アーカイブ:2019年10月

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本日の日経新聞にはバリュー株の話が載っています。それと…最近感じているのは個人投資家が好む小型株の不振です。基本的に個人投資家のマインドはかなり低いのでしょう。だってユビキタスやJ・TECは安値圏のまま…まだ底入れも確認できていません。

一方、機関投資家と言うか…ファンドが好む銘柄群は、安川電機のようなものですね。それほど…未来が良いとも思えませんが、株価だけはかなり元気です。進化論銘柄の一つである古河電工は、なんと10連騰かな? いや…9連騰で、本日、株価が高いと10連騰です。

ようやく…東邦チタンは反転したようですね。太陽誘電も村田製作もMLCCなどを材料にして、株価は大幅高で今年の高値圏に株価は位置しています。この太陽誘電も安川電機同様に、仕手性を帯びている銘柄です。同じ優良株と言うのかな? 電機などの外人好みの銘柄でも仕手性があるか、ないか…では、「雲泥の差」があります。株価の値動きと言うのは、不思議で…それぞれ独自の癖を持っています。この辺りは長い経験を積むと自然と身に付きます。

カタルはこの習性を重要視しています。実は進化論の古河電工もその一つです。タイミングと環境などの条件が合うと…大人気株になり得る素質を秘めています。相場になる「プラスα」の考え方です。

きっと、カタルは派手好みなのでしょう。人気になるとストップ高を繰り返すような銘柄が好きです。この辺りは性格の問題です。MLCCなら村田製作ですが、市場は太陽誘電を優先します。事実、太陽誘電は、既に今年の新高値ですが…村田製作は、あと僅かの所に株価は位置しています。

そうだ…。読者から田中化研の考え方に対しメールを頂きました。カタルはどちらでも…と応えました。基本的にカタルは追証ラインでした。つまり信用の空き枠がなく…動けない状態なのです。だから、たとえ僅かな利幅でも利食いを優先しています。その為に昨日は1030円、1050円で利食いを敢行しました。その前日の1010円のストップ高でも売っています。

でも僅かですが…昨日は994円で100株を買い、その後、株価が下げて来たので964円で200株を買い、そうして本日も964円で200株を買いました。昨日は960円処に6万株の買い指値があり…2万ほど消化したのでしょう。確か…昨日は38000株ほど…残ったように記憶しています。

カタルも、うっかりしていましたが…昨日は出来高が229万株と大幅に膨らんでいます。この理由は、公募増資の打ち返しでしょう。昨年321万株の公募を962円で実施しています。その他に住友化学に370万株と、他に26万株ほど増資をしています。このヤレヤレの売り物があるのでしょう。

でもたぶん…仕掛け筋が存在するのかも知れません。ノーベル賞の受賞は偶然でしょうが、その後のタイミングは、相場の仕掛けに繋がっている様な印象を抱いています。仮に…この筋が動くなら此処から相場が始まります。

東海カーボンの業績推移

今は黒字ラインすれすれですが…素材産業の利益の伸び率はすごいのです。あっという間に、株価を正当化させる利益にどんどん増額します。そうですね。此処では東海カーボンの企業業績の推移を参考にすると分かりやすいでしょう。でも…自動車電池はこれからです。東海カーボンは一過性に見えますが…持続度が違います。

だから読者からの質問に対し「どっちでも構わない。」…と述べ、ブツブツ投資は売り上がり、買い下がりを基本にしていると応えています。

どんな株も、必ず、儲かります。株価位置が安い位置で、時代背景を感じさせるニュースを見て…事前に買って、置けば良いのです。田中化研は、もう上がることが決まっている株です。あの時に、カタルは確か…ロイターの記事を紹介しています。此方です。

EUの規制の記事を紹介していますよ。そのような時代背景があるから、色んなニュースが出てくるのです。馬鹿は、後になって…気付きます。でも僕らは事前に未来の材料も、ある程度は予見できるのです。

Jトラストも12月決算です。つまり来年初めには、期が変わります。今期の赤字は仕方ないかも知れませんが、来期は黒字が確定しています。ただしカンボジアに追加の損失が発生しない条件ですが…こんな事はもう決まっています。

問題は誰が仕掛けるか? そろそろ下値圏の株価から抜けるタイミングなのです。カタルに、力があるなら1000万ほど沈めます。でもカタルにはそんなに買う力はありません。せいぜい頑張っても10万株程度かな? 要するに、無理をせずにのんびりやればいいのです。

