アーカイブ:2019年3月7日

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かたる:相場は膠着状態の様相を示し始めているようです。どの銘柄も期待ほど株は上昇をしないし…かと言って、大きく下がる訳でもなく、何を待っているのか…サッパリポンです。日本のような国は、米国と中国に振り回され実態がないイメージです。スマートコミュニティーも後塵に拝し、折角の少子高齢化と言うチャンスも、今の所は活かせていません。でも銀行界は確実にRPA(Robotic Process Automation)を活用して効率化を進めています。だから人件費は減って来ます。

ここでみずほの巨大特損が償却されます。富士、第一勧銀、興銀と言う古いグループ概念が存在しシステム移行の為の覇権争いの為、特損計上を強いられたのです。この手のシステム転換は巨額の資金が必要になります。開発費が1兆円程度なのでしょう。知り合いのシステムエンジニアがこぼしていました。派閥争いの調整が難しいのです。村論理は厄介です。意地を通すからお金がかかります。そうして無駄な損失を計上する破目になります。

日本中、至る所で存在する「掟」のようなものです。うちのおばあちゃんは外見を気にし…常に他人の行動が気になるようです。要するに、日本人は他人と同じように動かないと特別視され、村八分に遭います。ZOZOの前澤さんが、良い事例なのでしょう。この空売りは、その「嫉妬の証」なのでしょう。だから1700円台から500円も株価は上昇しました。この潜在意識が、僕らにも根付いているのでしょう。

米国株が弱くなると日本株も弱くなりますが、そんなに心配する事もありません。確実に日本企業はROEと言う概念が浸透し始めています。カタルは三菱UFJの株価が一つの指標だと…ずっと考えています。三和を吸収し海外店舗網も拡充されています。だから早くから海外部門が稼ぎ頭に成長しています。その意味で…今回、会員向けに掲げた銘柄の海外戦略も気になっています。

株価を考える上で、未来のデッサンは非常に重要です。イメージです。どんな成長イメージを持つか? カタルは昨年の春の時点で、逆金融から逆業績に移行することは分かっており警戒をしていましたが、結局は…年末年始高の一発高に賭けて失敗し…あえなく撃沈しました。駄目なのは分かっていました。でも敢えて挑戦を続けました。

その進化論で選択した5Gとスパーサイクル論、何れも…まだ早いのかな?

カタルは、当初から今年の春をイメージしていました。5月頃になると新しい展開が見えるのだろうと漠然と考えていました。でも年初から古河電工は戻し始め、SUMCOもマズマズの戻りになり、第一波動と言うか…一里塚を築いたように感じています。

次の転換点が狙い目になるのでしょう。今回の株価波動は底打ちを確認する株価波動なのでしょう。クリスマスショックまでの安値の何処かが、次の反発点になります。たぶん、下降波動は浅く期間も短いのでしょう。

消費税の引き上げがあり、海外勢など本格的に参入する長期の投資家の参戦は鈍いのでしょうが、意外に底堅く…株価は上昇を続けるのかもしれません。なかなか春闘の話題にならず…心配していますが、今年は重要です。一気に名目時代の確立に向かう可能性があります。銘柄の動きを見ていると、そんな感じで動いているように見えます。

カタルが今回、自信を持って送り出したJ君は、きっと年末には、見事な相場になっているのでしょう。来年は更に期待できるのでしょう。その為に…今は試練です。そんな大幅赤字のイメージです。今回、打ち出した3銘柄とも大幅赤字からの復活パターンです。何れ、一般読者にも銘柄を公開することになるのでしょうが、カタル自身がまだ早いかな?…と思っています。

だって…進化論で懲りています。古河電工を、あまりに早いタイミングで…拘ったために、下げ過程を買う破目に陥りました。故に折角、良い銘柄なのに…読者の皆さんは、たぶん理解してなかったのでしょう。

カタル自身がクリスマスショックで追証の餌食になっています。カタルの存在は、まるで小鯵を釣る為の撒き餌のような存在です。これじゃ…駄目です。カタルには様々なアイディアがありますが…その事を述べるタイミングの重要さを、昨年は学びました。

でも一度レポートに書いた以上、有言実行派のカタルは、必ず実践をしています。その為に昨年の古河電工での損失は、買っては投げ…の繰り返しで、300万円程度、計上したんじゃないかな? 最初はたった200株だったのですが、早すぎるとこうなります。やはりアイディアは素晴らしくとも、実践のタイミングの重要さが、嫌と言うほど身に染みています。

皆さんは、SANTECのようなケースの…立て続けのヒットを望むのでしょうが、あれは…たまたまの偶然の産物です。時間推移を考えながら、3カ月~半年程度かけて玉を沈めるのが、通常は一般的な投資です。僕らは貧乏人だから、買ったら、すぐの成果を期待します。そんなのは株式投資と言えるか…どうか。通常は時間がかかるものです。

