アーカイブ:2019年11月22日

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一部に「マネーゲーム」派の動きが見られますが…株価を見通す力がない為か、人気になる銘柄は、中身のない銘柄が多いようです。カタルの使っている証券会社も経験値がない為か? 自社の信用規制が多いようです。

昨日、ある株を信用で買ったら増し担保率が99%なのです。これでは金利を払って信用で買っている意味はなく、直ぐに現物に切り替えました。馬鹿げた信用規制です。

今年、カタルは三菱商事の支援決定を確認してから、千代田化工建設(6366)を推奨しました。しかし、この株は何故か…規制が掛かったままのようです。不思議です。既に債務超過も改善しており、普通の扱いでも良いように感じていますが、まだ駄目なのです。

現物の買い余力があるのに、注文が発注できなかったり…担保率ギリギリの運用をしていると、それぞれ…証券会社独自の社内規制の状態をカタルは把握していませんから苦労します。

例えば…今朝方、G君の株価が安く、先日900円で買えなかった残り400株を発注しようと思ったら、担保不足の表示が出て注文が出ません。そこで300株に減らしたらOKでした。どうしても…残り100株を買いたいため、昨日、無理やり担保を空けて買った東邦チタンが大幅高してきたので、僅かな利幅で売り、担保を空けて残り100株の注文を出しましたが、時すでに遅し…残り100株は、今の所、買えていません。

カタルのような…小さな手口まで社内規制を設けても仕方ないと思うのです。億単位で運用しているなら兎も角…、証券会社も度量がないと言うか…小さな玉の人間が増えたものです。たぶん…世の中、全てマニュアル通りで、規制が行き届いているのでしょう。個人の裁量と言うものが失われたのでしょう。

些細な交通違反を警察官がお目こぼしをすると、その警察官が罰せられる世の中です。そもそも村論理の良さは、常識的な運用にあったと思うのですが…個人の裁量権が消えました。なんでも…共通のマニュアルを強いられます。首相の「桜を見る会」問題も同じレベルに感じます。

この東邦チタンもそうです。先日、カタルが買ったのは確か…994円で500株、そうして株価が下げて来たので本当は930円台が狙い目…と思っていましたが、956円でも…まぁ、500株程度だから良いか…と思い500株を買い、昨日はレポートをあげた後、やはり、どうしても東邦チタンを買いたくなり、他の株で損を出して信用枠を空け…成り行きで500株を買った株価が908円でした。

もともと930円前後で止まるラインの筈です。やはり貧乏は嫌いです。株を買いたい時に、買えない制約を受けます。僅か…500株程度のお金で苦労している貧乏人のカタルにとって、思うような実験が出来ないのは…苦痛なのです。

何故、こんな話をしているかと言えば…市場参加者も個別株の価値観が養われてないのでしょう。 経験がないと言うか、勉強不足と言うか…。

昔の話ですが、ライブドアの上場廃止が決まってから、カタルは廃止の日まで、毎日1000株ずつ買おうと心に決め、合計で1万株を買おうと思っていました。そうして実際に2000株の現物を買ったところで、カタルの勤めている証券会社はライブドア株の売買を停止しました。現物ですよ。それなのに買えないのです。

どうかしています。過剰な規制も甚だしい…。リスクを承知で、株を現金で買おうとしているのに…勝手に自分達の論理を押し付けるのです。結局、上場廃止後、数年してライブドアは解散され、お金が戻って来ました。確か、少し儲かったように記憶しています。本当は1万株買う予定だったのです。

世の中、こんな理不尽な事が、まかり通っているのです。日本はある意味で共産党政権の中国より、ガチガチの村論理がステルスで存在します。カタルは縛られるのが大嫌いな性格です。だから社員セールスを辞めて、制約が少ない歩合セールスになったのです。間違った方針を押し付ける経営者も多いですからね。馬鹿が上に居ると、部下は苦労をします。サラリーマンの辛い所です。もっと自由な価値観を認めても良いと思っています。

清貧思想は自由度を奪います。スルガ銀行問題など…倒産させれば良いのです。それを事前に、過剰介入するなんて…。かぼちゃの馬車事件の不正融資は、何れ不良債権になります。でも名目時代で地価がドンドン上昇すれば分かりません。そのまま正常債権のままで、元金が帰って来たかも知れません。何故、金融庁が、シャシャリ出て規制をして、経営者まで変えるのでしょう。

