アーカイブ:2017年5月

株価位置1

世間はゴールデンウィークですが、毎日が休みのカタル君にとって、世間のスケジュールは関係ありません。相場を見るのが楽しみだったのですが、相場が休みでは仕方ありません。そう言えば、新人頃、日曜日に会社に行き、株式の専門誌を読んでいました。あの当時は、土曜日は、半日立ち合いでしたからね。日曜日なんか…なければ良いと思っていました。毎日、変化する数字は、それほど魅力的でした。だから投資信託を集める為に、時間を要するのが馬鹿らしく思い、社員セールスを辞めたのでしょう。株が好きだったのです。

これは学生時代からで…最初に株を買ったのは、大学2年生の夏にアルバイトで貯めたお金で岡崎工業を買ったのが最初です。たしか…80円程度の株価だったのでしょう。あの当時は1000株単位なので…学生がアルバイトの資金で買える株はボロ株ばかりです。三光汽船やジャパンラインなどの船株や、角栄建設などのボロ株ばかりでした。みんな消えた会社です。やはり株価が安い会社は、危ないのですね。

日経新聞は大学生のころから…毎日、読んでいました。高校生のころから、毎日、麻雀とパチンコですから…博打が好きだったのでしょう。勿論、競馬も熱心でした。あの当時、証券マンが優雅に見えましたね。背広を着て…毎日、他人の金で博打が出来るなんて、これは天職だ…と思ったものです。でも大学が3流ですから、山一證券の入社試験などは…惨めでした。成績表を出した途端に、面接官から「ご苦労様でした。」の一言です。結局、書類審査でみんな落とされる訳です。

受けたのは…みんな証券会社だけです。山種証券は役員面接まで行き、国際部の役員と意気投合したのですが、副社長と意見が合わずに、やり合ったために落とされました。たぶん経済援助の話をしたのですね。カタルの卒論が「ひも付き」の経済援助の話だったのです。当時はこの経済援助が盛んに行われていました。結局、資金は提供するが…日本企業を利用させるわけです。今、話題になっているAIIB(アジアインフラ投資銀行)とADB(アジア開発銀行)の話ですね。

日本は中国に多大な援助を、長年にわたり実施してきました。しかし…中国人は誰もその事実を知りません。韓国にも行ってきたのです。たぶん、戦争責任の戦後補償の意味合いが背景にあったのでしょう。しかし現状の韓国や中国と、日本の関係を見ると…ドブに捨てたようなお金ですね。日本人は馬鹿ですね。日本人の感覚から…公にしたがりません。惻隠の情などの精神は、陰で支えるから良いのだと言う美徳感覚がある為でしょう。

スマートコミュニティー時代を迎え、「個」の活躍の時代になり、日本の村意識の集団論理より、一握りの天才が脚光を浴びる時代です。イーロン・マスクは、すごいですね。彼も移民ですね。父親は南アフリカ人の技術者で、お母さんはカナダ人なのです。10歳でパソコンを買い、プログラミングを独学したと言います。そうして18歳で徴兵制度のある南アフリカから母方の親戚の農家で働いた後に…米国へ。

今の起点は、オンラインコンテンツ出版ソフトを提供する会社が、買収され資金を元にしたのです。米国は未上場企業の買収が盛んですね。兎に角、可能性のある会社を、どんどん買収します。その金額がすごいのです。

最近、ようやく日本企業も、未上場企業の買収に、積極的になって来ました。これはソフトバンクなどの成功が新興財閥を形成し、ゲーム会社の買収など盛んになっています。DeNAがキュレーションで、問題にされました。

キュレーションとはIT用語だそうで、ネット上の情報をまとめたサイトの事ですね。イメージとしては「ヤフーニュース」などを、思い浮かべると良いですね。あれもキュレーションです。独自取材ではありません。

話しを戻しますね。DeNAは、このキュレーション部門を育てようと…住まいに特化した「iemo」と女性ファッションのまとめサイト「MERY」を運営するペロリの2社を合計50億円で買収して…育てていたのです。村田マリさんは優秀な女性のようですね。彼女は最初サイバーエージェントに入社したのちに、起業しています。そうして、そのゲーム会社を2億弱で…gumiに売却した後に、iemoを興したと言います。

