月曜日からの見どころ

カタルは、明日の朝に出掛けますから…本日の原稿を持ちまして、明日から10月2日までお休みを頂きます。

大まかな相場のデッサンを描き、その通りになるかどうか…。相場の「見どころ」を伝えます。市場には、「色んな流れ」がありますから、自分の思うような展開にならないことも多いのです。もっとも大切な事の流れを中心に据え、その派生の流れを、いくつか押さえておけば…相場の見方が、ある程度は分かります。その下準備だけをして置きましょう。

もっとも大切な事は、我が国が「実質経済から名目経済」に転換していることです。これは物価高と言う「インフレの活用」(資産投資=お金の自己増殖)です。

そもそも逆風の中を「走る」のと…追い風の中で100メートル走をするのは、条件が全く違います。猛烈な風である台風のようなときは小さな体ですと…風に、自分自身の体も飛ばされます。その環境を想い出すと分かります。

カタルは1989年の秋に上京して、その年の11月に和光証券(現新光証券)に入社しますが、ずっと…世間の風は「逆風」でした。ITバブル期に年収が2000万円台になって「一人前」になれるかな?…と期待していたら、それは偽物相場でした。

日経平均株価の月足推移

そうしてリーマン前の2003年から、ようやく…バブル期の不良債権処理が終わり、「新しい時代」になったと思ったのです。折角、夜の銀座に行けるようになったのに、税務署に追われて、追徴課税を受けました。その時に1000万円程度…足りなかった税金分を、サラ金から借りて「納税」をしました。直ぐに「返せる」とおもったのですが、リーマンショック後の日本の政策当局は、また「間違い」を繰り返します。ずっと…逆風でした。

カタルが会社を辞めてから…安倍政権が誕生します。この時も期待をしましたが、度々の失政と長い時間が「日本人の心」を痛めました。これが黒田前日銀総裁が退任時に述べた…ノルム(デフレの社会通念)と言う現象です。

彼も本当は間違っていたのです。異次元金融緩和が重要では、なかったのですよ。でも彼には金利を下げて、「嫌がる馬」に、水を飲ませるような手段しかなかったのでしょう。この期間が「10年以上も」掛かります。そうして…高市政権で下準備が整った時に、彼女が誕生します。故に…この積極的な財政政策が「米中の覇権争い」のなかで輝きます。

30数年間の失われた時代から、ようやく日本は「普通の国」になります。それがコメの価格の2倍化現象です。たった一年ですが、これが起点になって、必要経費の製品への転嫁が起こります。ようやく物価高を容認する社会です。つまり実質経済から名目経済になったのです。

三菱UFJ(8306)の 月足

だから三菱UFJ(8306)の株価が上がって来ました。これまでは「お金が」力を発揮しませんでした。ようやく、お金が自然増殖する…世界になります。これが名目経済です。金利のある「普通の国」になるのです。

でもまだ日本人は、石橋を叩いても「渡らない」人が大勢います。今度は積極的に高値を追う人が、勝者になります。冒険心がないと負け組になります。だから徐々に割安株の利回り投資株から、売り上げを追う…積極性の「成長株投資」に、市場も変化をして行きます。この構造改革の「市場要因」が、下がらない株価の土壌を作るのです。だんだん…調整波動も値幅調整から…時間調整に変化するのでしょう。それだけ「流動性の供給」が進むからです。

この「景気循環」の流れを利用したのが「強気相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感(陶酔)の中で消えていく」は、米国の著名な投資家ジョン・テンプルトンの言葉です。

金融相場から業績相場、逆金融相場、逆業績相場と言う季節感を示した四季です。先ずは金融セクターの株式から、やがて設備投資に火がつきます。好循環の始まりです。でも直ぐに変化はしませんよ。30数年間もかけた「景気後退期」(失われた時代)です。まぁ途中は多少の波はありますが、本物ではありませんでした。

米国のGDPデフレーターの推移

ようやく本物相場になります。だから、もうビクビクする…必要はないのです。目先の売り場を逃しても、またしばらくすると…新たな売り場が時間を余り置かずにやって来ます。米国のGDPデフレーターを観ると分かります。このグラフが世界基準(この46年間で3.37倍)です。

中国のGDPデフレーターの推移

でも中国はあまりに急ぎ過ぎて(6.73倍)…います。だから当然ですが、今は、その反動期になっています。習近平と言うのは、独裁政権で…彼の野望は、凄いですね。EUもようやく…最近は「雇用の重要性」を理解しています。でも所詮「もの」の価値観、何れは…消えます。AI革命は豊かな時間を与えます。その時間を、どうやって…過ごすか? 時間を楽しむのです。

