カテゴリー:コラム

チャート分析を取り交ぜて…

カタルは一応、長く…現場に身を置いて「様々な経験」をして来ました。故に、皆さんより世間を知っているつもりですが、専門外のものも色々あります。ですが、「株」に関しては…たぶん、かなりの水準にランクするのでしょう。しかし依然「こちら側」で藻掻いている…輩ですから、その信憑性は、それぞれの読者が判断をすることです。

当然、「未来予測」の分野も多く…よくSF小説にあるように、誰も未来は予測できません。米国の大統領選は重要なイベントですが、トランプ氏が襲撃されるとは…。この事件は彼の大統領の地位を、より…確実にする可能性が在ります。

まぁこんな事は、事前に予測されていません。常に、新しい事象が生まれると、未来図は変化をします。

日本人は「正解」が存在すると…「画一化教育」を受けています。だから僕らは基本的に「歪んだ思考パターン」に洗脳をされていると思った方が良いのでしょう。市場は、様々な変化をみせますから、その度に、こちらも「戦略」を変えなくてはなりません。

カタルは長い経験により、様々な実験を繰り返しています。

証券マンの頃は、どうしたらノルマを達成して、いい成績を収められるか? たぶん、自主的に日曜出勤をする「新入社員」は限られるでしょうが、カタルは「同期との競争」に、勝ち続けるために、日曜日も新規開拓を実施しました。

そのおかげで…苦労をした人は、カタルの努力を汲んでくれ、顧客になってくれます。一流人と一般的に言われる成功者の多くは、その苦労を知っていますから、末端のセールスの苦労も「ご存じ」です。此方が「誠意を尽くす」なら…相手も応えてくれます。このサークルを作れるなら…その人脈が自分の財産になり、後世の人生にも役立ちます。

残念ながら、カタルは「34年間」も、人生を棒に振っています。その間、様々な苦汁を味わってきました。まぁカタルの人生は、ある意味で「ドラマ」のようなものでしょう。でも依然、この年になっても、頂点を目指して…日々の努力を惜しまず、色んな研究と言うか実験をしています。

株式投資は、基本的な部分をマスターしたら…その応用です。

しかし…やはり「時代の風」、この「時代の流れ」に沿わない…と駄目なのです。ブツブツは賢いから、「空売り」も交えて…器用に生きてきました。だから「清貧思想」のなかでも、年収が2000万円を割れることはなかったのです。その代わり、彼もそれなりの努力をしています。

僕らの仲間のなかにも、成功者は大勢います。大山さんも、そんな一人でしょう。彼は藍澤証券から「三顧の礼」で…「顧問」の肩書で、社員セールスの「株式指導」をして来ました。でも大蔵省の…小さい証券会社は「関東財務局」が担当しますが、役人から多額の報酬を払うことを禁じらて、彼は退社したのです。

今では1億円の「年間報酬」と言えば、大きなお金ではありませんが、その当時の一億円は破格の報酬だったのでしょう。

日本と言う国を、物語る事例の一つです。所詮、金融機関は「監督官庁」の指導には逆らえません。免許を取り消されれば…活動が出来ません。国家権力は政治家より、民間のどんな経営者より「強い」ものです。権力は、人間が作るものですが、長く「村社会」に慣れ…親しめば、当然の事ですが、そのカラーに染まります。34年間の「清貧思想」を打ち破るのは大変なのです。

まぁカタルは「馬鹿」だから、安倍政権が誕生した時に、もう大丈夫と思いましたが、まだまだ「道半ば」と言うより…始動したばかりです。円安により輸入物価が上がり…名目賃金は上がっていますが、実質は「プラス圏」に到りません。今回の6月の数字がもう直ぐ出るのでしょうが、この6月、7月で…果たしてプラス圏になるかどうか…。でも理屈上は…名目値が、実質値を上回る水準が続くなら…基本的に「資産投資」は継続します。

更に今は為替介入による161円から157円ですが…日本が確り、資産投資が加速するなら…基本的に為替は「円高方向」に向かいます。金利差だけでメディアは解説していますが、基本政策を理解すると分かります。

