アーカイブ:2022年4月18日

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ただいま…。昨日はお休みを頂き、本日、先ほど家に帰って来ました。約10年ぶりかなぁ~。大好きな…京都に2泊3日で行ってきました。うちのおばあちゃんは「痴ほう症」ですから、事前の予定が組めません。彼女が機嫌よく、行動してくれるかどうか…その時にならないと、分からないのです。故に、彼女が出かけるのを確認してから、ホテルの手配や食事の手配をします。しかし…有名な食事処は、なかなか予約がとれませんからね。

でも今回は非常にラッキーでした。偶然が重なり京都の「萬亀楼」で夕食を取ることが出来ました。久しぶりに…「おもてなし」と言う言葉を、堪能してきた次第です。京都でも指折りの老舗です。300年も続く店を維持できるだけ…凄いものですね。

兎に角…京都の素晴らしさを味わえる店だと感じました。初めて行ったのですが…以後、カタルは季節を変えて…可能な限り京都に行ったら、「萬亀楼」で食事を楽しみたいと思ったのです。本当に久しぶりに「楽しい時間」を堪能しました。皆さんも京都に行かれる方は、是非、カタルが堪能した時間を…萬亀楼で共有してください。

株式相場もそうですが…同じ景色を観ても、人ぞれぞれ…感じ方は違います。でも相場には今の見どころがあります。京都の良さは「心づかい」かな?…と思いますね。カタルはレポートで、なるべく…皆さんに今の時代の流れのポイントを提供しているつもりです。

何故、官僚の傀儡政権が駄目なのか? 

折角、マイナンバーカードに、健康保険も運転免許所も一緒にして合理化を図ろうとしているのに…本日の日経新聞の2面に報じられている「誰が決めているのか?」が報道され…問題が提起されています。これで野党の政治家は、直ぐに国会質問をするかどうか…ですね。

カタルは担当課長名を公表すべきだと思います。デジテル庁なのか、厚生労働省なのか? こんな利用者目線のない…馬鹿野郎が日本を駄目にしているのです。縦割り行政の弊害でしょう。本当は無料にすべきですが、どうしてもお金が必要なら、カタルなら…マイナンバーカードの利用者に負担を求めるのではなく、1年後の猶予期間を設け…それでも移行しない人たちに、ペナルティーとしてその料金を加算すべきです。発想が逆でしょう。

これを問題化して改善せねばなりません。日経新聞は紙面にするだけ…まだ見込みはあります。パチパチパチ…。ただこれだけで終わらずに…経過を取り上げねばなりません。小さな積み重ねですが、少しでも…徐々に改善すべきです。既存の健康保険証を廃止しましょう。全ての仕組みをマイナンバーカードに…統一しましょう。

早く改善をしないと時間がないのです。今の円安を、日銀の責任と転嫁する報道が目立ちますが…日本人自体が劣化していると言う報道はありません。今の若者を教育するのは大変なのでしょう。こういう微妙な空気を、理解しない奴は、大きなミスを犯します。官僚の資質劣化です。困った問題です。上司の資質もイマイチだから…当たり前の話ですが、部下も育ちません。失われた時代の弊害は、いろんな所で表面しています。

キャノン(7751)の日足推移

日経平均株価は一時、500円ほど安かったようですが…今は350円安の26741円です。ただ最近の「キャノン」(7751)を観ていると…カメラの回復やコピー機などの回復もあるのでしょうが…やはり「国内回帰」を宣言している…トップの意向が、株価を支えているのでしょう。此方です。

株と言うのは、やはり「論理的な部分」が、株価を支えています。何も株価が強いのは偶然ではなく…必ず、株が上がる背景が存在します。

例えば、先日、カタルはS君を536円で買おうとしましたが駄目で…539円で2000株を買って、直ぐに546円で利食いをして…僅か11070円ですが儲けました。そうして、今回の会員レポートで、この銘柄を紹介しました。でも面白いことに…本日は安く始まりました。544-545-534-541=3710900(14:47)です。

カタルは一度、手掛け…馴染みが出来ました。その背景も勉強したので、良い銘柄だと思っていますから、本日は545円で3000株、540円で3000株、そうして535円で残り4000株を指値したら…全部買えました。結構、大型株のイメージが強いですが「値動き」は軽そうです。

