前評判は当たらない

いつも思うのですが…前評判と言うものは当たらないものです。当初は4週間~5週間の予定でイラン戦争を始めたのでしょう。この背景はイスラエルの存在です。そもそもイランも「理不尽」な教えです。イスラム教徒も色んな宗派があるのでしょうが、その解釈も様々なものでしょう。

世界の諜報活動は、米国のCIAを始め…イギリスのMI6、イスラエルのモサドは有名ですが、ロシアのKGBは古い組織…で今はFSBかな? 中国はMSSと言われ…ベールに包まれており、北朝鮮は「朝鮮人民軍偵察総局」とネットでは、報じられています。ビットコインなどを搾取する犯罪組織です。ロシアも似たようなものです。

情報に対する知識武装に「疎い」のが日本人です。そもそも…学校教育の方針が「画一化」です。たぶん…目指すのは、人間をロボットに変える教育が狙いなのでしょう。「何でも反対」の社会党は消えていきましたが、根強い人気があるのは、共産党です。一般的に、そろそろ…この種族も物理的な限界を迎えます。公明党の創価学会と同じような成り立ちとも言えます。

戦後、我が国は揺れていました。共産主義の「理想論」を追った…高学歴の学者先生が大勢いたのでしょう。その人達が、悪事を暴く趣旨の赤旗を支えています。都会には、根強い人気があるのでしょう。創価学会の聖教新聞以上の強固な読者層です。

時代の流れで一番大切な事は、実質経済と名目経済の選択です。

日本のGDPデフレーターの推移

カタルは皆さんに、この事を「GDPデフレーター」を使って説明をしています。この差が資産投資の成果になります。この指数が、ようやく日本では113になっています。しかし米国は130.65やEUは123.49です。

米国は、中国との「覇権競争」が在りますから、投資活動を活発化させるために、資産価値を重視してきました。現状の住宅ローンは30年物で6.38%です。この金利負担を超える…住宅価格などの資産価格の上昇です。

でも我が国の学校では、この「資産効果の重要性」を学びません。

終戦後の日本は、米国の庇護の下で…目覚ましい経済発展を続けてきました。この背景は、日本の共産主義化を防ぐ…「防波堤の役目」を担ったのです。だから米国から守られていました。

そうして…名目GDPを重視した政策です。基本は米国への輸出を主体にし…加工貿易で付加価値を増大させてきました。日本は、米国の援助のお陰で…ここまで経済を発展できたのです。

その基盤を作ったのが「土地神話」です。銀行は土地が担保なら、地価は下がりませんから、常に担保を取れば「貸し倒れ」は起きません。低い金利でも、資産が担保なら…大丈夫の時代が長く続きました。戦後の発展は、基本的に、この資産価格の上昇で進化のスピードが変わります。

カタルは上京して…「西葛西」に住みました。東京駅から千葉方面に地下鉄で15分ほどの地域です。地下鉄東西線は、どんどん東に延びて、西は中野が始発で…東が西船橋です。

最初は東陽町までを開通したのですが、その後、千葉方面に延びたのです。カタルが上京したのはバブル期です。その当時は、既に地下鉄は西船橋まで開通していましたが、カタルが住んだ葛西地区、江戸川区の東京湾寄り(南)は、昔は葦が生える荒れ地でした。

昔は湿原帯のようなものです。その処に漁師や農業を営む百姓が住んでいましたが、東西線の開通で地価が高騰していきます。だから小さな街の西葛西、葛西には大手銀行の支店が次々に立ちました。買収資金が落ちるからです。

周辺地区はドンドン…開発され…今ではマンションだらけです。百姓は戦後の農地解放で…ただの農地を、庄屋から分けてもらい、ただ何も考えず…野菜などを作っていたら、突然、地下鉄が開通され、銀行マンが来て農地を次々に高額で買収していきます。

売らない…と、頑固の農家もなかには数軒あるのですが、息子の代になれば、銀行マンが来て札束を積み上げますから、お金の誘惑に勝てません。始めるのは「車好き」はディラーや中古車販売業を興し…博打好きはパチンコ屋などを開業し…カタルの知っている百姓はマンションやテニススクールなど…幼稚園も、なかにはありました。

この土地成金が国家の消費をささえます。地方では、新幹線や高速道路で田んぼが売れますから、証券マンはその金を目当てにして投資を勧誘します。でもそんなに開発は起こりません。せいぜい工場団地や大規模なスーパーなど郊外店の出店により、人の流れが変わります。カタルの住む新潟の長岡は、田中角栄の地元ですから、彼が建設大臣の頃に、信濃川の治水工事をして…「葦の生える河川敷」を商業施設の街に変えました。だから駅前の商店街からどんどん人は流れ…駅周辺は廃れます。どの地方都市も似た歩みです。

東京の新宿は、昔は農地だけなのです。江戸、東京駅周辺から新宿までは、かなり時間がかかったので、最近まで「宿場町」だったのです。品川もそうですネ。人の流れが資産の価値を決めます。

3Dマトリックス(7777) の日足

株式市場も似たようなものですよ。人気が過熱すれば、株価が上がり、そうしてお決まりの「乖離調整」です。皆さんは、カタル銘柄でも…最近のヒットは3Dマトリックス(7777)かな? 