だから近年は、今まで日本投資をしてなかった世界のファンドが、どんどん…日本投資を開始し始めています。熊本県菊陽町の地価の上昇は、TSMCの工場進出で…周辺は半導体村の誕生です。その活況ぶりは…報道にある通りでしょう。資産投資の一例です。

今度は、北海道のラピダスも同じです。インバウンドでは北海道の「ニセコ」は有名ですが…同じように、新潟県の妙高も大型投資がスタートしています。地価が高騰し始めています。このような事例は「土地」と言う資産投資の起点になっています。

「NTT」(9432)の日足推移

株式投資もそうですね。あまり成果をカタルは謳っていませんが、大型株の「NTT」(9432)もそうですよ。先日、カタルは日経新聞が特集を組む前から、何回かに分けて5000株ずつ実際に「NTT」の株を買っています。そうして平均買値を150円にしましたね。

「NTT」(9432)もの月足推移

一応、カタルは自分の嗜好には合いませんが、事前告知をして「有言実行」をしています。そうして、この25000株を買ったところで、株価の下げは止まり…現在は反転を始めました。

しかし、カタルは「ココペリ」(4167)を買うために、この25000株も「微益」で利食いしました。株価が騰がることは分かっていますが、所詮は、実験の一環です。カタルの趣味ではないのです。でも皆さんは、あまりに短絡的です。目先「すこし」だけ、株価が下がっただけの話です。実態は「月足」を観れば、分かります。株価の「上昇トレンド」は続いています。

何故、「時間軸を延ばせ!」と述べているか? 

歴史的な時代の流れを、確り…と、理解できているなら、株式投資は。馬鹿でも、「誰も」が儲かります。だから素人は、資産投資の雄である「野村証券」(8604)の株だけを買って置いても「それで良い」と述べています。まだまだ…そうだなぁ~「3合目」…辺りの株価位置なのでしょう。

カタルは新興株の中で、当初から4つの選択をしています。

「ソフトバンク」(9984) の自社株買いの様子

「ソフトバンク」(9984)、「メルカリ」(4385)、「ジェイドG」(3558)に「BASE」(4477)です。その内、ソフトバンクは、やはり自社株買いの効果が発揮されています。IRサイトによると…2016年から本格化し…5000億円、6000億、5000億円が3回に1兆円を2回、そうして2022年は4000億円と合計で5兆円の自社株買いを実施しています。

「ソフトバンク」(9984) の日足推移

その成果もあり…市場に出回る「浮動株式」が減っており、最近の株高、まだ新興株の相場の流れではありませんが…ファンド(エリオット)の「仕掛け」による…「演出」が決まって、株価は上昇を開始しています。

基本は「演出が決まる」相場環境になって来ました。

皆さんは、あまりに相場を知らなすぎます。基本的に「時代の流れ」に、逆らって泳ぐことは出来ません。しかし…その流れに身を委ねて、流れに沿った「泳ぎ」は加速するのです。ソフトバンクの株価波動が、変わった意味は、そういう事です。

エリオットの演出は、「清貧思想下」では、絶対に決まりませんが、時代が名目経済に変化しているから…演出が、その効果を発揮します。でも…そんなものは本質ではありません。やはりバックに流れる「経営者」の手腕が問題になります。

「BASE」(4477)の 日足

カタルの「仮説の段階」ですが、何故、「BASE」(4477)の「仕掛け」が、なかなか…決まらずに…300円台の壁に「跳ね返され」続けたのか?

米国10年債のチャート推移

カタルは、こう考えています。やはり「時間軸の流れ」が、相場に「味方」しなかったのです。この米国10年債のチャートを観ると分かります。まだハッキリしませんが、カタルは2年債の利回りが10年債を下回る「正常なイールドスプレッド」になると思っています。ようやく…です。

既にイギリスなどは「逆イールド」現象を解消して、話題になりました。カナダ、スウェーデン、スイス、EUは利下げをしています。

この動向が遅れていたから、「BASE」の相場にも影響を与えた可能性を考えています。まぁ、鶴岡君の「経営者の資質」も問題になります。本来なら幹事証券が指導をすべきですが、今の証券マンは小粒です。

