アーカイブ:2021年2月4日

2/4

あれほど赤字を垂れ流し…市場から批判を受けていたアマゾンの企業業績は、素晴らしい伸び率の数字でした。ただ株価は3380ドルから3312ドルへ下げました。まぁPER96倍ですから…如何に、今の株価水準が高いか…分かるというものです。

アマゾンの株価推移

今は盛んに…テスラ批判をしています。(ゲームストップは論外です。一緒にしては駄目です。)果たして時間が経過して、テスラが素晴らしい実績をアマゾンのように達成できるかどうか…。

一方、年初に掲げた会員レポート銘柄の「野村証券」も予想通り…素晴らしい成績です。こちらです。ですが株価の反応は、今のところは冴えません。たぶん…カタルは野村証券の一株利益の100円は、来期も達成できると考えています。

今期はフロックである「資産の評価替えの利益」が上乗せされていますから、基本的に数字が劣るかもしれませんが、四季報の予想数字は間違っており、配当性向が30%として、来期も30円配当は確定していると考えています。つまり…株価600円で買っても、利回り採算は5%程度に回るのでしょう。このPER5倍~6倍程度なのです。

逆に…アマゾンは96倍で、未来の利益の96年分の株価評価です。野村証券はその1/10にも値しないのでしょうか? 不思議です。同じお金なのに、やはり…どこか市場評価は間違っています。せめて野村証券の株価は960円程度になって、アマゾンの1/10程度の評価にすべきだと思います。市場関係者の「概念」は、この現象を見ても「歪んで」います。いくら「利益の質」の話をされても…間違った評価です。

カタルは、この2月…株式相場は調整過程に入るんじゃないか…と前から考えています。理由は、あまりに株価が「先買い」をしており、アマゾンもアップルも、これ以上…株価を上げろと言っても、無理だと思っているからです。おそらく…アマゾンの株価は下がらないかもしれませんが、上がることはなく…1年程度のボックス相場だろうと思っています。

それでは…何をやるか?

広がるスプレッドの様子

本日のブルームバーグに、こちらのレポートが掲載されています。このスプレッドは2016年以来の水準だそうです。カタルの人口が多いアセアンの所得購買力の話と米国への産業回帰の動きを理由に挙げています。TSMCやサムソンの回帰現象はトランプ政権の成果です。

この影響を受け、先ほど三菱UFJの500円の売り指値100万株ほどが消化されました。今、野村証券の600円には60万株ほどの売り物があります。この内、カタルの売り物が1万株入っています。売れるかどうか…。本当は買い増しなのですが、カタルは貧乏人で、あっちを買い、こっちを買い…としているうちに、担保が少ないため機動力を確保するために、僅かな利幅ですが…逃げるのです。

だって…この株を599円まで買ったのに、535円まで売られたのです。その日の寄り値の537円の所で、カタルは別口座で1万株を、「売らない株」として買っていました。その時の出来高が5600万株ほどです。基本的に金融株は、全てそうですが…リーマンショック時に自己資本比率を上げるために、大量の増資を実行しており、「需給バランス」が悪いのです。だからこういう値動きになります。故に金融機関は率先をして、自社株買いを実施しないとなりません。

数字が合うのですから…GPIFなどの機関投資家は、エレクトロンなどのウェートを下げて、金融株を組み入れるべきでしょう。ですが…日本の機関投資家はアホばかりが並んでいます。本当に株のことを知らない奴ばかりが、上に居るのです。馬鹿ですよ。カタルは現場経験があるから分かります。

あの3年ほどの法人経験は貴重でした。野村の法人マンが何故、仕事ができるのか?

これは実話です。カタルが法人研修の為に、岡三証券に一週間ほどいた時に、丸紅から決算対策の玉を獲得したある法人マンの実話です。流石、商社ですから50万株、100万株の単位の注文ですが、1週間の時間をもらったのですが、僅かな株が売れるだけ…小さな証券会社はバックヤードが、上手く機能していません。

結局、その1週間の期間中に捌けたのは、僅かな株数だけでした。そうしてその証券マンは丸紅に頭を下げて謝って…その玉を返して1時間程度すると、丸紅の担当者から野村が処分をしてくれた…との連絡を受けます。

いくら仕事が出来ると自負していても…バック体制が確りした会社と小さな会社では仕事量が違う実話です。野村は50万株のうち、数万程度、市場で消化できれば、自己売買部門がその玉を預かり、他に嵌めます。投資信託の場合は最終処理ですが、大概は他の法人がその玉を受けます。だから野村の証券マンは仕事が出来るのが当たり前なのです。

カタルなど散々…現場で苦杯を味わってきました。物量で敵いません。所詮、小さな証券会社では、大きな仕事は出来ないのです。その野村証券の営業マンも歩合生活になると…大概は食えなくなります。偉そうに仕事をした実績をアピールして、歩合セールスになりますが、所詮は、会社の力です。これが現実です。自分が仕事を出来ると思ったら大間違いです。

今のところは売れない野村証券の600円の指値です。別に慌てることはありません。ですが…読者の皆さんは下値を買っておくと良いです。必ず、野村証券は4桁相場を目指します。2013年の980円を奪回します。

