アーカイブ:2022年4月13日

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米国CPIが発表され、一時NY市場は高かったのですが、やはり今の「市場センチメンタル」に押されて…マイナス展開だったようです。「仕方がない」とも言えます。理由は此方です。これはバンカメの市場調査の結果だと言います。

市場心理の推移

ある程度は、年初から物価高に対するFRBの行動を市場は消化してきましたが、驚いたのはそのスピードです。そうして…カタルがもっとも気にしている「オーバーキル」の話です。もともと…イエレンからパウエルはハト派でした。労働問題の専門家と言われ…「失業率」を気にしていました。でも「一過性の物価高」を強調するあまり…物価に対する対応が遅れました。カタルはテーパリングの採用を観て、ようやく市場マインドにFRBも追いついたから…株価は上がると楽観していました。

ところが…この展開です。今では「FRBの豹変」と言う言葉が、ピッタリ来るように思います。そもそも…金融政策は、必ず、市場に効くとは限りませんし、時間軸は読みにくいものです。理由は相手が「人間の心理」だからです。基本的にインフレと言うのは心理の話です。

日本の場合は、歴代のアホが揃っていたから…だれも「日銀」様を信じなくなりました。その結果が「清貧思想」の蔓延です。企業の内部留保の484兆円、そうして個人の現預金残の1092兆円です。本来ならインフレになると思うなら…資産投資が盛んになりますが…誰も大きく動きません。

だからカタルの知り合いは、地方で不動産投資を「なりあい」にしていますが。サラリーマンだったのですが…今では楽に食べられる資産投資が実現しています。だって地方は10%以上に回り、金利は1%台でしょう。この鞘を…10年間、抜くなら…かなりの金額になります。賢い戦略です。

でもようやく…「株屋の時代」がやって来たと思っています。それが「デンソー」(6902)であり「日本製鉄」(5401)であり今回の「ニコン」(7731)です。そうして「キャノン」(7751)は上場企業で一番早い表明だろうと思いますが、国内回帰を謳っています。続々…と名目論理が広がっています。

ところが…傀儡政権の「新しい資本主義」ですからね。未だに、こんな報道が出てきます。でも「原発発言」は、褒められます。ロシア産の石炭を減らすと電力問題が浮上します。夏に間に合いませんよ。早く行動をしないと…直ぐに原発は稼働できません。もう官僚主導の政策は、兎に角、後手に回り…遅いのです。ホンダの設備投資計画の遅延は官僚の責任です。この意味を分かる人は、凄い能力です。

昨日のWBSを観ており、直ぐにカタルは、トヨタとホンダの表現の違いから、メディアのトヨタへの「忖度ぶり」が分かりました。メディアの資質は…劣化していますね。まぁメディアだけに限りませんが、すべての産業で、日本の地盤沈下は明らかです。これでは世界競争に勝てません。やはり名目成長時代の選択が正しいのです。

最近、銀行に行き驚くのは…ATMの前には警察官が常駐しています。毎日、観ます。たぶん…振り込め詐欺を警戒しているのでしょう。NHKでも毎日、報道をしていますが、なかなか減らないようです。カタルも、何度か…この種の電話を取っています。皆さんも…気を付けましょう。

何故、このような犯罪が消えないのか?

政治家は真剣に、その理由を考えないとなりません。ある意味で、失われた時代が作った犯罪です。この因果関係の構図が、頭に描けない人は…カタルが相場観を述べてもその意味の理解が進まない人でしょう。

米国OPI前月比推移

カタルは馬鹿ですが…それでも毎日、原稿を書き続けて20年以上経過するとメディアの粗も良く見えるようになりました。最近は経済データの分析も、なかなかのレベルだと思います。先ずは…此方の報道を観ましょう。そうして、こちらを合わせて読み…データを分析します。でもまだ駄目ですね。理由は月次の数字は、依然大きく…物価高を示しており食品価格も最近は上がっています。少し…説明が必要かな?

