、クリスマスショックで、負け組に回る人間になった「古河電工」も、今は、買い場だろうと思っています。此方も買いたいのですが、お金がありません。

東芝が戻り高値水準ですね。あのクリスマスショックの時は、やはり買い場でした。カタルは「鉄板相場」だと述べていました。だって東芝が3650円で最初に買うと言ったのに…株が揃わなかったのです。

それにしても流石、名目時代の市場経済の米国です。政策も変更しますからね。3等国の日本は、三重野元日銀総裁のように、「株なんか…実態経済と関係ない」と言う指導者をトップに据えるのです。如何に政策が重要か分かります。

株式投資をすると…微妙な変化が、如何に大切か、分かるでしょう。目先の株価に一喜一憂しない、正しい選択眼を持ってください。でも一番の問題は、自分自身の「力量把握」です。昨年のようなクリスマスショック程度の事は、結構、あります。まぁ、カタルも偉そうに言えません。カタル自身、マイナスにはなっていませんが、プラス・マイナス・ゼロ水準でしたから…。やはりやめるべきだったのですね。昨年は「空売り」を検討していたのです。

今は逆業績入りしており、今年も難しいのでしょうが、昨年よりマシです。でも2倍、3倍になるのを、期待してないで欲しいものです。でも…今年は、ひょっとすれば…ひょっとします。カタルは来年だろうと思っていますが、意外にも早く、本物の名目時代になるかもしれません。この時間感覚は…何とも、判断が難しい。アララ…東芝に続きユビキタスも先日の高値の884円を抜きました。本日の高値は今の所は903円です。循環論が継続しています。

つまり…みんな、今年の高値を再び抜くのでしょう。例えば古河電工も…。しょうがないから…他の注文を取り消して、もう100株、先日、買った2990円の100円下の2890円で買い指値を入れてみます。あらら…取り消している内に売り物がなくなちゃった。仕方がないなぁ~。貧乏人は…。トホホ…。

貧乏は嫌いです。人間の考え方を卑屈にさせます。悪戯に歪めるのです。カタルなんか…ずっと、政策批判を続けてきました。でも、ようやく…その愚痴も消え始めています。

早くしないと…本当に日本には残された時間がないのです。ガラガラポンがやって来る。だから東芝が変化しないと駄目なのです。ハイ、今、買えました。古河電工の2890円の100株が買えました。嬉しいな、本当は分かりませんが…、それでは、また明日。



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