市場の整合性④

この年末年始に向けた…AI革命の真偽からの逆襲相場の意味が、昨晩の米国株を観ていると分かるでしょう。こんなに早く始まるとは…考えてなかったのです。一気にスピードが増すのかどうか…。

ナスダック指数の日足

ただ、やはり…カタルの事前シナリオも、多少は違うのかも知れません。基本的にカタルは、自分の相場観を持って、そのシナリオに沿って動こうと思っていますが、カタルの好みと「相場の潮流」が違うこともあります。更に「日本独自の流れ」もあります。

日米中間のGDPデフレーターの推移

何故、日本株が「肥沃の大地」なのか? この3日間で、僕らは日米中の3か国のGDPデフレーターの推移を観てきました。株式投資は資産投資です。別に株だけでなく、資金が大きくなると…土地などの実物資産から、石油、天然ガス、金や銅などの鉱物資源まで全ての商品が、投資の対象になります。

一般的には株式や債券が、伝説的な資産です。しかし不動産から未公開株、そうして商品すべてが投資の対象になります。この分野の投資を近年は「プライベートファンド」が、資金を入れています。一般的に、この投資をオルタナティブ投資と呼びます。換金性が乏しい…投資期間の長い投資です。

今回は、AI革命の投資を支える金融システムに「疑念」が生まれました。なかなか…出てきませんね。Perplexity(パープレキシティ)と言うAIソフトが、的確な具体例を挙げていました。

綻びの起点:2025年9月の企業破綻2025年9月頃、プライベート・クレジット・ファンドが投資していた企業で破綻が相次ぎました。具体的には:2025年9月:米国自動車ローン会社のトライカラー・ホールディングスや自動車部品メーカーのファースト・ブランズが破綻2026年2月:英国の不動産向け住宅専門金融MFSが破綻これらの破綻をきっかけに、融資先企業の返済能力低下への懸念が広がり、プライベート・クレジット・ファンドの解約請求が急増しました。

カタルの記憶にマッチしています。そうしてプラベートファンドの解約が殺到して…引き出しを制限したのです。銀行の「取り付け騒ぎ」に似ています。しかし…プライベートファンドの仕組み上、換金性に乏しい投資ですから、直ぐに資金を回収することが出来ませんから、その解約に応えるために「時間が掛かる」のです。別に、この仕組みが問題の訳でもありません。でも素人は「金融の仕組み」を理解しませんから…慌てます。

これが今回の「AI革命の真偽」と呼んだ…カタルの見解です。実際は、昨年の夏から秋にかけて「過剰融資」の話は、水面下であったのです。基本的に金利が上がるとドンドン…この投資の幅が「厳格」になります。

だからAI革命の貨幣乗数効果が減速するのです。分かりますかね? まぁ、あまりレベルを下げると「尖った内容」になりませんから、自分でカタルが、何を、言いたいか? 繰り返し読んで、自分で調べて、自分の頭で考えると、何となく…理解が進むと思います。

そうして実際に、この動揺が公になったのが2026年2月に米大手ブルー・アウル・キャピタル(Blue Owl Capital)が、個人向けプライベート・クレジット・ファンドの解約請求を停止したのです。だからカタルは、「大丈夫だ」と思っていますから、このヘッジファンドの株を買おうと思ったのですが…「取り扱い外」でした。きっと、危ないと判断されているのでしょう。

調べる過程で2007年のバリバ・ショックがリーマンの破綻の原因になり、世界経済を「揺らがした」ことが分かりました。しかしその後は、フランス政府の助けもあり、今ではBNPパリバは「欧州のJPモルガン・チェース」と称されるほどの…「強固な経営基盤」を維持しました。

この事実から、金利の引き上げが進化に対して…逆風に、働くことが分かるでしょう。実際に今の米国経済は、苦しい処もかなり在ります。その様子が此方のリポートから分かります。