今回、公開している「フリュー」も、ようやく出来高が落ち着きつつあります。この200日線上の保ち合い場面は、まもなく4か月間になります。こんな時間感覚が普通なのです。ところが…この程度の時間が我慢できず、ワイワイ騒ぐ人が居ます。確か…夢テクの700円台の時もそうでした。その後4ケタ乗せをするのですが…。やはり、あの下値圏は買えないようです。人間と言うのは面白いものですね。上がっていく過程はワイワイ騒ぎ、買うのに…株価が動かないと買わないのです。

無理をして高値を買う必要は、サラサラありません。「待てば海路の日和あり」わざわざ無理をする必要はありません。チャンスを待てばいいのです。

フリューの場合で説明をすれば…ようやく昨日は出来高が10万株を割れました。まだ売り物は存在するのでしょう。故に慌てることはありません。でも下値が段々買えない様であれば…此処から売り物ゾーンの上を、買い始めることになります。でも慌てない事です。

資金が大きくなればなるほど…時間をかけます。ジックリ下値を集めればいいのです。見どころのある会社は、必ず、高値を付けます。1年や2年など…金融取引の世界では、あっという間の時間です。大型株ほど、需給バランスの整理に時間がかかります。小型株はそうでもありませんが、第一波動の「兆し」の後の押し目がチャンスになります。

今回の古河電工はそんなタイミングです。株価の反転により2500円割れの下値が確定しています。下値が分かれば簡単です。銘柄など一つで、充分だとカタルは述べています。自分が良く知っている会社の株を、良く見て…その転換点で売り買いを繰り返せばいいのです。その変動だけで…上手く株価波動を捉えれば、1年でも、かなり儲かるのでしょう。

出来れば…相場サイクルの見分け方の景気循環の鉄則と言うか…教科書の順番を守る事です。こんな時期に加工産業など論外です。自動車などの株価は当面は蚊帳の外でしょう。今は逆業績から金融相場への移行期でしょう。だから昨年大きく下がったサンバイオも賑わったのでしょう。カタルは昨年、小野薬品に取り組みました。ここに来てアンジェスMGなどが、人気になっているのも分かります。でも…花の命は短いのでしょう。

カタルが、判断が難しいと述べているように、ゴルディロックス相場の延長論か、進化論か? 定かではありませんが、もう始まっています。 一方、日本では「流動性の罠」からようやく抜け出そうとしています。消費税の値上げ前の食品の値上げの動きは、便乗値上げ批判を避ける狙いもあり、ヤマト運輸問題から、電通の高橋さんの自殺問題などが、社会の変革を促しました。

このような動きは実質時代の限界を表しています。清貧思想が、いつまでも続きません。でも金融庁のスルガ問題や、地検のゴーン事件などは、どちらかと言えば…清貧思想の実質時代の延長を望んでいる派閥の政策です。森・加計事件もそうですよ。時代の端境期に生まれる現象です。既に実質時代はピークアウトしています。この時代観を大切にして、相場のシナリオを考えて行きます。

時代の流れの見極め方を述べています。そのような事件を見て、銘柄のシナリオを変えるのです。時代は、確実に名目時代に変化しています。今回のみずほは、ギリギリのタイミングでの特別損失の計上です。システム損失の特損計上は、過去への決別を意味しています。故に、みずほも「買い」の対象として観るわけです。

考え方の…プロセスを紹介しています。あとは…このカタルレポートを参考にして、自分で独自に肉付けをして…新しい投資戦略を見出せばいいのです。

たぶん…チタン株も「知ったらお終い…」の口でしょう。何故なら、既に株価が低迷しているからです。クリスマスショックの意味は、「期待値の剥落」です。だからアップルは株価の下落が止まりました。期待値が膨らんでいたサンバイオは、たかが…治験の失敗で株価が急落しました。詳しく見てないので分かりませんが、治験の判断も難しいのです。故に膨大な開発費がかかります。自分でよく咀嚼して…どんな情報も鵜呑みにしないことでしょう。

フリューは出来高が余り増えず、株価を保てるかどうか…。どの程度の上値まで、少ない出来高のままに株価を維持できるのでしょう。次のステップは…そんな段階になります。資金量により、いろんなやり方があります。どの銘柄にも出来高の推移は応用できます。この考え方を身に付けると、高値を買って待たされることが少なくなります。でもそれでも間違うから、ブツブツ投資を推奨しています。

あらら…PSSも来ていますね。貧乏人には「あっちの水、こっちの水」とホタルのように立ち回る事が出来ません。でも会員レポートには事前に述べていました。

それでは…本日はこの辺で…終わります。また明日。



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