アーカイブ:2019年3月

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かたる:いや…びっくりしています。とうとう抜きました。SP500は完全復調となりました。前の二つの山を一気に抜き、これでクリスマスショック懸念を完全に払拭したわけです。 NYダウ平均株価の方はBA(ボーイング)の墜落の影響もあり、まだクリアしていませんが時間の問題でしょう。

SP500の株価推移

今、注目している半導体動向も時間の問題で、同じような展開をすると思われます。何故なら、既に上海総合株価指数は、明らかに政策期待の「金融相場」入りしている兆候が、随所に現れています。日本のアナリストさんは、的外れな解説が多いようですが、米国と中国の株価が高値を追うと言う事は、世界経済は問題ないと言う事でしょう。

日本も元号の改正で一気に目覚めると良いのですが…果たしてどうでしょう。カタルは「循環論」にも、目を向けています。先駆した人気株のその後の動向です。

ユビキタスの株価推移

そうだな…例えば、ユビキタスは比較的早く人気になり…調整入りしていました。この調整過程が、高値圏で横ばいを維持していました。更に新高値を取れると良いのですね。今のユビキタスはこんな形のチャートをしています。

基本的に資金が流入しているなら、株は下がらず、再び新高値を取れる筈です。これが「循環論」の狙いです。先駆した銘柄の待機場面を狙う事が出来ます。まぁ、ユビキタスの事例が正しいかどうか分かりませんが、仮に年初の高値を抜くとすれば…同じようなことが全体にも起こると考えられます。どの銘柄も同じことが言えるのです。

この循環論は、高値に躍り出て調整が進行して乖離調整が終わる銘柄を狙えば、良いと言う事になります。例えば…前回、野村証券のアナリストがレーティングを引き下げたことで、急落したと言う古河電工なども…その対象になります。

DXI指数の推移

カタルは今、半導体の底入れ場面が、いつ訪れるか?…に注目しています。ようやくDXI指数は底入れするかもしれない第一弾の兆候を歩んでいます。まだ分かりませんよ。一段安する可能性もあります。しかし上海総合株価指数や米国株の動向からみれば…市況が低迷している半導体も早晩、時間の問題で回復するのでしょう。スパーサイクル論の復活です。

カタルは進化論を述べるに辺り、こう述べました。今回の景気の落ち込みは軽く、この落ち込みは直ぐにクリアするだろうと…として、代表的な産業である5Gに注目し「古河電工」を参考事例に掲げました。この古河電工も早晩、再び3000円台に復帰するのでしょう。

高値圏にあるアンリツも、同様の事になります。まだ乖離調整が済んだとは言えませんから、仕掛けるのは早過ぎますが…こちらも時間の問題で、新高値を抜くと考えるのが自然です。

このように…SP500が関門を抜いた効果は大きく、次々に連想が広がります。これが名目時代の考え方です。あとはこの仮説に従い行動を開始します。

それでは…実験ですからスパーサイクル論の半導体株のSUMCOを、実際に買ってみましょう。ハイ、今は1268円で200株だけお買い上げです。だってカタル君は貧乏なので余裕がなく、少ししか…買えません。それぞれ読者の裁量により1000株でも、この銘柄ならワンロットが10万株でも消化できますよ。本当は古河電工でも良いのですが…本日は高いからやめます。

要するに「市場の整合性」の考え方のプロセスを、皆さんに紹介しました。参考に掲げた銘柄は、何でも構いません。株式市場は、周りを見て速度計算するものです。だから自分が買った株が下がったから…と嘆くのは、間違っています。その銘柄の選択が正しければ、必ず、順番がまたやって来ます。お金がない人は時間を待つしかありません。でもお金がある人は、下がるたびに…粛々とブツブツ投資をすればいいのです。

カタルは昨年末、東邦チタンと東芝に賭けました。しかしクリスマスショックで両方とも下げてしまいました。東芝は早めに買い値に戻って来ました。此処でも…ブツブツ投資が活きています。東邦チタンの方は、例の問題が内包されている為か、動きは鈍いですが、何れ、同じような経過をたどるだろうと思っています。まったく心配はしていません。時間の問題でしょう。

