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かたる:FRBによるストレステストが話題になっており、ドイツ銀行とスペインのサタンデール銀行が基準から外れ、他は…MSが追加資料を求められたのかな? そんな感じですね。でもこんな厳格な基準を標準化する事が…狂っていると思います。確か…株価は半値を前提にしており、失業率は10%を基準にしていると言います。誰が考えても分かりますが、そのリスク負担に対するヘッジが必要になり、余分なお金がかかり、貸出基準が厳格化され、経済にブレーキを掛けます。まるでリーマンショックと言う「羹に懲りて膾を吹く」日本の馬鹿金融政策と…米国は同じ間違いをしています。米国は世界基準なので…影響は全世界に及びます。その為に邦銀も、三菱UFJだけが…お情け程度に自社株買いの実施が容認され、他の邦銀は、金融庁の許可が下りません。

カタルが、トランプ氏とクリントン氏の対決を、気にしている金融規制問題は、なかなか先が見えませんね。下馬評ではクリント氏が有力との事です。彼女は金融規制強化派です。つまり次の時代に進む、スマートコミュニティーへの扉が、なかなか開かない可能性があります。カタルが「1300兆円の逆襲」に固執し、ケネディクスを推奨しているのは、世の中に寛容な時代が、訪れる必要があるからです。

幸いクラウド環境になり、弱者が「やる気」次第で成功者になる環境が整っています。故に新しい技術の試みが可能になるのです。再生医療に、ドローンなど…IoT時代に向け、一気に加速できる環境なのです。それを後押しする金融システムが問題になります。カタルはベンチャリの失敗を糧に、相場論が練られている訳です。ベンチャリは金融環境さえよければ…今の時代なら、成功者になった可能性があります。でもあの時期は、赤字法人への融資は、ご法度で…倒産に追い込まれました。

その赤字法人への融資容認(2016年3月)、更に地銀へのノルマが始動し(2016年6月)、ようやく日本も日銀だけでなく、金融庁の姿勢も転換し、「名目の世界」へ向かいます。ケネディクスが…3年も待たされるわけです。クラウドワークスは、赤字法人の支援を糧に、これで…成長へのキップを手に入れられます。あとは財政出動の在り方ですね。おそらく「IoT投資」と「コンセッションの活用」でしょう。時代の背景を考えるとそうなります。

日揮の月足推移

日揮の月足推移

さて日経新聞に、日揮の重久さんの退任が、発表されていました。丁度…良いですね。カタルがこのレポートで、「偽物銘柄」と「本物銘柄」の違いを、今週は解説すると述べていました。IRNETの前身である「株式市場 日本を考える」と言うホームページを始めたのは、今から18年ほど…前の事になります。その第一弾の推奨銘柄として取り上げたのが、当時、赤字で苦しんでいた「日揮」と言う石油精製設備のプラント会社です。1999年の春の時ですね。株価は200円台後半からの推奨だったと思います。チャートだけここで取り上げますね。その後、見事に黒字化し…成長を続け株価は、10倍以上になりました。このような銘柄が、本物の銘柄になります。確実に企業業績の改善が見込まれ…株価も上がり続けます。

一時的な上昇ではなく、仮に高値を買っても…安値をドル平均法で買い下がっていれば…いつかは、報われると言う銘柄ですね。カタルは、本来、このような銘柄の推奨を心掛けています。なるべく、本物銘柄を目指しています。しかし…難しいのです。結果論で、トヤカク言う奴等は、一杯いますが…自分で事前に上がる株を宣言して…取り組んでみればいいのです。多くはハズレです。

別に日揮程度の銘柄で満足している訳ではないのです。本当は嘗ての成長株、例えば…最近では、ヤフーでしょう。200万円が5億円ですからね。世界にはマイクロソフトもそうでしたね。色々ありますが…成長株ではなく、日揮程度の本物銘柄に、出会うチャンスも、なかなかありません。条件が整うか…どうかなのです。

日揮だって…上手く行ったケースですね。途中で世界の経済環境の条件が変化する事が、ザラにあります。だからみんなケース・バイ・ケースで…可能性がある、素質を持った銘柄を仕掛けることになりますが…ユビキタスを観ても分かるように、なかなか、綺麗に決まりません。

村田との条件交渉でも、もう少しいい条件で採用して貰えれば…良かったのです。場合によれば…村田の傘下企業になっても良かったのです。条件が整うかどうか…難しいですね。jTECもそうですね。薬価基準の採用が、もう少し緩和されれば…いきなり高収益会社に変身です。何しろ、みんなが不満を抱え、悩んでいる膝関節ですからね。一気に需要は爆発して、あっという間に、1万円台になりますが、如何せん、再生医療の実績がなく、臨床後期の…しかも厳格な条件下での採用です。ケネディクスだって、そうですね。コンセッションの未来は、非常に明るいのです。色んな条件が整うかどうかで…相場は日々、変化します。

