アーカイブ:2019年9月

日経新聞が扇動をしよう!

車に興味のないカタルですが、昨日NHKの放送で佐藤琢磨のインディ500(2017年)の優勝の特集番組を見て…すごい世界だな~と思いました。あの速度で走ると乱気流が発生してクラッシュする可能性が非常に高く、風とタイヤの性能の戦いと言う理由が、よく分かる番組構成でした。

そこで此方のサイトをご覧ください。今は凄いんですね。時速490キロだそうです。この動画も凄いです。まるでリニアカーの世界です。でもこの速度で、よく風の抵抗に耐えられるものです。車に6.6億円とは…驚きの感覚です。

レースの番組などを観ると…やはり、どの世界も本物のプロの世界は、すごい争いだと言う事が実感できます。

今回、初めて…法人企業統計を観たのですが、調査の対象者数は281万社なのですが、詳しく見てみると標本法人数36891社(金融保険を除くと=30361社)を対象に回答を求め76.2%の回答を得て、28107社(23453社)のデータからの推定値を発表しているのですね。

日銀短観はおよそ10000社のデータからまとめたものです。

何故、こんな話をしたかと言うと…有料会員向けレポートで米国の経済指標について触れたのですが…実にデータと言うのは曖昧な部分もあり、自分で独自解析を長くしてないと実感が湧きません。

データの収集は、基本的に未来社会を良くするために…政策を正しく実行するための手段です。でもプラザ合意からの日本の政策は、間違いだらけで…「失われた時代」が永遠と続いています。

この実質時代、本日の日経新聞には低金利を問う「不安」だけを採り上げている様に感じましたが、この意味は何か? 

カタルは運命論者です。「人生は塞翁が馬」と言う考え方を基本にしていますから、神様は、この不可解な現象を何故与えたのか?…を考えます。この低金利は、スマートコミュニティーに向かい、邁進しろと言う意味でしょう。

わが国の固定資産推移(設備投資動向を示す。)

昨日、会員向けに取り上げた設備投資動向を示す固定資産動向のグラフを皆さんにも紹介しておきましょう。内部留保は増え続けているのに…何故か、国内投資は止まったままです。ただこの3年程、ようやく再び右肩上がりの傾向になるかどうか…。米中貿易摩擦は、その切っ掛けになります。

カタルは、ソフトバンクの孫氏が資金を集め、場合によれば、借金をしてまでもAI投資に邁進する姿が正しいと思っています。確かに…ウーバーや今回のウィーワークの評価は、この所、下がっていますが…それでも人類はスマートコミュニティーを前にして、資金を動かすべきだと思っているのです。

間もなく…新しい流れの加速が、世界中の人々に認識される日が近いのだろうと思っています。一般的には…この現象を「シンギュラリティー」と読んでいます。進化に向かう爆発ポイントです。昨晩、会員向けのレポートを書いていて、その時期を予測していました。この動きは米国債券金利などを観ると分かるのでしょう。

此方のレポートは、その走りの「兆候」を捉えたものかもしれません。要するに普段から、自分自身の相場シナリオを確り立てて、頭の中で相場の動きをシュミュレーションしていると、事前に起る事態が想定されますから、現実にそんな動きを報告するレポートを読むと、直ぐに反応できます。つまり、いち早く気付くことが出来ます。

「市場の整合性」の自分自身の感度を良くするために、普段から、いろんな可能性を事前に考えて、自分の仮想相場のシナリオを大切にすることでしょう。最近のレポートは難しすぎるかな? 

