アーカイブ:2022年4月14日

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昨日は米国の「CPIのイベント」通過から大幅反発(噂で売って現実で買い)をして、カタルの従来のシナリオが正しいと言う…相場付でしたが、先週後半から、カタルは「QTのトラウマ」のために相場観を既に修正して動いていましたから、僅かな時間軸の違いを、またしても…外したイメージです。

言い訳になりますが…今の時代の選択肢は、様々なバリュエーションが存在し、どのシナリオが、現実化するのか、全く分かりません。その時間軸の伸び縮みの予測は、困難を極めます。完璧に読むのは…諦めるべきか?どうか…。

商船三井(9104)の日足推移

2日間連続のトップ人気の「商船三井」(9104)を観て…4月「爆上げ説」の時間軸がズレた可能性も考えています。12日の下げは、最後の「駄目押し」の可能性もあります。あの日は「外人投資家の投げ」と言う説もありましたからね。

基本的に…買う為に株価を下げるのは相場が始まる間際の「常套手段」なのです。その方が株式を集めやすいからです。しかし船はチャートが下値を割っていますから、この選択肢は「非常に危険な」選択です。故に、チャートの節目を突破してからの…参加の方が無難なのでしょう。しかも…もともと「賞味期限の問題」がある業種です。

完璧に相場を説明しようとすると膨大な量になるし…選択肢が沢山ありますからなかなか絞れません。基本は時間の経過を待って…条件が整うしかないのでしょう。

この意味の解説を少しするなら…例えば資源関連です。「IMPEX」(1605)などの銘柄ですが…仮にロシアとウクライナが停戦に到るなら、この選択肢は勢いが削がれます。簡単に環境が変わるでしょう。

本日のWSJでは、5月のFOMCの開催で…実際のQTは6月から…と言う説なら、マザーズ関連の戻りの時間軸が延びます。当初、カタルは7月と考えていましたが…ラエル・ブレイナード理事発言で、この予定を5月に早めた経過があります。逆に「仕掛け筋」が関与するなら、「BASE」(4477)などは面白い存在なのです。

人気は衰えず…「強弱感が対立」しています。そうして時間軸の関係で、早ければ…11月頃にも本格的な上昇期に移行できる可能性がありますから、大きな資金を動かして、仮に延長戦になっても、可能性があるからです。しかも…もう底値は叩いたでしょう。余程の馬鹿な展開にならない限り…株価は1/10の水準ですからね。それ程…株価位置は重要です。

要するに「マザーズ関連」は相場が枯れています。「ユビキタス」(3858)のこの株価水準は2010年以前のものです。分かりますか? 今のマザーズの落胆ぶりと言うか…。株価位置が…。だから自社株買い効果の「ソフトバンク」(9984)の選択になったのです。選択した時点で、カタルは本来、最初は外部環境から見て諦めたのです。一度は「見送る」と述べましたが…この選択肢しかなかったのですね。ベストの選択ではなく、仕方なくの選んだ選択です。

常にノルマに追われる証券マンにとって、休むことは許されません。

常に全力で走り続けて…尚且つ、余程の運が味方しないと成功できない世界なのです。そんなに甘くないのです。常に自分自身を「追い込まない」と駄目なのです。それも…最大限の過酷な試練です。そのノルマを達成して…尚且つ、「運」と言う時代の要請がないと世の中では成功できません。だから本物の世界は大変です。

カタルのこの「2週間の狼狽」ぶりを見れば分かりますね。僅かな時間の違いなのですよ。その選択の仕方で500万の違いです。1800万の元本の500万だから大きいでしょう。そこまで…自分自身を追い込んで…「完璧さ」に挑んでいますが…やはり難しい。

あと僅かな距離だとは思うのですが…本当は休みたいのですが、それじゃプロの領域ではありません。プロは常に、「完璧さ」が求められます。

本日の選択肢は、TICK回数が2日間連続でトップになった「商船三井」(9104)を500株だけ寄り値で買いました。2930円の買いでした。そうして「ニコン」(7731)を追加で…寄り付きの1376円で1000株だけ買いました。昨日の野村証券は492円で買って497円で指値をしましたが、後場寄りの497.5円だったかな? 少し指値より高く売れました。

