アーカイブ:2020年11月

11/27

今日のニュースは、何と言っても…東京ドームかな? このTOB報道は日本が大きく変化している現象の一つです。この所…M&Aの話題が増えてきました。ようやく…日本も本当の意味での…「グローバル化」が加速している様子を示しています。

このようなM&Aが活発化しないと、時代革新がスムーズに起りません。馬鹿経営者が居る為に進化が遅れます。カタルはライブドアのフジテレビの買収報道を見て…そう考えています。あの時に…もしホリエモンが表舞台に立て続けていたら…時代は、もっと早く変わったでしょう。その前のソフトバンクのテレ朝の買収も同じ背景です。

皆さんに、パイオニアの指名解雇の話を良くしています。終始雇用の幻想の話です。そうして王子製紙のTOB失敗も同列です。時代を感じ、時代に投資をするのですよ。

投資とは…何か? 

単に、目先の安値を買って高値を売る事ではありません。小手川君を見れば分かりますが…所詮は小銭のレベルで限界を迎えます。確かに10億、20億はすごい金額です。小手川君の場合200億とか…言われていました。ですが…世界基準のバフェットクラスは、全て…兆円単位の話です。ですが…彼らも優れています。

今回のコロナ禍で一番、良く分かったことが、何か…わかりますか? (ゴメン、この回答は、ロコンドの動きのせいで…またの解説にします。)

少し…待っていてください。今、ロコンドの2360円に5100株の売り物があります。今、誰かが、この売り物を買ったのでカタルも200株だけ、追随で買ってみました。所詮、小物の売り玉です。この株は現物株なので売り物は限られます。ここで…ユビキタスもそうですが…小型現物株と言うのは、上下の変動が激しくなり…人気は、あっという間に冷めます。やはり株式相場は、空売りが一般的に出来る貸借株に限られます。

だからケネディクスは良い株でした。でもこの良さを多くの人は気付きません。カタルはロコンドの下落が限定的だったため、持ち高を落としたケネディクスを、昨日は762円かな? そうして本日は、寄り値の758円で追撃買いを、再び…実施しました。

ケネディクスの月足推移

所詮、貧乏人なので…多くを買うことは出来ませんが、チャート論も一応は信じています。カタルが2013年かな? その時に手掛けてから…今回の778円は、初めての高値です。あのエリオットがケネディクスを狙った2017年の770円を抜いたのです。

カタルは、あまりチャート論を過信していませんが、やはり云った通りになりました。あの時にケネディクスは、僅か3日間で…次々に関門を抜いたので、カタルは、何か背景が存在すると述べていました。M&Aの可能性を事前観測で暗に伝えていました。長年、動きを見ていれば…誰でも気付きます。

この値動きもセオリー通りです。本番は此処からでしょう。そもそも…地所にしても、三井不動にしても…住友不動もですが…経営者のトップは、末端の「地上げ作業」を知っているのでしょうか? 

カタルは、たまたま…バブル期に上京して東京駅前を新規開拓しました。その時に、地上げ作業をしている末端のNさんの存在を知りました。そうして、ある大金持ちに出会います。

静岡の広大な敷地を郵便局に売却して、東京駅前の小さな「エンピツビル」を2つ買ったのです。エンピツビルの解説も必要かな? 敷地面積が小さく…ノッポな鉛筆の様な形をしたビルの事を言います。都心の多くのビルは、大規模開発がされましたが…一角を纏める作業は大変なのです。沢山の鉛筆ビルを纏めなくてはなりません。

様々な地権者が居り、権利関係は借地など含め…入り組んでいます。それを纏める「地上げ」作業は、お金で解決が出来ないのです。

ある赤坂の老朽化したマンションの大半は売却に応じましたが、2部屋だけが売却に応じず…その住人が死ぬのを待ったのです。そうして遺族は、直ぐに売却に応じます。気の遠くなる時間が必要でした。だからヤクザ絡みの案件も多いのです。高島屋のケースも、ずいぶん…揉めたのです。

今回の東京ドームのTOBの話を聞いて…ケネディクスの価値が光ります。この話で…もう次の展開が連想できないようでは…駄目でしょう。株屋は常に、時代の変化に敏感でないとなりません。時代の先を、読みましょう。来年は、もっとM&Aが盛んになります。

