アーカイブ:2021年2月1日

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ゲームストップなる米国の「バカ株」の論争は、「規制」と「自由」の話です。日本の証取法は投資家保護を謳っており、投資家を守るために過剰な規制を実施します。直ぐに信用規制になるのはその為です。基本的に上の人間は自分の地位を守るために過剰な規制になります。コロナ騒動と同じ理屈です。

昔、カタルが新入社員の頃の話ですが、誠備事件が起こりました。加藤 暠(あきら)と言う黒川木徳証券の歩合セールスが作った「宮地鉄工」と言う株を巡る仕手戦です。裏付けの取れない…内容のない株を高値まで買います。

そうして…とうとう経営権を手に入れ、宮地鉄工を持っている株主は誠備の会員ばかりになります。その過程で…大量の空売りを飲み込んでおり、株券の買い戻しが出来ずに…受け渡しが困難になったのです。毎日、ストップ高が続き、それでも宮地鉄鋼株を買い戻せず、6か月の期日を超えたのです。

その受け渡し不能事件があり、その後、制度が変わりました。実に日本的です。組織を守るための制度改革なのでしょう。

今回、米国で起きているゲームストップの話も、似たような事件ですね。博打を承知で参加しているのですから…勝手にやらせて置けばいいと言う考え方もあるし…素人を巻き込んでいるから、何れ犠牲者が出るから規制をすべきだという意見もあります。

今の日本の制度は証券会社が勝手に決めます。個別株の信用取引は融資業務ですから、Aと言う証券会社では信用で株を買えるが、Bと言う証券会社では信用では株を買えないことは日常茶飯事の出来事です。

株価に対する考え方は、人それぞれで違います。

目先勝負をする人、そうではなく1年、2年の定期預金感覚で投資をする人、中には売らずに株主になる為に株を買う人も居ます。色々です。だからカタルは時間軸の考え方は人それぞれで銘柄の価値観も変わると述べています。

ネットトレーダーの一部の人は、本日株を買って、その日のうちに株を売って利食いをしようとします。このゲームストップなどは、その口の銘柄でしょう。ですが…お金持ちにとって、自分が株を買えば…株価が飛ぶことを知っている人も多くいます。株がある程度…下がる過程で買い始め、1か月程度したら、株価は反転をするタイミングがベストに見えます。その方が株数は揃うから、儲けに繋がります。

ところが…買っても、買っても下げ続け、半年もするといい加減に…嫌になって来ます。ロコンドなんか…そんな銘柄です。カタルは3000円前後から買っており、2000円台も買いましたが、未だに株価は下げ続けています。仕方がないから…時間を置くしかありません。カタルには理解できない現象だからです。市場が常に正しいと思っている市場原理主義者にとって、カタルの考え方は間違っているという「通信簿」をもらったようなものです。

様々な環境があり、必ずその会社にとって追い風ばかりではありませんからね。仕掛けた後で…737MXの運航停止になり、東邦チタンは沈み、今でもMLCCは好調ですがチタンは駄目です。だから大阪チタンと東邦チタンの株価が逆転をしました。あの当時、まさか飛行機が墜落してこんな状態になるとは思ってもいません。

昨年もそうです。コロナ感染がここまで広がるとは思っていませんからね。千代化やJトラストは、当然…沈みます。今回の脱炭素化では、車の産業も一律ではありません。エンジンが消えてモーターになります。エンジン部品を作っている会社は沈み、日本電産などの会社の株価が上がります。EVもそうです。このように…時代や政策により、市場で選別される銘柄は変わっていきます。できれば時代環境が追い風で、頑張っている企業が良いですね。

その会社の経営者の努力が2倍、3倍になって市場で評価を受けます。

米国のゲームストップはビデオゲームの会社だからそんなに大きく伸びるとは思えません。単に空売りが溜まっていたから、その空売りをしている人たちを攻撃して買い戻しを狙った相場です。所詮、一時的な株価形成で、こんなものはどうでも良い。何故、メディアが「分断」と言う社会構造に結び付けようとするのか…カタルには分かりません。もっと寛容になれば、いいように感じます。些細なことです。一部のバカがワイワイやっているだけの話です。

ですが…カタルはこのような需給バランスだけの博打も好きです。もともと博打好きです。今回はNPCを確か…1081円から買い下がっています。実は本日も785円に400株の買い物を用いましたが下値は787円まででした。金曜日は800円割れを見た後で800円を指値をしたために800円の指値が買えず、大引けの810円で400株を買いました。何れ…反発場面があるだろうと思っているためです。

