市場の良識

カタルの中では、日経新聞のウェートは落ち始めています。基本的に、他社の報道を真似しているように見えるのです。

カタル自身は、日本の間違いは1980年代前半に起きていると考えています。「Japan as Number One」を書いた社会学者のエズラ・ヴォーゲルは1979年に、その本を出版をしました。この時代に「日米貿易摩擦」は起きます。

日本の米国への輸出

そうして1985年のプラザ合意になり…この選択が、間違っていた…と思っています。村社会論理の「トヨタの主張」(300万台の生産体制の維持)を取り入れた為に、日本全体がバブルになるのです。

どうして、こんな展開になったか…。カタルも、学生時代から社会人に成り立てなので分かりません。しかし澄田元日銀総裁の選択が、金利平価説に偏った小手先の政策運営で、当時は土地神話があったために銀行の過剰融資に火を付けました。日銀は銀行の窓口規制をせずに、この状態が常態化して「土地バブル」が起きたのです。

この原因は日本の「古い体制」である…カタルは「政策官僚」と呼んでいますが…彼らの選択が「狂っていた」のでしょう。でも…日経新聞も、変わり始めているのかも知れません。今日、紹介するのは此方の報道です。この中に、カタルと「同じような主張」を観たのです。

「既得権を持つ官僚機構がディープステート(闇の政府)として国を支配している」と言う部分です。更に…「日本に大きな損害を与えたのはプラザ合意だ。日本は輸出主導の重商主義国家として非常に成功していたのに、円高で輸出が減り、成長の原動力を奪われてしまった。通貨を安く誘導する今の中国は昔の日本を踏襲している。プラザ合意は明らかに失敗だった」となっています。まるでカタルの意見を代弁しているような内容です。

こう考えると、米国も同様で…トランプの米国第一主義と言うか…。寡頭政治と言うのは理解できます。今は中間選挙に向けて、米国では「州議会の予備選」が実施されていますが、「反トランプ派」は予備選で負けていると言います。この事から、分かるように…日本も同様なのでしょう。だから本来なら紙面に載らない筈の報道が、このように登場します。この記事を良く…日経新聞は紙面に載せたものです。明らかに…水面下ではカタルのような考え方の人も多く居るのでしょう。

高市政権は、多くの国民から「支持」を受けたのです。それを法務省は「再審法改正再修正案」に対して、自分達の意見を主張しています。何故、安倍さんが黒川 弘務東京高検検事長の問題になったか? 一般的な解釈が此方の報道でしょう。

この背景には「政策官僚の砦」に見えるのが、権力を行使できる「検察(地検)」の存在です。しかし…時代の変化で、考え方はどんどん…変わります。古い制度を守ろうとすれば、歪みが生まれます。大相撲界も成り立ちを観るとそう考えています。

まぁ難しい判断で、カタル自身も検察(地検)の役割を、よく分かっていませんが、リクルート事件やライブドア事件に…日産自動車のゴーン逮捕を観ていると「先進的な芽」を潰しているようにも…思えるのです。基本的に彼らは「自分達の制度を守るために」動いているようにも感じるのです。この考え方は、間違っているかも知れません。

しかし、日経新聞が、良く紙面に…この報道を載せたものです。だから、日経新聞にも「体質変化」を感じています。微妙な感覚ですから、皆さんに上手く伝わるかどうか…。分かりませんが、日本経済が大きく方向転換をしている現象の一つと思うのです。

半導体の爆利益

ただ…半導体産業の爆利益は、「偏った姿」でも在ります。株の乖離問題と同じで、時代も加速度を上げることは出来ますが、あまり過度に…進化を追うと「バブル」が発生します。何故、カタルが何度も…「プライベートファンド問題」に触れるのか? この報道は二つの考え方が存在します。「いちいち」…の解説は省きます。自分で考えて欲しいのです。

この「咎め」は重要なのです。市場は異常な状態を発見すると、その反対の動きになります。分かりますか? 