このS君と本日の船は、同じ感覚の銘柄です。このヒントだけで皆さんに分かるかな?  前期の一株利益が28円ですが、今期の四季報予想は88円になっています。

S君の四季報予想

ホンマかいな? 株価はPER10倍以下で、今の株価は542円ですから僅かPERは6.21倍ですね。何故なのでしょう。四季報予想では配当利回りは4.43%ですよ。やはり違和感を抱く程、株価は安く思えます。日本の機関投資家さんは、何をしているのでしょう。

周りが…馬鹿ばかりなら、その競争は楽な筈です。カタルのブツブツ投資を参考にすれば…先ずは、株を買って「ノンビリ」と観察をすることです。そうして…自分の力量に合わせて株を買えば、簡単に儲かるでしょう。ただ…あまり欲を言っても仕方ありません。それでは下値で余分に買った5000株を541円で売ります。ハイ24774円の儲けです。僅かですが…最近のカタルは「薄利多売買」の実験も同時にしています。

完璧に先が読めないからです。

今は難しい場面なのです。いろんな意見があります。しかし最近はカタルが気にしている「オーバーキル」の話も出てきました。例えばWSJの此方です。

このレポートに登場する二つのグラフを紹介しておきます。たぶん有料サイトでしょうから…読めない人も多いかもしれませんが、グラフを観れば内容は概ね…分かるでしょう。ここから半年ほど…いろんな意見が交錯します。どれ正しいか?…と言われても難しい選択だ…としか、答えようがありません。どうやってデータを読むか? その観察力になります。

インフレと言うのは、人間の「気持ちの変化」の話ですからね。コロコロ変わります。人間なんか、天気が良ければ…気持ちは晴れます。インフレも大きく上がると思えば…購入を早めます。借金をしても…買おうとするものです。

今は、この前向きな精神が、日本人に欠けていますから…日銀の黒田さんの対応は正しいと思っています。市場では円為替は1ドルが130円とか…言っていますが、カタルの心は既に…170円台まで容認しています。何れ…時間の問題で、その程度まで行く可能性はあります。

カタルが法人部の頃…仕組み債を販売して損失を被りました。その法人は元本割れをするような商品を購入できない規則があったのですが…まさか、そんなに為替が動くとは思ってなかったのです。確か…あの時に販売した為替レートが170円台だったような…記憶があります。

でも為替(今は円安)が、悪いわけではないのです。あの当時は、名目時代で日本人は気力が満ちた人ばかりでした。そうして…バブルに走ります。あの時に「金利平価説」を述べて利下げをした元日銀総裁の澄田さんは、不動産融資の膨張を見逃したのでしょう。バブルの「ハシリ」の頃の話です。円高だけをみて政策を実施しました。

為替も…金利水準も同じですが、変化のスピードが問題であって、水準自体は大きな問題ではないのでしょう。1ドル360円時代は、それなりに…。金利が7%の時代も、それなりに…。皆は、幸せそうでした。たぶん…社会が、どう対応するか? この対応方法が問題なのでしょう。

先ほどのキャノンの株価が、この「ご時世」でも高いのは、やはり円安に対応しようと変化していることを…株価は、評価しているという面もあるのでしょう。勿論、それだけではないでしょうが…。

日本郵船の日足推移

話は変わりますが…日本郵船は関門の一つである9550円を突破しました。そうして4日間連続の陽線です。酒田五法には「下位にて、5日間連続の陽線は…変化の兆し」と言う格言もありました。あと一日です。それ程…珍しい形です。

噂ですが…川船にも、5月は「MSCI」採用の話があるそうです。もし採用されるなら前回の商船三井に続き…船は3社目になります。この環境下で、本日はお船が高いですね。何も、闇雲に…カタルは海運株の株高を述べているのではなく、ちゃんとした…背景があります。でもいくら事前予想を立てても…当たらなければ、意味はありませんが、総体的に観てカタルレポートの事前観測は、マズマズ…だろうと思っています。

この評価はカタルがするものではなく…皆さんがするものです。冒頭の「萬亀楼」の話も、実際に行ってみた感想を素直にカタルは述べています。料金と満足度の話です。やはり300年も続いた理由があるのでしょう。