チンプンカンプンでも…流して毎日、読んでいてくださいね。その内、だんだんカタルの領域も理解できるでしょう。

毎日、カタルレポートを読んでいると、事前にカタルが相場を語っていることが分かると思います。8月29日のレポートでは、近々「底入れする」ニュアンスが溢れていましたね。(証券マン向けに書いたくだりです。)

カタルは「夏は駄目だろう」と思っており、高校野球の時期は云々…と事前に予防線を張っていました。でもカタル本人は、やはり引っ掛かっているのです。「空売り」を考えない為もありますが、駄目相場でも何か活躍すると、名目時代をイメージしている為でしょう。

今回の下値も、あまり深くないと考えていました。これから…もです。カタルは様々なデータや世間で起る事件と言うか…事象ですね。例えば…ソニーがオリンパス株を売却した意味などは、非常に興味深いのです。物を言う株主の主張が正しいなら、それに従う社会だと言う事です。結局、東芝も株主に配慮して自社株買いを進めました。

法人企業統計値によれば…配当性向は42.2%なのです。でも循環型企業の場合、極端な話ですが100%でも配当性向を高めても良いですね。内部留保など必要ありません。潜在成長率が低い企業は過大に内部留保を積み上げるべきでなないのです。事実、ソフトバンクの配当性向は80%を超えるのかな? この会社は先進的です。携帯電話会社など…内部留保を積み上げるべきではありません。

公共株ですから、東電は原発事故の為に無配か…。関西電力や東京瓦斯なども同じでしょう。日本生命などの機関投資家は、声を高め…ものを言うべきでしょう。

まともな理由なら、銀行は幾らでも資金を貸してくれます。2010年以降の貸出金利は1%台なのです。2018年度は1.2%です。だからたぶん1%未満の貸し出しも中にはあるのでしょう。こんな状況下では…幾ら内部留保を積み上げても意味がありません。

それなのに…日本人はおかしな行動をとります。三菱UFJに何億円も預金をしている人は多いでしょう。でも1000万円までしか…補償されないのです。

それなら、500円の三菱UFJを買って、多少リスクがあっても5%の配当金をもらった方が利口です。だって1000万の株式投資で2万株を買い、25円ですから50万円をもらって20.315%かな? 税金は…。計算すると398425円の配当金を手に出来ます。預金金利は幾らですか?

1億なら介護職員の年収分ぐらいでしょう。5億なら、楽に老後資金が捻出できます。だから株価の下値は、岩盤なのでしょう。いくら馬鹿な国民でも…だんだん、この傾向は浸透していきます。だから株式相場は上がるのでしょう。故に…「名目時代の確立」は、既に秒読みに入ったと思っています。ユニゾHDへの敵対的TOBと言うのは、内部留保を積み上げることが出来ない現実を物語っているのです。

だからカタルは、今回の法人企業統計は、前から一つの大きな転換点になると考えていました。日経新聞が、カタルの論調を一面に掲載すればいいのです。このアイディアを…どんどん広めて下さい。そうすれば…経営者は積極的な行動に変化して、「賃上げ」に前向きな行動に変化します。日本は一気に豊かな希望が溢れる社会に変わりますよ。

日経新聞さん、是非、カタルレポートを使って下さい。お宅は著作権だと…声高に権利を主張しますが、公開している訳ですから、カタルは著作権だとか、なんだとか…言いません。だから証券マンも、どんどん…カタルレポートを利用して商売に活用して下さい。

今回の内部留保額463兆円もそうですが…同時に「裁定売り残」のグラフを採り上げていましたね。8月14日の「データが示す恐怖の夏」ラナ・フォルーハーを紹介した日経新聞のおかげで…馬鹿な機関投資家が、知ったかぶりをして、先物でヘッジ売りを加速したために…裁定売り残が2兆円近くまで積み上がったのです。だから株価は騰がるのですよ。売り物がないのです。

それなのに…お金はジャブジャブ…なのです。

自分の頭で考えましょう。日経新聞の記者さん、何故、日本は労働生産性が低いか…分かりますか? トヨタのような事例を生んでいるのは、あなた方が間違った報道を繰り返している為です。人件費をジャンジャンあげると…お金が動き出します。そうすると、希望が溢れる…寛容な社会がやって来ます。

僕がいくら書いても駄目ですが…日経がジャンジャン書けば…やがて日本の馬鹿経営者も前向きな行動に変化し…日経新聞の記者の給料もドンドン上がります。みんなで名目時代を創りましょう。それでは…また明日。

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