故に、カタルは大化けの素質を持っている株を、事前にリストアップして、相場に参加しています。クラウドワークスだって…凄い会社になる素質を秘めているのですよ。でも今はみんなが、気付かないだけの話です。でも順調に伸びるかどうかは、これからの吉田さん次第です。

アドウェイズの週足推移

アドウェイズの週足推移

偽物銘柄とは…2013年末、カタルは盛んに…「新興御三家」銘柄を批判しました。偽物銘柄だと…相場を批判しました。しかし上げ始めてから…半年で、株価は15倍にもなりました。たとえ、偽物の博打相場でも、株価は、良く騰がりましたね。近年は「HFT」などの高速取引が応用され…株価の値動きが好まれる環境下にあります。素人は本日の日経新聞のように痛手を受けますが…、それを承知で勝負する場合もあります。Sフロントなどは、その口です。明らかに偽物でしょう。たぶんね。ただやり方次第では、買収による売り上げ増ですが…大化けする要素がないとも言い切れません。故に…博打を承知しての短期売買に取り組んでいます。でもカタルも、始めたばかりで…失敗を味わっています。

このHETは…嘗ての経験則が、活きないのです。絶対に見えたフュートレックは上手く離脱できましたが、その後、カイオムなどで引っ掛かりました。素人には…難しいでしょうね。プロでも失敗をします。果たして…今回の出来はどうでしょう。

そんな訳で…本物は小野薬品のように、今は企業業績が株価に追い付いていませんが…必ず、もう一度、今度は理想買いから現実買いの業績相場に移行するでしょう。ケネディクスも、こんなもんじゃないですね。皆さんは1兆円の不動産の価値を知らないし…既に収益が上がる商業ビルは東京に、ないのです。故に既存の古いビルを壊して再開発するのですが…再開発は、時間もコストも掛かります。通常は3年~5年程度は掛かるのでしょう。かたるは、何度も…一株利益が100円以上になると述べています。この銘柄も小野薬品と同様に…理想買いを終え、現在は現実買いへ移行途上ですね。ユビキタスやJTEC、更にクラウドワークは、みんな理想買いの場面です。株で一番面白いのは…この理想買いの局面です。

今日は…こんな感じで良いでしょうか? カタルレポートで取り上げている銘柄は、何かしら…動きを感じる銘柄です。それぞれ読者が、自分の「お気に入り」の銘柄を手掛ければいいのです。MRJの量産化が取り上げられていましたが、かなり減っているとは言え…大阪チタンなんかも参考銘柄です。更に新明和に住友精密なども…その口になります。でも東レなどの炭素繊維が…今では、主体になっています。

果たして日経平均株価は、金曜日の高値を抜けるのかどうか…。今は先日述べたように…3点底の確認作業中です。ケネディクスは現在の安値は、28日の360円が基準になっています。その前は16日の371円が基準でした。しかし2週間を経過できずに…割れましたからね。でもそんなに大きく割れていません。果たして…24日の416円をクリアできるかどうか…。そんな所が目先の焦点でしょう。三菱UFJで言えば…24日の523.3円ですね。

まだブレグジットショックの後遺症は存在し、安心できません。馬鹿な機関投資家は、自分で行動できないのですね。だから金融庁による「ノルマ」が必要なのです。6月28日の日経新聞の5面ですね。「地銀の地域貢献度を指標」に…という記事です。

更に…3月7日の赤字法人への融資容認、3月22日日経夕刊の国土交通省の不動産投資市場30兆円の育成に向け、介護リートなどの優遇処置の記事など…は、名目成長の背中を後押しする新聞記事です。何も日銀の金融政策だけではありません。このような政策支援が、国の指針を決めて行くのです。故にカタルは、財政ファイナンスに突入していることもあり、既に「いつか来た道、帰る道」の選択肢は、消えていると思っている訳です。故に…日経平均株価は3点底の可能性が、限りなく高いと思っています。果たしてIoTのユビキタスは、久しぶりの相場に発展するかどうか…楽しみな、秋からの年末相場になります。

皆は悲観しているのですが…イギリスの離脱からの現象は比較論から、日本には優位性が存在します。何しろ、ドイツが…落ち目ですからね。何も悲観する事はないと思っています。肝心なことは…日本経済が世界に先駆けて…早く名目の世界を取り戻し…スマートコミュニティーと言う新世界の扉を開き、世界標準にする事ですね。負けるなよ。VRのソニーは再び3000円台復帰ですね。それでは…また明日。



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