たぶん学生時代の知り合いだった中川綾太郎さんを巻き込んで、一緒にDeNAに売り込んだのでしょう。メディアは村田さんにスポットあてますが、中川さんのペロリの方が圧倒的に高く、DeNAは評価したのでしょう。公になっている数字は…両社合わせて50億円です。

でもこのように…日本でも未上場企業の売買が、盛んになって来ました。ネットのサイトなどは、誰でもやろうと思えば、会社を興せます。問題はアイディアです。如何に…読者を虜に出来るかどうか…。カタルのこのサイトは、カタルの勉強の為の日記のようなものですからね。それでも毎日5000人の人が読んでくれています。月間では…先月は168480人が訪れています。マズマズですね。でも昔は2万人近くの人が、読んでいた時期がありました。

現在は…毎日およそ5000人の為に書いている訳です。この内、有料サイトの読者は、およそ1%です。50人未満ですね。45名だったかな?…その程度です。本当は面倒だから、有料サイトは止めようとも思っています。でもアイアールネットも…それなりにコストが掛かるのです。税理士事務所やサイトのサバ―利用料など…。一時、カタルも商売にしようと銀座に事務所を抱え「ビスタニュース」を始めたのです。ヤフーニュースが一般的になる前かな?

でも有料にしたので商売にならずに…持ち出しでした。数千万かな? まだその借金を抱えていますから…ね。トホホの人生です。もう少し…株の世界が持ってくれていれば、会社が軌道に乗るまで資金が続いたのでしょうが、株屋の世界もリーマンショックで…おかしくなり、持ち出しにも限界がありました。友だちの株運用の損も被ったし…アハハの人生です。

でもキュレーションは賢いね。カタルの場合は、真面目なのか…作者に原稿料を払い、執筆をお願いしていました。大学教授など…いろんな人に、少しずつお金を払いましたからね。ただで…他人の原稿を集めるとは。日経新聞や東証などは、うるさいですよ。直ぐにクレームが来て…株価情報などは利用できませんからね。

さて与太話が長くなりゴメンね。やはりゴールデンウークなので昔を思い出しました。昔は、金がなく…いつも子供達はキャンプです。奥多摩によく行きました。平山キャンプ場だったかな?

この休みは、皆さんが好きな…素人向けのチャート論を中心に、話題を展開しようと思っています。素人はチャートが作られることも知りませんからね。よちゃんなんか…チャートの専門家の意見を聴き、引け値などを操作して相場を創っていました。いい加減なのです。でも素人は「裏話」も知りませんからね。

しかし「株は全てを知っている」と言う諺もあり…無視はできませんが、カタルのこれまでの経験を元にしたチャート論も、皆さんの相場観の参考になるでしょう。なるべく…簡単に分かりやすく、論じようと思っています。まず…一番大切なのは「株価位置」の話でしょう。

株で儲けるためには、株価の分岐点が分かれば…良い訳ですね。これを一般的に「山と谷」と言いますね。株価チャートの「天井と底」です。これが分かれば…株式投資は、勝ったも同然です。ところが…簡単そうで…なかなか、その判別が難しいのです。だから「株価位置」が問題になります。

カタルが、小野薬品に注目したのは遅く…2014年の夏でした。もう株価は、かなり上がっていました。それまでPD-1の存在を、知らなかったのです。今、前の原稿を読み返していましたが…2014年8月26日に、その事を掲載しています。その掲載が此方です。株価が高く…カタルは売り買いをしませんでした。何しろ…貧乏人なのです。でもカタル君は、なかなか…ですよね。2倍から3倍程度になると、その時に公言しています。チャートを付けておきます。事実、その通りになりました。(当時の株価と違うのは、その後、小野薬品は1:5の株式分割をした為です。)

小野薬品の週足変化と価格帯出来高

 

本日は与太が多く…長くなったので、株価位置の話の続きは明日にしますね。なかなか良いチャートが…思い付かなかったのです。今では、この小野薬品はカタルが「仕上がり宣言」した後も、上がり続けましたが…、やはり野村証券の推奨から、売り上がりでしたね。まぁ、結果論ですが…。カタルは、あの時に、もう天井だろうと述べていましたが、目先的には、野村さんに軍配が上がりました。でも結果論はカタルの方が正しかったですね。その様子を見て下さいね。

明日は、この株価位置の話を追加で解説します。この休みは、こんな展開で勉強会をやるつもりです。



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