胎動

今年を振り返ってみようと…思っていますが、なかなか…良いサイトはないものですね。その中で…古い資料ですが、此方のサイトは、今の時代を象徴しているのでしょう。

TOPIXとS&P500の比較

「基本路線」が非常に重要なのですが、その「根幹」の大切さを多くの人は知りません。東大法科卒のエリート官僚から、政治家まで…お金の意味を、全く理解してないのでしょう。そもそも…日本の「教育制度」が歪んでいます。誰も…理解してないから、教える人が居ないのでしょう。

あるいは…わざと(恣意的に)日本人の「家畜化」教育(ロボット教育)の実践です。

カタルは最近になって…「様々な失敗」を経て、得ることが増えています。今は急速に変化している最中かな?…と考えています。既に50年近くの歳月を、無駄に過ごしてきました。だからこの読者の中で…意欲ある若者が、カタルの立ち位置に、早く到達できるなら、無駄な時間を省くことが出来ます。

カタルは「試行錯誤」を経て、今の地点に到達しましたが、残念ながら、残された時間は少ないのです。

でも「H3ロケット」の失敗は悲しいし、日本人の「劣化報道」を目にするたびに…昔は、もっと…国民に「意欲」があったと思っているのです。この根幹の部分を、崩壊させた「政策ミス」は許せません。清貧思想の蔓延です。

「重箱の隅」をつつく…報道が、何時頃から増えたのでしょう。小さな事件など…昔は、NHKなどは「採り上げなかった」でしょう。しかし最近は、「些細な事」を大袈裟に指摘して、さも「重大な過ち」のように…採り上げます。政治家の部分的な「切り抜き報道」により、その政治家を、強引に色付けします。

嘘や不正は許せませんが、ある程度の許容度があっても良いと思っています。自分の人生を振り返ると…「恥ずかしい行動」の失敗は、かなりあるように思うのです。高校生が馬鹿をやるのは当たり前の時代です。殺人などの凶悪犯罪は許せませんが、程々の犯罪なら、多少の「お目玉」(罰)を与え…「厚生の道」を歩ませれば、良いと思っています。

でも今の社会は、どんな些細な事も大袈裟に…当事者以外の人が「大騒ぎ」をします。一例を掲げるなら「中居君」の問題でしょう。芸能界など…そんな業界なのでしょう。当事者同士が納得して、示談になった話を…何故、外部の人間が、ワイワイ…皆で叩く必要があるのでしょう。

「悲しい話」ですが…、この事件が切っ掛けで「コーポレートガバナンス」の問題に発展して、今は村上Gなどが、私欲の演出をしています。カタルの嫌いなタイプです。海外はどうなのでしょう。

僅かな株を持っただけで「大騒ぎ」をし過ぎです。お金は儲かるなら…いくらでも集まる世界です。米国の「M7」の一社の時価総額が数百兆円です。日本の国家予算が122兆円です。でも…エヌビディアの時価総額は4兆4635億ドルですから…150円の為替として、その時価総額は669兆円です。

お金の力が「国力」の一つと言う考え方も…あるでしょう。だって米国の株の一部を売れば…トヨタなどの企業が、「丸ごと」買えるのです。NTTもそうです。

何故、わざわざ…清貧思想を振り撒いて…株価を下げるような政策を取る必要があるのでしょう。ドンドン…日本人は貧乏になって、今までは下に観ていたアセアンの諸国から「日本の物価は安い」とインバウンド需要なのです。お陰で、京都市民は自分達の足であるバスに乗れず、仕方なく自衛のために「地域共同で」独自のバスを運行しているそうです。

カタルは「孫」が帰って来て、今回、久しぶりに…軽井沢のスキー場に行きました。コースも大きく変わっており、貸しスキーは、リフト券を含めて…一人、15000円でした。でも大きく驚いたのは、客の殆どが…「インバウンド」客なのです。

多かったのが…たぶん、インドネシアかな? 女性が「ヒジャブ」と言う…スカーフと言うか…顔などを覆っていました。イスラム系と言えば「インドネシア」なのでしょう。人口が2億を大きく超え…3億弱の28000万人程度なのです。