この事と同じことが日本でも起こっています。コロナ禍で「ばら撒かれた…ゼロゼロ融資」の後遺症です。そんなに金融の世界は、簡単ではないのでしょう。これが金融の世界の金利感覚です。何故…7%投資なら「合格」なのか? だから米国10年債が5%になるなら、何も株式投資をしなくても…と識者は考えます。ドンドン…市場から、リスク資金が消えています。

でもそれ以上に、有望だから「AI投資」が続いています。カタルが考えているAI革命の真偽からの「逆襲相場」と言うのは、微妙に金利水準に大きく影響されます。

だからソフトバンクGのCDSの「リスク度合い」を、引合いに出しているのです。仮にこんな説明をしないで…リンクだけ張っても此処まで、読者の皆さんが考えるかどうか…。これが「市場の整合性」のステップです。でもカタル自身は、この半年間の状況や様々な角度から検証すると、やはり「ガラガラポン」ではなく…AI革命の進化は「止められない」と思っているのです。

AGIの意味も、皆さんは分からないでしょう。この解説は此方が良いかな? さらに此方にも、その関連報道があります。

日経より

基本は日経新聞にも書いてあるように、中国が開発をしているから、米国はこの分野で負けたらアウトになりますから、この開発競争は続くとカタルは結論付けています。

でも「減速感」は否めません。だからマイクロンテクノロジーやキオクシアが高値を奪回できるか…。どうか…までの確信はありません。でも2027年一杯は、間違いなく半導体の需要は続きます。2028年の後半が、どうかな?…と思っているから3年間と述べたのです。つまり2029年まで需要が落ちなければ、マイクロンテクノロジーの株式評価は5年ですが今の株価でも超割安で…投資基準に合います。

商船三井(9104)の 週足

此処で…想い出して欲しいのが、商船三井(9104)の株価です。船株の謎です。この評価も同じだったのです。でも今でも続いています。最近の市況は、全ての運賃は上昇しています。イラン戦争の影響が大きいのでしょうが…みんなそう考えて、「一時的」と思っていました。確かにこの5年間かな? 途中で減速場面もあったのですが、実際の投資は株価が3倍以上になっており、更に高額配当を貰い続けています。

だから半導体が一時的な市況高で、爆利益になり株価が大きく上がったけれど、少なくとも当初の懸念は急速に消えていると思っています。だってプライベートファンドの破綻もありません。引き出し対応に苦しんでいます。でも時間軸の経過で、その圧力はドンドン軽減しています。あとは「金利高の壁」です。

ここで市場経済は「淘汰の世界」つまり…名目経済は「淘汰の世界」だと述べた意味を噛み締めてください。

自分自身が勉強して、自分の頭で相場を考えて…その結果、出した結論に従うのです。何故、ブツブツ投資を薦めているか? この投資は「自分は間違っている」と言う概念で、投資をしています。誰も未来は分かりません。未来の形がドンドン変化するからです。新しい事象が生まれると、その度に「市場が反応」を変えます。

その変化に対応するために、編み出された「識者の知恵」です。ブツブツは、カタルの先輩ですが、少しだけ年齢が上です。でも彼は変わっていますよ。大学を、なんと…8年もかけて卒業しています。休学したのか…学費だけを払い続けたのか? 

カタルも彼のお父さんに会ったことは在りませんが、兄貴は良く知っています。証券会社の常務をやって、株好きで…歩合セールになりました。歩合セールは大手証券のエリートも良く来ます。その中でブツブツは「図抜けた」成績でした。だから「旧軽」に、別荘をリーマンショックの時に建てたのです。同じ軽井沢でも…「旧軽」の意味が、分かる人と、分からない人が居ます。まぁイチイチ…細部まで、説明していると大変です。兎に角、本物の投資家になるのは、大変だと言う事です。

日米中の3か国のGDPデフレーターの比較

さて市場の整合性をテーマにして居り、日本の株高が、何故、スタートしたか? それを…GDPデフレーターを利用して解説しています。この5年間を比較すると、ようやく日本が名目時代に復帰したことが分かります。これが日本は「肥沃な大地」だと言う証明です。此処から始まります。だから劣った経営者ですが、野村証券(8604)だけでも構わない…と述べました。