社長の伊藤さんが持ち株を売ったというニュースも、ある意味で気に入っています。ですが…遊びですからね。僅かな持ち株です。最初は200株単位で買い、今度は400株単位にして、本当は本日から800株単位で下値を買おうと思っていましたが、400株にしました。ハズレ屋のカタルにとって、自分の力量把握が問題になりますからね。

東芝も買いたいのですが…金曜日は高値を買っているために、少し様子を見ています。たぶん…早晩、この3400円前後の「もみ合い」を抜けると思っています。G君の出来高が膨らんでいます。本日は珍しく…200株だけ今ほど1380円で買いました。ここから下値なら買おうと考えています。この株は先日2000円の所を売ったからです。時間はかかるでしょうが…いずれ株価は上がるでしょう。ロコンドもそうです。何れ…株価は上がると思っています。

カタルは既に名目成長率を重視する時代に変化していると考えています。

アンリツなんかを、良い事例として紹介をしました。この株はずいぶん昔に推奨をして一時的にやったのですが…直ぐに手掛けていませんでしたが、いつの間には新高値になっていました。みんな同じですからね。基本的に素質のある株を買っておけば…いつか時間の経過で誰かが、高値を買ってくれます。慌てることもありません。ノンビリやればいいだけの話です。

J・TECは昨年、DX関連を手掛けた後で推奨銘柄にして、高い所を買いました。そうして会員レポートか…誰かの返信メールか分かりませんが、出来高が40万株に膨らんだのは、おかしいと考えました。600円前後の時の話です。

その動きを見て、カタルは持ち株が消えていたために、動きを見るために1000株だけ600円で買ったと会員レポートで紹介をしています。仮に会員がそのレポートを見てカタルと同じように買っていると、偶然ですが…今回の帝人の部分的なTOBの恩恵にあずかれます。

今年初め同様の感覚で、ケネディクスや東京ドームを見て、T君の話をしています。そうしてカタルは750円まで買いましたが…下値を拾えるから、上を無理して買わずに、下値を待ってポチポチ買っています。その内、誰かが上値を買う時があるでしょう。

基本的にJ・TECもそうですが、素質のある株を下値で買っておけば…いつか報われるのでしょう。代表事例は「野村証券株」です。株価が上がらなくてもこの配当利回りなら、何れ…株価が上がる時期が来るから、買っておけばいいと思っています。

その内、機関投資家も株価が安いと思うでしょう。カタルの考え方は単純です。日経平均株価がデフレの関門の出口である27270円をクリアしたのです。株式相場が賑わっているのに…証券会社の業績が悪くなるはずがありません。ですが…野村はバカです。社長はオンラインまで売買報告書を郵送していることを知っているのでしょうか? この扱いは対面営業と同じです。

みんな…上には馬鹿がいっぱい居ます。ですが…日本はM&A時代を迎え、株式の売買手数料以上にM&Aで儲けられます。この金額は凄いですよ。野村の法人部は凄いのです。取引先の手持ち株を全部、把握しています。日本がようやく時間概念を持ち、村論理の「しがらみ」から脱出するのです。だから一気に38915円を奪回します。

これは日本人の特性です。「赤信号、みんなで渡れば怖くない」…誰かが先陣を切ると、我も、我も…と流れます。このレポートは日本人の特性を示しています。だから世界トップの産業が凋落したのです。本物の経営者が必要です。

東京製綱のような事例は、非常に珍しいですね。村社会ではあのような恥部をさらけ出すことをしません。しかし日本製鉄も変わってきたのですね。この関連企業は、みんな割安ですよ。純資産倍率が0.5倍以下の銘柄がゴロゴロしています。

良いですか…名目時代に移行するという事は、資産価格が上昇をしますから、何れ時間はかかりますが、PBR1倍以下の株は消えます。楽しい相場の幕開けなのです。ここから数年、大相場が開始されると思って良いですね。だって…31年間も実質経済下で蓄えたエネルギーが一気に解放されます。

世界で唯一、こんなバカ政策を実行して、国民を苦しめてきたのです。それが解放されたのです。楽しいですね。株式投資を良く知れば…お金なんかいくらでも儲かるでしょう。

まぁ、気長に…カタルレポートを分からなくてもいいから、毎日、読み続けてくれれば…反対の人も賛成の人も、何か…得るものがあると思います。互いに頑張りましょうね。

ルンルンルン…。

やはり1900円で買ったロコンドが少しでも高いと嬉しいですね。この所、ずっと買っては投げを繰り返しています。昨年の自動車部品株のスミダみたいです。トホホ…。



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