主体と客観

昨晩は会員向け原稿を書いており、有料版だから…かなり神経を使っているせいか、やはり疲れます。まぁ…これで現状のカタルの生活は、成り立っており…その報酬に見合うような知識を、皆さんが得られるように…カタルなりに精一杯の努力をするわけです。

でも…学校の先生にならなくて、良かったなぁ~と思います。理解度は、それぞれに差はあるわけで、こちらが伝えようとしている事が、どの程度理解できているか? 確かめようがありません。それに…自分の知識が「正解」の訳ではありません。

皆さんからの評価は、メールで頂く感想や質問など…。それに、究極はやはり半年に一度の更新期でしょう。内容が不満なら、当然の結果ですが…辞められる筈です。どのラインに基準を合わせるかも難しいですね。

株式投資の場合、投資金額が100万~1000万、中には10億、20億の人も居られるでしょう。投資のやり方も、色んな形があります。まぁ、結果が全ての世界ですから…ね。カタルは、いつも実践派なのです。

テレビの評論家様など…実践家と比較すれば…カス同然です。

所詮、食えないバカ野郎が、評論家稼業をするわけで、カタルも早く、こんな…レポート稼業を卒業したいと思っています。でも書くことで、「いい加減な」ことは書けませんから…仕方なく原稿をあげるために、自分自身が勉強をします。

昨日も…ある会社を調べるために、会社のIRは当たり前ですが…ネットサーフィンをしていろんな資料に目を通して、独自に調べます。実はこの作業は、結構、大変なんですよ。

皆さんは、簡単にこの銘柄はどうか? …などを聞かれますが、真剣に検討をしようとするなら…相当の労力が必要になります。

事前の知識では足りない場合は、専門性を理解するために、様々な資料に目を通さねばなりません。まぁ、知らないことを知ることは楽しい作業ですから、嫌いではありませんが、いい加減に、神様が、カタルに「微笑み」を与えてくれてもよさそうに思います。

ベンチャリで40億円を飛ばした…と簡単に言いますが、その陰には損をされた人の生活があるわけで、証券マンなんか…普通の神経では、とても勤まる職業ではないでしょう。自分の子供には絶対に勧めません。医者も嫌ですね。生死にかかわる職業は、ある意味で証券マンに似たストレスがあるのでしょう。

多くの皆さんは、常識が欠けています。きっとイーロン・マスクもビル・ゲイツもバフェットも、飛びぬけた得体の知らない…何かを持っているから、世界をリードできるのでしょう。自分がたいした努力もしないのに…成果を期待するほうが、どうかしています。

カタルは結構、自分で言うのもなんですが、頑張っています。でもこの程度なのです。所詮は貧乏人の戯言で、穴倉生活を送っているわけです。…という事は、何とか、あっちの世界に行こうと…この年まで頑張っていますが、一体、イーロン・マスクのような連中は、どんな違いがあるのでしょう。同じ人間なのに…と思います。まさにコンチクショウなのです。

最近になり…「相場は相場に聞け」を解説するようになり、自分でその意味を確かめる実験を開始して、ようやく、少しヒントを掴んだ覚えです。この「切っ掛け」は、読者からの「売り場が…分からない」というものでした。そんなことが分かるのは、神様だけと述べましたが、カタルなりに、それを切っ掛けにして、努力をして「売り場」を探ることを解説しているわけです。

諺、一つを理解するのも大変です。皆さんは、みんな現場を知りません。

特に、日経新聞の記者など、本当に、真剣に取材をしているのかどうか…。全く疑わしいレベルです。本物を知る為には自分が新聞屋を辞めて、その世界に飛び込み、その世界で一流域になって、初めて理解が深まる筈です。それを偉そうに…講釈を垂れて…。

世間一般は、評論家の意見が、「もっともだ」…と頷きます。今回のコロナ騒動を見ると分かります。感染症の専門家様がテレビに登場し、ワイワイガヤガヤ…所詮、「烏合の衆」の三文芝居を見ているようです。馬鹿らしい。

この国の成り立ちは…一体、どうなっているのでしょう。昔、司馬遼太郎が良く嘆いていましたが、ようやく…この年になって、世間の仕組みを知るような年代になったようです。株の事が分かるなら、こんなレポートなど、絶対に書きません。馬鹿らしい…。小手川君のように隠遁生活を送り、別の世界に身を委ねるじゃ…ないかな?