これは明らかにバブル期のトラウマです。現状は日銀が名目時代に移行させようとガンガン金融緩和をして、土地と株をあげる為に、日銀自らが、リスクを取っているのに…金融庁が不良債権にもなってないのに、途中の審査を咎めて、経営権を奪う? カタルには過剰な介入に見えます。

自由と規制…規制と成長、温暖化問題も同じ考え方です。カルフォニア規制とトランプ介入で、自動車業界も二分され…問題化しています。この話と…米中貿易の話の繋がりが、皆さんに分かりますかね。たぶんトランプは、かなり頭が良いのかも知れません。我が儘なお坊ちゃんで、ちゃぶ台返しの常連に見えますが…彼の真の狙いも、理解できないではありません。

昨晩のNY市場は、米中貿易協議で揺れていましたが、時間を掛けながら、中国の勢力を奪う事に真の狙いがあるのでしょう。そもそもサプライチェーンも簡単に移行出来ません。日本の空洞化は、何年も何年も続き、ようやく2010年に日産自動車のタイへのマーチの生産移転が分岐点になりました。20年程度、掛かった訳です。

今回のゴタゴタが完全解決をみて自由な貿易を…と考えていると「痛い目」に遭うのでしょう。カタルは現状が、徐々に中国の首を絞めると思っています。でも流石、中国の習近平は5Gを活用して、次世代型社会(スマートコミュニティー)の完成系を目指しています。カメラの認証技術を使い、なんでもフリーパスの時代になります。

本日の日経新聞には、来年の大型財政政策が掲げられていました。ようやく463兆円の内部留保に的をあてた政策に移行します。始まる道筋が見えてきましたね。だからデフレの関門(日経平均株価22750円)が、今度は、下値になる可能性が高いのです。日経平均株価は3万円から5万円に向け、「失われた時代」を取り戻しに行くのです。「1300兆円の逆襲」は、やはり良い響きです。

この辺りの構想に焦点が移って来ました。何故、カタルが、何度も何度も…463兆円もの内部留保に拘って、カタルレポートで語って来たか? その内容が、本日の日経新聞を読むと、理解が深まるのでしょう。

今日は時間がない為に「Jトラスト」の続報を書くことが出来ませんが、昨日、今回のビデオ解説をみてJトラスの方向性が正しい事を確認しました。本日はヒントに留めます。今回の解説を聞いて…カタルが最も強く感じていた事は2点あります。一つはインドネシアで実行されている「さわやか倶楽部」の学資ローンです。もう一つはカンボジアの人口ピラミッドの話です。

やはり…カタルはJトラストの買い増しを続けるのでしょう。時代が応援するなら、株価は必ず反応します。でも現状では400円以下の買いに留めましょう。上を買わずとも…いくらでもまだ買えるのでしょう。時間を掛ければ良いのです。

読者の皆さんには、目先の動きに惑わされない…ぶれない投資態度が確立できるまでカタルレポートを毎日、読んでいてほしいと願っています。他に大切な事もありましたが(常設レポ・ファシリティー)…今日は、規制と自由のバランスの話をしたのでスペースがなくなりました。この話は、またの機会にしましょう。

僕らは、賢い投資家をめざし…自分独自の価値観を確立させてください。そうすれば…後の問題はカタルのように「力量」問題の把握だけになります。でもこれが難関の壁です。だってカタルは、自分の欲求を抑える我慢強さがありません。

本日も買いたいと思っていたG君が下げたから、仕方なく…下値で買った東邦チタンを外したのです。まぁ、貧乏の為なのですが…やはりお金に制約を受けないノンビリ投資を心掛けないと駄目ですね。常にユトリある行動を…皆さんには願うばかりです。それでは…また明日。

あらら…しかしリオン(6823)は良く上がりましたね。本日は132円高の2796円ですよ。カタルは、あの時にたった100株だけ買っただけでしたが、これを主力にしていれば…今頃は左団扇です。今年2月15日の会員向けレポートの推奨銘柄でカタルは1899円で買ったのです。まもなく1000円高です。カタル畏るべし…。

いつか見ていろ!僕だって…、眉唾ばかりではなく本物になってやる。

リオン(6823)の日足


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