アーカイブ:2019年3月

豊かな市場が円滑な経済に繋がる

米国で話題のリフトが上場され、なんと途轍もない高評価なのです。カタルには理解できませんが、赤字企業なのに時価総額は2兆4000億円とか…。日本のメルカリが安く感じられます。アクティブな市場論理を受け入れないと、資金調達面で世界の開発競争に負けます。未上場企業市場を育てるのは、リフトのような存在があるからです。そこに資金が還流します。経済発展の基本は、お金を動かす事なのです。

でも日本と言う国は難しいですね。真の実力者が、立派な成績でトップを続けても…必ず批判を受けます。ソフトバンクの孫さんもそうでしょうし…相撲の白鵬もそうです。

元来、日本人には「謙虚さ」と言う美意識がなくてはならないのでしょう。貴景勝の口上に「武士道精神を重んじ…」と言うものがありました。この武士道ですが…カタルが好む時代小説の主人公は、大概は貧乏だけれど、いちずな拘りを持っています。処世術に疎い人間が多いですね。

自身の生き方に美意識を持っています。素敵な生き方を貫くのです。品を重んじている様な…筋を求めています。気骨?アイデンティティー、主体性、性格、自我…などかな?

日本は今、時代の変革点に位置しています。丁度、江戸時代から明治に移行したようなイメージです。カタルは今回の「失われた時代」を、ペルーの来航から明治政府が確立する西南戦争の時間と比較して…現代の移り変わりを観ています。やはり現役世代が変わる時間が必要なのですね。価値観の変化と言うのは、なかなか受け入れられるものではないようです。

でも日本は非常に恵まれています。カタルは本当に…日経平均株価が10万円台に駆け上がると思っています。その為の準備段階が終わり、いよいよ始まるんじゃないかと思っています。その一つの要素が人口構成です。多くの人は少子高齢化社会を迎え、働く人が減るのでGDPは増えないと思っているようですが、その価値観は昔の時代の考え方です。

一例を示しましょう。3月27日の日経新聞の7面に「三菱UFJ 苦肉のベア」と言う記事があります。この中で…2023年度末までに6500人が自然退職を迎え減少し、業務量の削減分は3000人分となる。と言う記述があります。だから当面は人的な負担が増すから、組合の要求に対し、ベア分を倍増の1%にして…その負担分に応えると書かれています。

一方でRPAなど、将来の一人あたりの負荷は軽減されると述べられています。此処が重要なのです。AIの活用が一気に進む余地が、日本にはあるのです。団塊の世代が続々退職し、企業は労働対価の負担が減りますが、スマートコミュニティーの導入により効率化が進む土壌が日本には存在するのです。

世の中には、良いと思っても導入が進まないケースはたくさん存在します。特に人員削減に繋がる効率化投資は問題が厄介です。でも日本は構造的にその進化を受け入れやすい土壌が備わっています。分かりますか? 本日、日経新聞のトップのローソンの話も、同じ「市場の整合性」の中の話です。

古い企業体質の銀行は、フィンティックの発展で革新的な環境に変化しています。キャッシュレスもその一環です。だからやり方次第で、途轍もない利益を計上することが出来ます。しかも市場はグローバルです。アジア圏の成長はすごいのです。中国から生産移転が進むベトナムの成長は著しいものがあるでしょう。これからはベトナムの時代でしょう。お金持ちはベトナムの不動産投資を考えると良いですね。

カタルはアジア圏の成長が、しばらく続くと思っています。3月16日に書いた「成長期待が高まるアジア」と言うレポートを、もう一度読んでください。右のカレンダーをクリックすると読めます。インドネシアの人口は、日本の2倍以上の2億6千万人もいます。少し成長率は低いですが、それでも…5%成長を遂げており、ベトナムは9千300万人と…ほぼ日本に近い人口です。しかもベトナムは6.81%と…7%近い成長を遂げています。この7%と言うのは10年で2倍の水準です。

日本人も、個人で海外投資をする時代でしょう。カタルがお金持ちなら…ベトナムの不動産を買いに行きます。日本の低金利を活かして…鞘を抜きます。いくらでもお金が作れます。この時代発想は、必ず、成功すると考えています。実は、この路線を歩む企業が日本で上場されています。今は、まだ発表出来ませんが…きっと来年、再来年は市場を賑わすでしょう。

更に日本には、非効率な産業があります。どうしても…この構造的な矛盾を打破する必要があります。そうです。医療分野です。非効率な医療分野の改革は、喫緊の課題です。増え続ける医療費をみれば、改革の必要性は「待ったなし」なのです。この分野にも有望な企業が存在します。

時代の流れが、新しい時代の銘柄を選択します。ようやく…新しい時代を語れる雰囲気になって来ました。何故なら…今の市場は、それを求めています。当面は駄目なのですよ。でも時間の問題です。ただ貧乏人には、素晴らしいアイディアも使い道がありません。カタルにお金があれば…素晴らしい市場を創れると思っていますが、なかなかそこまでのハードルは高いようです。

市場に埋もれる企業を育てることが出来れば、日本も、より豊かになっていくのでしょう。その為には、赤字と言うだけで「駄目レッテル」を貼る日本市場は、如何にも貧弱な市場形態です。東証には時価総額などと言う、陳腐な選考基準ではなく、本物を求めるROE基準を選考基準にして、プレミアム市場を創設すべきでしょう。村論理を打破できるかどうか…本物人間を育てる基準にすべきです。

さて…本日から1週間、新規の有料会員の募集を始めます。メールの件名に「新規会員」と書いて…

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以上の5点を記入され…応募してみて下さい。これまでは応募数に対し…だいたい3割程度の人を受け入れてきました。全員でない理由は実践形式のレポートの為です。市場価格に影響を与えないように…徐々に会員数を増やしてきました。

利用料金は半年間で5万円です。初回のみ別途3000円の料金が発生します。理由は過去分の掲載が全部、読めるからです。この5万円の料金は、既存会員の評価が基準になっています。月に2回程度、合計12回の勉強会のレポート料金です。だから最初の料金は53000円に消費税の8%分が掛かり、合計で57240円です。

先ずはメールにて、応募してみて下さい。間もなく予定数に達しますから、会員募集を今後も継続するかどうか…は分かりません。読者、皆さんからの…たくさんのご応募をお待ちしております。メールのあて先は、右側に掲載されている連絡先です。

尚、返信は少し遅れ…4月9日ごろを予定しております。応募者全員に、必ず返信メールをしますから…しばらくお待ちください。



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