この相場観を修正して、「僅かな利幅」で売り買いをする実験を開始しています。絶対に対面取引では出来ないネット証券ならではの実験を…相場観を修正したので、短期投資も実行に移しています。ただ本日買った商船三井とニコンは、少し意味が違います。商船三井は4月の「爆上げ相場の幻想」の時間軸のズレを考えています。

そうしてニコンは、此方の報道です。この報道を観て…何か、連想をしませんか?

皆さんに分かるかどうか…。カタルは、既に日本経済は「時間ですよ」…と何度も述べています。そうして、その事例を、いくつか掲げています。デンソーを何度も引き合いに出しました。そうして「ROE経営」が始まった事例として、皆さんに伝えています。日本製鉄も同じです。そうして…ニコンも同じなのです。100%以上の株主還元策と設備投資と言うかM&Aと言うか…。積極的にお金が動く時間がやって来たと述べています。

だから岸田さんが何と言おうが…この時代の流れは止まらないと述べて日経平均株価は10万円説を述べています。故に「野村証券」(8604)なのです。この基本構想は、揺るぎません。時間軸の話はありますが、どんどん…新しい時代対応の選択をする企業が増えています。お金は、使ってなんぼです。貯めるものではありません。

やはり…商船三井の選択肢が残っているようにも見えます。今、株価は3000円台に入って来ました。今から、やると…必ず、「空売り」が、「ガチャ・ガチャ」入って来ます。カタルは川船を当初の2000株まで減らしました。そうして、それでも…十分効果があると述べています。本当は一時、5000株まで増やしたのですが、時間軸が外れ…仕方なく保険金を払いました。でも…やはり始まった可能性もあります。

だって…TICK回数が2日間連続でトップですよ。何故、商船三井だけが株式分割をしたのでしょう。商船三井は船の中でも積極的な会社です。あり得ます。株価が回復すると…俄然、強さを発揮するカタルです。しかし「買いしか」選択しない為…手段が限られます。3085円を抜けると、この話のシナリオも「現実味」が出てきますね。要するに…いつも市場を観察してないと…分からないのです。カタルはいつも事前に未来図を示しています。当然、外れもあります。

冒頭に述べたように、今は兎に角…色んなバリュエーションが存在して、どれを選択しても可能性はあります。インフレ対応株は時間軸が限られますが、危ないから面白いとも言えます。当然、「一過性の運賃」と言う「先入観」がありますから…株価が上がるとガチャガチャ売りが入ります。

でも同時に…「低PERの謎」は。未解決なのです。可能性としては…PER5倍ラインの川船で3万円まであります。そこを目標にするなら、早くから仕掛ける必要性があります。時間が残されてないからです。だから4月の配当落ちの売り物を買切るファンドが居てもおかしくないのです。場合によれば…TOBをしても合いますからね。これが4月から始まる船相場のシナリオでした。

一方、マザーズも枯れており…「仕掛け人」が居るなら…相場に出来ます。そうして時間軸の経過で外部環境は変わります。目先は駄目でも、時間軸を延ばせば、株価位置が低いだけに大丈夫でしょう。だから船とマザーズ株の選択になりましたが…QTのトラウマがカタルにはあります。

あの2018年の屈辱が、鮮明によみがえるのです。あの年は特別で…儲け過ぎで300万の現金を引き上げて、そのおかげで…家族でハワイに行きました。子供たち夫婦と1週間だったかな? ハワイの時間軸は日本にピッタリです。金持ちがハワイに住む理由が分かります。ダヴィンチの金子さんはハワイに永住する予定だったのですが…急遽、「グローム」(8938)に関わることになりました。

