アーカイブ:2022年4月11日

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なかなか順番の読みは難しく…迷ってばかりです。今は基本的にインフレ対応の金利高ですから…この路線の銘柄がオーソドックスな選択です。事実、「三菱UFJ」(8306)は、基本的に株価は崩れていません。金利が上がるなら…貸出利ザヤは拡大します。更に金融界は未曽有の低金利が長く続いていますから、人件費を始め…店舗コストも削減しており、僅かな収益の改善で、爆利益が期待できます。

問題は目先のロシア絡みの債権処理とコロナ禍で増えた飲食・旅行などの損失処理です。でも前者は限定的で、後者は政府保証が大半ですから…大きなマイナスはないのでしょう。カタルは金融株が、相当…「大きなスケールの相場」がやって来ると思っています。たぶん、バブルが始まった時のイメージを抱いています。

あの時は、よく分からずに金融株を買ったのですが、今は良く…その背景が理解できます。基本的に、日本は長い「失われた時代」から脱却しますから…相当な期間の長期の上昇波動なのでしょう。10年以上は相場が続くのでしょう。だからノンビリ配当を貰いながら…楽しむと良いのでしょう。「野村証券」(8604)の「雪だるま投資」は正解だと思っています。

底を付けた「マザーズ株」の爆発高は、FRBの方針で消えましたが、相場は枯れていますからそんなに心配はしていません。 QTの影響は避けられませんが、大きく下がる段階ではありません。基本的に底値を固めて…新しい株価位置の模索でしょう。

本日は「配当落ち」の整理を強いられた…「お船」が上がっています。同時に「日本製鉄」(5401)も高いですね。ようやく…配当落ちの整理が終わったのでしょう。このまま一気に上がるかどうか…は、よく分かりません。

カタルは、この落ちの売り物を種玉として、4月から「爆上げ相場」と言うシナリオを描いていましたが、目先は外れたので、過大なポジションを落としました。200万の保険料を払ったばかりです。しかし…このまま上がると…いつもの如く、保険料の「掛け捨て」になります。ですが…上がって欲しいものです。市場に、何か…華がないと面白くありません。やる人が居るかどうかは…様子を観ないと分かりません。でも収益は落ちません。

早まったQTを観て、マザーズ株の評価を下げましたが、そんなに懸念はしていません。しかし本日はBASEを15000株…外しました。過大なポジションを落ちしました。でもそんなに売り物があるとは思えません。下値は買い場なのでしょう。ただ…ショックでした。

折角、これからと言うのに…FRBも余計な発言をするものです。今日は寄り値でソフトバンクも外しました。相場観を修正した為ですが…これが正解か、どうか…は定かではありません。まぁノンビリやりましょう。でもBASEと言う株を、初めて…手がけましたが、人気があり面白い株ですね。カタル向きです。

米国は調整波動と言うのは分かりますが…日本の日銀様は、無制限の買い入れですからね。まるっきり違うから…やはり先日、先物から仕掛けた連中の狙いも、正しいような気がしています。この週末の解説に「株主還元率」の話で、「ニコン」(7731)を紹介したので1000株だけ買ってみました。寄り値は1372円でした。通常、市場から10%もの株を買うのはなかなか大変です。普通は5%程度でも株価に影響を与えるものです。だからソフトバンクなのですが…果たして、どうなのでしょう。

この所、どの銘柄もそうですが…逆日歩が付いている株が多いですね。基本的に「空売り」をしている株は、みんな「逆日歩」銘柄です。この辺りがどう影響をするのでしょう。

米国は調整色を強めますが…日本は基本的に2018年当時より4年も経過しており、あの時より内部留保は、更に積み上がっています。

そうして…一番は、経営者の考え方が、この4年ほどで大きく変化をしています。「東芝」(6502)を観れば…誰もが考えます。岸田さんは内部留保を配当や自社株買いに回さずに…従業員に分配しろと言う論理ですが、自分が経営者になるなら、そんなことはしません。

あれれ…僅かな利幅で、利食いをした「ソフトバンク」(9984)は上がって来ました。株と言うのは、なかなか分からないものです。下がると思ったら上がり、上がると思ったら下がり…これじゃ利益を出すのは大変です。特に時間軸を正確に見極めることを課題にしているカタルにとって、本当に最近は「シッチャカ・メッチャカ」です。これは支離滅裂と言う意味かな? まぁ、良いか…。こんな時もあるでしょう。