バフェットはコカコーラを、ずっと持ち続けています。採算ラインに合うなら株を長く持ち続けても…構わないのでしょう。そうだ…質問から方向性が変わりましたが…バリューの話でした。日経新聞に戻りますね。

三菱ケミカルの業績推移

例えば…最近、株価が反転し、カタルのリストにも、一昨日、上がってきた三菱ケミカル(4188)と言う株があります。この株の一株当たりの純資産は953円で一株利益は119円です。しかも配当は40円です。本日の株価は、髙く12円高で826円ですが…何故、こんな株価で放置されていたのでしょう。

三菱ケミカル(4188)の日足推移

今年5月に695円の安値、8月に698円です。 これは機関投資家が買うべき株です。チャートを見ると分かります。本当にGPIFは何をしているのでしょう? 馬鹿の寄せ集め?

やはりケンミレのチャートは優れています。森田さんは、もういい年だと思うけれど…、彼の道楽で始めたこのチャートのプログラミングは、流石です。これは、やはり優れています。このチャートでは赤い線が信用の買い残、青い線が信用の売り残動向が載っています。今回の上げの背景には、実需の買いがあります。おそらく海外勢の実弾の買いです。

この手の株を狙う所は、かなり大きなグローバルファンドなのでしょう。だって配当が40円です。配当利回りで、なんぼですか? 鉄板ですよね。機関投資家の借入金利は1%台の筈です。 鞘が、いくら抜けるのでしょう。

会員向けの原稿で…カタルが三菱UFJの株価が500円前後の時に、こう述べました。信用取引を利用しても採算に合う鉄板相場だと述べました。だって配当は5%で信用取引の金利は3%です。株を持ち続けるだけで2%の鞘が抜けるのです。

つまり何故、あの時に2万円の壁が破れずにいたか? カタルは、何処かの馬鹿レポートを紹介しました。日経平均株価が16000円になると言うレポートです。あの時は米中貿易摩擦が激化しており、とても株を買えるムードではありませんでした。 でも日銀がETFを買い続け…自社株買いも期待されていました。

もう株は下がらないのです。カタルが何故、会員向けに臨時レポートを発行したか? 馬鹿だけですよ。収益性も…全ての条件が株高を暗示しています。だからカタルはワクワク感が続いているのです。皆さんは本当の「名目経済」を知りません。

でも財務省の馬鹿官僚も、外為規制のような悪法を採用しようとしています。こいつらは、本当に日本を愛する心があるのかどうか…情けない官僚です。立案者の実名を掲げ、メディアが叩くべき期でしょう。

ROE経営が浸透すると、きっと自分達にとって…都合が悪いからです。ユニゾのTOB騒動を見れば分かります。ものを言う株主が日本を変えます。

でも村論理の仕組みで…生きている連中はたくさん居ます。悔しかったら、カタルのように、歩合の世界に飛び込めばいいのです。ギグエコノミーの世界では本物は幾らでも稼げるのです。

日経新聞が一面トップで掲げて、批判すべきです。でもたぶん日経は財務省には反旗を翻す事は出来ません。困った事です。それぞれの機関にも意見が対立していますが、正論が通らない村論理の世界なのです。だから30年間も疲弊したのです。未来の僕らの子供や孫たちはガラガラポンの世界になるかもしれませんね。

メディアは、日本の技術力を賛美する番組を繰り返し真実を伝えません。競争に負け続け、半導体も液晶も消えたのに…。もし賛美するような技術力なら、一人あたりのGDPは伸び続けます。生産性が低いなんて…海外から批判されません。年収は1000万円以上が、当たり前の常識になります。たかが1000万ですよ。

ゴーンの高額収入を、何故、地検が咎めるの? マー君の年棒が20億、30億円になり、それじゃ、私も僕も…と続くのが自然です。先頭を見て…走らなくても良いのでしょうが…せめて、その方向性に向かって歩みましょう。

カタルは名目時代の確立を求めているので、本日も1000株だけケネディクスを買いました。本日は安く574円でした。もうお金がありません。トホホ…。ほら…A君も11円高の256円です。

千代化も反転して来たし…そろそろ田中化研のように、運もカタルに追い風になるでしょうか? 間もなく東邦チタンも900円台に復帰です。MLCCの太陽誘電が新高値なのです。当然、4桁復帰は時間の問題でしょう。

カタルは皆さんに「市場の整合性」を理解できる、賢い投資家に成って欲しく…相場の成り立つを解説しています。それを活かすのも、逆に傷つくのも…情報は「諸刃の剣」なのです。要するに利用するサイトの判断です。

互いにステップアップして、名目時代に変わり行く日本市場を楽しみましょう。それでは…また明日。



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