今の株価は調整中です。たぶん…ハイツ・キャピタル・マネジメント(米国・デラウェア)が、持ち株の大半を売り、資金回収が済んだ案件でしょう。残りは「儲けのカス」のようなものです。川船(9107)も村上ファンドが大成功した案件です。でも…実際の会社としての価値は残っているのですよ。

商船三井(9104) の日足

カタルが抱き続けた「船株の謎」は、ようやく…今回の商船三井(9104)へのエリオットの投資により…正当な評価を受ける順番が来ました。本当は…市場が成熟しているなら、あの時に、あのまま株価は「仕手化」できたのです。

過去の日本株市場では、そのような事例に溢れていましたが、今はようやく…実質経済から名目経済への「移行期」(黎明期)です。GDPデフレーターの推移を観ると分かるでしょう。最近、エリオットは商船三井の株価価値を「船体価格」の上昇まで…言い始めています。

三菱UFJ(8306)の 月足

丁度、カタルが昔、三菱UFJ(8306)の株を薦め…まだ持っている読者の配当利回りが10%を超えている事と「同じ原理」ですよ。

過去、三光汽船が存続していた時に…市場は各造船所に発注した「船の建造の権利」の価値が膨大な利益に繋がると、市場は囃して…大人気の仕手株になったのです。背景には岡庭専務の存在が在りました。

まだ造ってもいない…船の造船所との契約までの含み資産を株価に置き換えて、市場は、三光汽船の株を、実際に買ったのです。分かりますか? カタルの知り合いの大御所さんだけは、大儲けをしたのです。この話は面白いのですね。大昔に実話を書いたことが在ります。長いから…今日は省きます。

今の市場の温度差との違いがわかります。今の相場を「バブル」とは、言いません。日本製鉄(5401)の純資産は、いくらですか? 時価は597円ですが…その純資産価値は1018円です。NTT(9432)の配当利回りは幾らですか? 3.3%ですよ。

誰もが…野村証券を利用して信用取引をするなら…今の金利は1.2%かな? だから…2%程度の「鞘」が抜けます。1億円の2%は、幾らでしょう。200万円ですから…5億円もNTT株を買うだけで…サラリーマンの憧れの1000万円の所得になります。

野村証券は33%かな? その担保が必要ですから…現金で1億6500万円が必要です。でも資産家なら簡単です。国債を担保にして現金分も、利回り投資をして2年債の国債利回り1.3%~1.4%程度なのでしょう。更に賢い…「金利裁定」が実施できます。2年債なら…インフレの価格変動リスクは大きくありません。デュレーションの考え方です。

我々…年金生活者は、賢く…利回り投資をしても、他人より有利になります。このような基本的な経済知識がある人と、ない人の差は、生涯の時間価値になると…大きな開きになります。投資と言っても…「幅広い選択肢」が在ります。このような基礎概念は大切です。しかし皆さんは目先のイラン戦争に右往左往します。貧乏人の性(さが)です。

S&P500の日足

しかし米国株が下がったと言っても…ようやく「乖離調整」が終盤なのでしょう。今は日々線でようやく…200日線を割れた所です。これでは、なかなかイメージが掴めませんから、更に時間軸を延ばし…週足を観ると、今はようやく52週線に届いたところです。前から、乖離調整が「気になって」いました。

S&P500の週足

奇しくも…AI革命の恐怖が「SaaSの死」を中心に広がっています。既存の危険資産に対する貸倒リスクが、此方の報道です。だから現状の好調さより、未来の「まだ見えない不安」を煽っています。カタル自身は「現実の数字」を信じる方です。未来の予測なんか…誰が当たるのでしょう。そもそも…未来の話をした時点で、バブル化が進んでいるのです。高値の上方乖離に、下値の下方乖離です。

商船三井(9104)の船体価格の価値は、現実の事を述べています。三光汽船の時は、建造する約束(契約)まで…市場は評価したのです。実際に…前回の物流問題の大混乱で、船株は爆利益を手にしました。その利益を、今までは「船」を借りており用船料を払っていました。その鞘抜きですが、今回の利益で持ち船を実際に購入していますから、その船の価値がドンドン原材料費が上がり…安い船が現在のコンテナ船料金を享受しています。わかるかな?

東京海上HD(8766)の月足

銀行や生命保険会社、保険などが、ただ単に保証をしただけで…現実の掛け金を運用して…爆利益が生まれたのです。インフレに「保険業」が、最も強いのです。何故、バークシャーハサウェイ(バフェットファンド)が一見すると、高値圏の東京海上HD(8766)の株を買っているか? 

