かたる:カタルは「アドウェイズ」などの新興株の調整が完了し、チャートがきれいだと…先日、述べました。カタルは戻り相場なので、既に利食いしましたが…、やはり、その後も上がっているようです。一部報道によれば、LINEの上場が迫っているとの観測が背景にあり、その人気を受けているようです。しかしLINEは、世界から見れば「負け組」の部類です。どの程度のものか…。こちらのグラフをネットで検索したら出てきました。競争力があるのは、日本とスペイン、そうして香港ぐらいのものです。戻り相場は危険なので、手を出さないほうがいいと思っています。
ただ、このように個人の物色意欲は、バイオ株など…かい離の高い銘柄を中心に大きく売られましたが、依然、堅調です。先日、実験で買ったVテクなどは、いよいよ活況場面を迎えているように見えます。昨年、3000円割れかな? 結果は、なかなかでしたね。ただ設備投資は…PERを50倍、100倍と買うものではありません。日経新聞に、中国を中心に携帯電話の液晶投資需要が3兆円ほどあると…あれは一面だったかな? 報じられていましたね。そのとき、カタルは、この日経報道が真実なら、Vテクは1万円相場と述べました。確かにその後の報道を見ると…この観測記事は、かなり真実に近いのでしょう。今度は、国内でシャープの大型投資が始まります。
しかし…すでに「キャノントッキ」などは、需要を賄いきれず…2年待ちだといいます。古いカタルファンなら、わかるかな? カタルが上京したての頃ですから、今から20年以上前の話です。トッキの有機EL製造装置に惚れ、株を買ったことがあります。カタルの地元、新潟の長岡に工場を持っていました。技術力は先端を行っていましたが…なかなか量産化の確立が出来なかったのです。確か社長は…津上さんと言ったかな? 万年、赤字企業でした。それを救ったのがキャノンでしたね。キャノンはステッパー(半導体の露光装置)などへも進出しましたが、ものになりませんでした。何しろ世界では、オランダのASML社の独壇場です。2位のニコンも、なかなかシェアを獲得できません。
Vテクは先日、日本精工の露光装置部門を買収し、品そろえと開発で先行しています。ゆえに業績の変化率が非常に高いですね。でも…ね。既にカタル君は「仕上がり宣言」をしています。ある意味で、すでに危険な株価領域だからですね。しかし株は、旬が一番おいしく、最後が面白いのですね。どうなることやら…。兎も角、ここで述べたいことは、全体相場が大きく上がるようには見えませんが…小型の個別株物色は続く可能性が高く…カタルは景気循環から見て、まだバイオの第二弾が、あるんじゃないかと推測をしています。理由はリーダーの小野薬品の相場が、終わっているように見えないのです。
こちらも、昨年だったかな? 野村が力を入れたのを見て、既に仕上がり宣言をしています。Vテクと言い、小野薬といい…カタルは、なかなか良い着眼点です。でも当然ですが、失敗も多く存在します。まぁ、「下手な鉄砲も、数、打ちゃ、当たる」の口でしょう。でもね。それは仕方がないのです。カタルは盛んに、株が上がるためには素質があっても「仕掛け人」の存在が、欠かせないと述べています。今回、大人気になったブランジスタやネクシィーズなどは、完全に裏方部隊が存在していたのでしょう。こればかりは…仕掛けている本人たちも、どの程度の相場に発展するか分からないと思います。
昔、加藤嵩(アキラ)が仕手株を仕掛けるときに、良くお参りをしていました。彼は信心深いのです。そのために笹川さんなんかとも親交がありました。仕掛け人も、仕掛けた後の相場環境が問題になりますからね。いくらお金があっても…上手くいかない事も、良くあります。やはり最後は「運命」ですね。誠備銘柄を証券各社が担保に取らなくなり…結局、最後はつぶれました。自己崩壊ですね。会員の裏切りに合うのです。所詮、人間は勝手なものです。その点、やくざのほうが…よほど律儀ですね。ただ、さんぴんはダメですが…。
ゆえに、みんなが認める株をやらないとダメですね。そのためには…時代背景の読みが欠かせません。時代をどう推察するかです。この読みは非常に難しく…先ほど、指摘した有機ELのように、出来そうで出来ないことも良くあります。もともと…ソニー凋落の切っ掛けは、当時、社長だった出井さんが、時代を読み間違ったことにあります。当時は次世代テレビが「有機EL」か「SED」になると思っていたのですね。キャノンもテレビへの進出を模索しており、キャノンはSEDを選択して開発していました。ソニーはどちらかと言えば有機ELだったと思います。この開発競争に力を入れていたために、薄型テレビの開発が遅れ…シャープなどに、ソニーはテレビのシェアを奪われたのです。ソニーが薄型テレビに乗り出したのは、峠間近でしたね。この躓きがソニーの転落につながったのです。
