アーカイブ:2020年2月14日

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日経新聞に面白い記事が載っていました。3面の「米社、株主還元で債務超過」の記事です。この記事はカタルも知らなかったのです。同時に…色んなことを考えさせる記事です。「フリーキャッシュフロー」の重要性が、この記事から分かります。営業でのお金の入りから投資活動のお金を引いたものが、企業に残るフリーキャッシュフローのお金です。財務活動はフリーキャッシュフローに組み入れません。

この水準が高ければ…企業に資産は要らないと言うのです。カタルも日経新聞の論調は、ある意味で理解できます。債務超過は幾らなんでも…還元し過ぎだろうと思います。でも日経新聞には、やはり村論理を感じます。 今、何故、こんな記事を掲載するのでしょう。それなら…もっと前に、これらの企業が「稼ぐ」以上に、「株主還元」をしている実態を報じないのでしょう。

昨年のアップルのように…稼ぐ以上に、株主還元をするケースが米国企業の株主に対する一般的な姿勢なのでしょう。一度、是非、日米の配当性向を比較して欲しいものです。日本企業の463兆円は、幾らなんでも…貯めこみ過ぎでしょう。

こんな論調を続けているから日本では村論理が蔓延し、国際金融都市なんかになれないのでしょう。シンガポールや香港に、その座を奪われているのは…いかにも情けないとカタルは思います。ゴーンの逮捕などは、色んな影響を与えています。一つのやり方が、色んなものに影響を与えるのです。この記事でボーイングは特別でしょうが…この債務超過リストは、食品販売の日銭を稼ぐ企業です。毎日、現金収入があがって来ます。

この「債務超過でも」…と言う考え方は、何か…「MMT論理」に似ています。財政赤字でも、公共事業投資をする国の事例です。これに引き替え…日本の多くの企業は要らないお金を463兆円も積み上げているのです。日経新聞が、こんな報道ばかりを繰り返すから、日本の企業経営者は、間違った考え方をインプットされ続け…洗脳された結果、「失われた時代」と言う30年間を無駄に過ごしたのでしょう。

その間に、米国はグローバルのプラットホームを作り、物を販売するのではなく、情報を売る仕組みで利益を得ています。いい加減に…気付いて欲しいと願っています。

こんな記事を読むと…日経新聞の記者は、みんな歩合給にすべきだと思います。最近は70歳定年制を謳っています。故にサッポロビールも45歳以上で早期退社を募集しています。この45歳、つまり世の中で活躍できる上限の年齢なのでしょう。

カタルの読者の中でも20歳代の方が居られますから、これが世界基準、45歳までに企業に頼らずに…自分自身で自立できる技量を身に付けないと駄目です。20代、30代は、自らを厳しく律し、ノルマを掛けて…行動しなくてはなりません。自分が立てた目標も未達なら未来は、完全に負け組でしょう。

日経新聞を読むと…「あぁ~」と思います。メディア悪玉論を、カタルは述べていますが…本当にテレビも新聞も情けないレベルです。こんな記事を読んで…世界を知っていると思ったら大間違いでしょう。新聞の読み方も様々です。でもこの記事のお蔭で「フリーキャッシュフロー」の重要性を、カタルは再認識しました。

さて…本日は忙しいですね。SUMCOの記事が日経に出ており、スポット収入に頼る台湾子会社の悪化で58%減益とか…。 昨日はハーモニックドライブが、赤字でも受注が底を打ったと言い買われ…SUMCOは減益でも、株価は高いのです。このラインは、まともな評価になっています。

でも一歩、外に目を向けると…

カタル銘柄の「Jトラスト」(8508)は、今期も「最終赤字予想」をして、本日は売り気配からスタートして大きく売られています。404-405-375-375=347800(9:44)です。カタルは寄り付きから断続的に買い続けています。

実は…昨日も440円で買っていました。ここ数日、買い続けているのです。周りを見るとアイフルにしても…他の金融株も、全てJトラストの株高を暗示しています。「市場の整合性」の話です。

利食い出来るものは沢山ありますが、それも買い増しをしている最中で…これ以上、枠がないのです。貧乏人は困ったものです。もっと買いたいのですが…カタルは、もう目一杯なのです。だから、これ以上の無理は出来ません。

ユトリがあるなら、更にJトラストを買います。400円以下は、何処でも買い場だろうと思っています。何故なら、既にインドネシアは最悪期を離脱しているのだろうと考えています。此方の資料を見ると…そう感じます。

