昨日の話題で面白かったのは、「国会答弁」のやり取りでしょう。立憲民主党の野田代表が経済対策の話しに関連して、経済界で一般的に言われている…「財政が悪化して、円安になって、物価高になる」と言う考え方で高市総理に質問をしていました。しかし…彼女は「成長論」を述べていましたね。
この話を聞いていて…カタルがいつも述べている名目GDPと実質GDPの差である「GDPデフレーター」の話を想い出した読者が、居るなら合格でしょう。仮に、証券マンで、直ぐに…この関連を連想できないなら「勉強不足」なのでしょう。わざわざ…スペインの事例を最近は伝えました。
カタルレポートに登場する銘柄は、どれも…何らかの発想が「背景」に在ります。しかし皆さんは、「玉石混合」で…レポートの内容が分からないから、肝心な「繋がり」が見えないのでしょう。このレポート銘柄の多くは、時間軸の差は在りますが、その後、大きく上がっています。でも、みなさんには、分からないのでしょう。
だから…今年から「損をしない投資」で、事前告知をして、有言実行を貫く…口座を設け、会員の方には、その詳細を伝えています。多くの銘柄が、ある中で…銘柄を選択するのも難しいし、更に投資をする「時間軸の選択」は、更に難易度が上がります。カタル自身も、いつも「間違えて」います。
そもそも「あちら側」の人達は「時間」に関する考え方が違います。バフェットを観ると分かります。でも僕ら「こちら側の人間」は、いつも「朝三暮四」の選択です。まぁ人間だから仕方ありません。カタルも含めて、みんな…同じなのです。冒頭のGDPデフレーターですが、米国基準と日本基準と言うか…。日本の時間は違いますね。「キオクシア」(285A)の株価の話も、その一つの現れなのです。
日本には、「村社会」論がある為です。「和を以て貴しとなす」と言う「助け合い」の行為と言うか…「協調性の強要」と言うか…。この争いが「政策論争」なのです。あの時の「東京電力」(9501)の後処理の仕方を観ると分かります。
カタルは、あまりに「最後尾を歩む人達」に、標準を合わせるから…失われた時代を招いたと思っています。円安で金利は上がることは、経済の「進化の速度」を、上げている話です。
しかし立憲民主党の野田代表は理解してないようです。基本的に「効率化の進展」を目指すと、その改革に、付いて来れない人が落ちこぼれます。個人の能力差があるからです。努力をしない人は、他の方法、事例としては「生活保護」などで「救えば」良いのでしょう。「年金生活」になったら…なにも家賃の高い「都会に住む」必要はありません。田舎なら家賃も物価も安いのです。
株式投資は「資産投資」ですから、名目GDPが上がると、ドンドン…加速します。実質値との開きが、大きくなるほど…「資産投資が活発化」して、お金がジャンジャン動くのですね。だから「貨幣乗数効果」が発揮されます。
熊本の菊陽町周辺の開発状況(TSMC)を観ると分かるでしょう。「ラピダス」効果は千歳です。地価は上がり…お金が動き、雇用も生まれます。お金が動く速度を上げることが賃金の上昇にもなります。小学生でも分かる経済の話です。
今はある面で…「失われた時代」からの立ち上がり局面ですから、浦上さんが述べていた…「相場サイクルの見分け方」の「金融相場」の色彩が、強く…市場に現れています。あの有名な格言です。
相場は「悲観の中で生まれ、懐疑の中で育ち、楽観の中で成熟し、幸福感(陶酔)の中で消えていく」と言う名言です。米国の著名投資家であるジョン・テンプルトン氏の言葉ですが…カタルが最も好きな格言でも在ります。
これは「景気循環と相場の関係」を示しています。浦上さんが素晴らしいのは、この景気循環の中で、財政政策と金融政策の関係を説明して、更に、それぞれの景気局面で選択される…銘柄の「業種」を採り上げています。たまたま…浦上さんの部下だった大塚さんと、同じ職場だったので、浦上さんとも、カタルは面識があったのです。彼は、早くに…他界されました。
今は「金融相場の色彩」も強い…と述べました。その業種の3点セットが「銀行・証券・不動産」です。いずれも景気が良くなると潤う産業です。

だからカタルは「三菱UFJ銀行」(8306)を、早くに採り上げて…今はその株価は、推奨時から約5倍です。更に、ずっと長く「野村証券」(8604)だけでも、構わない…と述べています。社長の奥田さんは、明らかに「見劣り」がしますが、彼の方針は間違っていません。
カタルが不満なのは、スピード感がないからです。如何にも…日本人的な考え方です。だから「三菱UFJ」と株価の差が生じましたが、如何でしょう。今日の株価1180円台は「新高値」ですよ。カタルは「ノンビリ」やろう…と述べています。

「野村証券」(8604)の株価の「上昇速度」が上がる…可能性があるので…カタルも、今日から「参戦」をしました。今日は1170円で1000株を買いました。もともと…「野村証券」と言う株は「仕手性」があるのです。つまり…株価の「変動率」は、高い業界です。何故なら、証券も「市況産業」の面を持ち合わせています。船株のような面も在るのです。