日本のGDPデフレーターの推移

3国を比較すると分かりますが、この46年間で日本はたった…1.23倍です。世界基準である米国の「1/3」なのです。中国の1/6なのです。

カタルレポートを読むと、最近の相場解説をしています。今は「AI革命の真偽」に揺れています。ようやく世界はデーターセンターの重要性を理解してきましたが、まだ多くの人はAIを活用していません。でも若者は、やはり…吸収力が高いようです。既に日常に溶け込み始めています。でも71歳のカタルは最近、ようやく携帯電話でインスタグラムを観るようになり「ショート・ドラマ」が好まれ…テレビが廃れる文化を理解し始めています。

カタル自身は、今のデーターセンターは確立された…世界ではなく、日進月歩の技術革新ですから、「担保価値」を有するか…どうか、疑問です。でも「必要な事」の事実は、変わりません。ここに米中間の安全保障問題が絡みますから、官が民を後押しするしか…競争できません。だから融資に「限度を設け」…官がその債務損失分が発生した時に、補填すれば良いのでしょう。丁度、「再保険」の仕組みです。イギリスのロイズなどのケースです。

もともとCDSは、その機能を有しています。そのCDSをカバーする保険を政府が準備すれば…良いのです。まぁやり方は色々あります。闇雲に金融庁が、この仕組みを壊すより、仮に、自然災害や予期できないアクシデントが生じた時は、政府の出番です。今のオラクルは、そんなケースです。

それを整えて「時代の進化」を止めては、駄目なのです。今の日本は発想が貧困です。だからリーマンショック後に、清貧思想が広がったのです。まぁカタルが考える事ではありません。

このAI革命が、今の市場に流れているテーマの重要な部分です。先ずは市場全体の基礎である、実質時代から名目経済への市場要因の改善が、一番の基礎になります。

そうしてその上に、相場の流れの中心は、AI革命の真偽です。でも…米中間の覇権争いがある為に、どうしてもリスクを取って、管理しないとなりません。今の米中間の首脳では、駄目でしょう。なにか…重大な事件が起きてから、対策が練られるのでしょう。まぁ進化に「犠牲」は、付き物です。今回の振り込め詐欺から、証券詐欺が横行し、面倒なパスキーシステムに移行しました。いちいち…「ひと手間」掛かります。

そのような犠牲は、どんなに注意をしていても「引っ掛かる」ことがあります。今でも迷惑メールが、沢山…来ます。何故、国家がこんな自由まで…認める必要があるのかどうか…サーバーの管理を厳格にすれば、かなり防げるでしょう。利便性と安全は難しい線引きです。

銀行は、本当に「使いにくい」のです。自分のお金が簡単に移せません。その内、キャッシュレス社会になったら、簡単に「追える仕組み」が、出来るでしょう。海外送金だけ厳重にして管理して、国内でのお金の犯罪は、厳しく取り締まれば、良いと思うけれど、なかなか駄目です。都会では、防犯カメラが、多く配備されており、もう犯罪なんか、割に合いません。絶対に捕まります。詐欺も似たようなものでしょう。

わき道は兎も角、このAI革命が今の相場の主流です。特に、今はDRAMなどの半導体価格の是非です。だって…明らかに「おかしい」のです。売上げの7割も、8割も利益と言う現実が、狂っています。

だからマイクロンテクノロジーやSKハニックス、日本ではキオクシアなどは、あり得ない低PER評価です。今の株価は3年~5年も、もたない評価になっています。もし3年間、2028年の後半まで…あるいは2029年前半まで継続するなら、株は買えるのでしょう。逆に2030年なら「文句なし」に割安です。空売り派閥は2027年の末には、「翳り」が見えると思って…株を売っています。

この感覚は「やってみない」と誰もが分かりません。

でもカタルは、この半年間の観察の結果、「揺り戻し相場」が始まった…と言う派閥です。でも取り敢えず、この年末年始までの「期間限定」です。10月から、長くても1月まで…上手く行けば、4月頃まで続くかどうか…。この認識です。だから高値奪回に向かうけれど、高値を超えられるかどうか…分からないと述べています。