一所懸命に頑張る経営者だけが、株主から支持をされ…仕組みで生きているような奴は、市場からドンドン排除されます。そうして新陳代謝が促進され、時代の変化に合わせ、日本が変わるのです。

地検内部には、いろんな意見があるでしょうが…時代背景を考えた行動をしないと未来に禍根を残します。金融庁はリーマンショック後、長く間違った金融政策を実行していました。だから…日本の「失われた時代」が長引き、今回も「流動性の罠」からの脱出が長引きました。

市場原理は、頑張る奴を応援する世界でしょう。カタルはそう考えています。

IHIや東芝…を見ても分かります。村論理を無理に維持させようとしても、所詮は無駄です。やはり…時代の流れには逆らえません。今回の東京ドームを見て思いますが…日本は情報の管理が杜撰です。何故、話しが発表前に漏れるのでしょう。カタルには、日本人の資質劣化が悲しく感じます。

国会を見ると…そのレベルが更に分かります。今更「桜を見る会」でもあるまいし…こんな事をやっているから、米中に置いて行かれます。若者は馬鹿らしくなり、出来る奴は日本を出ます。此方の変化を感じて下さい。お金が時代変化を早めます。

逆です。日本に来て仕事をしたいと思う国にすべきでしょう。馬鹿らしい仕組みを改善せねばなりません。移民法など…入国管理の話もそう考えています。政治家が下す結論です。役人では出来ないのです。本当の仕事を…政治家らしい仕事をして欲しいものです。

昨日、ある読者から、ロコンドの「空売り」に絡むメールを頂きました。カタルは、何ら心配はしていない…でも今は、まだ先が見えないと述べました。

田中君の頑張りを見ると…間違いなく株は上がります。でも僕には、その時間を完璧に読めません。だってカタルに力がない為に、時間には関与できません。たった100万株程度の玉を買う奴が、居ない市場が、今は悲しい現実です。

日経新聞を読むと…村田製作の事が書かれていました。こんな事は、2年前から分かっています。相場を創ると言う時間感覚は、こんな時間なのです。

だからカタルは皆さんに、ラッセル組の「G君」の事例を通じて、本当の投資とは…こんな時間で進むことを実感して欲しいと願って、直ぐに株価がドンドン飛ぶタイミングではありませんが、何れ…株価の1万円は確定でしょう。今は1200円台ですが…

投資家も、経営者も、そうして政治家も…本物世界の人間が世に出る仕組みが必要です。だから末端の「地上げ」作業の話をしたのです。東京ドームとケネディクス、どっちの投資が正しい買い物でしょう。やり方次第で…ケネディクスは、超高収益会社に変貌できます。きっと世界のファンドは、このチャンスのタイミングを見逃さないと思っています。

楽しい相場になります。ようやく「流動性の罠」からの脱出が、至る所で垣間見られます。

ただ完全離脱を示す日経平均株価27270円(1991年の3月の高値)ですが…この関門は、そう簡単にクリアできないと思っています。来年でしょう。きっと…。日経新聞が、村田を書いたので…お持ちの人は、一旦は利食いも視野に行動されると良いでしょう。やはり5桁の壁は、まだ相当に高いと思っています。

ロコンドの「空売り」メールの読者にも述べましたが…昨日の相場は、かなり「総花的」に見えました。故に…間もなく相場の流れが変わる可能性があります。

今年6月から7月に感じていた感覚と、同じものを今は感じます。

つまり来年の2月は、また目に見えた形で…相場は別の方向性に動くのでしょう。「新しい胎動」が感じられるかもしれません。相場は楽しいですね。時代の先を読んで、カタルはいつも…当たらない仮説を打ち立てています。その仮説に沿って行動をしますが…、完璧に読めません。仕方がないのです。

相場なんか…こんなものでしょう。損をしなければ…それで良し、相場を楽しめる程度に自己抑制をして、相場に臨みましょう。決して無理をしてはなりません。馬鹿な行動は、カタルだけで充分です。

昨日の出来高は538万株、今、現在は317万株です。758-759-765-757(10:08)です。楽しみです。ケネディクスは、出来高の消化スピードが焦点でしょう。

それでは…また明日。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。
2020年11月
« 10月   12月 »
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  
株式投資関連の本