カタルが普段から「力量」、「力量」と述べているのは、分不相応なポジションは、精神が不安定になり…正確な判断が出来ずに、相場を観て、感情が先走ります。そうすると「墓穴」を掘ります。だから無理をしない投資を推奨しています。株なんか…下がれば買って、上がれば売れば良いのです。基本的には倒産しない限り、この投資方法で儲かります。

ソフトバンクは、まもなくプラスです。やはり…自社株買い効果は大きいですね。基本的にマザーズ株は、全ての株価が底打ちをしました。その順番だけの話です。確かに米国のQTの影響は 避けられません 。しかしこの政策は劇薬で、「オーバーキル」になりますから…早ければ秋にも…「方針転換」が囁かれるはずです。インフレ率と言うのは、変化率の話なのです。

前年比のインフレ率(CPI)の推移

何故、GSは、「今がインフレのピーク」と言うレポートを出したか? その理由を、これから説明します。まだ書くスペースはありますね。メディアが伝えているのは…誇張した「前年比」の数字です。だから先月は7.9%増で、40年ぶりとか述べています。しかし前年ですから、1年経過すると、基準になるステージが高くなります。

前月比のCPI推移

だから今は、「先月比」を観る必要があります。基本的にインフレは昨年の春ごろから始まり…秋に加速しました。だから今秋になると…インフレがかなり落ち着いている可能性があります。

11月の中間選挙には、間に合いませんが…FRBの馬鹿は乱暴な政策を採用しようとしています。950億ドルの削減は、かなりの量で1年間も続けるものではないでしょう。だから金利は3%の壁を破るか…どうかは疑わしいから、カタルはチャート上の壁を述べています。

CPI上昇の内訳

データと言うのは、自分で精査しないと駄目です。CPI上昇の主な要因はエネルギーです。今は原油価格も落ち着いています。基本的に、もう少し…様子を観ないと分かりません。秋にはマザーズ株を始め、どの株も「爆上げ相場」に移行する可能性があるのです。

このようなデータのマジックを、確り…自分で理解してないとメディアの報道に踊らされて…負け組に転落しますね。だから自分でデータ元に行き…その「データを確かめろ」と述べています。前年比のCPIと、その内容と前月比のCPIのデータを掲げて置き…そのサイトを紹介しておきます。

高値を買ったと諦めていたソフトバンクの5710円が売れてきました。僅かな儲けですが…相場観を修正していますから…買値を改めて考えます。同時にBASEの買いも下値に入れましたが、この指値は厳しいようです。やはり420円台は買い場かな? 

本来は440円台と思っていたのですが…ステージを少し下げました。たぶん最近付けた安値(BASEは348円かな?)を下回ることはありません。つまり…マザーズ株も下値が確定したのです。下値が分かれば…恐いものはありません。問題はスピードの選択です。どの列車が一番早いか? この速度計算です。

本日はCPIの話しを捕捉しました。FRBは焦っているのでしょう。だからオーバーキルの可能性がありますが…秋にもCPIは落ち着く…可能性がありますから、一気に方針転換をするかもしれません。2019年は下がる株価を観て方針を変えたようです。だから11月の中間選挙の時は、また転換する可能性もあります。あのGSの「今がインフレのピーク」と言う解説も、あながち的外れとは言えないのです。もう一度、それを紹介しておきましょう。

Crude Oilの価格推移

カタルは、インフレは前年比なので…秋になると「高いステージが基準」になると述べました。原油価格で説明をすると分かりやすいかな? こんなイメージです。ただし…ここから更に原油価格が200ドルになるなら…話は別ですよ。でもこの程度で横ばいなら…この変動を克服します。インフレと言うのは、「悪」ではありません。

確り対応すれば…問題はないのです。今の日本は、偏った「富の配分」になっており、動かないお金が問題なのです。個人の現預金残高は1092兆円ですよ。だから証券マンは顧客の所に行って、「配当利回り投資」を中心に、セールスをするなら…時間はかかりますが、顧客にも証券会社にも…良い商売になります。証券マンの皆さんは頑張ってください。

これは理屈が確りしており…説明できますから「億単位」の資金導入が可能です。大きな商売をしましょう。場合によれば…銀行と組んで、銀行から低利で借金をさせて…億単位の投資を促しても良いですね。だって1%程度の貸出金利ですから、充分に理屈は合いますから、銀行の支店長と組んで、大きな商売が出来ます。お互いにウィンウぃンです。

それでは本日は、この辺で…また明日。ケセラセラ…世の中はどうにかなります。



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