「市場の良識」の話をしています。市場には「成長性と収益性の理屈」で、成り立っている株価水準が存在します。その逸脱を、長く…認めることはしませんが、常態化すると危険なのです。半導体の爆利益は、「装置産業」と言う…参入障壁が非常に高い分野(兆円単位の投資)を中国が創りました。中国は国家を挙げて、先端分野の技術革新を進めています。だから米中間の覇権争いが、プライベート問題に繋がったとも解釈できます。

此処で博打を張るならソフトバンクG(9984)に投資することになります。AI革命から一歩、踏み込んでフィジカルAIの分野に加速しています。人型ロボットです。その先端は中国の智元機器人(AgiBot / エージーアイボット)や宇樹科技(Unitree Robotics / ユニツリー)。更に…香港市場に上場している優必選科技(09880.HK=UBTECH Robotics / UBテック)です。

だから…安川電機(6506)やファナック(6954)が相場になっています。でも日本人は駄目なのです。本当に…劣っています。間に合うかどうか…微妙ですが、ようやく高市政権は加速するモードに入りました。ここでも…「和を以て貴しとなす」と言う村社会論が、邪魔になります。所詮、進化を追うと、付いて来れない人が大勢います。

故に、カタルは会員には一段高いレベルを要求し始めているから、構想段階の銘柄も載せています。でも実際の市場展開を観ると、ジェイドG(3558)のような…分かり易い事例の時間軸でさえ、文句を言う人が多い今の市場の動きです。

しかし米国基準は違うのです。何故、カタルがアトラシアン(TEAM)に興味を持って株を買ったか? ちゃんとした理由があるのです。でも皆さんは分からないでしょうから、説明を省きます。

ジェイドGの株価が上がったと言っても、まだ僅か…その時価総額は253億円です。四季報は既に売上高を修正して…2027年2月の売り上げは260億になっています。つまり、確かに…株価は上がりましたが、僅か…そのPSRは1倍なのです。しかし…過去10年間の成長力は、28%なのですよ。これは、3年で2倍程度まで…行くのですよ。田中君が、如何に…優れているか? ちゃんと解説しているのに、皆さんの多くは、株価しか…観ていません。

カタルは、皆さんに…自分で「物事を考える」投資家になって欲しいのです。カタルが正しいとは言っていませんよ。間違いだらけです。クックパッドも、なかなか…株価は上がらず、出前館も同じです。でも時折…ヒットも在ります。

デンソー(6902)の日足

ルネサスエレク(6723)は良く育っています。そうだ…忘れていました。デンソー(6902)を追加の報道が在りました。ひょっとすると…3000円程度だと考えていた目標株価が本当に1万円台に「格上げになる」可能性もあります。その証の報道です。

ルネサスエレク(6723) の日足

何故、カタルが早くから…ルネサスエレク(6723)に興味を持ち、今年はこの株の投資で充分と述べました。もう一つのお年玉銘柄のPD(4587)は時間軸のズレが生じました。それと第一三共(4568)が決算を出していましたが、カタルは見直しました。意外に第一三共と言う会社は良い会社かも知れません。決算短信などは5月11日に開示する予定です。

第一三共(4568) の日足

もし安かったら、株を買うと良いのでしょう。決算の数字は悪いのですが、株価は織り込んでいるのでしょう。でも、あの日経報道から1000円ほど…株価は下がりましたね。まぁこんなものです。軽く…他の銘柄の解説をしましたが話を戻します。

ウルフ(WOLF) の日足

実はルネサスエレクと米国のウルフ(WOLF)は繋がっています。ルネサスエレクは損失を計上しましたが、その分に見合う権利も持っているのでしょう。詳しく調べてないから、自分で調べてください。でも最近のウルフの株価推移は、ローム(6963)のような…値動きになっています。

損をしない投資の注文

デンソーは、この分野に進出する見方を、この「日経クロステック」は伝えています。だから目標株価が3000円から1万円に変わる可能性も出てきたのです。故に…損をしない投資も、先ずは「期日が来る株」を月曜の寄り付きで「クロス」(売り買いを同時にする)します。そうして、更に下値を、何れ…買おうと思っています。

サイバーダイン(7779) の日足

金曜日の相場で、安川とファナックが買われていますから、当然の事ですが、個人向けには…偽物でしょうが、サイバーダイン(7779)が「高値に躍り出る」…可能性が高くなっています。ちゃんと解説をしましたからね。あとは読者の選択なのですよ。

しかし…相場観より、先ず優先される考え方が、自分の「力量」問題です。だから利食いを出来る時に、自分の体制を、磐石なものに変えないとなりません。カタル自身は、ジェイドGを利食いしています。相場観に優先される考え方です。

右手に武器を持ったら、左手には盾を備えないとなりません。自分の身は、自分で守るのです。株価が下がって…慌てる奴が、目先筋です。あの1500円の時に株を買えず、更に株価は1300円台に下がったら、喜んで株を買った人は、何人いますか? 

自分が確りした…知識武装をして、相場に臨まないとなりません。無理をしない投資です。チャンスは、何回もあるのですよ。ノンビリやりましょう。また…明日。



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