別に「インバウンドが悪い」と言っているのではないのですよ。日本の総合的な国力が、日本人の手で歪められて…実質経済を主体にした「間違った政策」を崇めたてるメディアが多いのです。

コメの価格が2倍になったと言って、大騒ぎをして…、今度は「財政規律」を持ち出す…大馬鹿ばかりです。名目GDPの意味も、理解しない…馬鹿が、世の中にウヨウヨしています。さも「清貧思想」が正しいと…東大の馬鹿教授が、テレビに登場して、嘘を並べています。まぁ嘘と決めつけるのは、間違っていますが、似ています。

今回の「フジテレビ事件」は1993年に起きた「パイオニアの指名解雇」事件に並びます。歴史的な時代の転換期と言うのは、このような社会現象がピークと言うか…起点になって時代が変化します。その「パイオニア」の指名解雇の意味は、終身雇用と年功序列の古き…概念が「臨界点」に来たので…大きな社会問題になったのです。

あの事件を観て、日本の「空洞化」が加速をします。鄧小平の南巡講話とマッチして…日本企業は、その生産基地を日本から、中国へ移転させたのです。数年前から、その生産設備はベトナムを中心に…「アセアン各国」に移転しています。今はインドもそうです。まぁ、事象の解説は、兎も角…「社会の変革期」を、正しく捉えることが、株式投資の根幹です。

最近、カタルは「安値」を買う事が、株式投資で正しい行動ではなく…時代が、キャッチする時期を「見極めた方」が良いと思い始めています。故に…「人気株の選択」と「時間軸の差」が縮まって来ました。つまり…カタルの銘柄の精度が高まっています。

皆さんには「本物の投資家」になって、欲しいと思っています。往々にして…「偽物銘柄」が市場人気を、席巻します。たぶん…本物との確率は数%以下なのでしょう。時代を席巻する企業が登場して、その企業に巡り合う確率は、かなり低いのです。

でも…時間軸の問題がありますが、結果論を言えば、やはり投資は30年程度の時間が、必要なのかもしれません。最近は、段々…バフェット心理に傾いてきました。でも皆さんが感じる時間軸は、大きく違うのです。だから最近は、株価が2倍になったら、半分を売って元金を回収して、残りは「永久保存」の話をしています。実際に…「損をしない投資」では、その応用版をスタートさせています。

でもそんな話ばかりでは、「面白さ」が欠けるから、みなさんが好む…目先の「朝三暮四」の話題も、大きく…採り上げています。

でも…カタル自身は少し「方向性」を、来年は、変えようかな? と思っているのです。まぁ今から述べても…皆さんは、分からないと思います。カタル自身が時間軸を考えるようになり…既に数年間、この狭間で、揺れています。様々な実験をスタートさせて、身銭を切って、相場の実験をしているのです。

でも皆さんは、「市場要因」と「個別株要因」の話を、何回も…何回もしていますが、理解できないようです。

IRNETの閲覧者数など…

カタルのサイトの購読者数が、このデータが正しいなら、市況環境が、かなり改善し、今の「相場の体温」が分かります。もしこの数字が本当なら大変な事です。2万人ですよ。毎日、カタルのサイトを閲覧する人が、2万人も居るのです。でも…「ジェイドG」(3558)の実験をしましたが…目先は駄目でしたね。本当は簡単に…「ストップ高」するのですよ。皆さんは、分からないのでしょう。

まぁ小さな積み重ねで、やがて大きな大輪を咲かせるのでしょう。でも目先の人達は「フジメディア」(4676)のような話題に、関心が向かうようです。やり方は、あの「蛇の目」ミシンを手掛けた仕手集団の「光進」と、いったい何が、違うのでしょう。村上などのやり方は、正式な運用ファンドではありません。

日経より

まぁ…このような連中が跋扈するから、「総還元性向」が上がり…自社株買いもTOBもMBOも増えて…M&A時代になって「新陳代謝」が高まって来たのですから、一概に…否定はできません。「必要悪」と言う感覚かな? カタルは、早くから「ジェイドG」(3558)に注目しているのは、この「成長度合い」です。この10年間の平均値が28.6%だったかな?