実は、金曜日の相場で…あの環境の中で「三菱地所」(8802)が、異色の値動きでした。先ほどの「3点セットの流れ」が「あるな」と思っていたら、昨日は「野村証券」(8604)が異色の展開でした。気付きましたか?
日証金の買い残は減り…「時間軸」を我慢できない人が、「ヤレヤレ」…と利食いをしている様子です。この辺りから、株価の上昇速度が、一気に上がる可能性もあるのですね。「三菱UFJ」の値動きと「地所」の株価動向に…「野村証券」と続きます。皆さんは、ちゃんと…勉強をしていますか?
こんな理屈は、証券マンの「イロハ」の話です。
一般常識で分かる話ですが、日本は「画一化教育」で、金融論を勉強しませんからね。カタルは現場の末端で、色んな経験を積んで…今のレベルになりました。だから読者の皆さんは、カタルを超えましょう。時間の節約になります。
皆さんは「末端生活」を経験せずに…毎日、カタルレポートを読んでいれば「そんな世界もあるのか」…と、自分自身の「知識の補完」になります。それを活用して、「ステップ・アップ」すれば…良いのでしょう。最後は、実力本位の「頑張った奴」が報われる社会にしましょう。失われた時代は、先着「一名様」限りの世界ですから、カタルのような馬鹿は、「塗炭の苦しみ」を味わい続けます。馬鹿社長に仕えるサラリーマンは、大変です。自分で転職をすれば、良いのでしょう。徐々に日本の社会制度も変化しています。
何故、日本が躍進できるのか?

その話が昨日の日経新聞に載っています。この労働人口のグラフは「良い資料」です。だから「AI革命」なのですよ。そうして「新陳代謝」の促進で…「リスキリング」が必要になります。自分が努力をしないと、他人より「豊かに」なれる道理がありません。それぞれ…個人の能力差は歴然としています。
カタルが理想とする社会は、平社員と社長の「給料差」は、もっと大きくても良いと思っています。「テスラ」のイーロン・マスクは、流石に…どうかな?と思いますよ。所詮、額を増やしても…使えません。しかし、それが「市場経済」でもあります。
高市政権の政策が実行されて行くと…所得は基本的に「年金生活者」から「働く若者」に移動します。年金生活者は、どんどん…苦しくなります。こんな事は「常識」です。だから僕らは、資産投資をするのです。勉強して、配当で、若者より収入を増やせば良いのです。
まぁその為に、カタルはこんな「努力」を、ずっと…続けています。事前告知から有言実行を経て…「あちら側」に行けるなら、カタルは本物の人間です。
その挑戦模様を「赤裸々」に語っています。それが、カタルレポートです。皆さんが、どんな利用の仕方をしようが…構いません。「悪質な使いかた」以外なら…このレポートを、営業活動に使ってもらって構いませんよ。日経新聞や東証を始め…メディアのように著作権が、どうのこうの…と文句は言いません。
実際に…昔はカタルのレポートを手にかざし…仲間の証券マンに「ソフトバンク」の素晴らしさを語っていた…営業員も居ました。そんな模様を、カタルは黙って…眺めていました。「なるほどなぁ~。こんな風に利用されているんだ」…と思いました。
今は「名目経済」への移行期です。だからカタルは「黎明期」と述べています。ここから更に「加速する」筈です。基本的に、株価の値動きと同じように…「馬鹿」は後になって、株式投資に参加をします。だから、僕らは常に「先回り」をすれば良いのです。簡単な話です。でもカタルは、「いつ」その値動きが、開始されるか…? この時間軸の選択が、また充分ではありません。

しかし最近は、その感覚はドンドン縮まっているように感じています。あとは、皆さんの選択です。昨日は、大昔かな? 不動産株の「G君」が下げて来て…200日線に到達したので、1190円で500株の「打診買い」を入れました。会員レポート銘柄です。そうして「三菱地所」と共に…採り上げています。チャートだけ掲げておきます。

今が「名目時代」だと言う事は…至る所で散見されます。「日立」(6501)や「重工」(7011)だけでなく、顔認証世界一の「NEC」(6701)も、同じです。当たる確率は、高いから意外に年末に向け…、昔の相場のように、株価は「上がり始める」かもしれません。
「野村証券」も、その候補株です。皆さんの「売りたい気持ち」は、痛いほど分かりますが…他に、もっと良い選択肢があるかどうか…。
カタルは、昨日は、バカバカ…上がる株の「ジェイドG」(3558)を「微益」で売ったのです。「持ち高」を増やし過ぎたからです。だから、今は、手が「隙」スキ…です。
後場から、また買おうかな? 実際に、カタルはあの日…1380円を覚悟して「成り行き」で、「売り」に行き、別口座で1385円の指値をしたのですが、始まりは1418円でした。だから、翌日は、皆さんと「協賛」行動をしたのです。本当は、あの日に1515円で2000株だったかな? 大引けに注文を入れており…そこまで「買う予定」でした。でも無理はしなかったのです。今日は、株価が安いから…当然、少しですが、株を買っています。
別に「上手に」買おうとも…思っていません。素人は、カタルの行動が、なかなか…理解できないでしょう。まぁ、どう考えようが…人それぞれで自由なのです。基本的に、株式投資は「ノンビリ」と…慌てない事です。そうして、上手に買おうとせずに、先ずは、買ってみて、それから「考えれば」良いですね。互いに…無理をせずに「ノンビリ」やりましょう。また…明日。