基本的に名目時代と言うのは、下値がドンドン切り上がるのです。だってお金の価値がどんどん失われ、資産価格はドンドン上がるのが世界の理屈です。本日の日経新聞の一面を、此処で見て下さい。

カタルは日曜日のコラムや、昨日の今日の市況で書いた原稿を想い出してください。日経には「低賃金を温存するから生産性の低い仕事の効率化が進まない。」との文言が冒頭に掲げられています。

この意味は産業再生機構などが、落ちこぼれを救った仕組みを述べています。更に一番の問題はM&Aが活性化しないことです。馬鹿経営者は、やめるしかないのです。ようやく退任しましたが、ライブドアに狙われたフジテレビの日枝久さんなど…の老害が日本にはあります。政治の世界では森喜朗元首相などもその口かな?

あんな事例があるから、日本はなかなか活性化せずに「失われた時代」に甘んじたのです。馬鹿経営者は資本論理により去るべきなのです。ROEが15%以下の落第点の癖に…ノホホンと経営している馬鹿が、どれだけ日本に居るのでしょう。これでは…いつまでも3等国のままです。

新元号に変わり、頑張る人が、正当な評価を受ける社会を構築しないと、ゴーン事件様な不幸な出来事が、これからも起きるでしょう。横並び意識をやめて、出来る奴が前に進める世界を構築すべきです。

何が、地検の判断が国家基準だ、俺たちが法律だ!…だ、やはり捻じ曲がっています。その為にホリエモンを認めず、日本は「失われた時代」の延長戦に入ったのです。日枝さんなどが生きる仕組みが、それほど大切だったのでしょうか? その後のフジテレビは業界をリードして躍進しましたか? 実態は違いますね。

日本にも本物の人が活躍できる社会構造が必要なのでしょう。アララ…冒頭に掲げた循環論が、早くも火を噴いてきました。もう直ぐ、ユビキタスは最近の高値を更新しそうです。この動きを見て古河電工でも良いし、SUMCOでも良いし、何れ、乖離調整が済めば…アンリツでも良いですね。要するに名目時代の循環論は、下値を切り上げてドンドン豊かになる社会なのです。

名目時代の確立は、必ず…インフレを生みます。世界的に低迷して謎とされている現象は、ドイツ銀行などの事例の為です。カタルは、もともとこの高い自己資本比率規制がおかしいと述べています。

でもあの時に、何度も…引用した三井住友の達成状況の意味は、非常に価値があるレポートで考え方なのです。カタルレポートが、一部の有識者なのでしょう。根強い支持を受けているのは、あのような価値のある情報を、皆さんに提供している為でしょう。

でも世の中の馬鹿は、あの意味が理解できないのです。だから未来の株価を頭の中で構築できません。そりゃ、カタルも偉そうに言えません。間違いだらけですからね。でも時々当たっています。考え方のプロセスが正しいから、時々…当たります。カタルにもっと資金力があれば、沢山の実験が出来ます。

本日は、「名目時代の循環論」の考え方を披露しました。あとは皆さんの自己責任です。カタルの意見を採用しようが…「空売り」で否定しようが、それは自由なのです。自分が決断して実行したと言う事は、既に、カタルの意見ではなく、自分の意見に変わった瞬間です。こんな事は常識ですよ。いつまでも良い年をして…子供のような事を言わないでくださいね。日本人は集団行動に慣れているせいか…自己責任の考え方も理解してないようです。

カタルは最近の子供の「いじめ」について…親の責任を、学校に転嫁しているように感じています。学校に過剰な期待を抱く方が…間違っています。メディアの主張は、日本人の考え方を歪めています。 やはり…親自身が、しっかり、子どもと向き合うべきなのでしょう。リスクは、どんな世界にも存在するのです。

さて本日は、この辺で…。



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