カタルは長く…法人業務を担当しており、その担当企業の社長にも、何度か…会っています。株式関係は、僕らの頃は「経理部」が担当しますから、経理部長を始め、担当役員には毎日のように顔を合わせます。カタルのケースは、小さな会社ですから事法も金法も一緒です。NSTの酒井専務には、ずいぶんお世話になりました。

まぁ基本的に法人部員は、会社の役員と友達のような関係です。だから鶴岡君に「市場の流れ」を説明しないとなりません。でも今は、そうなのでしょう。長く…清貧思想が続いたために、何処の現場も「人が育っていません」からね。

今の仮説は、次こそ…300円台の「壁」を抜け出せると思っています。

続々…先駆した銘柄から新しい「ウネリ」が誕生するのです。この時代の流れは、「市場動向」を丹念に観察すれば、分かります。だから追い風が吹くのです。

「クックパッド」(2193)は自社株買いをして、株高の流れを確立しました。「ココペリ」(4167)も同じです。いずれも…カタルは自社株買いの前から、その動向を事前に察知して…応用しています。何れ…と思っていた「出前館」(2484)まで…自社株買いの発表です。

ようやく…カタルの天下が「やって来る」と思っています。たぶん…「ジェイドG」(3558)の業績は飛び抜けて良いものではありませんが「合格」でしょう。だからトレンドラインを維持すると思っています。今から思うと…あの時、京都にいて「追証対策」に明け暮れた時が、如何に「割安の株価」だったか…。改めて、「チャート分析」をすると分かります。

「ジェイドG」(3558)の 日足推移

現状はステージが「2」の位置ですから、早晩、今回の決算を受けて2400円ラインから2800円の「マガシーク効果」を評価する…株価(オレンジの領域)に、自然と株価は「押し上げられる」のでしょう。カタルも、このチャートの使い方がイマイチでしたが、どんどん…色んなテクニックも学んで日々進化しています。これは「フィボナッチ・ファン」と言う分析です。

この「フィボナッチ」の説明も、しなくては、ならない? 

基本的に「自然の摂理」から来る…「数学」の話だと理解しています。アンモナイトの渦巻き模様が、何故、美しいか? とか…ピラミッドの「角度」の話です。世の中の現象は、全て「自然の摂理」で成り立っています。カタルは、そういう解釈をしています。

だから株価の「高値と高値」を結ぶラインや、「安値と安値」を結ぶラインを「傾向線」と呼び…市場参加者全員が、その株価を観て判断をしています。この領域をテクニカル分析と呼びます。高校の時にフィボナッチ数列を学んでいる筈です。「黄金比率」とも言います。「1:1.618」かな?

まぁ専門家ではありませんから、こんな知識です。でも「市場の整合性」を理解するために、様々な手法を用いて、株価を判断する「相場観」と言うのは形成されます。その基本は「時代の流れ」です。人間が「インフレ」を抑えようとしていますが、バイデン大統領は、中国との覇権争いにも勝たねばなりません。だからインフラ整備を加速させました。

バフェットが、有望な筈の「BYD」の株を何故、売ったか? 

多額の資金が中国から逃げ出しています。既に米国資本はかなり投資を控えています。日本は、米国以上に密接な関係にあります。中国の習近平も馬鹿だと思っています。原発事故による農水産物の輸入規制など…尖閣湾も同じです。今回の「スパイ法」の強化もカタルには、理解を超えるものです。

明日の15日から…中国では、「三中全会」が開催されます。この仕組みは…「中国共産党の「三中全会」は、5年に1度の党大会で選出される「中央委員会」が開く3回目の全体会議で、長期的な経済政策運営の方針を決定します。」とNHKでは解説しています。

経済の落ち込みが顕著ですが…軍部の力が増しています。たぶん…現状維持なのでしょう。この動向は非常に重要なのです。日本はこの「米中対立」が「糧」になります。昔の「東西冷戦」のようなものです。

だから日本株は「上がり続ける」とも…言えます。いちいち…全部を解説をしていたら、大変ですから「ヒント」だけに留めます。あとは、各自が「カタルレーポート」を、鵜呑みにするのではなく、発展させて…「ここが間違っている」と批判できるように頑張ってください。カタルも日々進化しています。それでは…長くなったので、本日は此処までです。また…明日。



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