確かに上場する間際に、IPOをする為に無理をして、成長をカモフラージュする上場ゴールの企業も多いのです。皆さんの多くはメディアの報道に騙されて、「ババ」を掴まされます。

カタルは昨年から今年になって、初めて…「クックパッド」(2193)を採り上げて、何回か…手掛けました。でも…「馬鹿株」時代は見向きもしていません。ようやく…投資をする尺度に合って来たのでしょう。関心の高い株に、時々採り上げている「出前館」(2484)もあります。でも…いずれも本格的に参入ではなく、まだ…「ワンタッチ」のイメージです。

「BASE」(4477)もそうでした。でも同じ感覚を持つ…牧さんが、大きく買い上げ、折角、大株主になって頂いたのに…鶴岡君は「敵対的」な扱いでした。それなら最初から上場をすべきではないのです。

上場をすると言う事は、「社会の公器」でも在ります。上場企業の「責務」が生じます。それにも拘らず、株主に利益を還元しない馬鹿経営者が「フジメディア」の日枝です。だから「コーポレートガバナンス」問題になったのですが、今の村上は、経営に口を出して、含み利益を盾に、揺さぶりをかけています。だから…総還元性向が大切なのです。

「デンソー」(6902) の日足

ここで…日本郵船社長の「自己資本の圧縮」の話を紹介しました。同じことですが…こちらの内部留保の活用の話も、採り上げています。だから2年以上も前でしょうが「デンソー」(6902)を報道に関心を持って、トランプ関税の行方を観てから「デンソー」の株を買ったのです。トヨタグループの構造改革の「口火」を切った会社だからです。

それだけではなく…車は「SDV」の世界に、大きく変わるから「デンソー」が活躍できます。同様に…「ルネサスエレク」(6723)も採り上げています。

でもあのタイミングが正しい筈ですが、「豊田自動織機」(6201)のMBOの認可が遅れており、「デンソー」の相場が先延ばしになったので…仕方なく、時間差のクロスをしたのですね。下値のものは一旦、現物株に変えました。「損をしない投資」の話です。カタル自身は、非常にオープンな人間です。別に出し惜しみなどしませんよ。

イニシャル名の銘柄は小さい会社が多いから、簡単に株価変動をするから、イニシャル表示ですが、メールでの問い合わせがあれば…銘柄名を伝えています。でも、そんな小手先より、公開ページだけで…充分でしょう。何回も読めば良いのです。1回で理解できないなら、2回、3回、読んで…派生する考え方を、自分なりに「精査」するのです。そうしてようやく…理解できるようになるなら、大丈夫でしょう。

晩年は年金では足りませんから、今、紹介している銘柄が2倍になったら、半分を売り、残り半分は「永久保存」をして行けば、いつの間にか…みなさんは「あちら側の世界」に行けます。

でもカタル自身は時間が物理的に足りませんね。7%以上の世界なら合格です。この基準は10年間で2倍なのです。何故、「ジェイドG」の田中君が、素晴らしいか…彼は上場してからずっと…28.6%と言う「驚異的な数字」を叩き出して…伸びているからです。

この理由は「M&Aの活用」です。「経営コンサル」の出身だから、駄目な部分が見えるのでしょう。カタルの友達は「再生ビジネス」で成功を収めたのです。今は50歳代かな? 何回も上場の誘いを受けていますが、カタルは彼に「上場なんか…しない方が良い」と言い続けてきました。

でも今、久しぶりに見たら…昨年、上場したのですね。連結の従業員は833名になっています。最近、全然…連絡してないから、知らなかった。

あの時に、カタルは、彼から「出資」を誘われたのですが、でも当時は、金がなかったのです。1000万を預けていれば…今頃は「左団扇」でしょう。あれは2002年頃の話です。やはり時代は流れています。カタルのような…浦島太郎は、もう「引退」の時期なのでしょう。とりとめのない…内容でしたが、「市場要因」の改善により、その他大勢の口の人間でも、あちら側へ向かう入り口に「位置している」のでしょう。ヒシヒシと…今の新しい時代の「胎動」を感じています。

そうか…。彼は上場企業の社長さんではなく会長だって…時価総額は343億円だそうです。あの時に、良く「飲み会」をしたのに、いつまでもグズグズしている…阿呆のカタルと違います。コンチクショウ…もっと頑張らないとなりません。これから「会員レポート」を作成しますから、会員の方は、明日にでもお読みください。



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