このグロームも、きっと…良い会社になるでしょう。でも時間が掛かる話です。こんな与太話をしている場合ではありませんね。

やはり「東電」(9501)もチャンスがあるようですね。カタルは仮想通貨のビットコインと同じで…倒産企業の東電が、目先は上がると思っても…手掛けません。しかしこの選択肢も環境から見れば、チャンスです。ただ儲かれば良いと言う…のが、カタルの信条ではありません。やはり「拘り」のある人間です。「武士は食わねど…高楊枝」の口です。困った…性格です。この為に、どれだけ…苦労をしているか。

此方の報道がありますが…今の岸田さんの課題は、この刈羽原発の再稼働です。これはハードルが低い目標です。もっと難しいのが…日銀が買った国債を「永久国債」に変える課題です。この二つを達成してから、「新しい資本主義」をすれば良いのです。

日経新聞は、嘘つき新聞で…だまされては駄目です。円安は良いことです。問題はスピードですが…この程度でガタガタ…いうメディアは歴史を知っているのかどうか? 馬鹿な編集員は外部の優秀な奴と席を代わるべきです。

昔は360円、それがプラザ合意で170円台になった後に…100円を割れたのです。今の日本の実力は、至る所で人間の劣化が進み…もう世界競争に負けています。だから170円前後のものでしょう。だからデンソーが正しく、ニコンが正しいのです。加えていうなら日本「国内回帰」を打ち出したキャノンが正しいのです。

昨日のWBSでダイソーの報道をしていましたね。そうして…円安に振れていましたがダイソーの三本さんかな? 名前は分かりませんが、テレビに出ていた担当者は、円安が進めば…国内調達をすると述べていました。これですよ。 小麦粉から米粉の流れです。 何故、この事に「スポット」を当てた報道をしないのか? もうメディアの劣化は明らかです。

良いですが、失われた時代で「グローバル化」対応するために、様々な業種の企業が生産基地を20年も掛けて、中国に移転させたのです。縫製は大変でした。この動きが逆転する現象です。そうして九州地区のようにTSMCやソニーが新工場を立ち上げます。人員が足りるかどうか…が、既に問題になっています。争奪戦になりますから、人件費も上昇します。要するに時間軸を延ばすと…日本にお金が落ちるのです。ガチャガチャ…日本中が賑わいます。だから野村株は上がり…日経平均株価は10万円です。

黒田さんは正しいのですよ。カタルなら、もっと速いスピードで政策を実行しますが、村社会で「画一化」だから…末端の最後尾に、政策の速度を合わしているのでしょう。メディアの主張とカタルの主張のどちらが正しいか? 市場を観ていれば…分かります。

PER10倍以下で、配当利回りに合う企業は、ゴロゴロしています。何れ発表しますが、昨日は指値の536円が買えず、大引けの539円で買って、本日546円で売ったS君も、その一つです。明日、書く予定の会員レポートで紹介をします。こんな選択肢は…沢山あります。負けない投資です。ですが…「大儲け」は期待できませんから、面白くはありません。実利を取るか…楽しみを取るか?

本日は高額配当の船と日本製鉄も高いですね。両社とも…配当落ち後の整理を完了した銘柄です。「華やかな選択肢」が存在するのかどうか…。これは「株主還元」相場です。

TICK回数トップは、なかなか現実化しませんからね。トップになるという事は、強弱感が対立していると言う意味でもあります。カタル自身、迷っておりサッパリポンです。何しろ、岸田ですからね。追い風ではありません。しかしニコンの報道を観れば…分かりますが、確実に、時代は新しい対応を始めています。

難しい選択でしょう。時間を問わねば、簡単ですが…だんだんカタルレポートは難解でしょうか? 今回の500万を捨てたのは、敢えて時間軸のチャレンジした結果です。しかしこのような実践を通じてしか…本物への道は、辿り着けないと思っています。所詮、学者先生やメディアは「烏合の衆」で…偽物です。本物の道は、やはり厳しく…険しいのでしょう。

それでは…また、明日。



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