米国CPIの前月比の推移

データを観る場合、本当は中身が重要です。数字ではなく…。コアCPIの鈍化は、年内の相場の立ち上がりを示すものです。何故なら、この一番の寄与率は、中古車市場の価格でした。つまり…パウエルが述べていた「一過性の物価高」の話はある意味で、「的を得ていた」のです。半導体不足は、依然、言われていますが…米国の中古車市場価格を観る限り、ピークアウトしています。つまり物価高要因は、既に別の視点に移動しています。

カタルが何故、オーバーキルを疑っているか?

この辺りは、まだ経過を観ないと…判断が付きません。最低、秋までは駄目でしょう。カタルの今のメインシナリオは、11月の中間選挙の時には、株価を気にして…政策転換をすると思っています。つまり…まもなく10年債の金利はピークアウトしたか…あと僅かでピークアウトします。やはり…簡単に3%台の壁をクリアできないでしょう。

ですが…問題はアジア圏です。カタルは「二段構えの戦略」を述べています。今のインフレ懸念は「予兆」なんじゃ…ないか?…と疑っています。 本物は「アジア圏の躍進」から、やって来ると思っています。つまり次の循環です。この話をすると長くなるし、今は必要ないから止めますが…だから日経平均株価は10万円なのです。

大丈夫ですよ。カタルレポートを丹念に読んでいただければ…ダメな時期もありますが…必ず、ある程度の生活は保障されたようなものでしょう。ただカタルは早く卒業をしたいと考えています。人間本来の生きざまは、お金だけではありませんからね。お金は必要ですが…分相応が一番でしょう。

消費者物価のことを書きましたね。こんな話より、皆さんは株価でしょう。実は失意に沈んでいますが…カタルの場合は、立ち直りも早いのです。相場観を修正すれば…今度は新しい路線に向かうだけの話です。

昨日の奇妙な…と言うか、面白い動きを一例だけ紹介しましょうか…。

実は海運株の下げと「エーザイ」(4523)の下げはある共通点があります。たぶん…付和雷同組の「最後の投げ」の可能性が高いのです。カタルは川船を売ったのですが…昨日は200株だけ、日本郵船と共に後場寄りに買いました。そうして川船は、僅かな利幅で昨日利食いをして…日本郵船は利食いをできませんでしたが、本日、8800円で売れました。この意味を考えています。日本郵船の200日線は8456円なのですね。故に本日はこのラインに200株の買いを朝から用いていました。

でも…ダメだったのですが、海運株は、まもなく…僕らが注目して、初めて…200日線ラインに来るのです。これは初めての現象です。そうして…昨日は商船三井が人気「NO1」だったのです。ソフトバンクの34204回を抜き、41919回ですね。下げ人気ですけれど…この「TICK回数」は強弱感の対立も表現しています。上げの場合も、下げの場合も同じ効果です。面白いですね。

今、少し待っていてください。何故か…「野村証券」株(8604)が大きく下げてきました。発表はないようですが…おかしいですね。それじゃ…訳が分かりませんが、5000株だけ492円で買いに行きます。ハイ、約定出来ました。

何故? 下げているのでしょう。まぁ、金融株が安いのですが「三菱UFJ」(8306)も買い場のラインでしょう。野村は3本でパラパラ買ったようです。こういう下げの場合…は、大概は儲かるものです。

まだ分かりませんが…船は「底入れ」をする可能性もあります。論理的には「最後のフィナーレ」があっても良いように思っています。でもいつも述べていますが「危ない選択」です。マザーズ関連は、少しでしょうが…戻ると思っています。ただ高値を更新して…「賑わう確率」はかなり減っています。たぶんボックス圏の推移でしょう。

儲けるためには、危ない時に買って(昨日の船のような相場)僅かな利幅で逃げるしかないかな? そう考えています。本日買った野村証券の492円もそうです。僅かな利幅でしょう。対面営業の証券マンは手数料が出ませんし…もっと王道路線を選択することでしょう。

今回、掲げるレポート銘柄とか…。PER10倍以下で…増益で利回りに合う株です。今、カタルも買いを入れていますが、まだ買えていません。今週、書く予定の会員レポート株です。

基本的に、あまり面白くない投資ですから…どうでも良いのですが、今はこの選択肢しか…仕方ありません。ホラ…野村証券は493円台になって来ました。1円で5000株ですから2円なら1万円です。最近は、この手の売り物が多いですね。昨日の船やエーザイもそうでした。何故なのかな?