カタルが何故、GDPデフレーターの話をしたか? 皆さんは、何も分かっていません。

原理原則を守れば、必ず、儲かるのですよ。問題は、株価は上下をしますから…下値になったら「株を買える余裕」を持っているかどうか…の話です。だんだん…下落スピードが増しています。

ルネサスエレク(6723) の日足

ルネサスエレク(6723)を、高市政権が選挙で大勝した時に…カタルが株を「両建て」をした意味が、ようやく…分かるでしょう。3Dマトリックスに対して…カタルは深追いをするなと注意しており、自身は信用の建玉は、ほぼ「皆無」でした。残したのは、買値が100円台の株です。それも、今回の下げで「大半」を売りました。「時間の我慢」が利かない(効かない?)から…です。

野村証券(8604)の月足

自分の「性格を知る」ことが大切です。我慢できるなら、それで良いのです。野村証券(8604)の株価も同じですよ。いずれ…必ず、三菱UFJの後を追います。上の三菱UFJの月足と比較検討すると…その違いが分かります。

しかし現在の奥田さんは、大会社の「社長の器」では…ありません。早く辞めさせれば…株価は大きく上がるでしょう。誰が経営しても…もっと良くなります。でも「方向性は正しい」のです。スピード感の問題です。

石破総理時代はインフレによりコメの価格は高騰しているのに…なかなか備蓄米の在庫を市場に投入せずに…政策はメディアにせかされて…後追いの政策ですが、今回のイラン戦争では、高市総理は国家備蓄原油の放出を世界に先駆けて実施しました。この「スピード感」が堪りませんね。

ウクライナのゼレンスキーに対する怒りが、今のウクライナ国民の悲劇を招いています。同じことですよ。高市総理は、あの難関のトランプ大統領を宥め…味方につけたのですよ。アマゾンプライムでは、彼のドキメンタリー番組が提供されており、ドイツ移民のお爺ちゃんの話から…彼の生い立ちが分かります。売春宿の経営です。でも犯罪者ですが…辛うじて「綱渡り」を演じ…今の地位を築いたのです。カタルは嫌いですが…「たいしたもの」なのです。

どの国にも…ヤクザのような人種はいますよ。そのヤクザ相手に「立ち回り」が出来るのです。みんな「命のやり取り」の世界です。株式投資も最後は難しい…決断を迫られます。何故、カタルが相場観より、力量問題と…何回も、何回も…述べているか? もう決まっているのです。

日本は太平洋戦争を始める前に、敗戦が決まっていたのですよ。それをミッドウェー海戦で敗退しても…沖縄戦を続け…最後は原爆を落とされるまで、本土決戦を軍部は叫んでおり、竹槍で…B29を落とせと訓練をしていました。

焼夷弾を落とされても、バケツのリレーで「消火しろ」と…馬鹿でも分かる理屈を述べていました。ガザ地区のハマスと「同じ人種」なのです。イランの革命防衛隊は…。最後まで戦う事は分かっていたのでしょう。

問題は「モサド」の戦略でしょう。「いう事を聞かない」奴を、次々に暗殺しています。しかし…イスラエルも大国イランに対しては、時間闘争を望まない筈です。イランは大きな国です。その人口は9000万人程度なのでしょう。名目GDPは2023年のIMF報告では3679億ドルになっていますから、日本円で55兆円ほどです。それ程、豊かな国ではありませんが、恵まれた自然です。

カタルは…金曜日のようなTOPIXが確りする…相場展開だろうと思っています。嘗ての日本株は、米国株が下がろうが…関係なく、日本株は独歩高したのです。

メディアは第一次石油ショックや第二次石油ショックを話題にしますが、その経験があるから…必要以上の240日分の備蓄原油があるのです。ベトナムは苦しいから…日本の備蓄原油の助けを求めています。それ程…日本の対応は万全なのです。

しかし最近のアジア各国はロシア産の原油を求めて…凌ぎはじめています。ロシアは「ウハウハ」…です。笑いが止まらないのでしょう。でもロシアも、最近は、物価高に喘いでいたのです。

まぁ先の話を考えても、意味は在りません。僕らは「万全の対応」をして、ノンビリ構えれば…良いのでしょう。

サイボウズ(4766)の 日足

あのサイボウズ(4766)の執行役員 事業戦略本部長の栗山圭太氏のインタビュー記事を読み…、もう一度、買ってみたいなぁ~と思ったのです。昨晩のセールスフォース(CRM)は全体の流れに押されました。でもカタルの考えは、やはり…あまり変わりません。最後は「現実の利益」が勝ります。

時間が経過すると…動揺は収まります。まだ大手行の自己資本比率規制の緩和からの行動を探していますが、先日のJPモルガンのCDS組成しか…観ていません。いずれ…日経新聞にも登場するのでしょう。

この「微妙な時間軸」は、なかなか読めませんから、「ブツブツ投資」なのです。そういう事が、昨晩の米国株を観た…感想です。でも…カタルは内心では…喜んでいます。ようやく「乖離調整」が進んだからですね。これは…新たな「始まり」を告げているからです。

時代は実質から「名目経済」なのです。また…明日。



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