アーカイブ:2020年2月

ゴールデンクロスとチャート論

先ずはお詫びです。早速、カタルの原稿の間違いを指摘して頂きました。カタルもいい加減な人間ですね。ちゃんと他人の原稿も読まなくてはなりません。昨日、掲載したゴールデンクロス(G.C.)の話ですが、カタルが、よく長谷川さんの原稿を読んでいなかったのです。

矢印が上向きの所

同じG.C.ですが…「上向き」の移動平均線の条件を、見落としていました。つまりG.C.は下から上ですから、24カ月の移動平均線が上向きであれば…条件に合います。そうすると確かに1980年からの過去は4回で、うち3回は大幅上昇になります。だからあの原稿は間違いではありません。

基本的に期間を長くすれば…「ダマシ」は減ります。これは統計学では当たり前の常識です。サンプル数を掲示してデータを開示するのも…公正なやり方です。少ないデータではブレが大きくなります。24カ月と言うのは2年ですからね。

本当は…過去50年程度、遡れば…もっと良いですね。このまま2月末の株価が24カ月線…現在は22104円ですから、余程、株価が急落しない限り…G,C,を迎えます。でも1/12ですから、その確率は、ほぼゼロで…必ず、今月末にゴールデンクロスになります。

ただ過去4回の内、3回は株価位置が低い所からの上昇ですが、今回は失敗した1996年の形に近いです。でもよく観察すると、この株価位置とも…少しパターンが違います。株価は既に前のG.C,の位置より、かなり高い位置です。

むしろ、この上向きの条件に合わなかったけれど…前回の2017年のG,C,のパターンに近いと言えます。前回のデットクロス(D,C,)は2016年ですが、基本的に、この24カ月と12カ月の調整はD,C,を経てからのG.C,ですから…充分に利食いを消化していると言えるのでしょう。

株と言うのは、必ず、調整期間が必要です。これはどんな形のパターンでも同じことです。大型株ほど、株主数が多いですからこの調整期間が長く必要になり、小型株ほど調整期間は短く済みます。この期間の判断は、本当は出来高推移の合計で、発行済み株式総数や安定株主を考慮して計算すべきです。安定株主が多く、つまり浮動株比率が低い株は比較的早く調整を終えます。

このG,CやD,C,の形を見ると分かりますが、今回はエリオットの株価波動論の「サードオブサード」に該当すると言う解釈も成り立ちます。テスラの株価を観ても分かるように…株式上昇と言うのは、天井圏になると…必ず、動きが加速します。故にエリオットも「サードオブサード」と言う第3株価波動の第三波が、一番上昇する株価波動と指摘しており、他の株価波動と区別して、このように「サードオブサード」との名称を付けました。

この説に従えば…第一波の株価波動は、2012年6月の8238円から2015年6月の20952円と考えられます。 そうして第二波は2016年6月の14864円を基点にして2018年1月と言いたいところですが…チャート上は10月の24448円なのでしょう。 第3波動は調整期間が短く12月の18948円です。

つまり第一波動は2万円ほど上昇し、第二波動は1万円ほど上昇をしていますから、サードオブサードを信じるなら2万円以上の上昇幅になり38948円辺りが、この考え方では天井になります。バブル期の高値38915円を抜いたところが…次に訪れる天井と言う見方もあり得ます。

なんだか…絵に描いたような偶然ですね。このような結果になるとは思いませんでしたが…こういう巡り合わせを、株屋は意外に信じて大切にします。ただ春闘の布石も思わしくなく、ウーハンコロナもあるし、消費税も影響していますから、初めチョロチョロなかパッパと言う解釈が正しいのでしょう。

米国もテスラと言う仕手系の株が先導役になっていますが、日本株も千代化が選択されています。川本は既に「二番煎じ」に入っていますから、次のリバウンド相場で捕まったら終わりですよ。この関連は気を付けましょう。

千代化の日足推移(下値ボックス)

因みに…千代化のボックス相場からの離脱は…これまでのカタルの経験則では、かなりの成果を得られるパターンです。このボックス相場から、離脱する形は値幅が狙えます。だから月曜日も365円、360円…と5円刻みに下値の指値を入れていたのです。でも予想に反し、370円からの始まりで、押しは…366円まででした。後場からのブレを買い向かったのですが…気付いた時には、「時すでに遅し…」で、買い増しが出来ませんでした。

このパターンは、カタルが1998年から…このサイトの前身を始めていますが、最初の推奨株である日揮のパターンに、非常によく似ています。あの時とは、少し外部要因が違うので、日揮ほど…大きな相場にならないと思っていますが、それでも本当に似ているのです。業種も同じプラントと言う偶然もあり、そのような連想を抱いているのでしょう。

ケンミレのチャートは、優れていますね。たぶん…日本で一番の優れており、ケンミレはこの技術を外部に販売すべきです。各証券会社はケンミレに使用料を払い、このチャートを利用すべきですね。森田さんは…どうしたのかな? やはりこのソフトは優れています。カタルが最初にネット上で、推奨した日揮のチャートは…こんな形です。

1999年からの日揮の週足推移

如何でしょう。あの時と同じように、本格相場の…およそ1年前に、カタルは日揮の時も推奨し、1年後から本格的な相場がスタートしました。今回の千代化は1年ではありませんが、似たような空白期間があります。これには理由があるのですが…本日はチャートだけで解説をします。

如何でしょう?

同じ業績悪から、立ち直り型です。下値の「ボックス相場」からの離脱のパターンです。本当に似ているでしょう。しかも…同じプラント業界です。もともとプラント業界は、こう言う業界なのです。故に業績悪の後は、チャンスなのです。それに千代化は仕手性がある株です。2003年から2006年は、株価が15倍にも…上昇する性格を帯びています。2倍や3倍は当たり前で、変動率の高い株なのです。故に仕手化し易いのです。

さて本日はこれから出かけるので…此処までで終了です。ゴールデンクロスの間違いを指摘して頂き、誠にありがとうございました。本日の原稿はそのチャート論から発展させ、話題の千代化のチャートを分析しています。先ずは、窓を埋め、何処まで伸びるか…楽しみですね。やはり一株利益は100円近くになる可能性がありますから、休み明けも注目されます。ロコンドのチャートも良い形になっています。その解説はまたの機会です。

それでは…また明日。



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