アーカイブ:2019年11月28日

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11月相場は、通常は休みの月のイメージですが…今年は強いですね。昨年のトラウマが残っており、どうしても腰が引けるのですが…まるで年末年始の相場のイメージです。これじゃ…本番の年末年始を前に息切れをするんじゃないかと思うのです。でも基本的に指数銘柄のパッシブ運用の資金が回帰しているイメージです。

何しろ米中貿易協議に市場は揺れ、昨年のトラウマがあります。だから過熱感がないのです。故に2兆円の割れの新高値更新なのでしょう。もう一つが浮動株の吸い上げです。日銀のETF効果と言うか、弊害と言うか…。

米国のGDPは予想に反し良かったそうです。カタルは迷っています。本格的な金融相場と考えて良いのか…。それともゴルディロックス相場の延長と考えていいのか? 基本的にカタルにはサッパリ分かりません。

市場の中身を見ると…金融相場の色彩もあるのですが、違うような現象も見られ…教科書通りの解釈が出来ません。そこで…米国はゴルディロックスの延長と考え、日本は金融相場の色彩がだんだん強くなると…別々のイメージで考えようと思っています。「流動性の罠」からの脱出です。

でもNYダウが高値を更新しているのに…なかなか米国金利は2%台に入りません。この辺りを、どう解釈すればいいのでしょう。通常、ゴルディロックス相場の延長なら、米国金利は3%台に向かって上昇をしてイールドカーブはスティープ化する筈です。しかし米国金利は今の所は大きな反応を示していません。此方の記事が参考になるでしょうか?

「市場の整合性」の話をしています。NYダウが高値を取れば債券は売られ、金利が上昇します。景気が良いから株は上がり、それを冷やす効果がある金利は上昇します。金利を下げたままの株高は、債務の増大を容認し未来には修正を迫られます。バブルと言う現象を生みます。日本の1985年からのケースを考えると分かります。

つまり市場は狂い始めている可能性があるのです。まだ気にする事はありませんが、このような基本認識が理解できないと、市場の理解は進みません。でも債券相場は保守的ですから、株ほど変動率が高くないのかもしれません。これから市場を観察するうえでのポイントの一つです。

このように…常に市場を観察する際は、自分の考えと実際の市場現象とのズレを修正しなくてはなりません。自分が間違っているか…市場が間違っているか…どちらかです。

カタルは常に自分のイメージと違う現象が、何故、生まれるか? その疑問を抱きながら相場を眺めています。

例えば…Jトラストにしましょう。カタルは今春の段階で惚れこみ…300円台から500円台まで買い上がりました。ご承知の通りです。通常、12月決算なので今期に赤字が残る可能性が高いですから、本番は来年です。しかし仕掛け筋に資金力がある場合、早めにスタートすることがあります。そうして意外感から「空売り」が貯まります。仕手化と言うのは、市場での意見対立の事です。

下値でも起こります。千代化も意見対立が見られます。売り禁ですが…。カタルは本日も270円で2000株を買いました。本当は期日ですからクロスなのですが、少しずつ買い増しています。同じように期日を迎えているJトラストは期日向かいの動きになって来ました。通常、このようなケースは良くある現象です。

経験値によれば、期日の一か月前に安値を付けるケースが、一番、多いんじゃないかな? この株の4桁は、もう決まっています。でもラッセル型の成長株なら5桁に突入します。昨日の原稿は4桁の間違いではないのです。

クラウドファンディングの発表に接し…このやり方も、ありだなぁ~と思いました。あの金額は、金融庁の反応を見る為の臨床試験のようなものです。日本は兎に角、難しい国です。「後出しジャンケン」が許されるのです。そうして恣意的な法律運用です。

カタルは、ライブドアが実刑判決になったのに、同じことをやり、もっと悪のケースが許され…最後は粉飾決算が容認まで行きませんが、処罰が違う事に矛盾を感じ…何が正義か分からないと述べました。お仲間企業のIHIやオリンパスは許されるのです。でもホリエモンは留置所です。明らかに、おかしいでしょう。

だから…「ラッセル」は、難しいのです。日本の場合は、米国と違い…ラッセルする企業は、異質と思われ…社会から叩かれます。でも市場原理はラッセル企業の株価は、100倍は当たり前…1000倍、2000倍に評価されます。

誰もやったことがない新分野の開拓は意義があるのです。そうですね。セブンイレブンは米国の真似ですが…1号店の開発から始まり、今では日本中、至る所にあります。このセブンイレブン株も過去は成長株でした。100万円が1億円以上になったのでしょう。ヤフーだってそうです。この株は200万円が5億でしたね。

このラッセル型企業として、カタルはこのJトラストを大きく評価し、そうしてG君も、その可能性があると思って…株主になっています。両社とも、日本にない仕組みの導入です。自ら…道のない所を開拓して道を作るのです。

