アーカイブ:2019年11月

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正直にうれしい。カタルの読者でヤラレが大きな東邦チタンが戻って来ました。先日、9月のチタンの輸出額が過去最高になったことを、皆さんに報告しています。過去最高かどうか…。カタルは2010年以降のデータしか持ってない為に分からないのですが…少なくとも34億5288万円と言う輸出額は、この間で最高です。ただ単価は大きく上がっておらず、まだ数量増が価格上昇に転換する段階ではないと思われます。

この話はオフィス需要の時にも、同じような現象だと伝えています。基本的に空室率の低下が賃料の上昇に繋がる訳ですが…その関係は、必ず、連動するとは限りません。しかしその傾向が続くと…時間の問題で賃料も必ず上昇します。チタンも同じでしょう。物の考え方として、先ずは人気と言うか…需要が発生します。その需要が供給を上回ると価格が上昇するわけです。だから先ずは数量です。オフィスビルでは空室率なのでしょう。

こんな事は、常識です。改めて指摘する事もないのですが…市場を見ていると、あまりに馬鹿ばかりというか…素人化していると言うか。時代の整合性を無視した動きを、多く感じます。カタルは少し前…会員向けにも述べました。三菱UFJの話です。

この株の500円と言う株価が、何故、下値が鉄板か…その理由を力説しています。そうして信用で、博打を張っても…採算に合うと述べたのです。その後の動きはどうでしょう。会員の方は分かりますね。 公開分でも三菱UFJを500円で、自ら買った…と述べています。たった1000株ですが、貧乏人のカタルにとって1000株でも、お金持ちの10万株と同じことなのです。

そうして…こうも述べています。カタルの買った銘柄が、その後下がったら、そこからブツブツ投資をすれば…大概は儲かると述べています。カタルは良い指標です。

東邦チタンの日足推移

カタルが買った銘柄が、その後、下がることは良くあります。本日は1000株だけ利食いをしたのですが…この東邦チタンもそうです。あの売り気配を、果敢に買い向かいましたね。覚えていますか? 7月29日の話です。減益決算が出て「売り気配」スタートでした。その最中、カタルは938円から、この株を買い下がり…905円、879円と買っています。その後も780円で買い、754円でも買っています。ブツブツ投資です。

でも残念ながら、資金力のないカタルはそう儲かっている訳ではありません。今回もヤレヤレと利食いと言っても1万円にも満たない数字です。でもお金があれば…安値は719円まであり、本日は900円乗せですから…なかなか良い投資になります。問題は自分自身の力量把握です。資金力などを含めた、自分の心の動きを如何に正しく掴むか? ここが一番難しいのです。

上がる銘柄を当てることなど…素人でも出来ます。安値水準の株を買っておけば、必ず上がるものです。でも多くの人は安値水準になると…悪材料が飛び出ている為に、買うのに躊躇します。例えば…そうですね。そうだ。ソフトバンクは最近の事例ですから、皆さんの記憶に新しいでしょう。

ソフトバンクの日足

WSJはソフトバンクの失敗を書きたて…日経新聞も追随していました。世界のWSJに日経新聞が、駄目だ…と書くのですから、皆さんは動揺して株を売ります。カタルはWSJの報道を見て、こんなバカな…と思いました。その後、日経が追随して書いたので4000円を割れましたが、カタルには追加で買うユトリがなく…あの4200円前後で買った100株だけでした。

その株を、本日は利食いをしています。もっと買っていれば…このように、大概、カタルが買った株が、その後、下げ続けたら、皆さんは、そこからブツブツ投資で買い下がれば…大概は儲けになります。簡単ですね。馬鹿の行動が指標になります。これからもありますから、皆さんはカタルをダシにして利用しましょう。

ソフトバンクのWe workの報道のように、確かにその通りですが、株と言うのは、だから株価が下がったのです。株価位置の方が、報道より先行していると考えた方が良いと思います。ただし…多くの場合です。絶対ではありません。でも大概は、その報道から2日か3日程度おいてから買えば…多くのケースで儲かるのでしょう。だから市場には「材料出尽くし」と言う格言が生まれます。

僕らは「賢い投資家」を目指すのです。カタルのような馬鹿を利用すれば…数段、優れた投資が出来るでしょう。本日だって、買い持ちが多過ぎて千代化を利食いしています。僅かな利幅で利食いを敢行です。利食いと言うよりポジション調整の意味合いが大きいのです。カタルの場合、追証スレスレで…余裕がない為に、ポジションを減らさねばなりません。相場観よりポジション調整の方が優先されます。先ずは適正水準まで持ち高を減らす事です。

カタルは馬鹿なので、自分の気持ちが抑えられません。だからいつも目一杯の勝負を挑みます。その為に追証とは、常に背中合わせです。昔から、この性格は変わりません。ユトリを持って…など、カタルの辞書には、そんな指針はありません。常に背伸びをして前を向き歩むだけ。世の中はどうにかなる…と言う楽観論者です。だからカタルの性格を知って、皆さんはこのレポートを活用して下さい。

NY市場の高値更新で一段高の機運が高まっています。カタルは此処では米国10年債の金利動向や遅れているラッセル2000の動向に注意を払っています。日本株も指数銘柄中心に強い展開ですね。

この後、個人が持っている株式が利食いに転じるかどうか…東邦チタンのようなケースですね。此方のレポートが注目かな? まぁ、無理をせず、ノンビリやりましょう。お金は消えないし…上がる筈の銘柄は時間の問題で上がります。そのタイミングが、いつ来るか?…だけの話です。

そんな訳で…本日はこの辺で、お終いにしましょう。最近、カタル君はあまり元気がありません。確かに多少の利食いは効いていますが…これでは3流どころか…十両にも上がれません。せめて幕下に…と思いますが、現状は三段目か、序二段、序の口なのでしょう。

それでは…また明日。



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