このページは、まだ20年と少しかな? 最近、会員ページを設け、カタルは半年に一度の「審判」を仰いでいます。今回は、どのような審判になるのか…分かりませんが、どんな審判になるにしろ、カタルは「自身が持てる力」を、最大限に発揮しているつもりです。このページの評価は、読者の皆様がするものです。

随時…S君の実態は、明らかになって行きます。本日のカタルは1万株を買って、5000株を利食いしました。先週は2000株を買って2000株を売りましたね。上手く行くなら…この環境下の相場でも…確実に、100円以上の利幅が狙えると思っています。

この株は、なかなか…気に入っています。大型株の割りに、意外に値動きをします。この株なら…お金持ちは10万株単位で売り買いをできます。カタルは1000株、2000株ですが…もっとお金の少ない人は100株単位で相場を楽しめます。

大切な事は…今の相場環境を考えることです。簡単にお金儲けができるほど、「行け行けドンドン」の環境ではありません。だから「マザーズ株の逆襲」を狙ったわけです。そのBASEは1円高の435円でした。でも結果は、結構、株価は上がりましたね。上手に下値を買うことが出来たなら…まずまずの成果だったはずです。今回のS君は、先ずは打診買いをして相場を眺めることです。

そうして。その株の「値動きの特徴」を掴むことです。

例えば日本郵船の場合は、本日の9550円はポイントの壁の一つでした。分かるかな? 証券マンなら、直ぐにピンと来ないと駄目です。相場を観る時に、過去の「板」上の壁を観て置き、今回のように…消化されずに、株価が下がった場合、その売り物は、既に消化された場合もあるし…まだの場合もあります。

当初は9800円台に用いられた玉のようでした。あの40万株の売り物の話です。時間の経過で処理が完了したのかどうか…。やはり株価が5桁に乗らないと分かりません。それからですね。

板バランスを観る場合、色んなポイントがあります。オーバーやアンダーの株数の割合もその一つです。色んな経験値がないと、このようなデータの活用が出来ません。目先だけでなく…時代性のポイントもそうです。時代が、どの方向性に向かっているか?此処が一番大切なのです。

過去の株価データを観て、未来を予測する技術は、自分が様々な経験をしてないと会得出来ません。本日も5日間の連続陽線の話をレポートでしましたが…株式相場の格言もそうですが、先人の知恵を、自分の相場観にも取り入れて、それを丸呑みせずに、自分らしい…解釈を加えて、加工しましょう。そうすれば、自ずと…その繰り返しで、お金儲けは比較的容易く出来るのでしょう。

しばらくは…大儲けを出来るような相場ではなく、小すくいでデータが揃うのを待つしかないと思っています。ロコンドも下げましたね。でも下値は限定的でしょう。何故なら…未来に楽しみがあります。

「希望」と言う言葉は、素敵な響きです。失われた時代は、絶望しかないから…電通の高橋さんは自殺の道を歩んだのでしょう。しかしこれからは名目成長時代です。積極的に頑張る若者が、拡大するパイを得ることになります。

実質経済下では…小さなパイの取り合いですから…無駄な抵抗をせずに…じっと我慢をする戦略が正しかったのでしょう。だから企業の内部留保は484兆円も溜まりました。しかしこれからは積極的に動いた方が良いから、「デンソー」(6902)の戦略は正しく…「日本製鉄」(5401)も「ニコン」(7731)も正しいのです。だから株価は上がります。

簡単でしょう。ニコンの株価が下がったら…また買えば良いのです。ただ今は高値を追って買っても、なかなか思うような結果を得られないでしょう。故にしばらくは小すくいでの対応しか…無理かな?

その中で、果たして…「爆上げ」相場になって「仕手戦」が始まるかどうか…が試されます。商船三井は、伊達に…2日間連続でTICK回数トップになった訳ではないのでしょう。あとは皆さんが決めることです。それでは…本日はこの辺で…。

会員の方は、S君の下値を丹念に拾って、人気になったら利食いをして…京都の萬亀楼に行きましょう。そうして…その「おもてなし」を実感しましょう。また夏の季節か、秋にでも行きたいものです。また…明日。



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