きっと、どこかのファンドが新年度に入り、「ポジションの調整」をしているのでしょう。しかしこの人達は、あまり賢い選択とは言えませんね。まぁ、他人は他人です。それぞれ…色んな事情を抱えているのでしょう。

大幅にポジションを削減したので、気軽に相場を楽しめます。所詮、大きく儲かるとは思っていませんが、楽しみの観点で…しばらくは相場を観るしかないかな? まぁ、その内…変わる筈です。

肝心な事は、諦めずに…「しぶとく」立ち回りましょう。そうして…年内一杯は、無理をしない投資です。こんな時に何か出てくるものですが…それはとっても買い辛い選択なのでしょう。本日は「INPEX」(1605)も高いようです。

僅かな利幅なら…様々な選択肢があります。ハイ、野村証券は494円台です。いくらで利食いをしようかな? 相場なんか…儲ける観点の度合いを下げて、楽しむ観点の度合いをあげれば…様々なバリエーションがあるのでしょう。必ず、皆さんも大きく儲けられる銘柄を選択します。それまで…ノンビリ構えましょうね。また明日。

昨日は泣いていましたが、今も僅か…3692円の日本郵船の儲けが、気持ちを和ませています。人間と言うのは面白いですね。500万も飛ばしたのに…3692円の儲けですよ。昨日の川船は僅か…809円の儲けだったのです。なんと…税金の還付が100万円近いのです。だから…500万はやられましたね。もっと早く気付いていれば…この損失は軽減されていたはずです。ごめんなさい。今回の500万の損失は気付きの話です。このレポートを年初に読んでいれば…変わっていた可能性があります。

でも時間軸だけの話です。皆さんは、時間を掛けましょう。大丈夫です。

特にBASEは、記念に600円~買った高値のものを5000株残しました。この平均買値は558.5円です。カタルは、この買値でも儲かる場面が来ると思っています。しかし短期投資を主眼しており…毎日レポートを書く題材の運用だから…敢えて…時間に挑んでいるだけの話です。

その点を考慮して…読者の人は読まねばなりませんよ。世の中は、様々な選択肢が存在しており、どれを選択するのかは…自分が決める話です。その行動の結果は、儲けも…損も…自分の決断なのです。

ところが…日本人の多くは、その責任を他人に転嫁します。これは人間の本質だから仕方ありません。カタルだって、岸田政権を馬鹿呼ばわりしています。しかし決まっている条件だから、批判しても所詮は、詮無き話です。でも原発は良かったですね。早く行動をすることです。この進展度合いをみていれば…彼の実力が分かります。

菅さんは、直ぐに「率先垂範」で決めて携帯料金を引き下げました。これは村社会の日本においては…快挙です。75歳以上の医療費もそうです。政策と言うのは、そういう事を言います。もう日本には、残された時間はなく…日銀の買った国債を、取り敢えず…「永久国債」に変えなくてはなりません。早く政策を実行しないと…ダメです。

仕事が出来るトップが、欲しいものです。それでは…また明日。

さて…少し欲張って…野村の売値は496円で5000株の売り指値をしてみましょう。本当は後場から500円台で売れると思っていますが、まぁ良いか…。この496円は11500株の売り物です。ここにカタルの5000株を出すと…アレレ? もう496円です。ここは「スケベ心」を出して…497円にしましょう。ハイ、注文を出しました。

果たして497円が売れて、後場から500円台を付けるかどうか…カタルは500円台に乗ると思っていますが…ケセラセラです。相場を楽しみましょうね。



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