このような企業は、なかなか発見できません。しかしラッキーにも偶然知ったのです。日本の低金利のお金をインドネシアに流すだけで…4.9%ももらえるのです。日本の銀行の定期金利は1%にも届きません。わが国の日銀の6月末の資金循環表によればわが国の家計には1860兆円ものお金があり、その内、現預金だけで991兆円ものお金が、低金利の中で眠っています。

しかも地銀の預貸率は下がっており60%に届かないところが多く、運用難になっています。誰が考えてもJトラストは宝物ですよ。991兆円ですよ。この内、1割の資金がリスクオンに流れると…社会が変革するほど活性化します。

Jトラストの発行済み株式総数は僅か1億1546万株です。一株利益が100円になるためには115億円の利益を計上すればいいのです。つまり200億の利益を作ればいいのです。

たぶん為替予約料金は1%程度でしょう。5%を基準にするなら、8%で貸し出すと2%の鞘が抜けます。1兆円の資金をアジア圏に持って行くだけで、簡単に200億円が稼げます。 1億5千万が1兆円? 馬鹿な話をする…と思うかもしれませんが、日本人の性格は一斉に動きます。

問題は相手先に、その市場規模があるかどうか…。でもインドネシアの人口は2億人を超えます。米国に次ぎ世界4位で2億6千万人を超えます。

既に銀行業の基盤があり、基礎は出来ました。いよいよ…此処から数年間の上昇相場が開始されると考えるのが普通です。

よってカタルは株価が高くなったのですが…既に、かなり買いましたが…本日も先日の13連続陽線をイメージして1000株だけ寄り付きで買いました。本日の買い値は430円です。

加えて…チャート上は、下値を確認して上昇相場に移行しました。カタルは述べています。前の二つの山を越えると…新しい相場が始まると述べています。しかも…過去のケースでは、何れも出来高が膨らみ100万株を超えた上昇相場になります。これからです。カタルは547円を超えると思っています。

ラッセル型の企業は、非常に珍しいのです。故に先行きは様々な困難があります。でもそれだけに市場価値は高いのです。ブツブツ投資なら怖くはありません。いつでも…買い場です。

問題は自分の力量を上手く把握できるかどうか…。カタルのようにいつも追証と背中合わせでは駄目ですよ。ユトリのある行動を取りましょう。毎日、市場にはチャンスが溢れています。僕らは賢い投資家になるのです。991兆円も現預金を抱える個人が日本には存在し、その金利は微々たるものです。そこに4.9%の投資先があるのです。誰でも…この存在を知れば、投資の対象になります。

Jトラスト(8508)の日足推移

市場は馬鹿ではありません。だから目先の関門の424円を抜き…、そうして本日は436円を抜いたのでしょう。

関門を抜き続けるなら…成長株の場合は、常に買い増しを考えて行動しなくてはなりません。僅かな利幅で儲けた…など言わないでください。本当の株式投資の儲けを、味わえる銘柄に育つ可能性があります。

こんな風に書いていたら、また買いたくなってきました。困った性格です。それでは…皆さんと一緒に「後場寄り」に、もう1000株だけ買い増しをしますか…。常に有言実行のカタル君、貧乏人なのに…困った性格です。

本日の株価は430-438-425-434=171300株(10:26)です。何れ100万株を超える出来高になるのでしょう。2月も5月も出来高が200万株を超えています。今回は…果たして、どうでしょう。

カタルは、いつも事前に宣言しています。今回も「400円割れを丹念に買っておけ!」と…事前にアフターケアをしています。

あとは読者が、どう判断をするかの問題です。でもくれぐれも無理をしないようにしてください。僕らは失敗を前提にしたブツブツ投資をして、賢い投資を目指しています。株なんか…下げた方が良いのです。

カタルは千代化の期日をクロスして、尚且つ、少しずつ買い増しを実行します。MDRには、こんな材料がありましたが…でも、おそらく倒産でしょう。その時に再びチャンスが来ます。

皆さんには「効率的市場仮説」の意味を、よく理解して欲しいと願っています。僕らは情報の末端に位置しており、その結果、全ての事象を織り込んだ株価を観ているのです。

大切なことは、株価位置を自分がどう判断すか…です。カタルは日曜日のコラムで、こう述べました。「もう下がらなくなった株を買えば良い」と言いました。その結果、Jトラストは、まだ僅か1割ですが…上昇しています。

東邦チタンも、そうだったでしょう。三菱UFJもそうです。下げない株を買えば良いのでしょう。問題は自分の力量把握です。そればかりはお金だけでなく…精神面もあり、自分自身しか、その度合いが分かりません。だから無理をしないことです。

アララ…J・TECは900円台に入っちゃった。折角、狙っていましたが、800円割れはないのでしょか? 貧乏人は難しいですね。株を買いたい時は追証だし…いつもこの繰り返しです。トホホ…。棺桶がやって来る。早く早く。もっと早く、世の中が動いて欲しいものです。

もう…上がる株は、事前に…決まっているのです。Jトラストの後場寄りは幾らかな?



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