これが「流動性の罠」からの完全離脱を意味する現象です。馬鹿ばかり並んだ…日本の機関投資家は、クズの寄せ集めです。本当に株のことを知っているのかどうか…怪しいと思います。

さて…本日のメインは、この「リフレ」の話です。この路線は、もう少し時間が経過すると…時間と共に次第に明らかになるでしょう。

実はカタル自身も迷っています。この路線が正しいようにも見えるし…早いようにも感じます。コロナの動向次第です。昨日、厚生労働省がコロナアプリでお詫びの会見をしていました。

何故、立憲民主党やメディアは、このことを大きく取り上げないで、菅政権のプロンプター会見の話を話題にして茶化すのでしょう。メディアの焦点の充てかたが間違っているために、日本が劣化したと思っています。イスラエルではワクチンの接種率は既に3割を大幅に上回っているのでしょう。しかし…日本ではまだ始まっていません。この違いはどこから生まれるのでしょう。まぁ、東京にも満たない900万人程度の国ですが…、行政の真剣度がまるっきり違います。日本村論理と言うのは非常に厄介です。その調整作業に手間取っています。

今回の医療逼迫でも、医療体制の問題がなかなか話題にならず、菅政権への批判です。(だからグロームHDは、成長株のラッセル組なのです。)立憲民主党は政権批判ばかりを繰り返し…メディアはその事ばかりを報道します。異常です。

他人批判を増長し…NHKは汚い言葉を使うチコちゃんを流すのです。やはりカタルの倫理観は歪んでいるのかどうか…。株式市場には、まともな解説をできる人間が居らず…その結果、正しい資金配分が出来ていません。市場の歪みは、いつの時代もありますが…自分自身が確りしてないと…そのトリックに騙されます。ゲームストップなどの事例はその端的な現象でしょう。

あっ!やはり上がってきましたね。たぶん…決算数字が良かったのです。U君の話です。本日は54円高の543円です。会員レポートで最初に書いた当初は600円台でしたかね。それからコロナ禍で200円を割れ…カタルに余裕があれば売らずに済んだのですが、ようやく…復権をするのかな? 

この現象を見ても分かりますが、如何に、「ブツブツ投資」が大切か分かりますね。僅か…1年程度の話なのですね。ロコンドのケースも、何れ必ず…良いものになると思っています。ノンビリやりましょう。本日は5連騰になります。少しずつ…毎日上げて、10連騰、20連騰を目指さないかな? 果たしてどうでしょう。まずは底入れを確定させたいのですが…まだ2週間を経過していません。でも先日の高値の2067円を奪回して、2094円まであるのはうれしい限りです。

NPCはその後、下値がなかなか買えなくなっています。本日は785円の指値が買えるかもしれないと思っていましたが、今のところは駄目です。逆にやはり東芝が伸びてきています。今3500円の壁は、たった113600株しか出ていませんね。大型株だと思ってきましたが、やはりあの自社株買いが効果を上げており、需給バランスは大幅に改善しているのでしょう。あとは…場の環境と、仕掛け人の「手腕の見せ所」の話だけです。また買い乗せをしたいのですが…野村証券の600円が売れておらず…。でも…500株だけ買うかな?

ハイ、有言実行のカタル君、今3490円で500株を更に買い乗せをしました。これで合計4500株になりました。もう500株を買って、5000株にしてみたいと思っています。野村が売れると良いのですが…どちらが良いのか迷います。そうだ…昨日ユビキタスに動きがありました。そろそろかもしれません。

このGX関連のかなでは、スカラが貸借銘柄らしく…一番強いのです。チャート面で下げていません。テクノスジャパン、ユビキタス、スカラと…カタルは「GXトリオ」と呼んでいました。この3社の出番も、何れやって来るのでしょう。株は基本的にU君のように失敗したと思っても…素質のある株を買い続ければ、いずれ、また上がります。

グロームHDはその好事例です。1500円だったか? 調べないと分かりませんが…確か、その後600円を割れますが…結局、また2000円台で利食いが出来るのです。

カタルレポートの銘柄は、必ず、復活すると考えています。ロコンドもまだ1年も経過していませんからノンビリやれば…良いのでしょう。「待てば海路の日和あり」と言います。無理をせず…ノンビリとやりましょう。それでは本日の目玉は「リフレーション」の話ですからね。専門用語の知識のない人はコピー&ペーストをしてネットで検索してください。

あれ? 先ほど買った東芝の株価は、もう3550円まで来ています。カタルはメディアの解説者のような「後出しジャンケン」はしていません。いつも事前に未来図を語っています。故に「未来かたる」なのです。未来「騙る」と言う評価をする奴もいますが…世の中の批判も甘んじて受けないとなりません。何しろ…未来図は誰も分かりません。

「やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、ほめてやらねば、人は動かじ。」また…明日。



amazon.co.jp 全品に拡大 無料配送キャンペーン実施中!詳細はこちらをクリック。
2021年2月
« 1月   3月 »
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28  
株式投資関連の本