この見極めの最中に、様々な値動きがあります。既に、野村証券(8604)は、名目時代を完全に織り込み始めています。でもなかなか爆発しないから、失われた時間経過を考えると同じような時間軸の上昇相場がスタートしているのでしょう。でもその賞味期限は3年程度でしょうね。既に1年以上が経過しています。

野村証券(8604) の日足

2026年の初めの1506円は200日線との乖離が50%近かったので、明らかにスピード違反です。でも今回の7月かな?その1636円は30%弱ですから、長い調整時間ではなく、比較的、短い時間で高値を取っています。この感覚を覚えておいてください。既に調整波動入りしており75日線に接近しています。

この75日線割れから200日線割れまでの間で、今回の調整は完了し、また新たな波動に入ります。この角度なら「慌てることは」ないでしょう。何しろ、名目時代の資産投資の流れです。今度は子供NISAが、来年から始まります。こんな事は常識ですね。株価波動を、いちいち…解説するのは「素人向け」の解説です。この流れが、根幹である「市場要因」を司っています。

キオクシア(285A)の 日足

一方、AI革命の真偽の是非は、キオクシア(285A)の株価が代表事例でしょう。この年末年始では、取り敢えず…何処かで63350円の下値圏のボックス相場の高値を抜くと思っています。問題は、あの高値の112700円です。たぶん、カタルは超えられそうで…超えられないと思っています。だから指標銘柄の一つになります。

本当は、自分で「売り買い」をすべきですが、カタルのような…貧乏人は1000株も買えませんから、最初から、たった100株の「ワンタッチ売買」をして、5万円に接近をした時に、既に逃げました。あれがジェイドG(3558)の損金を埋めたのかな? それとも大阪チタン(5726)だったかな? 忘れました。

この2銘柄は、大きなバックボーンの中で、これから始まる「成長性」を加味する相場に主役になります。今年と言うより、来年の主役でしょう。

大阪チタンは積極的に公募増資をしてスポンジチタンの増産です。これが名目経済の正しい流れです。この銘柄は「米中対立の覇権争い」が絡みますから、とっても…大きくなる可能性も秘めています。でも本格段階は、来年~再来年でしょう。これが業績面からの評価です。約3年程度の相場を想定して、この部類は「個別材料株」の評価です。この株は空売りが出来ますよ。今は規制しているようですが、まもなく解除されるでしょう。

大阪チタン(5726) の月足

カタルが、どんな相場をイメージしているか? 日足では…語れません。週足でも駄目です。だから月足にします。この意味は、時間軸の評価が「目先ではない」と言う意味です。この株にとって、此処から11月に中間選挙があって…トランプの共和党は負けますから、米国が「レームダック化」すると、この覇権争いは対立が、更に深まるでしょう。その時になって真価を発揮します。いちいち解説していると大変です。此処には、EUが絡むのです。

EUへの基点の一つである、ハンガリーで選挙が行われ、政権が変わりました。でも中国は既にEVの生産を始めています。特に…電池です。CATLの工場をEU基準にし始めており、今、揉めています。BYDも「一帯一路」の路線で、参加しています。

オルバン政権が退陣したので…中国企業の進出に伴う環境負荷や労働環境への反発が、市民の間で一部に存在していた他、EU側も中国企業への補助金調査を行うなど…監視を強めており、両国関係は、従来の完全な蜜月から、よりバランスを模索する実務的な段階へと移行しつつあります。

この動きは、フランスの「エアバス」も同様ですよ。エアバスは天津に工場を持っており…ラインを増やしています。先日、2026年9月に一号機が引き渡されました。でもレームダック化した米国との対立は、更に激しくなり、EUもEV生産で「大揉め」になって来ました。何しろ…ドイツの態度が、変わり始めています。この辺りの関係が、大阪チタンの相場にも影響をします。

スポンジチタンの生産国は、ロシアと中国、日本とウズベキスタンなどです。だから大阪チタンのスポンジチタンは、戦時用品のミサイルや潜水艦に利用されますから、「重要度」が増します。もともと…半導体と同じように、スポンジチタンも市況品なのです。

半導体株や海運株相場と「同じ背景」を持っています。此処まで…先読みして、相場を考えていますから、月足で相場を判断しているのです。たぶん4850円は既に確定しており、6680円の奪回も決まっています。問題は過去最高株価の15060円を超えられるかどうか…この地点をカタルは考えて、相場に取り組んでいるのです。

