アーカイブ:2017年5月22日

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かたる:なかなか…すごい相場ですね。カタルは相場を観て、色んな連想をします。2015年5月は、まだ半導体の回復は見込めていませんでした。でも有機EL(液晶)などの増産投資は読めていました。故に、値動きの軽いVテクに狙いを定めていたのです。

この想像はピッタリでしたが、正直に言えば…3000円当時に1万円目標を掲げたものの、このような…出来過ぎの形になるとは、全く考えませんでした。まさか…日本精工の子会社買収などは考えもしなかったのです。だから…たぶん5月より、前から注目していたのです。今、調べたら…この買収の発表は2015年4月21日ですからね。

3000円を割れていた株価が、今では2万1680円です。凄いなぁ~我ながら、驚きます。まさにコンチクショウで、ありあんす。この株だけを売り買いしていれば…今頃は都内に豪華マンションが買えて、田舎に別荘も建てられた可能性が高いのです。3000万が2億ですからね。現物投資でこの成果ですから、レバレッジを掛けていたら大変な成果です。如何に…経営者の資質が重要かは、この事でも分かります。まぁ、時代の追い風を上手く活かしているのですが…。

実は…このVテクの成功を見て、1年後に上昇を開始した半導体相場ですが…決算を読むとウェハーの不足で、思ったような増産投資が起らずに、収益の伸び悩みを述べている企業がありました。

SUMCOの数字を見ると…、この1Qは60195百万円で、半期は124100百万の売り上げ予想です。一株利益の予想は半期で31円でしかありません。つまり通期では、単純に2倍にすると62円予想です。四季報の今期予測が66円になっており、絶好調にも拘らず、2015年12月の70円に届かない予想になっています。こんなバカなことはありませんね。

SUMCOの過去最高利益は748億円です。当時の一株利益は294円なのです。カタルは間違いなく…この水準を抜くと考えています。米国ではNVDAが注目を集め…昨年、空売りファンドが、売り推奨した時が、安値でした。Vテクが得意とする液晶などの分野と半導体分野は、技術的にダブル部分が多いのです。需要サイクルも被っているのでしょう。

だからVテクの動きを見て…、カタルは、今、休んでいる半導体も、調整が終了すれば…再び上昇するのだろうと考えています。有望な会社は沢山ありますよ。カタルは技術面で専門家ではないので…全く実態を知りませんが、たぶん4Kや8Kが、主軸になると使用する半導体の量も…きっと増えるのでしょう。VRなどの進化もあり、やはり半導体の魅力は今年いっぱい…は、間違いなく続くのでしょう。

もしVテクの相場が、上場来高値を取らずに沈むなら…カタルは、半導体の相場も中途半端だろうと思っていました。でもこの分では…現在の調整が済む、夏から秋にかけ、またチャンスが訪れますね。

皆さんは、本当に…短絡的ですね。目先の動きに惑わされ過ぎです。今回、掲げている有料読者向けの新規銘柄も、余り高い所を、買ってはなりません。カタルは…本日、売っています。何故、上を、買おうとするのでしょう。下を買いなさいよ。半導体株の中で、下がっている銘柄がありますね。カタルは、本日、650円割れで…500株だけですが、買いました。困った人達です。上がる株は事前に決まっているのです。後は…辛抱強く待てるかどうか…ですね。

カタルは述べています。どんな株も、必ず儲かると…。倒産さえしなければ、資金力が勝負になるのです。下げたら買い、下げたら買いをして、最後、危なくなれば…会社ごと、丸ごと買えば良いです。そうして経営者を変えれば…シャープのように良くなります。経営者が、アホだから株価が下がるのです。

散々、引き合いに出す事例ですが…、カタルが証券界に入った時の話ですが、富士通の500円が今は793円に…、NECの400円は277円に…、沖電気の300円は1681円ですが、株式分割ですから168円ですね。 みんな落第水準です。

NECなどは…もう腐った会社です。如何に、歴代の経営者がアホだったか? 分かりますね。NECのDRAMは、あの当時、世界一だったのですよ。98パソコンは、素晴らしかったのですね。NECとアップルを比較して下さい。馬鹿が上に居ると…社員は大変です。

株式市場も狂っていました。大手証券が推奨すると株価が上がりました。しかし実態は、投信に株を嵌めこみ、ノルマの推奨販売をしていました。正しい市場原理が、日本にも求められます。必要な所に資金を回すのです。奉加帳経営など論外です。世界基準を一つ紹介します。

もし本当に…世の中に、儲かる情報があるなら、その世界基準は、幾らか…という話です。昨年、上位ファンド、25名のファンドマネージャーの年間の報酬は110億ドルだったそうです。なんと…たった25名で1兆円を超えるのです。一人あたり平均では、4.4億ドルですよ。日本円に直すと…440億円を超えることになります。これが金融界のトップ水準です。ヤンキースの田中君なんて、もんじゃないですね。一ケタ違います。せいぜいプロ野球選手は20億円止まりでしょう。小手川君、頑張ってくださいね。

日本からもGPIFの資金を上手く運用すれば…、100億や200億の実績給がもらえる筈です。成果主義とは…そういう基準の事を言います。年収が1億なんて…もう子供の世界です。まぁ、そのような社会が良いのか、どうかは分かりませんが…、僕らが取り組んでいる世界は、甘いものではないと言う証明でしょう。

誰かが…何か言ったから、俺も買おう、この株は上がりそうだから…俺も買おう。そんな軽い気持ちで、株式投資をせずに、自分で株が買われる背景を調べ…数期分の決算を追い、景気の変動を見て、確立された信念を持って、相場に臨めば…自分が選んだ株が下がれば…どんどん買いたくなる筈です。途中で売ることなど、考えませんね。

カタルは永遠と…4年もケネディクス株を、損をしてクロスを振り続けているのです。ようやく…今年初めて、クロス分が儲けになっています。今、期日を迎えている玉は、昨年末、利益調整をした分ですね。昨年末は、儲けが溜まっていたために、買い値を下げる為に、損切りクロスをして…単価を下げたものが、今は期日を迎えています。でも、初めてじゃないかな? クロスで、儲かるなんて…。

でも、もしVテクを3000円から2年間売らずに…クロスをして買い増しをしていたら…大変な財産が出来ましたね。今頃、豪華な世界クルーズです。カタルは、本物を目指したいがために…レポートを公開しています。でも公開する事で、株価が大きく動いたりするようになれば…当然のことながら、銘柄の公開は、止めることになります。

名目時代になるなら…間違いなく、ケネディクスは4ケタ以上になり、尚且つ、経営者が優れているなら、株価は1万円を目指すのです。そんな環境なのです。あとは時代の流れと…経営者次第です。まぁ、Vテクのようなケースは、なかなか生まれません。クラウドワークスだって…可能性は存在します。でも本当にそうなるかどうかは…神様の裁量ですね。

皆さんも、自分の頭で考えて、行動をして下さいね。他人の言動に惑わされない…賢い投資家を目指してください。それでは…また明日。



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