本日の新聞で一番関心を持ったのが、コロナ禍でPER100倍越えの企業が、6割増えたという日経新聞の7面の記事ですね。

カタルが、「ロコンド」株の解説で用いている潜在成長率の話と、世界の中央銀行が流動性を供給している背景の解説が、この記事では抜けています。この二つの背景を理解しないと…このような現象は、なかなか理解できず、バブルだと言う結論を急ぎます。

今回のコロナ禍で、何故、このような現象が起きたのか? ハッキリ言って時代が加速するのです。僕らが携帯電話を手にして、今はスマフォが一般化しています。まもなくすべてのカードもスマフォも消えるかもしれません。

カメラ認証が進み、町中にAIが張り巡らされ…空間ディスプレーなるものが出現する世界になるかも知れません。時代の進化はドンドン速くなっています。お金があれば…なんでも進化は早くなります。

MMT理論と言うのは、人類の歴史の進化を飛躍的に早めるかもしれません。カタルは…人間は、対価を得るために労働力を提供していますが…何れ、こんな形態は消えるかもしれないと考えています。そうです。ベーシックインカムの世界が標準化して、人類の価値観は大きく変化するんじゃないかと思っています。

僕らにとって究極の「付加価値」って、何でしょう? 最後は「心の安らぎ」です。物質的なものではなく…「豊かな時間」にお金を払うのでしょう。

カタルは会員レポートを綴るにあたり…株の仕組みを解説することに、力を注ごうとしています。今回はチャート論の他に、「相場を相場に聞け」と言うカタルなりの解釈をレポートで書きました。

この価値を、どれだけの人がレポートを読んで共感してくれるか…。皆さんには、いつも…「無理をしない投資」を推奨しています。相場を楽しむ事です。自分が買った株が下がったとしても…何故、失敗したのか? その失敗を「楽しむユトリ」を持ってもらいたいと考えています。

世の中は様々な考え方があり、価値観も多様です。一律ではありません。所詮、銀座の鮨屋の一人4万円も…地方都市の街の鮨屋の一人5000円も大差はありません。

その時間を楽しめば良いのでしょう。時間を、どう楽しむか…に力を注いだ方が、人生はきっと豊かになるのでしょう。年収10億も、300万もそんなに違いがあるとは思いません。

何故、地検はゴーンを逮捕したのでしょう。たぶん…その動機は内部対立への加担でしょう。でもそんなことで、国家概念が揺らぐとは…思わなかったのでしょう。地検の幹部と言うのは株で信用取引をして、追証になったことがないのでしょうか?

あの時に、日本人はみんな日産を見捨てたのです。唯一、格下のルノーが、あの窮地を救ったのです。何故、その功労者を…いくらゴーンが、傲慢でも…他の選択肢があったはずです。この為に、外人投資は、間違いなく…「日本はやはり異質だ」と思ったことでしょう。でも時代の進化は止められません。PER160倍のテスラが生まれる背景を、地検幹部は真剣に考え方事があるのでしょうか? 日本ペイントが、何故、独自色を打ち出せず、グローバル化に舵を切ったのでしょう。

官僚様は、真剣に株の取り引きをして、しかも…借金である信用取引をして、追証の恐怖を味わうほど…のめり込んで、身を委ねてみないと日本の形は見えてこないでしょう。

早く早く…。どこの世界でも、真剣に生きる奴が社会に出られるような時代を作りましょう。他人批判など…どうでも良いのです。成功者を称賛し、何故、テスラが160倍の評価になるのか? その背景を探り、先ずは真似をすることから、始めないとなりません。

ロビンフッター批判など…意味がない。時代が、何故…その潮流を加速させているのでしょう。重要なことは、自己中心的な視点ではなく、客観評価でしょう。「主体」と「客観」がここでも登場します。

株は楽しいでしょう。時間を楽しみましょう。明日からのユビキタスは…どうなるのだろう? 毎日、楽しい事を考えながら、時間を過ごした方が豊かな生活になるのでしょう。

10万株も…、100株も…同じ気持ちなのです。 

銀座の一流店は、確かに…魚も拘りがありますが、カタルには庶民的なコハダやイカが合っています。所詮は田舎の鮨屋の5000円の口なのでしょう。一杯の冷酒があれば…それで良し。

会員の方は新しい原稿をアップしましたから、お読みください。



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