もともと…仕手株と言うのは、企業業績の「利益が出る前に」仕掛けるから、大きく仕手化するのですよ。キオクシアを観ると分かります。利益が出るのは、昨年の春の段階では分かっていましたが、カタルは「連れ高」?…と思っていて、腰が引けています。大失敗です。

今の大阪チタンの「素質」を、ざっと…語りました。

次は、まもなく開始されるジェイドGです。会員レポートにも書いてなかったようですが、もともと既にこの年末年始は3000円相場と思っています。この理由は「靴とファッションの通販サイト、ロコンド(https://locondo.jp)や株式会社 NTT ドコモと共同運営している d fashion(https://dfashion.docomo.ne.jp/)などを運営するジェイドグループ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:田中裕輔)は d fashion の 7 月取扱高が +60%、EC モール事業全体* でも +20を記録した事をご報告します。」…とのアナウンスです。

もともと…この時期は、ジェイドGにとって、売り上げが「落ち込む」…時期です。

流石。田中君です。「NTTの強み」を活かした戦略です。彼は、ポカも多くありますが、このような才覚もあるのです。カタルはヒカル君の活用を、思い付いたアイディアは凄いなぁ~と思いました。中国ではインフルエンサーの活用は当たり前です。まだ1000億円なんて言っている…人間の器ではないでしょう。ZOZOの前澤さんは、更に一段、上の人間です。でも…彼でも、駄目な世界が「東京」です。

カタルも一応が税務署に追われた人間ですから、ソコソコなのでしょうが、こんな程度の奴は東京には、「腐るほど」居ます。田舎の天才は「東京の上位」で…しかないのです。少し機転の利く奴は、大勢います。だから間違って…人生の道を誤ります。大手証券マンが、良く外資に行きますが、大概は2年で「お払い箱」です。歩合外務員の世界も同じです。

その上が、伊藤園の本間さんです。横浜市長だった林さんも、凄かったそうです。でもその上の世界が、ユニクロやソフトバンクGの柳井さんや孫さんの世界です。なかなか…このレベルは、お目に掛れません。

如何にカタルが、駄目なレベルか…未だにこんな作業をしていることが「馬鹿レベル」なのです。友達は、上場企業です。彼はドライな一面があるからね。友だちも、平気で「切る」ことが出来ます。この辺りが「相場観」にも影響します。


ジェイドG(3558)の 月足

所詮、3流以下ですが、それでも普通のレベルより、一段上でしょう。いつも「カスリ」の人生ですが、この10月はジェイドG(3558)の田中君が、普通の経営者なら…通期の数字を10月15日かな? 増額修正をします。たぶん彼の腹の中では、次の構想も、ソロソロ…完成形でしょう。だから来年には、発表されると思っています。この程度が一般的な観測です。

ようやく、通常の株価評価になると思っています。つまりPSRでは2倍の領域です。時価総額で500億円時代の到来です。株価では…4352円です。これには…「市場の成熟度」も影響します。

カタルは、そう考えていますから、再来週は、積極的に高値も買おうかな?…と思っています。ざっと「3つの流れ」を解説しました。一番は「市場要因の改善度合い」。そうして今の「AI革命の真偽」が、徐々に…明らかになります。此処に「循環取引の査定」が、絡む…訳です。そうして、主役の合間を埋める相場の「個別材料株」の2銘柄を解説しました。

此処に、次の流れである設備投資や…AI革命の活用のフィジカルAIの世界が、次の順番になるのでしょう。ざっと…ですが、相場の見どころを、前もって知って行くと、月曜日からの相場も楽しめますよ。僅かな株価の上下まで、見える奴など居ません。所詮、目先は「鞘取り」の世界なのです。そんな鞘取りの小銭稼ぎは、そろそろ卒業して、本格的な王道を選択しましょう。無理をして、高値を買う必要などは、サラサラなく…ポイントだけ押さえておきましょう。

最近のGDPデフレーターと日経平均株価の推移

やはり「大の里」現象はあります。まぁ霧島は兎も角…熱海富士にも同じことが言えます。如何に「心」が大切か…分かります。僕らは、株価の揺れに立ち向かう種族になりましょう。確りした、基礎知識を有して、ようやくGDPデフレーターが上昇角度を上げています。だから市場要因はドンドン…追い風が吹くのです。

故に、ノンビリ…構えましょう。また明日と書きたいのですが、月曜日から金曜にはお休みです。ごめんなさい。昔のレポートでも読んでいてください。右のカレンダーから読めますから…。次は土曜日からの再開です。



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