Jトラストのインドネシア向け融資残の推移

今まで、赤字の元凶だったインドネシアの貸し出しは減り続けてきましたが、これは不良債権処理の為です。残高が増えると言う事は、その作業が一巡し、回復する事を示しています。だからJトラストは今年の有望株に変わりはないでしょう。

カタルは、昨年500円台まで買っていましたが、千代化と同じように延長戦に突入したのです。でもようやく希望を感じられ、再び持ち株を増やし始めていたら、今回の赤字予想で株価が売られていますが…会社予想は、かなり控えめのように感じています。

アイフルなどの動向を見ても…サラ金業界は、ようやく復活の兆しです。後出しジャンケンをした最高裁の今井判事の為に、サラ金業界は長年、沈み続けてきましたが、ようやく日の出を迎えます。昔は高収入で高株価でした。

決算短信と共に…自分の目で確かめて下さい。最終赤字予想ですが、営業利益は黒字予想です。株式投資は「変化の激しさ」を買うものです。皆さんは間違っていますよ。 業態の「変化率」の大きな企業が…買い場になるのです。千代化などは…良い事例でしょう。

その千代化、こんな時に買わないと…、株を買えませんよ。カタルは、こう述べています。出来高が1000万株台に乗せたので、ソロソロ…株価はブレると述べました。 案の定、株価は高値より1割押しています。このフルイが再び買い場になります。本日の400円割れなど…美味しい買い場でしょう。カタルは、この寄り値で3000株、400円で2000株、合計5000株を買い直しています。

ついでに395円も買い指値を入れてありましたが、買えそうもなく…その枠でJトラストを405円まで5000株、買い向かいました。本日の高値の405円は、カタルが付けた株価です。枠が空きJトラストが400円割れなら、更に…いくらでも買います。

でも、カタルが正しい訳ではありません。カタルはいつも「間違い」を犯しています。だから自分で納得したら、行動を共にすれば良いのです。それだけの話。反対ならJトラストは空売りが出来ると思うので、空売りをすれば良いですね。自分がどう考えて、どう行動するか? それだけの話ですよ。

因みに…ケネディクスも寄り値で買い、ロコンドも高値圏ですが…買い続けています。

だからJトラを買う枠が、消えるわけです。カタルは「どん欲」です。今年は年初に「魔法の鏡」で誓ったように…自分に対し貪欲になって行動をします。カタルは、いつも「有言実行」 偽物ではなく…本物を目指します。偽物社会の日本の村論理など、糞食らえ! WBSのコメンテーターを見ると分かります。会社の看板がなくなると…みんな自然に消えます。これが村論理の日本です。

公の場で宣言をして、自ら実践をして成果を出せるなら…本物でしょう。偽物は所詮、みんな、時間と共に消えます。カタルは時間が経てば、経つほど…輝く存在になりたいと願って努力を続けます。

果たして…神様はカタルに微笑みかけるかどうか…。もう棺桶が待っている年ですからね。一般的には45歳なのです。この年で世の出なければ、もう負け組です。カタルは立派な負け組の代表格です。トホホ…。そろそろ卒業させてください。神様、お願いします。

ロコンド君、君にとって…今の相場環境はチャンスです。千代化もケネディクスも同じです。

あらら…会員向け原稿で、SUMCOの話をしようとしたら、もう大幅高しています。この株も仕手系が嫌いな方は買い場ですよ。自分好みの株を手掛けると良いですね。

昨日もメールをもらいましたが、買い増しをしたいが、どうしようか…というメールでしたが、カタルには読者の性格も力量も分かりませんから、アドバイスは出来ません。だから無理をしない程度に、やれば良いです。チャンスは今回だけでなく…これから時代が変化しますから、いくらでもあるでしょう。チャート論も、自分で何回も試せば、何れ…「鉄板」の形が見えるようになります。

昨日かな? 一昨日かな? ロコンドのチャート論や千代化のチャート論を述べています。だいたい…決まっています。経験を積めば…自然に分かるようになります。たまには例外もありますが…チャートが、「未来を語る」と思っている人が大勢います。それ程…「効率的市場仮説」は一般化しています。さて…本日はどんな相場展開になるでしょう。

事前に自分で立てた観測が市場で実現をすると…株式投資の楽しさを味わえますね。ようやく…名目経済になります。これから共にがんばりましょうね。でも無理をしては駄目ですよ。自分の力量を良く知って、行動をしましょう。それでは…また明日。



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