株も、経営者も同じですね。時代を、自分がどう考えるか? ペッパー君は、時代の進展にマッチしていれば…ソフトバンクの時価総額は、世界トップ水準になるでしょう。現在の世界トップは、グーグルを傘下に持つアルファベットかな? 時価総額は4872億ドルですね。およそ50兆円ですね。確か…孫氏は時価総額200兆円を目指すと豪語していました。あり得る話です。ペッパーは。なにしろ成長分野なのですね。問題はAIがマイクロソフト社製だということです。でも両者の立場は、すでに逆転しているかもしれません。携帯電話を見れば、わかりますね。CPUは部品にすぎません。クラウドと言うのは…人類共通の財産ですからね。
先日…7400円割れを狙って、追加購入を考えていましたが、結局、Vテクは割れませんでした。そうして…切り返しましたね。今、Vテクの株価は7700円の上をうろうろしています。追加の購入です。今、7750円で追加分を買いました。非常に危ない実験を続けています。常識では、すでに一杯です。この辺りが分岐点で…休みを入れるか、終わりと考えるのが普通です。何しろ、2011年3月の高値7950円を抜いたところですからね。通常は、この辺りに壁が存在するはずです。カタルはバイオ二弾を、理想としています。果たして、新日本科学などが、人気になるのかどうか…。仕掛け人が存在するのかどうかですね。
そういえば…、先日、カタルはカイオムとMSNを取り上げました。カタルは安全なMSNを主体にせず、あえて危険なカイオムに力を入れ、現在も大きくやられています。まさに…こん畜生です。下品でごめん。なにしろ育ちが貧乏人ですからね。やはり、いい育ちの人には敵いません。東京に家があるだけで…年収の200万ほどが違いますからね。そのお金を文化の習得などに回せます。先日、若冲の展覧会に行ってきましたが…なんと1時間待ちですからね。でもあのおじさんは…確か50歳を過ぎてから、絵に打ち込んだのですよね。だから年齢なんか…関係ないですね。いくつになってもやる気です。80歳を超えてエベレスト登山を成し遂げた三浦雄一郎さんは立派だと思うけれど…何故か、健康食品のCMに出るくらいで…あまり使われませんね。きっと何か…裏があるのでしょう。舛添さんの問題も、そう感じます。日本は難しい国ですからね。
話が飛びますが…カイオムもMSNも、それなりに素質があると思いますが…仕掛け人が存在してないようです。だからなかなか物にならないのでしょう。カタルはフュートレックに動きに違和感を覚え、あきらめましたね。たぶんこのケースは仕掛け人たちは存在していたのでしょうが…弱かったのですね。こんなことはすべて推測です。買っている本人たちも分からないのです。相場と言うのは「相場は、相場に聞け」とよく言われるように、全てがケース・バイ・ケースで、絶対はないのです。だから売買方法が問題になります。自分の力量範囲に止め、無理をしないことです。常に安全パイだけをやる方法もあります。そん方法は…
株式教室を開催するとして、有料の会員を募集しております。既に予定している限定数を大きく超えております。よってお申込みいただいても、残念ながら、期待に応えられず申し訳ございません。しかし次回に、その機会があれば…今回、お申し込みをいただき、選に漏れた方を優先するつもりです。本日中まで募集しております。右のメールアドレスからお申し込みください。料金は、読者の随意です。
予定では6月から開始し10月頃か…12月に追加の料金を、皆さんが決めて振り込んでもらうつもりです。当初は年間10万円を予定しておりましたが、最初は1万円(+消費税)です。10月~12月に、さらに続けるかどうか…参加者に問い合わせ、続けるなら追加料金を払ってもらいます。その際、100円の人もいれば…、残りの9万円の人も居ると思います。あるいは、本題程度の1万円の人もいるでしょう。読者がカタルの教授料金を決めてもらう、市場原理方式です。本当は入札のほうが良いのでしょうが…カタルは、そんなに実力があるわけじゃないですからね。なるべく…自立できる投資家になれるように…、鋭意、努力する所存です。一応、年だけは食っており、すでに61歳になりました。歩合の最高年収は1億円を超え最低は120万の時もありました。その程度の実力です。参加申し込みをお待ちしております。本日で…締め切りとさせていただきます。それでは…またね。