肥沃な大地の感覚が、デンソー(6902)の利回り3.86%でPBRは0.93倍であり、DMG森精機(6141)の利回りは3.72%でPBRは1.12倍ですね。そうして今回から株価が調整しましたから、A君の利回り3.71%でそのPBRは0.78倍です。この銘柄を新たに…取り上げます。いずれも高利回り株で…PBRも割安な部類の株です。いずれも…保守層向きの株式投資でしょう。同じことですが、日本製鉄(5401)でも構わないと述べています。

これらの株式は、少しずつ…その狙いは違いますが、必ず…株価は上がります。もう決まっているのです。カタルに分からないのは、その時間軸だけです。でも相場のメインの潮流はAI革命の流れです。その「逆襲相場」です。真偽と付けたのは調整場面を表わしています。

まだ本当の主役は、市場に登場していません。アンソロピックは11月説が濃厚です。でも…SBエナジーは、そのIPOが遅れるようです。この理由はソフトバンクGのCDS価格の推移を観ると分かります。危ない段階ですが、非常に「際どい水準」を選択しています。でも…こちらのレポートが的確でしょう。

原油価格の15分足

だから昨晩の米国では、ナスダック市場の「高値奪回」だそうです。この理由はイランの態度の変化もあり原油価格の下落を始めています。

ビットコイン の日足

この現象が米国金利に影響を及ぼすから…ビットコインも高値を追っています。流動性の拡大です。だからカタルはAI革命の真偽と言う…調整期間は終わり、今回のFOMCで「復活相場の逆襲」が始まるから…事前告知をして、ルネサスエレク(6723)を買ったのですよ。ローム(6963)の売買も、その一環です。もともと…たった100株の実験で、「ワンタッチの利用」でしたが…キオクシア(285A)を、買ったことも同じ発想です。

先ほど…紹介したレポートにように、このニュースは、プライベートファンドの健全性を示す証でしょう。この時点では…彼らの「演出効果」狙いかも知れず、やはり真偽は分かりません。しかし時間の経過がAI革命の是非を認めたのでしょう。「市場の審判」です。

SOX指数の推移

その審議期間が、実際は3月から始まりましたが、カタルは4月から認識しました。半導体株の実際は6月かな? ピークを付けて「調整局面」認識になっています。ただ…まだオラクル株の復活は、感じられません。同じセクターのソフトバンクG傘下のSBエナジーのIPOも延期になったのです。まぁ水面下の模索は続くのでしょう。このオラクルもソフトバンクも、オープンAI絡みです。

日本の名目経済から「世界の金融界」の話をしています。市場の整合性の意味は、それぞれの事象の背景に流れる本当の姿を、見極めようとする考え方です。これをカタルは「市場の整合性」と呼んでいます。

時代の流れを掴み…その潮流に合わせて動く投資が「時代投資」です。でも市場には色んな相場の潮流が、流れています。その中で日本は失われた時代が、長く存在し、ようやく…国際基準の名目経済に変化を始めています。村社会論理から逆襲と言っても…良いのでしょう。

なんとなく…で構いません。カタルだって、未来は分かりません。手探りの段階です。それでも完璧さを求めていますが、やはり読者も多く、皆さんは色んな考え方をします。読者一人一人に合わせたいと、色んな話を盛り込んでいますが、限度と言うものがあります。でも成長性と収益性の学ぶことは大切ですよ。

その基本を理解するために1500円でジェイドG(3558)の株を買ったのです。でも…皆さんも我儘です。だって1500円の株価が、1890円なら…既に26%の利回りです。投資の世界の合格点は、7%基準だと言う事を噛み締めてください。そんな事で…今日はお終いです。今晩の米国株は「下がる」と思っていますが…どうでしょう。この動きも重要です。そんな事で…また明日。



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